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[53] お世話になりました  投稿者:ラーキー  投稿日:2007年12月30日 20:50:50  No.53001
マリ子様、皆様
今年も一年が終わりますね。みなさまにとってどんな一年だったでしょうか。わたしの場合はさしたる変化もなく……いつもと同じ一年でした。変わりないのはいいことか、悪いことか、びみょう〜ですね。来年は飛躍(?)の年にしたいです。
さて、クリスマスのオスカル様誕生日までに、などと口走っていたSSの続きは、やはり間に合いませんでした(^^ゞ でもだいぶ書き進んだので、来年の早い段階でマリ子様にお送りできることと思います…(たぶん)。その節は、また作業等お手間とらせますがよろしくお願いいたしますです。このSSのケリをつけないことには(せめて毒ワインの場面だけでも)、自分としてもどうにもおさまりが悪いわ〜。
それでは今年一年お世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。


良いお年をお迎えください。  投稿者:マリ子  投稿日:2007年12月31日 16:57:55  No.53002
ラーキーさま

ラーキーさまや皆さまと語りあえて楽しい一年でした。こちらこそお世話になりました。小さな趣味のスペースは日常生活の息抜きになったり刺激になったりしています。今年も無事過ごせたことをありがたく思います。来年はどんな年になるでしょうか。

>さて、クリスマスのオスカル様誕生日までに、などと口走っていたSSの続きは、やはり間に合いませんでした(^^ゞ でもだいぶ書き進んだので、来年の早い段階でマリ子様にお送りできることと思います…(たぶん)。

オスカルさまの誕生日は一年中で最も忙しい時期なのですね。「オスカルさま! なぜ・・こんな忙しい師走の暮れにお生まれになったの?!」と問いたいです。でもその中にあって、だいぶ書き進められたとの事・・大変だったと思います。毒ワイン場面、すごく楽しみなのですよ。来年それが読める日をお待ちしています。


皆さま

一年お世話になりました。サイトに来てくれた方、作品を目にしてくれた方、掲示板を読んでくれた方、書きこみしてくれた方、全てにお礼申し上げます。そしてメールをくださった方。ありがとうございます。いつも返信が遅れて申し訳ありませんが、嬉しく読ませてもらっています。暖かい気持ちにさせてもらっています。励まされます。
サイトをここまで続けてこられたのは協力して応援してくださる方々あってのことと思っています。これからもどうぞよろしくお願いします。
良いお年をお迎えください。


[52] オスカルさま誕生日とレノンと忌野  投稿者:ラーキー  投稿日:2007年12月10日 23:13:09  No.52001
マリ子様、皆様、こんばんは。

たいへんご無沙汰しております。今日のこのこ出てきたのは特に目新しいトピックがあるわけではなくて、まだ生きておりますというご報告に…(^^; マリ子様はお元気でしょうか。死ぬほど暑い夏が終わったと思ったら、あっという間にもう師走。あわただしいですね〜。で、このあわただしい年末ですが、一応PASSION進んでおります。予定の予定の予定ですけど、オスカル様のお誕生日までにアップできれば…(無理か?) ここでこんな風に宣言しておけば、多少は火がつくかな。ともあれ、続きがんばります。マリ子様は新作の予定はないのでしょうか。
ところで一昨日はジョン・レノンの命日でしたね。ジョンが亡くなった当時はジョンのことをあまり知らなかったのですが、ジョンの大ファンとなった今となっては何年たっても彼の早すぎる死は惜しまれます。きのうはしみじみジョンの曲を聞きました。そして、一昨日武道館で行われたレノンの追悼音楽祭で、わたしの大好きな清志郎が完全復活を遂げて、出演しておりました。ヨーコさんとハグしあってました(笑)。今日のスマスマにも出てたし。とても元気そうでうれしかったです。
まあ、芸のないかきこでごめんなさいまし。
次回毒ワインの場面にもかかわらず、まだアンドレが登場せず、ばあやだのジェロだのが出てきてます(^^; こんなんでほんとに毒ワインに行き着けるのかしらん(^^;


12月はオスカルさま誕生日  投稿者:マリ子  投稿日:2007年12月11日 23:45:01  No.52002
ラーキーさま

書き込みありがとうございます。管理人が掲示板をほったらかしてすみません。最後の日付を見てびっくり。ほぼ一ヶ月ぶりだわ。日常にかまけているうちにあっと言う間に師走でございます。そして間もなくオスカルさまの誕生日。何のお祝いの準備もない我がサイトでありますが、ラーキーさまの『Passion』でお祝いできれば嬉しいです。ロマンチックなクリスマスになりそうよ。でも色々と忙しい年の瀬ですから、どうぞ無理をなさらずに・・・ 新春でも、バレンタインでも、UPの準備は整えておきます。ラーキーさまのSS頼みで申し訳ないので、私も黒い騎士周辺をちんたら妄想してみましたが、とても長くなりそう・・・ そこまでのエネルギーがあるかどうか・・・

>そして、一昨日武道館で行われたレノンの追悼音楽祭で、わたしの大好きな清志郎が完全復活を遂げて、出演しておりました。

ラーキーさま、武道館に行かれたのね。楽しかったですか? 私は中学高校時代にビートルズやメンバーの音楽を良く聞いていました。彼らの音楽は聞こえてくるだけで胸が締め付けられます。いつまで経っても古くならず、普遍的で、どの世界の人々の心にも訴えかけるものがあります。清志郎参加の音楽祭は盛り上がったでしょうね。
我が家は娘が受験なので、出かける予定がありません。家のテレビでフィギュアスケートのグランプリシリーズだのサッカーのクラブW杯だの見ています。受験が終わるまで親子共々禁欲生活であります。大学受験は親の出番などなかろうと思っていましたが、これがなかなかどうして、巻き込まれています。早く春にならないかしら。
次回、ばあやだのジェロだのが出てくると聞いて喜んでいます。ラーキーさまのばあやとジェロが大好きです! どうぞゆっくりじっくり進めてくださいませ。



Re:オスカルさま誕生日とレノンと忌野  投稿者:ラーキー  投稿日:2007年12月13日 01:28:09  No.52003
マリ子様

いえいえ、武道館に行ったわけではないんですよ。テレビのニュースで見ただけです。コンサートのために東京まで行く根性はないわ。そんな根性があったら、2月にある清志郎復活単独コンサート in 武道館、行けるんだけどなあ。ああ行きたいなあ。マリ子様、東京にお住まいでうらやましいです〜。

黒い騎士周辺の妄想…すてきだわ。でも長くなりそうな予感にしりごみするのは分かります。以前なら燃え燃えのところだけど、すっかりパワーが落ちちゃった今日このごろ。
マリ子様、お嬢様の受験で大変なのですね。親子そろっての禁欲生活は大変でしょうけど、そのかわり無事終わったときは親子ともどもぱーっと楽しめますから。それまでがんばってくださいね。
明日はたしか、浦和レッズとACミランの試合でしたね。飲み会で見れないの〜。いい試合になればいいですね。



寒さも厳しくなりました  投稿者:マリ子  投稿日:2007年12月18日 00:10:38  No.52004
ラーキーさま

てっきりラーキーさまは武道館にかけつけたかと早とちりしてしまいました。失礼しました。熱心なファンの中にはどこまでも遠征する方もいるようですが、なかなかそうもいきませんね。2月の清志郎復活単独コンサートの方が行く価値はありそうですか? 私はフットワークの軽い方が羨ましいです。

>でも長くなりそうな予感にしりごみするのは分かります。以前なら燃え燃えのところだけど、すっかりパワーが落ちちゃった今日このごろ。

パワーを持続させるのは大変ですよね。書くことは気力と体力と時間と色々いるものです。特に長編となるとモチベーションの維持が大変ですよね。一読者としてラーキーさまの続きを楽しみにしていますが、ここは気楽に、何かをきっかけに内なるパワーが満ちてくるのを待っても良いかもしれません。本当にちょっとしたことで、やる気は出たり出なかったりするものです。管理人がサボっていますし、どうぞゆったりと構えてくださいませ。
浦和レッズは三位でした。ACミランとの試合、良く頑張ったと思うし、三位はまずまずだと思います。禁欲生活は冬眠生活と思うことにしています。そうすれば快適。
年の瀬は忙しく、飲み会も多くなりそうですね。皆さまも健康にはくれぐれもお気をつけください。



[51] 幻のアニばら劇場版&旅行話  投稿者:mippy  投稿日:2007年11月02日 00:11:42  No.51001
ども…^^
情報通と言われるほどではないんですが…。
夏過ぎて、秋も過ぎて、冬来たるらし…。いったいぜんたいどうなっているのでしょうね(無責任)。YOSHIKIの公式サイトにも情報ありませんわ。作曲はすすんでいるのでしょうか?

