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更新です! 投稿者:マリ子 投稿日:2007年05月26日 23:05:24 No.44001 |
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ラーキーさまのギャラリーに「Passion 12. Le Mensonge
〜嘘〜」をUPしました。 待ち焦がれていた続編です。どうぞお楽しみください!
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Re:更新です! 投稿者:ラーキー 投稿日:2007年05月28日 01:32:16 No.44002
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マリ子様
こんばんは。早速のアップありがとうございます。 ようやく。アンドレ心中を決意するの巻きが書けました…。なかなかに困難な場面でした。うまく書けたかどうかは、読者の皆様のご判断にお任せということで。 原作では、ヌーベルエロイーズを読んで、「死によってしか結ばれぬ愛」という感化をうけて、そのあとは心中未遂一直線という感じでその間の過程は書かれてませんが、アンドレが心中を思いつめるまでにはいろいろな心の揺れがあったのだと思います。オスカルが他の男の妻となったジャルジェ家にいることはできないと当然考えるだろうし、だけどオスカルなしで生きていくことはできないという葛藤もあり、毒を入手した時点では自らの命を絶つことも考えるだろうし(アンドレがまず心中を決意して、それから計画的に毒を入手したとはわたしはあまり思っていないので(普通の人間が毒を入手するなど、それこそ大変です))心中という考えが浮かんだ後も、やはり思いとどまろうと葛藤しただろうし。結局、嫉妬と苦しみに耐え切れず発作的に凶行に走ったのだろうと思います。で、その瞬間は他のこと(オスカルのこと)はなにも考えられない精神状態で。少しでも考えればアンドレはぜったいに凶行に走ることはできないわけだから。 それにしても心中決意の回でなんか力を使い果たしてしまいましたわ。この続き、書けるかしらん……。
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映画映画 投稿者:ラーキー 投稿日:2007年05月28日 01:33:04 No.44003
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『ホテル・ルワンダ』は一言で言うと、評判に違わぬいい映画でした。実話をもとにしての話で(細部のどこまでが実話そのままなのかはわかりませんが)、丁寧に誠実に現実を描こうという製作者側の意図が伝わってきましたし、俳優も名演、熱演ぞろいでした。主人公のルワンダ人(アメリカ人の俳優らしいですが)も、国連から派遣された軍人や女性職員やジャーナリストもよかったです。ただそう遠くない過去(十数年前)にルワンダで100万人近くの人が虐殺されたという背景があるので、なんというか、「いい映画だった〜」と単純に言えない重さがあります。でも興味をお持ちなら、一見する価値は十分にある映画だと思います。
>海賊映画2は確かに盛り込みすぎて失敗していたような気がします。観客おいてけぼり感、ありましたね〜
マリ子様もそう感じられましたか。わたしの同僚二人は、パイレーツの2がすごく面白かったと言っていたので、面白くなかったのは私だけかな、とか思ってました。そうですよね、ちょっと盛り込みすぎですよね。いまちょうどテレビで放映されているパイレーツ・オブ・カリビアン1を見ながら書いています。やっぱり一話はシンプルで面白いですね。ジョニーデップの魅力も全開です。第二話はなぜかジョニーの魅力もいまひとつだったような気がしたのは私だけ?