替わりといってはなんですが、理代子先生公式サイトより。↓

『 12月20日(木)〜
「ベルサイユのばら」連載35周年を記念して「永遠のベルサイユのばら展」が開催されます。
  約300枚という、今までにない原画の展示のほか、オスカルがただ一度だけ着用したドレスを製作、再現、また会場でしか手に入らないグッズなども揃います。
 
●2007年12月20日(木)〜30日(日)
 松坂屋名古屋本店 本館7階大催場にて
 12月25日 池田理代子サイン会あり
 
●2008年1月10日(木)〜15日(火)
 大丸神戸店 9階特設会場
 1月12日 池田理代子サイン会あり 』

東京には来ないんでしょうか。トルコ後宮風でしたっけ。オスカルドレス見てみたいです。

あ、そうそう、理代子先生は「フェルゼンの湯」がお気にで、毎晩お入りだそうです。(あくまで話題をそらすmippy・汗)

「指差し絵本」初耳ですわ! よさそうですね!
私はフランス語の勉強再開! なんてえらそうな宣言しておりますが、英語もろくに話せません^。^ 
でも関西弁と中国地方弁と西なまりの関東弁ができますわ!(いばるな)。
ただ、中学で英語を習いはじめたころに、ルネ・シマール(な、なつかしー! あの人は今…?)のLPレコードで、「ラ・メール」とかのシャンソンを聞き覚えたので、英語より親近感があるのです(といってもろくにしゃべれませんよ^^)。

マリ子さま、おうらやましい! ビスコンティの映画にもなったルードウイッヒ王は、よなよな馬車でアルプスを散策するのがお好きだったとか。そのアルプスのふところにお城はあるのね。
私も二度目の海外旅行からは頑張って一人歩きしましたわ。

初めての海外旅行がドイツでした(私も20ン年前です)。当時は中国地方弁と関西弁しかしゃべれず、日本語の標準語も怪しいレベルの二人でしたので、ツアーに入りました。

>お城に行ったとたんに、いったいどこから涌いて出てきたのかというくらいのたくさんの日本人の団体が…。びっくりしましたわ〜。きっとバスでお城に乗り付けて…

びっくりさせた団体客の一人でしたわ(笑)。おっしゃるとおり、ひたすらバス移動で、観光地に数分とどまり、トイレ行ってお土産買って、「○時にバスに戻ってくださーい」っていう忙しい行程でした。
なので、英語しゃべれたら世界各国自在に歩けて楽しいだろうなあ、なんてそのとき痛感いたしました。

ラーキーさまは、NO○A(T◇T)の被害にあわれたのですね! 社長のセレブ部屋がテレビで公開されてましたよね〜…。あれの一部にラーキー様の受講料が…なんて想像してしまいました、ごめんなさい。



上にまいります  投稿者:マリ子  投稿日:2007年11月02日 00:17:14  No.51002
下に書き込みいただきましたが長くなったので管理人が上にあげました。
情報をありがとうございます。
レスはのちほど・・・(^.^)



いつかどこかで・・幻のアニばら劇場版  投稿者:マリ子  投稿日:2007年11月04日 23:45:12  No.51003
mippyさま

アニばら劇場版はmippyさまのアンテナにも引っかからないとは企画段階でボツったのかしら・・・それとも忘れた頃にひょっこりお目にかかれるのかしら・・・無かったものとして待ってみます。
「永遠のベルサイユのばら展」は連載35周年記念ですか。原画展とオスカルドレスの展示会、もっと近ければ見に行けるのに。理代子先生、お元気でいつまでもサイン会をしてくださいませ。毎晩フェルゼンの湯に浸かればお肌つるつるで美しくいられるでしょう。私もジェロの湯に漬からなければ。

>中学で英語を習いはじめたころに、ルネ・シマール(な、なつかしー! あの人は今…?)のLPレコードで、「ラ・メール」とかのシャンソンを聞き覚えたので、英語より親近感があるのです

その頃の思い出を大切にフランス語に触れるのは素晴らしいと思います。私は大学でドイツ語を確かにやったはずなのにすっかり忘却の彼方です。ドイツに行った時もドイツ語を話そうとは思い至らなかったわ。それほど不勉強でして・・ひたすら英語で押しまくりました。ルードウイッヒ王は今で言うオタクですね。オタクが金に糸目をつけず思いのままに世界を描くとこうなるのだと見せてもらったようです。
気ままに単独の旅も楽しいですが、ツアーも利点は沢山ありますよね。見所をコンパクトにまとめて回れるところとか、短い時間で多くの観光が楽しめるところとか。言葉が通じない国や治安に不安のある国などはツアーに頼らなければならないですしね。
「旅の指差し会話帳」はこれで旅が出来るとは思いませんが、それぞれの国を良く知る人が書いているので後に載っている解説が楽しいです。「日本編」も日本や日本人がどう見られているか解かって面白い。単語から初めてその国の人と仲良くなるためにはぴったりだと思います。



Re:幻のアニばら劇場版&旅行話  投稿者:ラーキー  投稿日:2007年11月05日 02:23:38  No.51004
mippy様

わたしのぼそぼそっとしたつぶやきにお答えいただきありがとうございます。mippy様がご存じないのであれば、きっと新作ベルアニメはどこかで頓挫したか漂流中か紆余曲折中なんでしょう…。無事ゴールにたどり着いたらいいのですが。アンチアニメ派といいながら、新作にはやはり期待してしまうのでありました。ベルに関するすべてに期待してしまう、これはベルファンのサガですわね。
NO○Aの社長のセレブ部屋に費やされたわたしの授業料…。それだけじゃなくて、お茶の間留学用の馬鹿高い機材でも、猿社長にピンはねされていたのですわ。しかも使用途中でつぶれたし。まったく節操のない、やる気も半分ほどしかない、いい加減な語学オタクはいいカモですわね。だってマジに語学を習得したい人は、たぶんNO○Aには来ないと思うし…(^_^;

mippy様、ツアーでロマンチック街道行かれたのですね。たしかに気まま個人旅はいいことはいいのですが、実はこの年になってツアーのよさも再認識しておる次第ですわ。若くて貧乏旅行が苦にならないときはいいですが(5階なのにエレベータのないホテルとか、貧しい芸術家が結核にでもなって寝込んでいそうな部屋とか、いろいろビンボーホテルには泊まりました。でも若いときはそれはそれでロマンなんですよね)それなりに年食ってくると、バックパッカーのような旅行もいまいちサマにならないし、そうなると個人旅行はものすごく高くつくんですよ。去年のドイツ−チェコ旅行では向こうでの滞在費の馬鹿高さに死にそうになりました。というわけで、実は今年の夏のベトナム旅行は初めてツアーで行ったんですよ。ツアーといっても完全フリーのツアーなので、他の日本人旅行客と顔を合わせるということは一切なかったのですけどね。航空券とホテルと移動の車のみがパックになってるのです。個人でやれホテルを予約して、やれタクシーの運ちゃんと交渉して空港からホテルに行って、などというわずらわしさが一切なしで、しかもトータルとしては安かったのですわ。すっかり味をしめました。短期間で安く効率的に回るには上手にパック旅行を使うのがいいですね。まあお金に糸目をつけないセレブ旅行ができるのなら、欧州豪華長期個人旅行がいいかな…(絶対無理だし)