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心中決意 投稿者:マリ子 投稿日:2007年05月29日 22:59:32 No.44004
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ラーキーさま
続編をありがとうございます。ラーキーさまからの原稿が届くのをいつも楽しみにしています。物語は殆どを想像力で書くものですが、心中という非日常の心理状態を想像し説得力を持たせながら書くというのは至難の業だと思います。でもいつもアンドレの心理、行動にリアリティがあり感情移入してしまいます。 毒を手に入れてからのアンドレは死に魅入られた様子がうかがえ胸が詰まります。私もアンドレがまず心中を決意して、それから計画的に毒を入手したとは思えません。オスカルを殺す気満々のアンドレは想像できません。アンドレなら、まず自分を殺そうとするでしょうね。個人的には「わたしと一緒に死んでくれる?」と言いながら恋敵を毒殺しろと挑発するアンナが好きです。
>結局、嫉妬と苦しみに耐え切れず発作的に凶行に走ったのだろうと思います。
『発作的に凶行』これに尽きると思いますが、そこに至るまで逡巡しながら徐々に死の世界に近づいていくアンドレが怖いです。過去の思い出を清算するかのような行動・・・ 右眼のことも絶望感を表す効果として効いています。「Le
Poison」編の死んだ男のエピソードや残された女の言葉も暗示的。 次はいよいよアンドレ毒を盛る編でしょうか。毒ワイン事件は自分では難しくてなかなか書けないと思っていましたがラーキーさまのSSから感銘と感化を受けています。どうぞ勢いを大切に最終章まで読ませてくださいね。
『ホテル・ルワンダ』はルワンダで起きた内戦を元にした映画だそうですね。評判を聞いて観たいと思っていたのですが、一見する価値は十分にある、評判に違わぬ映画ならぜひ見たいです。今度借りてきますわ。 テレビ放送の「パイレーツ・オブ・カリビアン1」観ました。あれが出た時のインパクトは凄かった。で、盛り込みすぎて「2」は失敗とこき下ろしておきながら「3」を観てきましたですよ。(我ながらゲンキンで素早い行動)「2」より面白かったです。謎かけだらけで拡張と膨張の限りだったのが収束に向かうせいかしら。過剰なエンタメ性はそのままですが、それはそれと割り切れば楽しめます。セットの豪華でリアルなところはいつも感心ですが、シンガポールのシーンが良かったです。「2」ではジャックの魅力が今一つには賛成です。作りすぎて逆効果になっていたような・・ 「3」はどうかな・・ 個人的にはウィル(オーランド)がどんどん良くなっていくようです。ただのイケメンだけでない、良い俳優だと思います。
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泣きそうです 投稿者:なつ 投稿日:2007年05月30日 09:11:06 No.44005
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ラーキーさま
拝読させていただきました。 何度か繰り返し読み、すぐにはこちらに伺えませんでした。 切なくて、私もばあやと一緒にアンドレの姿を見ているようです。 そして、ばあやもどんなにつらかったかと思うと・・・
ラーキーさまの丹念な感情の描写に引き込まれて マリ子さまのように私も胸が詰まります。
これだけのものをお書きになるのは 相当消耗されるのではないかと思いますが、 このつづきもお待ちしています。
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Re:更新です! 投稿者:ラーキー 投稿日:2007年06月02日 01:18:12 No.44006
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マリ子様 なつ様
お返事遅れておりまして、申し訳ありません。いまちょっと私用でばたばたしておりまして、明日も留守にするので時間がとれず、ちゃんとしたお返事はまた改めて書かせていただきます。 なつ様。最近どちらのベルサイトも盛り下がり気味で、苦労してSSを書いても掲示板で反応がないと、(自分の楽しみで書いているとはいえ)もうあまり読まれてないのかなあとテンションがどどどと下がってしまいます。ので、感想をいただけるとなにより励みになります。ありがとうございます。 とりいそぎ、ごあいさつということで今日は失礼します。また後ほど、こってりと…(^^)