ご無沙汰です。  投稿者:ゆーべる  投稿日:2007年11月07日 19:56:25  No.51005
マリ子様、mippy様、ラーキー様、ご無沙汰しております。
家族の入院と仕事のゴタゴタでまたまた読み専になっていました。すみません…。

劇場版新アニばらは私もアンテナを全開にしてるんですが、はかばかしい情報は聞かれないですね。数ヶ月前に池田先生の公式サイトで、池田先生が「今回が私が監修もしてますので納得の行くものが出来ると思います。ご期待下さい」と書き込まれていらっしゃったので、すごおおおおく期待してるのですが。
キャストも私が聞いた限りではオスカルもアンドレも大好きな声優さんなんで期待してるんですよ〜〜(≧▽≦)

mippy様、1月12日のサイン会には仕事の都合さえつけばいってみたいと思っております。私、中国地方在住なんですよ。中国地方弁は私も得意かも(じゃけーとか)。私も英語ろくに話せません…。旅行に行くたびに「英会話がんばろー」と思うんですがなかなか、です(^_^;)初めての海外がドイツだったなんて素敵ですね。

マリ子様、私も第二外国語はドイツ語で修論もドイツ関係だったのに(古典じゃないんです〜実は)、まじに忘却してます。もったいないですね。高校時代にベルばら絡みでNHK教育テレビを見て覚えたフランス語講座のフランス語の方が覚えてたりします。ってこれにフィリップ・アンドレというかわいい兄ちゃんが出てたってのが目当てだったりしたんですが。ベルばら力はやはり偉大です…。

ラーキー様、NO○Aでは大変な目に遭われたんですね。うう〜許せない!
ドイツ〜チェコに行かれたとはうらやましいです!チェコは行ってみたいんですよ。私もこの2月に念願のレーゲンスブルグに行って来ました。イザークが皇帝を弾いたあのケプラー記念碑とか目の当たりにしてもう萌え萌えでした。でもドイツ語は…全然話せず。英語でなんとか…それすらも危なかったかな。
パックツアーはつまらないという人もいますが、飛行機とホテルだけ確保してもらってあとは自由っていうのは狙い目かもしれませんね。私はこれでNY6日間ホテルはシェラトンで堪能してきましたよ♪



旅行の話  投稿者:マリ子  投稿日:2007年11月07日 20:19:07  No.51006
ラーキーさま

猿社長のセレブ部屋、見ましたわ。ああいうものを見せられると呆れて言葉も出ませんね。きっちり差し押さえて損害の補填に当ててほしいわ。NO○Aは、手軽に近場でネイティブ先生と、といった発想は良かったと思うのですが、どこでどう腐っていったのでしょうか。

>若くて貧乏旅行が苦にならないときはいいですが(5階なのにエレベータのないホテルとか、貧しい芸術家が結核にでもなって寝込んでいそうな部屋とか、いろいろビンボーホテルには泊まりました。
>でも若いときはそれはそれでロマンなんですよね)

凄いわ! ラーキーさま、どれほどのロマンを体験してきたのかしら・・! 私の貧乏旅行は国内(十代の頃北海道)からでしたが、もう貧乏が楽しい! 貧乏故に工夫もするし苦労もするし、そうすると普通じゃない体験ができる。暖かい人情にも触れ合えるし、旅先で友情が育つ。だから一回貧乏旅行をするともう普通の旅行ができなかったなー
友人にはラーキーさまのような本格的バックパッカーもいて、海外にも自由に行ってました。全くの放浪の旅。私はそこまで腹はくくれず、ホテルだけは日本で取ってもらいましたけれど・・それでも道中自由だと、色々冒険もしましたわ。お金をケチって歩いたら道に迷ってしまい、途中でイケメンのお兄さんに車で送ってもらったとか(後半に少々脚色あり、正しくは親切なおじさん)ライン下りの船を途中で降りてお城を見にいったらすごく良かったけれど、帰りの駅までがえらい遠くで日がとっぷり暮れたとか。土産話になるのは大概こういった珍道中ですね。冒険=ロマンだったあの若かりし頃。
今は添乗員が付きっきりでお世話する至れり尽くせりの団体パック旅行は減ってきて、航空券とホテルがパックになっていてあとは完全自由なツアーが多いようですね。今年母と行ったシンガポール観光つきのマラッカ海峡クルージングの旅もそうでした。母が高齢なので無理せずパックでと思い選んだのですが(飛行機とホテルと船がパック)完全個人旅行のようでした。船の中で停泊地の観光ツアーも申し込めますから、タイの白タクの兄ちゃんと運賃交渉からやらなくて済む。楽です。しかもパックだから安い。要は自分に合った旅のスタイルを選ぶことですね。
『欧州豪華長期個人旅行』良いですね。私はお金があったら日本に半年、海外に半年のサイクルで色々な地に滞在したいわ。



こんばんは  投稿者:マリ子  投稿日:2007年11月07日 20:28:22  No.51007
ゆーべるさま

お久しぶりです。書き込みありがとうございます。
これから娘にPCを明け渡さなければならないので、また後ほど・・・



お久しぶりです。  投稿者:マリ子  投稿日:2007年11月10日 16:43:25  No.51008
ゆーべるさま

レスが遅れて申し訳ありません。ご家族が入院されたようですが、いかがですか? 健康は何よりも大切ですから、どうかお大事になさってください。

>数ヶ月前に池田先生の公式サイトで、池田先生が「今回が私が監修もしてますので納得の行くものが出来ると思います。ご期待下さい」と書き込まれていらっしゃったので、すごおおおおく期待してるのですが。

劇場アニばらの企画はもう殆ど出来上がっているのですね。池田先生が監修なさって声優さんも音楽も決まっているなら、後はもう上映するだけのようですが・・・ その前に製作がありましたね。きっと製作が遅れているだけだと思います。いつか素敵な声のオスカルとアンドレに会える日がくることを楽しみに待ちましょう。
1月12日のサイン会に出席できると良いですね。もし出席されましたら、会の様子など報告してください。レーゲンスブルグにも行かれたようで、羨ましいです。ケプラー記念碑は良かったですか? ここであのイザークがと感慨に耽る。そういった楽しみ方は私も大好きです。
海外に出ると語学の必要性を感じますね。もっとできれば、もっと意思疎通ができるのにと思う事がしばしばです。でもそれぞれの段階でコミニュケーションの感激はあると思うので、それを楽しみたいと思います。私の友人は昔出奔した海外で、大阪弁とお笑い芸人の一発芸を教えてきたと言っていました。英語に自信が無かったので、そちらで勝負をかけようと(何の勝負?)したようです。概ね好評であったとのことです。
語学は使っていないと駄目ですね。大昔の第二外国語など忘却の彼方です。語学を習得したかったら、その国の恋人をつくる事が早道だそうですが、確かに教室で授業として受けるより、優しくてイケメンの恋人から手取り足取り教えてもらえば上達しそうです。それが叶わなければ、次善の策として、アンドレなんとかというかわいい兄ちゃんのいる講座を取ったり、イケメン講師のいる教室に通うとか・・・(なぜか同じ語が繰り返しきてしまうわ・・病気かしら・・)


皆さま
管理人、受験期の娘とPCを共有する環境でございます。思うように時間が取れず、レス等遅れがちになり申し訳ありません。いつも楽しく読ませてもらっています。どうぞ管理人を気にせず書き込みくださいませ。



バイリンガル  投稿者:mippy  投稿日:2007年11月10日 17:15:38  No.51009
みなさま。こんにちわ♪
なんだか楽しくって話が尽きませんね。寒いですね、なんと石油ストーブを焚いてしまった。今日は雨でお出かけもしたくなくって、家にこもってます〜、もすこしおしゃべりさせてください。

マリ子さま
記事を上にあげていただいて恐縮ですm(--)m
旅話、聞かせていただくだけで楽しいです。一家四人では費用がかさむし、今は子どもたちをおいて家を空けるのがむずかしく、一人旅もできませんが、老後の楽しみにとっておきます。
お嬢様もホームステイなどで国際体験なさってて、グローバルな視野をお持ちでらっしゃるご様子。将来が楽しみですね。歴史や語学をお勉強されたいとか。お母さまのご影響大でしょうか。
私も「イケメン」という単語は大好きでございます。英語ではなんというのでしょうか「ハンサム」じゃつまらないですね。
ヨンフルエンザにおかされていたころは、必死でハングルを覚えたものですのに、いまいずこ・・・・?

ラーキーさま
ほんとに、あの社長、名前からしてシャレにならん〜ですわね。宣伝もすごいしてて、内容もよさそうに思えましたのに。リボンのマークのバ○リ○ガルも、以前、倒産しましたよね。広げすぎると難しくなるのでしょうか。私は大分前、ベ○リ○ツに足を踏み入れかけてやめました。「あなたのレベルでは日常会話を習得するのに100万ほどかかります」と言われて。お高いですわね、ベ○リ○ツも^^
チェコも美しいらしいですね〜。知人のご主人が先ごろ仕事で行ってこられて、パプリカ粉をお土産にいただきましたわ。韓国で唐辛子がポピュラーな土産物であるのと等しいのでしょうか?

>貧しい芸術家が結核にでもなって寝込んでいそうな部屋

ああ〜、これ、そそられますね〜。私もパリで、1階のカビくさーい部屋にとまったことがありますが、よく見渡せば、調度品などがとってもレトロで素敵〜、ネコ足の家具とか。持って帰りたくなりそうな洗面台のタイルとか。1ツ星のプチホテルなら、十分耐えられるし、かえってムードがあって好きでした。

ゆーべるさま
お久しぶりです!
以前にも書きましたが、ゆーべる先生の古語訳「7月12日の夜」の大ファンです! とっても素敵です〜。(他サイトさんの話題で申し訳ありません)
ゆーべる先生、中国地方にお住まいでしたか! 「永遠のベルサイユのばら展」に行かれるのですか? もしかして、神戸のおとなりのO山県ですか!? 私もO山県出身ですよ! 「じゃけ〜の〜」とかわかりますよっ。
それでは、平安時代語と中国地方語を操れるバイリンガルなのですね!  英語を話せる人はたくさんいらっしゃいますが、平安時代語を自在に操れる人って希少なのでは? 昔から古語の響きはとっても好きです。ベルばらの世界と日本の古語はなにか合いますよね。



SS一応進行中です  投稿者:ラーキー  投稿日:2007年11月11日 01:45:28  No.51010
マリ子様
マリ子様のがんがん書いてくださいという励ましのもと、がんがんとまでは行きませんが、ぼちぼち再開いたしましたわ。今日ようやく12章『嘘』の修正が終わりました(って、まだそんな段階かい!)これが終わらないと、どうも前に進めなくて…。12はアンドレ心中を決意するの回にも関わらず、ひっかかったのはオスカルの心理でした。原作ではほとんど書かれていませんが、アンドレが心中まで思いつめるのにオスカルの態度というのは重要なファクターですよね。ほんと、原作のオスカル様はどうしていらしたのかしら? アンドレに対してどんな態度を取っていたの? と謎はつきませんが、こちらはこちらでかってに妄想させていただくとして。10の『喪失』でアンドレぷっつん再レモン寸前という場面を書いてしまったので、そのアンドレを見たオスカルの態度、というのが問題になってきて、アンドレがそこまで思いつめているのを見たのに何食わぬ顔をしているオスカルは不自然だし、でもアンドレに対して結婚しない宣言をはっきりさせるわけにもいかないし…などとぐだぐだ考えておりました。
13が無事完成したら、そのときは12の修正も合わせてアップしてくださいませ。毎度お手数かけますが…m(_)m。

マリ子様も旅の思い出をたっくさん持っていらっしゃるのね。素敵ですわ。旅行好き同士が旅行話をすると止まらなくなっちゃうんですよね。他のいろんな日常のことは(そのときにはとても重要なことだったとしても)どんどん忘れていくのに、一瞬の出会いに過ぎない旅先での出来事はいつまでも忘れられないのはどうしてかしら…。もっと若いころは、世界一周気ままなぶらぶら旅が出来れば、いつ死んでも悔いはないとまで思ってましたわ(^^; 今読んでももう面白いと思わないかもしれないけれど、むかし、ヘルマン・ヘッセの『クヌルプ』という小説を読んで夢中になりました。主人公の人生は文字通り漂浪そのもの。でもこの年になると現実的なことをいろいろ考えちゃってきっとだめね。一度読み直してみようかしら…。それにしても、若かったあの頃…。



レーゲンスブルク行かれましたか  投稿者:ラーキー  投稿日:2007年11月11日 01:46:57  No.51011
ゆーべる様
お久しぶりです〜。ご家族の入院、たいへんでしたね。忙しいときは読み専に限ります。ときどきこんなふうに顔を見せてくださるだけでもうれしいですわ。
新作アニメの声優は、ゆーべる様お気に入りの声優さんですか。それは楽しみです。それにしてもちょっと中間報告的情報ぐらい流してほしいですよね。まさか頓挫なんてことは…(^◇^;
ゆーべる様もレーゲンスブルクに行かれましたか。オル窓についてはあまり覚えていないので(殴)ケプラー記念碑は見なかったのですが、レーゲンスブルクはいいところですよね。とても思い出深い場所です。
学校で習う語学はつまりません。わたしも中高と、専門ではないけど大学で英語もやりましたが、まったく話せず。さらにあまり大きな声ではいえないんですけど、大学では仏文専攻だったにも関わらず、フランス語すらからきし話せなかったわ…わはは(^^;;;(要するに劣等生) 語学は実践あるのみですね。単語の羅列でもいいからとにかくしゃべれ、というのが良く分かります。それでも何とか通じるものですよね。



猿社長は許せん  投稿者:ラーキー  投稿日:2007年11月11日 01:49:20  No.51012
mippy様
NO○Aの猿社長の猿ぶりは、あちらこちらの報道でその実態を見るにつけ、あきれ果てますね。わたしのスクールは大都市圏の大スクールだったので、予約が取れないなんてことはあまりなかったのですよ。しかも2回に1回の割合でラッキーマンツーマン授業(たまたま他に生徒がいない状態のことです。最初からマンツー指定するとグループレッスンの3倍の料金がかかるんだけど、ラッキーマンツーの場合は通常のグループレッスンの料金でマンツー授業が受けられるんです)にあたってました。40分間マンツーで独仏の先生としゃべり放題なんですよ。格安料金で。きっとその分、地方の生徒さんたちは割りを食っていたのね…。独仏の先生は長く日本で教えている人が多く、また若い先生でも背負っている文化が違うので、話題豊富でほんとに楽しかったわ…。また再開されるそうで、追加料金はかかるけど楽しみにしてます。わたしは何を隠そうサボりな劣等生で、気が向かないと何ヶ月も授業に出なかったりしたんだけど、失ってみて初めて分かるNO○Aのありがたさ。あんな授業が受けられる場所は他にありません。ともあれ、講師の先生が、希望すれば無事再就職できるそうなので、本当によかった。日本で結婚して日本に住みついてしまっている人も多いので、本当に気の毒で、心配してたんです。
ああ、すみません、ついNO○Aの話題でひとり盛り上がってしまったわ…。他の人が読んでも面白くないですよね…(でもせっかく書いたからアップしちゃおう)
ベル○ッツ、日常会話まで100万円!! それは高いわ。そんなに出さないでも英語だったら進化する方法はいくらでもありますよね〜。(と、英語が進化してないわたしが言っても説得力なし)
パプリカとチェコの関係は…よくわかりません。わたしの泊まったパリのビンボホテルはもはやレトロという次元すら超えていたようで、持って帰りたいようなものすらなかったわ…(^^; でも案外そういうホテルの方が、フロントの人が愛想あったりして楽しかったりしました(^^)