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はじめまして 投稿者:マリ子 投稿日:2007年06月03日 00:05:23 No.44007
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なつさま
ようこそいらっしゃいませ。サイトにお越しくださり掲示板まで足を運んでくださりありがとうございます。ベルばらが好きで書き始めたサイドストーリーですが、それらをきっかけにベルばらファン同士で語り合えたらと思っています。 ラーキーさまの感情描写はいつも細やかで感嘆させられます。原作では数ページでしかない場面ですが、そこにはどれほど葛藤や逡巡や苦悩があったでしょうか。それを丁寧な筆致で描き出してくださっている連載です。どうぞこれからもお楽しみください。
>切なくて、私もばあやと一緒にアンドレの姿を見ているようです。 >そして、ばあやもどんなにつらかったかと思うと・・・
ばあやがとても優しくて思わずもらい泣きしてしまいます。身分をわきまえながらも孫を大切に思うばあやの気持ち・・・ ばあやは原作を読んだ時より年を経た読者の涙腺を突いてきますね。 書くことは楽しくもありますが、いつもすらすらというわけにはいかず、時には苦しいことも・・ そんな時に感想をいただくととても嬉しく励まされるものです。これからも感じたことがありましたらどうぞお書き込みくださいませ。
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SSの反響 投稿者:マリ子 投稿日:2007年06月03日 00:09:32 No.44008
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ラーキーさま
更新(サイドストーリーUP)すると、いつもより多くの人が来てくださるのがわかります。それは、はっきりと表れています。読まれていないなどありません! どうぞご心配なく。でも目に見える形で掲示板に感想をいただけると励みになりますね。 サイドストーリーは元々自分の楽しみで書いているとはいえ、読んでくださった方がどう思ったかは気になるところです。多くの人に読んでもらっていると考えて良いと思いますが、感想等の反響はやる気に直結しますね。 仕事や用事や日常には色々ありますが、それらの合間を潤す趣味の一つとして続けていければと思います。返信はどうぞお急ぎになりませぬよう、ゆっくりと・・・
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Re:更新です! 投稿者:ラーキー 投稿日:2007年06月04日 01:26:07 No.44009
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マリ子様
原稿を楽しみにしてくださっているとのお言葉、ありがとうございます。心中という非日常な決意がどのように決意されるものかと、書いているわたしも書き始めるまでは分かりませんでした。結局突然の啓示や劇的な何かがあるわけではなく、地道な心理の積み重ねとなりました。最初からこんなふうに心中の決意を書くと決めて書いたわけではなく、書きながら、アンドレの心理の微妙な変化を少しずつ、自分が納得できるように書き進めるうちに、どうにか心中決意までたどり着いたという感じでしょうか。何か劇的な描写を期待していた方には物足りない展開だったかもしれないですが、わたしとしてはこれが精一杯だったということで。 アンナのキャラはわたしもけっこう気に入ってます。毒の入手と心中の示唆のために登場させたキャラですが、アンナを書くのが面白くて、Le
Poisonの章ではアンドレ主体のはずがアンナが必要以上にでしゃばってしまったかもしれませんね。 心中決意の章を書き終えて、自分的には大仕事を終えた感があります。あとはころころっとお約束どおり話が流れていくだけなので、かえって面白く書くのは難しいかも。 大どん亀の拙作、マリ子様がおっしゃるように読者の皆様が見捨てずに読んでくださっているといいのですが…。勢いで一気に書き上げるだけのパワーがなく、ながーいブランクを置いてお待たせしてしまったわたしの責任なんですけどね(^^; あと1(これは無理か?)〜2回で最終回まで持っていければいいなと思ってます。もちろんジェロはもう一度登場させますとも!
パイレーツのセットとか衣装とかはたしかにすごいですね。わたくし基本的にSFXを使った系の映画はあまり好きじゃないんですが、パイレーツの1は楽しめました。スパロウ船長の小汚いところも本物の海賊らしくてよかったわ。お風呂なんて何年も入ってないよ、みたいなずず黒い肌とか(^^; 2はよく覚えてないんですが、ジャックのキャラにちょっとブレがあったような…? 1は主役(ジャック、ウィル、エリザベス)のキャラもしっかりと確立していて、それが面白かったですから。3は2より面白いということで、ちょっと食指が動きました。でもレンタルになってから見るかもです。
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ありがとうございます 投稿者:ラーキー 投稿日:2007年06月04日 01:55:41 No.44010
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なつ様
拙作を何度も繰り返して読んでいただいたということで、感激です。なによりSS書きの励みになります。ありがとうございます。 ばあやはSS書きの立場からすると、シンプルなのでとても書きやすく、いろいろな役割をになってもらえて、しかもアンドレにもオスカルにも無限の愛情を抱いているのでエモーショナルな効果も期待できるとてもありがたいキャラです。ばあやはその価値観からしてアンドレの愛が成就するなど考えも出来ないし、結果としてアンドレを追い込む行動に出てしまうのですが、アンドレに幸せになって欲しいと誰よりも強く願っており、アンドレのためなら自分の命などいつでも投げ出せるくらいの愛情を抱いています。同時に同じだけの愛情をオスカルに抱いていて、オスカルのためならかけがえのないアンドレに命を投げ出させることもできます。でももし本当にアンドレがオスカルのために命を落としたら、きっと生きてはいけないくらい嘆き悲しむだろうという(ジャルパパもそのことはお見通しですよね)、愛情のかたまりのようなキャラですね。このばあやにして初めて、アンドレの縁談を強引に推し進め、オスカルとジェロが結婚して幸福になることを望み、でも一方ではオスカルを愛するアンドレが自暴自棄になっていくのを死ぬほど心配するということが矛盾なく可能になると思います。ばあやからすれば、オスカルはオスカルで貴族のお嬢様として幸せになってほしいし、アンドレはアンドレで別の世界で幸福になって欲しい。原作ではばあやの心配はさらっと書かれているだけですが、実際には投げやりになっていく愛孫のことを死ぬほど心配していたと思います。ばあやに感情移入していただいてうれしいです。 次回の毒ワインの場面は、まだどんなふうに書くかイメージが出来上がっていません。原作で詳しく書かれている場面は、かえって書きにくかったりします(^^; 原作通りに書いても面白くないし、原作を離れたくもないし…。ともかくなんとかがんばりますので、最期まで読んでいただけるとうれしいです。
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深い洞察があってこそ 投稿者:マリ子 投稿日:2007年06月07日 01:19:02 No.44011
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ラーキーさま
毒ワイン心中事件はベルばらの大いなる見せ場でありますがが、サイドストーリーとして書くとなると非常に難しい場面なのですね。
>結局突然の啓示や劇的な何かがあるわけではなく、地道な心理の積み重ねとなりました。 >最初からこんなふうに心中の決意を書くと決めて書いたわけではなく、書きながら、アンドレの心理の微妙な変化を少しずつ、自分が納得できるように書き進めるうちに、どうにか心中決意までたどり着いたという感じでしょうか。