女は度胸  投稿者:マリ子  投稿日:2007年11月11日 19:38:34  No.51013
mippyさま

めっきり寒くなりましたね。季節の移るのは早いものです。寒くてお出かけしたくない日はお部屋でぬくぬくが一番ですね。

>私もパリで、1階のカビくさーい部屋にとまったことがありますが、よく見渡せば、調度品などがとってもレトロで素敵〜、ネコ足の家具とか。持って帰りたくなりそうな洗面台のタイルとか。

ヨーロッパのホテルはロマンがありますよね。立派な格式のホテルより、隠れ家チックなホテルにそそられたりします。日本人には屋根裏部屋が人気があるとか・・ ヨーロッパの物は普通の物でもレトロ感があったりしますよね。増改築を重ねて迷路のようになったホテルに泊まったことがありましたが、歴史の重みを感じました。まるで美術館か博物館のようで、部屋を出るともう冒険。(方向音痴なもので)楽しかったわ。
老後の楽しみに一人旅も良いですが、私は子供達に親を旅行に連れて行くようにと事あるごとに諭しています。(ダメもとで種を撒く) 「イケメン」を英語で言うと、good-looking かしら、もっと簡単にcoolでも良いと思いますが。若い頃は「男は顔じゃないわ。中身よ」と思っていましたが、年と共に「やはり顔よね。身体よね」となっていきました。進歩かしら、退化かしら・・
娘はホームステイ先や修学旅行先で友達を作ってはメールのやり取りをしています。今年のスケートの世界選手権でも練習を見て一目惚れした某無名選手にファンレターを渡したことがきっかけで仲良くなりました。「反対側のあの辺で見ているから」と言ったら、次の日から客席に来るのです。自分の演技が終わったら来る! ほぼ大会中一緒に観戦しましたわ。娘は感激。選手の解説を聞きながら世界大会が見られるのですから。
ベ○リ○ツ、お高いのね。100万あったら旅行費用に回すべきです。私は、とにかく単語を並べる、相手のキーとなる単語を聞き取る、詰まったら易しい言いまわしに変える、これだけで数々の難局をくぐり抜けてきましたわっ。文法なんか二の次の拙いものです。でも拙いなら拙いなりに美味しいことがあるかもしれません。たとえば・・・・家庭教師を引き受けてくれそうなイケメ・・・・が現われて・・・・・・やめておきます。



楽しみにしています!  投稿者:マリ子  投稿日:2007年11月11日 19:45:07  No.51014
ラーキーさま

「Passion」の再開に着手されたそうで嬉しいです。深く考えれば修正も生まれると思います。心理描写では卓越した手腕を持つラーキーさまですから、息詰まる心理劇を楽しみにしています。

>12はアンドレ心中を決意するの回にも関わらず、ひっかかったのはオスカルの心理でした。原作ではほとんど書かれていませんが、アンドレが心中まで思いつめるのにオスカルの態度というのは重要なファクターですよね。

オスカルの態度は重要なファクターでありながら、書くのは一番難しいところではないかしら。私はアンドレに対する距離をどう取るかでいつも悩みます。ジェロやアンドレは暴走させても良いけれど、オスカルはどうも暴走させられない。慎重にならざる得ないです。でも鍵を握る人物なので書き方いかんによっては説得力が増しますよね。どうぞ不足があれば書き込んでください。いつでも改稿を受け付けます。

旅行話は尽きませんね。旅慣れている人の話は面白いし、珍しい体験話を聞くのも大好きでございます。自分もそんな特異な経験をしたいと感化されるのよね。ヘッセの『クヌルプ』がラーキーさまの指南書になったのかしら。私は学生時代に、その名もズバリ「世界旅行研究部」に所属していた友達の影響を受け、特異な旅に惹かれました。部員は皆学生なのにバイクでオーストラリア大陸を縦断したとか、ヨーロッパのユースに泊まりながらヨーロッパ一周したとか、アルプスを登って名誉バッチを貰ったとか、武勇伝を馳せる者たちばかりでした。その影響が強かったのだと思います。セレブ旅行より貧乏旅行に憧れるし、買い物も立派なビルの中のお店より、ごちゃついた雑貨屋さんとか怪しい屋台とかが好きです。そこで値切るのよね。相手は押し売り、こちらは値切りで対抗です。商談がまとまらなくて去ろうとした時「いいよ! これをあげる。日本政府には世話になっているし(ODAで?)俺達はもう友達だから!」とくれたことがありました。あれだけ吹っかけておいて、タダですよ。本当にちょっとしたことをいつまでも覚えているものですね。
NO○Aは猿社長の猿ぶりが明らかになるにつれ絶望も深まってきますが、先生と生徒の結びつきや信頼関係で個人的に救われたりという話を聞きます。生徒も大変ですが、先生も大変ですよね。生活がかかっていますから。NO○A被害に合った友達も先生を心配していました。先生方は熱心な先生が多かたのでしょうね。NO○Aのシステムは良い面もあったと思うので破綻は残念です。



[50] 入浴剤はいずこ  投稿者:ラーキー  投稿日:2007年10月07日 14:31:34  No.50001
マリ子様
今度こそ、ほんとに涼しくなってきましたね(涙)いかがおすごしですか。
さて、多忙の隙間を縫って、逃避・癒し目的でベルサイトを覗いている今日この頃。素敵なサイトさんを見つけましたので、ご紹介を。
http://enjoy1.bb-east.ne.jp/~yokotam88/index.html
できたてのサイトさんでまだコンテンツが少ないですが、癒されますよ。そして笑えます。ぜひどうぞ。
ところで巷ではベルばら入浴剤がすでに発売されているようですが(ご存知ですよね?)、いったいどこに行けば売っているのかしら? やっぱりダ○コクなど、激安ドラッグストア系では無理なのかなあ…。グッズものには基本的にあまり興味がないんですけど、入浴剤は実用的だし、ぜひ一度ためしてみたいものです。
http://www.creerbeaute.co.jp/versailles/catalog/eyeliner/
アンドレのバラの香りも魅力的ですが、ジェロファンとしては、お肌つるつる効果のジェロさまのヨーグルト系入浴剤(なんでジェロがヨーグルトなのかは謎)も興味ありです。

このところ一日のノルマが果たせたら、寝る前の癒しにマリ子様のSSを一作ずつ読み直すことにしております(といっても読める日は少ない(ノルマ達成できないの…トホホ))。ベル熱がヒートアップしていたころは、それこそどんなSSでもかぶりつき(笑)で読んでましたが、このごろはやはり作品として丁寧に、しっかりと書かれたものでないと、なかなか読む気にならないですね。マリ子様のSSはその点、すみずみまで細かな気配りが行き届いていて、とても読み応えあります。今になって読むほうが発見や楽しみや感動が多いような気さえします。で、ごく初期の作品ももちろん面白いのですが、当時の作品に比べると、今は文章も構成力もものすごく上達されましたね〜、と実感。そりゃ書けば書くほど上達して当然なんですが。
ベルの楽しみは無限ですわ〜。次作も楽しみにお待ちしておりますね。


日替わりで楽しむ癒しタイム  投稿者:マリ子  投稿日:2007年10月09日 00:29:20  No.50002
ラーキーさま

過ごしやすい季節になりましたね。庭の金木犀が香っています。秋の夜長は色々と事がはかどるのですが、別な方向にはかどったりしてなかなか思うようにはいかないもの・・私の場合、テスト前は部屋が異様に片付くという状態でした。思いきり仕事をした後は精神と体に癒しを与えてあげる事は大事です。笑えて癒されるベルサイト巡りはうってつけですね。
巷で噂の入浴剤ですが、私もまだお目にかかっていません。ドラッグストアや雑貨屋さんを覗いた時は探すようにしているのですが・・・ ベルばらグッズ、他にも色々あるようですね。次から次へとよく企画しますが、それだけ売れるのでしょうね。ぜひ家の近所のマ*モ*キ*シで手に入りますように。