劇的な何かに頼ることなく、地道な心理を積み重ねていく。奇をてらうことなくしっかりと書いていく・・ そこに説得力が生まれるのですね。いつもラーキーさまの洞察の深さには感服させられていましたが、登場人物全てに対する鋭い観察と愛情が感じられ、読んでいると胸が熱くなります。ばあやの人物像に対するコメントも的確で、頷きまくってしまいました。そんな人物達が織りなす重厚さが好きです。 原作だけの登場人物ではどうしても不足が出てくる場合、アンナのようなキャラを出すのは有効だと思います。原作にない人物は動かしながらキャラを説明しなければならないのですが、その部分もアンドレとしっくり溶け合っていました。アンナとその婚約者のエピソードは物語を複層的に見せ、厚みを持たせるのに成功していたと思います。 書きながらアンドレの心の機微を探っていったとのこと・・とても良くわかります。頭の中であれこれ考えるより書くということは確実です。地味で大変な作業ですが、書きながら発見することってありますよね。それも楽しみの一つです。 ジェロがもう一度登場するとの言葉を嬉しく思ったのですが・・あと二回ほどで最終回、ですか? 急ぐことはありませんので、どうぞじっくりと納得いくように書いてくださいね。ラーキーさまのSSが大好きなので終わってしまうのは悲しいです。
「パイレーツ1」のSFXはとても効果が発揮されていたと思いますが、「2」はどうも、やりすぎで散漫で、ストーリーも良く覚えていなかったわ。「3」は見かけた手前、見届けようの心で見ましたが、レンタルでも充分だと思います。
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ご無沙汰しています。 投稿者:ゆーべる 投稿日:2007年06月20日 05:17:56 No.44012
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マリ子様、ラーキー様、本当にご無沙汰しております。 ここ一か月ほど公私共に忙しくてなかなかお邪魔することが出来ませんでした。今日拝見したら、ラーキー様の新作が! もううれしくて眠気も一気にふっ飛び、かじりつくように読ませて頂きました。ラーキー様の作品はアンドレの心の襞をさらに深め、原作では描かれていなかった(それだけに我々の妄想を誘うのですが)ジェローデルの人知れぬ思いが丹念かつ鋭く美しく掘り下げられ、あの毒ワイン事件という最高のクライマックスに深い陰影を与えて下さってます。これからいよいよあの場面になるのですね。 胸もつまる思いで読ませて頂きました。
他の方がすばらしいコメントをしていらっしゃるので、出遅れた私としてはあまりうまく申し上げる自信がないのですが、また改めて書かせて頂きたいと思います。(ちゃんと一回でまとめられなくてごめんなさいね) アンドレが毒ワインを用いるまでの経緯が丹念に伏線を交えて描かれていて、本当に心理描写もすばらしいですね。ラーキー様の作品、大好きです。隠れファンとしてこれからも読ませて頂きますので、どうぞご無理のないように、でも首を長〜くして更新をお待ち申し上げております。
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ありがとうございます! 投稿者:ラーキー 投稿日:2007年06月23日 04:17:09 No.44013
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ゆーべる様 お久しぶりです。拙作お読みいただき、ありがとうございます! 気まぐれで書いているどん亀サイド、きっと読んでくださってる皆様はあまりの間延びにテンション下がってるだろうなーと申し訳なく思っているので、こんな亀更新のサイドに感想をいただけてとてもうれしいです。本来ならばいっちばん盛り上がるはずの前回と、まだ白紙のままの次回と。盛り上がるはずなのに、なぜか盛り上がれませんのです(TT)。ジェロ登場の場面だといっぱい遊びもできるし、こんな場面が書きたい、こんなセリフが書きたいというのがあって、それを自然に見せるためにストーリーを作り上げるというふうに(比較的)余裕をもって書けるのですが、今回のアンドレの場合、とてもとてもそんな余裕はありませんでした。ともかくアンドレ君が心中する気になってくれるまで、我慢強くしつこく書き続けたという感じでしょうか。いつもなら毎回読者の皆様に楽しんでいただけるような見せ場というか、そういうのを入れるように意識して書いてるのですが、今回はそれもできなかったわ。退屈せずに読んでいただけたのなら、うれしいのですが。 なんだか急に眠気が襲ってきて(もう4時だ!!!)頭が回らないので、今日は個々で失礼しますね。また再度顔を出しますので。
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こんばんは 投稿者:マリ子 投稿日:2007年06月24日 22:56:02 No.44014