>アンドレのバラの香りも魅力的ですが、ジェロファンとしては、お肌つるつる効果のジェロさまのヨーグルト系入浴剤(なんでジェロがヨーグルトなのかは謎)も興味ありです。

それにしても・・・・・コピーを見ているだけで恥ずかしくなってしまいます。ここは、やはり謎の「優しいヨーグルトの香り」を手に取るべきでしょうか。そして「とろみミルク」の効果で「つるつるに輝く幸せ肌」を目指すのね。そして次は「咲き誇るローズの香り」と、日替わりで楽しめますね。アンドレ、泣いているわ。感激しやすいのね。アランは汗にまみれているし・・ 『ベルサイユのばらを彩る魅力的な男性たちと過ごすバスタイムで、心も体も癒されて』だそうで! そういえば殿方達、お洋服は着ていなかった記憶が・・・ もうお試しになった方いらっしゃるかしら。
寝る前の癒しにSSを一作ずつ読み直してくださってるとのこと、大変嬉しく思います。一日のノルマとはお仕事ですか? 拙作が何かの励みにでもなればこれほど嬉しいことはありません。随分長く書いていますが、少しは上達しているかしら。構成は書く前にメモを作り頭を整理しています。何度も読み返してもらえるような物を書きたいと思っていますが『今になって読むほうが発見や楽しみや感動が多いような気さえします』と言ってもらえ光栄です。次作は黒い騎士からブラビリあたりを「頭ではフェルゼンを思っているはずなのに、潜在意識と肌感覚ではアンドレにしっかりやられてしまっているオスカル」などを妄想していますが、どうなりますやら・・



入浴剤get  投稿者:ラーキー  投稿日:2007年10月13日 02:59:44  No.50003
マリ子様こんばんは。
ようやくベルばら入浴剤、ゲットしました。某ロフトにありとの情報を得て、買いに行きましたです。いやあ、しかしあのベタなキャッチフレーズと原作まんまのイラストがどどーんと描かれたブツを買うには少々勇気が要りました。一袋ずつ4種類買ったけど、いつになったら使えるかしら。なんかもったいないわ……。
さて、マリ子様の

>次作は黒い騎士からブラビリあたりを「頭ではフェルゼンを思っているはずなのに、潜在意識と肌感覚ではアンドレにしっかりやられてしまっているオスカル」などを妄想しています

に激しく反応いたしました。僻地旅行に出たまま二度と帰ってこない彗星のごとく超辺境をさまよい、OA帰還が危ぶまれたマリ子様が、今度は黒い騎士からブラビリあたりですと? おおお、それはそれは大変楽しみです。ここはぜひぜひ実現させてくださいませ。お待ちしてますわ〜。わたくしも11月になったらパッションに再着手してがんばりますゆえ。マリ子様のOAは、幼少期からある種の緊張と、断ち切れない絆がびしびしと感じられてとてもすきなのですわ。普通のSSはOAの絆を書くことに終始しがちなんですけど、マリ子様のOAは絆などは当然の前提の上で、一見反発力のような、しかしそれを上回る吸引力のような、なんともいえぬ緊張感があるのです。
この間は『私の初恋』と『アルベールの場合』を読み直して、改めて感動いたしました。やっぱりおもしろいですよ、何度読んでも。アルベール兄弟にアンドレを認めさせようとするオスカルが、今回とても印象に残りました。



今夜の癒しタイムは誰と・・?  投稿者:マリ子  投稿日:2007年10月14日 23:45:17  No.50004
ラーキーさま

入浴剤Getなさいましたのね。某ロフトにありですか。買いに行こうかしら・・

>いやあ、しかしあのベタなキャッチフレーズと原作まんまのイラストがどどーんと描かれたブツを買うには少々勇気が要りました。

あのキャッチフレーズと原作まんまのイラストは恥ずかしいですよね。照れるわ。私、お店で買うのはできそうですが、家の洗面所に置けないわ。我が家には毒舌つっこみ娘がいるので、入浴剤のパッケージでも見られようものなら・・・ああ、どんなことになるか・・・ ラーキーさま、4種類買ったそうなので、ご使用になったら香りや使用感など教えてくださいませ。どれが一番お肌に合ったかも。(^.^)

超辺境をさまよう己の彗星ぶりを確認してきました。本当に二度と帰ってこないかのような僻地旅行だわ。僻地は楽しくて、ついついさまよってしまうのよね。思わず口走ってしまった「頭ではフェルゼンを思っているはずなのに、潜在意識と肌感覚ではアンドレにしっかりやられてしまっているオスカル」ですが、どうなるかは全く白紙の状態でして・・・ ふと当時の大歓楽街パレ・ロワイヤルを書いてみたら面白いかなと思いまして・・・ 黒い騎士あたりはオスカル主導のようで、アンドレ主導に感じるのです。アンドレの大人ぶりとそうと知らずにアンドレに傾倒しているオスカルの潜在意識が書けたら面白いかなと思った次第です。そしてブラびり事件ですが、突然「うっ!」っとなったアンドレに、半肩むきだして「どうかしたのか?」と問いかけるオスカル。その後「わかっているのだよ。おまえが影のようについていてくれるからこそ、わたしは思うまま動くことができる。わたし、一人ではなにもできない」あの状況後にこの展開は告白にしか見えません!
ラーキーさまが11月にパッション再着手と聞いて喜んでいます。じっくり書かれたSSは本当に読むのが楽しい。どうかご自身で納得いくように展開させてください。
『私の初恋』と『アルベールの場合』を読み返してくださりありがとうございます。ごく初期に書いた物で思い出深いものです。この時は寝ても覚めてもSSばかり考えていたわ。彼らの子供時代にあったであろう事や彼らが培ってきたものを考えていたらどんどん妄想が出てきてしまって・・ それらが、オスカル、アンドレの絆として、反発力や緊張感も含めて伝われば本望です。



お久しぶりです  投稿者:Juri  投稿日:2007年10月16日 23:51:45  No.50005
マリ子さま、ラーキーさま、お久しぶりです。

>次作は黒い騎士からブラビリあたりを「頭ではフェルゼンを思っているはずなのに、潜在意識と肌感覚ではアンドレにしっかりやられてしまっているオスカル」などを妄想しています

私もこれ楽しみにしていますね。潜在意識と肌感覚というところがなんとも奥が深そうです。

>あのキャッチフレーズと原作まんまのイラストは恥ずかしいですよね。照れるわ。私、お店で買うのはできそうですが、家の洗面所に置けないわ。

わかります〜。私は入浴剤はコソコソと入れ、パッケージはすぐに自分の引き出しにしまいましたわ。もちろん捨てられませんもの。
だけど、中身がなくてもよほど香料が強いのか、引き出しを開けるととてもよい香りがします。
全種類使いましたけど、どれもそれぞれ良かったわ。私はアランの塩風呂っぽいのもいいなと思いましたし、フェルゼンのタラソ湯も元気になれそうな気がしました。
“ローズの香り”ならアンドレよりもジェロって感じですが、ジェロの“ヨーグルトの香り”をアンドレに当てるのもどうかと思うし、私が思うにアンドレは“深い森の香り”なんていうのはどうかなと思うのですが、よけいなお世話でしょうかしら。^^;ゞ
まあ、アンドレが代表格だから“ローズ”が当てられたのでしょうね。

>ブラびり事件ですが、突然「うっ!」っとなったアンドレに、半肩むきだして「どうかしたのか?」と問いかけるオスカル。

私もこれ疑問でした〜。だって自分が襲われかけたばかりでしょう? あちら側を向いて、まだそのまま涙を流しているのが当たり前という感じがしますよね。
アンドレの「うっ!」は読者だけに「アレ?」と思わせても別に良かったんじゃないかなと思っていました。
だからマリ子さまの言われるように、そこにオスカルのアンドレに傾倒していく萌芽があるとすれば、それはそれで納得できますわ。

私もラーキーさまが読み直されたという『私の初恋』『アルベールの場合』と『陽炎』を読み直しました。
いかにも子供のしそうな遊びの描写が克明で、外国の翻訳ものの短編小説を読んでいる気分にさせられました。そういう読み物って子供の頃は別世界の息吹を感じたものです。
幼少でもオスカルはやはりオスカル、アンドレはやはりアンドレなんですよね。性格なんてそんなに急変しませんものね。

けれど、子供の頃は明るくて穏やかなアンドレが強姦未遂や、毒ワイン事件を引き起こすアブナイ男になってしまうなんて、苦悩はいかほどだったかと思います。

ラーキーさまの続編も佳境ですね。ゾクゾクしながら待っております。



ご無沙汰しています  投稿者:mippy  投稿日:2007年10月18日 23:06:11  No.50006
マリ子さま、みなさま、お久しぶりです。

久々に連休が取れ、SSをざーっとですが、読ませていただきました。時間をやりくりして、本を読まねばと思いつつ、ベッドの中でページを開いたとたん、睡眠効果を得てしまい、パタン、と眠りについてしまうという体たらくな日々・・・。
映画もあまり見てなくて、文化的欲求不満がたまってましたので、こちらで解消させていただきますわ〜。何がそんなに忙しいのか?問われると、特になんにもまとまったことはしていないのですが・・・。そおいえば、芸能界でも私生活でも若い男の子にうつつを抜かしていますわ(爆)。

マリ子さま
官能小説大歓迎の私です(喜)。のめりこむように読んでて、PCの箱の中に吸い込まれてしまいそうでしたわ。
ヴィクトールの「わがシルフィード」の背景に、あのような逸話があり、そして、兄上の遍歴・・・。とどまることを知らぬ辺境星への旅に私もすっかりお付き合いしてしまっています。もお、地上へは帰りたくな〜〜い!
薄い布をまとっただけの若い男の子(じゅるっ)の存在が、なにを示しているのだろう、と興味深く読んでいたら、あのような結末になるのですね。なんと巧みな構成なのでしょう!
フェルさまの切なさがず〜んと響き渡ってきます。翳のある男性はとても惹かれます。今ちょっと頭が働かなくって、ラーキー様のような素晴らしい論評はできませんが、楽しませていただいてます。

>「頭ではフェルゼンを思っているはずなのに、潜在意識と肌感覚ではアンドレにしっかりやられてしまっているオスカル」
に、みなさま同様、期待大です!

ラーキーさま
Passionも読ませていただいてます。原作ではものたりなかったOAの交流を深く掘り下げてくださって、私のニーズにぴったりはまります(サイトのご紹介もありがとうございました。おもしろかったです)。
心理表現が細やかで、かゆいところに手が届くラーキーさまの文章が大好きです。「そう、そう、そうなのよ〜」って感じでいつも共鳴しまくってます。
マリ子さまもそうですが、豊かな表現力は、膨大な読書量と映画鑑賞と豊富な旅行体験などからお出になっているのですね。私の憧れの人ですわ、ラーキーさま。

私ごとで大変恐縮ですが、職場にドイツ帰りのアルバイトくんがおりまして、ま〜あ、容貌も私好みの王子風なんですが(ぽっ)、ドイツのお話をいつもとっても素敵に語ってくれまして、う〜っとりしながら聞き入っています。すっかりカレの信奉者となってしまってます(仕事そっちのけ)。内面の豊かな人ってほんとうに素敵ですよね。

先日はドイツ中央部のゴスラーという魔女伝説のある街のお話をしてくれました。毎年、4月30日の夜から5月1日にかけて、ハルツ山脈のブロッケン山にドイツ中から、ほうきにまたがった魔女達が集まってきて、悪魔たちと一緒に狂宴を催すのですってね。
私は知らなかったですが、ゲーテの「ファウスト」にもそのシーン(ワルプルギスの夜)がでてくるらしく、思わず文庫本を買ってしまった。ファウストなんて、ちゃんと読んだことがなかったわ。心の豊かな人間になるため努力せねば、と思うこのごろであります。なんだかそれてしまいまして、すみませんm(--)m。



つづき  投稿者:mippy  投稿日:2007年10月18日 14:20:12  No.50007
3000字超えてしまったとエラーが出て、送信できませんでしたので、分割します。

Juriさま
入浴剤、試されましたか。使用感のご説明ありがとうございま〜す!
北欧出身のフェルゼンなのになんで地中海〜?なんてツッコミを入れたくなるコピーですね。アランの「塩」ははまってると思いますがジェロさまのヨーグルトはのけぞりました。ケフィアかしら・・。

>私が思うにアンドレは“深い森の香り”

おお〜っ、すてきですね! ぜひ商品企画部にメールしてください。

それでは、また〜^^//



いらっしゃいませ♪  投稿者:マリ子  投稿日:2007年10月18日 19:49:22  No.50008
Juriさま

お元気でしたか? お顔を見せてもらえ嬉しいです。Juriさまはもう「ベル風呂」お試しになったのね。書き込みを読ませてもらい、俄然欲しくなりました。中身よりも大事なパッケージ、香料がわりに引き出しに入れておくのも手ですね。引き出しを開ける度に目が合ってニタニタしながら癒されたらまさに一石二鳥。フェルゼンのタラソ湯とアランの塩風呂っぽいのがお奨めですか。私はぜひ謎のヨーグルト味を試したいわ。それぞれ個性的ですが“ローズの香り”は薔薇看板をしょって立つアンドレの役割なのでしょうね。でも私は彼には“深い森の香り”(Juriさま、素敵)が似合うと思います。

>私もこれ疑問でした〜。だって自分が襲われかけたばかりでしょう? あちら側を向いて、まだそのまま涙を流しているのが当たり前という感じがしますよね。
>アンドレの「うっ!」は読者だけに「アレ?」と思わせても別に良かったんじゃないかなと思っていました。

この状況は女にとって実にはっきりとした返事を導き出すと思うのです。もしそれほど好きではない人や好きでも嫌いでもない人にされたら、どうでしょう。嫌悪し距離を置くと思うのです。でもオスカルはそうしなかった。これは彼を好きだと言っているのと同じかと。もちろん幼馴染、半身として大切な彼だから、なかったことにしたのかもしれませんが、アンドレのあの行為が深層心理では嫌ではなかったからと踏んでいます。それが後の「私の知っている唇は・・」になっていくのではないかと・・・・ 思い出した時の絵が違いますが、三年も前の出来事より、つい最近の感触の方がずっと生々しいはずです。どちらを思い出したにしてもオスカルは肌感覚ではかなり前からアンドレにやられていたとの認識を持つのであります。
そして『子供の頃は明るくて穏やかなアンドレが強姦未遂や、毒ワイン事件を引き起こすアブナイ男になってしまうなんて、苦悩はいかほどだったかと思います。』ですが、この忍耐につぐ忍耐がアンドレを危険で香り高い男にしたと思うのです。元来穏やかな性格のアンドレは恋が成就していたら、ただの良いお父さんになりそうです。一途な男の恋が実のらなかったらどうなるか。男にとって20代30代に禁欲などできませんから、その諸々の経験がアンドレを磨いたのかと思います。
『私の初恋』『アルベールの場合』『陽炎』を読み返してくださりありがとうございます。時代物を書くのは初めてだったので、小道具やら時代背景やら苦労しました。殆ど想像でありますが、外国の香りや別世界を感じてもらえれば嬉しいです。「肌感覚では〜」のオスカルですが、うつらうつら考えていただけなのに変なことを口走って後悔しています。妄想が断片的に浮いた状態でどうなるかわかりませんが、何か書きたい気持ちはあります。時間のやりくりとの戦いになりそうです。