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ゆーべるさま
心の襞を探りながら丹念に書かれた物語は読む者の胸を打ち、時間の経つのを忘れさせてくれますね。時を忘れ読みふけってしまうひと時は至福の時です。
>ラーキー様の作品はアンドレの心の襞をさらに深め、原作では描かれていなかった(それだけに我々の妄想を誘うのですが)ジェローデルの人知れぬ思いが丹念かつ鋭く美しく掘り下げられ、あの毒ワイン事件という最高のクライマックスに深い陰影を与えて下さってます。
ベルばら最大のクライマックスである毒ワイン事件前後はベルばらファンなら誰でも読みたいと思う場面でしょう。でもひとたびそこを書くとなると、心中という非日常の最たる心理と向き合わなければなりません。掘り下げは楽しい反面とてもしんどい作業だと思います。 この場面はアンドレが毒ワインを用いるまでの経緯をいかに書くかにかかっていると思います。その難しい過程をラーキーさまの筆は見事に描いています。ジェローデルの想いも真摯であるだけにアンドレの苦しみと相まってより切なさが増しますね。 これからも続きを楽しみにお待ちください。
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アンドレのように我慢強くしつこく 投稿者:マリ子 投稿日:2007年06月24日 22:58:58 No.44015
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ラーキーさま
仕事や日常生活におけるさまざまな用事をこなしながら物語を書いていくのは大変に時間のかかることです。気持ちにも波があったりしますから、どうぞ焦らず納得のいくように書いてください。私も何か書こうと思いながら日にちだけが過ぎていく状態です。
>ジェロ登場の場面だといっぱい遊びもできるし、こんな場面が書きたい、こんなセリフが書きたいというのがあって、それを自然に見せるためにストーリーを作り上げるというふうに(比較的)余裕をもって書けるのですが、今回のアンドレの場合、とてもとてもそんな余裕はありませんでした。 >ともかくアンドレ君が心中する気になってくれるまで、我慢強くしつこく書き続けたという感じでしょうか。
原作にない場面だと想像と創造の余地がありますが、原作にあって動かせない、かつ重要なポイント(オスカルに毒を盛るアンドレ)に沿って書くのは大変ですね。登場人物をどう動かすかは書き手がやることですが、そうそう思うように動いてくれない時も・・・ そんな時はキャラが動いてくれるまで煮つめるのも手ですね。我慢強く、しつこく・・ その甲斐あって心中という異常心理にまで到達できたのですね。地獄の淵に立つアンドレが可哀想です。 次回はまだ白紙とのことですが、ぜひ大胆にいってください。構想を練るのに必要ならここを使ってくださいませ。
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Re:更新です! 投稿者:ラーキー 投稿日:2007年06月25日 01:59:51 No.44016
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ゆーべる様 金曜日は途中から睡魔に襲われて、後半はほとんど意識喪失状態で書いたので、尻切れトンボになってしまいました。失礼いたしました(^^; あれからゆーべる様の書き込みに元気をもらって(単純な人間です)続きを書かねば〜と一念発起し、PASSIONの全編読み返してみました(間をあけて書くときはいつも全編読み返すのです)。自分でいうのもなんですが、われながらよく書けてるじゃーんと思うのはだいたいがジェロの登場する場面で(^◇^;、今回の『嘘』は他の回に比べて出来が良くないですね…(;;)うーん、心中決意という、ネクラ(死語だ)で地味な心理描写の場面なので、内容上仕方のないことなのか、それともわたしのテンションの問題なのか、いまひとつ分からないのですが…。
>胸もつまる思いで読ませて頂きました。
こんな風に感じていただけたのなら、うれしいです。本当はもっともっと感動的に書きたいと思っていたのに、書けなかった…。でも少しでも読む人の琴線に触れるものがあったなら、よかったです。 次の更新を待っていただいているとのこと、このSSが尻切れトンボにならないようにがんばりますので、今後ともよろしくお願いしますね。
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Re:更新です! 投稿者:ラーキー 投稿日:2007年06月25日 02:01:46 No.44017
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マリ子様 というようなわけで(どいうわけだ)、なかなか先が見えない状態であります。あと2回ほどで終わりたいと思ったのは、7月あたりから忙しくなって11月頃までしばらくSS書きが出来そうにないという事情があるからでして。そんなに間があいてしまってはいまのわたしのテンションではとても再開できないような気がしたからなんですけど、7月までに仕上げるのはもはやほぼ不可能となりましたです(^^; もう先のことは考えないことにしますわ。 それにしても心中というのは、マリ子さまが書かれているようにやはり難しいです。アンドレはオスカルなしでは生きていけないという意味では、自殺か心中かというのはありえる話だろうとは思いますが、同時にアンドレのキャラと心中というのは即座に結びつかないですしね…。脱稿してしばらく間をあけて読み返すと案外いけてる、という場合もあるのですけど、今回の『嘘』はねえ…。なんかだらだらと長くてテンポ悪いし。でも具体的にどう手直ししたらいいのかも分からないという状態なので、しばらくうねくねしそうです。うーん……ヌーベルエロイーズの話を無理くり入れたのがだるい原因かな…。 にしても、毎回マリ子様の下さる書き込みには励まされますわ〜。心中という異常心理に説得力をもって到達してましたですかね…? この基本ラインがいけてるのであれば、あとは冗長になってるところを削ったりという細かな作業でもっとよくなると思うのですが。
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きのうも沈没 投稿者:ラーキー 投稿日:2007年06月25日 23:42:25 No.44018
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マリ子様 連日投稿失礼します。昨日もまた突然に急激な眠気に襲われ、途中でぶち切れ文章のままアップしてしまいましたです(^^; ともあれ、アンドレ心中を決意するの回はもっと書きなおせそうな気がするんですが、いまだ具体的な修正の方向が見えず…。とりあえず先に進んだ方がいいのかもしれません。また修正アップの際はお手数をおかけしますがよろしくお願いいたします。
ところで! パイレーツの3を見に行ってきましたよ。DVDになってからレンタルするつもりだったのですが、たまたま無料鑑賞券をもらったもので。マリ子様がおっしゃるとおり、2より3の方が面白かったです。3時間近くの長い映画でありましたが、退屈することなく、とてもそんな長時間の映画だとは思えないくらいでしたわ。ところであの映画って細かいことを考え出すと頭が???マークの嵐になってしまうのですが、マリ子様はいかがです? テンポが速すぎて。物語に整合性があるのかすら分からないのです。だってある展開の伏線を思い出そうとしているうちにどんどん話が進んでいってしまうので、話の展開に矛盾がないのかどうかも分からないし(^^; ま、ああいう映画は深く考えずに楽しめばいいのでしょうが…。今回、スパロウ船長がよかったのは言うまでもないですが、わたし的には、1では完全悪役だったはずのバルボッサ船長がよかったですわ。1ではジョニーデップの演技にばかり注目していましたが、他の役者もみんな演技が上手ですねえ。バルボッサ役の人もアカデミー主演男優賞を受賞した人なんですね。脇役の海賊たちもみんな演技がうまい。ストーリーもさることながら、役者さんたちの演技っぷりに感じ入りながら見た映画でした。
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SS,読んでます〜 投稿者:あみ 投稿日:2007年06月26日 06:32:30 No.44019
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お久しぶりです!
マリ子さま、60万件ヒットおめでとうございます!(かなり前の話??でしょうか・・・)これからもサイトの益々のご発展をおいのりしております!
ラーキー様、SSアップされたらいつも真っ先に読んでますぅ^0^最近忙しくてなかなかこちらに伺えないのですが、ラーキー様のPassionシリーズはアップされたら仕事ほったらかしでまずは一気に読んでおります。(読み逃げでゴメンナサイ・・・)これからもアップ、期待しております!(もうすぐ3が日だし。ふふっ。)
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Re:SS,読んでます〜 投稿者:ラーキー 投稿日:2007年06月26日 23:27:00 No.44020
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あみ様
拙作お読みいただき、ありがとうございます。すぐにテンションダウン気味になるへたれなので、読んでますよ〜と言っていただけるだけで、本当に励みになります。ありがとうございます。アンドレ心中を決意するの回にいまひとつ納得がいかず、さらにメインの毒ワインのシーンのイメージがさっぱりわかず(^◇^;、ただいま立ち往生しておりまっす。考えてみればその先にも馬車襲撃だとか、ジェロの身を引きましょうだとか、重要な場面がいっぱい…(^^; あ、でもジェロの身を引きましょうの場面はなんか楽しんで書けそうな気が。ともあれ、この先もなんとかがんばりますので、最後まで(行けるかなあ…?)お付き合いのほどよろしくお願いします。
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心中心理 投稿者:マリ子 投稿日:2007年06月27日 23:55:26 No.44021
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ラーキーさま
まとまった時間がとれないとSS書きは難しいですね。時間だけでなく気力と体力もいりますし・・ 続編は楽しみですが、無理はなさらないようにどうぞマイペースでおやりくださいませ。
>それにしても心中というのは、マリ子さまが書かれているようにやはり難しいです。アンドレはオスカルなしでは生きていけないという意味では、自殺か心中かというのはありえる話だろうとは思いますが、同時にアンドレのキャラと心中というのは即座に結びつかないですしね…。
『アンドレのキャラと心中というのは即座に結びつかない』 ここがネックで難儀している所だと思います。心中など起そうという輩は大抵追い詰められるあまり、回りが見えなくなって身勝手の極みになりますから。そんな姿がアンドレから想像できない。したがって書きにくい、ではないでしょうか。自殺ならまだしも、愛する者を道連れに死ぬという行為は中々理解できませんよね。 でも冷静な人が心中などしませんから、そこは普段の彼とかけ離れた支離滅裂と身勝手ぶりを発揮してもかまわないような・・ アンドレを身勝手な男に描けないという縛りがあるかもしれませんが、アンドレはある部分では非常に身勝手な男であると思うのです。オスカルに関してはあきれるほど身勝手になれる。そしてそれが魅力的な男なのだと思います。
「パイレーツの3」面白かったですか? バルボッサ船長、良かったですね! 「2」の最後でバルボッサが出てきた時は「おお?!」っと期待したのですが、期待に違わぬ活躍ぶりでかっこよかったです。美味しいポジションを円熟の演技力でモノにしていました。「パイレーツ」はスパロウ船長の魅力でもっているのは言うまでもありませんが、脇役達も味があって面白い。脇役好きの私としては脇役の海賊達に注目するのが楽しいです。ピンテルとラゲッティ(義眼の海賊)の凸凹コンピとか、好きだなー。 テンポが速すぎて頭が???マークの嵐になってしまうのは私も同じです。私は「3」を見に行く前に「2」を復習しましたですよ。それでもジェットコースターに乗ったような気分でした。もう少し説明して欲しいところもありましたが、ぐずぐずしないあのテンポの良さが身上なのかと。DVDでも充分楽しめると思いますが、やはり大きな画面で見た方がいいでしょうね。迫力が違います。
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ありがとうございます! いつの間にか60万
投稿者:マリ子 投稿日:2007年06月27日 23:58:39 No.44022
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あみさま
お顔を見せてくださり嬉しいです。いかがお過ごしですか? お子さま、お元気ですか? お祝いの言葉をありがとうございます。あみさまから35万40万のリクエストを頂いた時を思い出します。あれから20万もカウントしたのね。でもそんなに経っていないような気がするのですよ。あまり書いていないせかしら、それとも光陰矢の如しは年のせい?
>ラーキー様のPassionシリーズはアップされたら仕事ほったらかしでまずは一気に読んでおります。
連載の続きを読むのは本当に楽しいですね。ラーキーさまのSSには一気読みさせる力があります。これからも続編を楽しみにお待ちください。 暑い暑いと思ったらもう7月ですね。とすれば、3が日・・ いつも記念日という記念日にロクな事ができないのですが、何か書いてみようかしら・・ 仕事や子育てや家事や日常の楽しみも色々あって、女はとにかく忙しい。でもそんな合間に来てもらえるのはこの上もない喜びです。これからも時々覗いてくださいませ。
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