こんばんは♪  投稿者:マリ子  投稿日:2007年10月18日 19:50:31  No.50009
mippyさま

毎日忙しいですね。何をしているということなく忙しいのが日常というものですわ。これでも子供が大きくなった分だけ楽になっているはずなのに、もうこんな時間!と慌てる毎日です。仕事と家事だけでなく、趣味等、潤いのある毎日を送りたいと思いますが、中々思うようにいかなくて・・・ 生活の達人mippyさまのブログを参考にさせてもらいます。

>薄い布をまとっただけの若い男の子(じゅるっ)の存在が、なにを示しているのだろう、と興味深く読んでいたら、あのような結末になるのですね。

辺境星への旅にお付き合いくださりありがとうございます。辺境星ではイロモノでも放蕩でも隠し子でも何でも書けるので楽しいです。もう少し大人になったくらいの男が書きたかったのですが、設定から勘定すると若い男になりました。官能や切なさを感じてもらえれば書いた甲斐がありますわ。最初の動機がそこでして・・・・ 翳のある男性に書けていたら成功です。

ドイツ帰りのアルバイトくん、きっとmippyさまがお話を聞いてくれるので嬉しいのではないかしら。若くて希望に満ちていて、溌剌としている人は魅力的ですね。夏休みに大学のオープンキャンパスがあり、行ける日は娘に付いて行ったのですが、学生さんの話に娘共々刺激を受けてきましたわ。一年単位でアメリカやヨーロッパに留学する話とか(海外で取った単位は認められるので4年で卒業できる。学費も互換されるのでかからない) また単位は認められなくても自分の行きたい大学に自分で問い合わせて準備したり(この場合休学扱いになる)皆さん向学心に燃えていました。
予備校の講演も土日潰して聞きに行きましたよ。「親はこの時期どうしたら良いか」というような内容でしたが、カリスマ講師の話だけあって面白かったです。若い頃の海外放浪の旅とか。もちろん真面目な話もありましたが、その中で印象に残ったのは「ただ勉強しろしろ言うのではなくて、親も自ら勉強する姿勢が大切だ。家に帰ったら食卓に新聞とスペイン語講座の本が開いてあったら、迫力と説得力がありますよね」と。それを聞いて、昔買った○○語講座を広げておこう思った私は失格ですが、小言より親の勉強する姿勢を見せるのが大切なのだとmippyさまを思い出しました。アロマテラピーの資格をとる勉強を続けられ合格された。それがお子さんに良い影響を与え、お嬢様が栄冠を勝ち取ることに繋がったのでしょうね。背は口ほどに物を言うのですね。



ほんとにお久しぶりです  投稿者:ラーキー  投稿日:2007年10月22日 02:16:46  No.50010
Juri様
お久しぶりです。久々にお元気そうな書き込みが読めて、うれしいです。ベル風呂、さっそく試されたのですね。わたしは買ってはみたものの、まだ使う気になれず、袋をちょびっとだけ破いて香りだけ試してみました(^^; ジェロのはまるきりヨーグルトキャン
ディの香りがするのですね。これはいただけないわ。やっぱりジェロはバラの香りで、Juri様がおっしゃるように、アンドレは森林系ですよね。それとも、少し謎めいた危険な香り……ブルガリ・ブラックみたいなのとか(これは入浴剤では無理か)、エスニック系とか? 商品企画をした方々は、アンドレが主役(=バラの香り)というのにとらわれすぎて、ファン心理を洞察しきれなかったのね。香りを決める商品企画会議、楽しそうですね。見てみたかったですわ。ちゃんとしたベルファンの方は参加していたのかしら。

「アンドレ、どうかしたのか?」についてですが、実はわたしは最初から(といっても、ほんとの初読みのときは、小学生だったので記憶が定かではありませんが)まったく違和感なかったのですよ。そのあとの、「おまえが影のようについていてくれるからこそ…」の場面も。これでこそOAだわ〜(喜)と思ってました。「うっ」より前のシーン、「愛している。死んでしまいそうだよ…」の場面でも、オスカルの表情はもう十二分にアンドレに対して同情的…というか理解と許容を示しています。オスカルの原作中唯一の女言葉として有名な「いやー」からして、あれはアンドレ相手だからこそ出たセリフだと思っております。アランたちに拉致されたときオスカルは「年下は趣味ではない」なんて、あくまで虚勢をはってましたよね。まあアランたちはちょっと脅したかっただけで本気ではなかっただろうしあの事件は未遂の未遂でおわりますけど、万が一もっと深刻な事態に至ったとしても、オスカルは絶対に、意地でも悲鳴を上げたりしなかったと思います。だからあの「いやー」というのは、突然のことに驚いたのと怖かったので思わず出た言葉、ではありますが、基礎にあるのはアンドレへの信頼で、子供の頃からアンドレには素直にいやなことは「いやだ」と言える関係で、自分が嫌なことはアンドレは絶対にしないというような、そういう表層意識下の信頼関係があってこそのセリフなのであると、そんな風に思っております。
拙作の続編、ゾクゾクしながら待っていますといっていただけて、とてもうれしいです。ベルSSに手をつけれらないここ数週間、そろそろベルSS禁断症状が出てきましたので、11月になったらがぜんやる気がでそうです。



ゴスラーはきれいな町だった  投稿者:ラーキー  投稿日:2007年10月22日 02:43:04  No.50011
mippy様
お久しぶりです。相変わらずパワフルなmippy様の書き込みにエネルギーをいただいております。若いエネルギーに触発されるというのはいいですね。若返ります。わたしはなんでだか分かりませんが、自分自身がごく若い頃から超渋好みのおじ様趣味だったのです。若いころはそれも渋くていいけど、自分自身がおばさんになったこのごろでは、おじ様趣味なんてほんと冴えないわ。そろそろ年下趣味に鞍替えしようかしら。
ドイツ帰りのアルバイト君ですか。いいなあ。わたくし何をかくそう、数年前まで熱狂的ドイツフリークだったことがありまして、ゴスラーにも旅行に行きましたわ。もう10年近くも前のことなので記憶が定かではないですが、たしかドイツで出会ったドイツ人青年にきれいなところだからとすすめられて、ベルリンに向かう途中で一泊しました。古い町並みの、静かで小さくてきれいな町だったと記憶しております。ああ、またドイツに行きたいな…。

拙作お読みいただき、ありがとうございます。痒いところに手がとどく…そのお言葉嬉しいです。わたし自身がジェロの求婚事件から毒ワイン周辺に関してはもう欲求不満・謎だらけ状態でして、自分自身のかゆいところを掻きまくるつもりで書いたSSです。ジェロファンの趣向にもろ走ったSSですが、OA中心の視点からみてもかゆいところに手が届いて共感していただけるものになっているのなら、うれしいです。でもでも、ジェロファンの弱みで、いっちばん肝心の毒盛りアンドレがいまいち書けないのですよね〜。(たぶんこれがジェロの暴挙なら書けるだろうになあ…)最終アップしていただいた「アンドレ心中を決意する」の回もいまいち納得できなくて。11月になったらがんばりますので、気長にお付き合いのほどお願いいたします。

本日ここまでで力つきましたので、また明日〜。



ふっふっふ  投稿者:ラーキー  投稿日:2007年10月23日 00:09:38  No.50012
マリ子様
昨日に引き続き、お邪魔します。というわけで(どういうワケだ)、黒い騎士からブラビリ周辺の新作、たいへん楽しみにしているのであります。変なこと口走って後悔ですか? いえいえ、軽い一言のためにひっこみが付かなくなって、仕方なく着手し始めたら、なんのなんの、すっごくいい作品が生まれたなんてことも世間ではざらにあるのですわ。マリ子様の描く貴族のお屋敷の様子とか、子供たちの遊びだとか、パリの民家なんかもありましたよね、いつもとってもリアリティがあるように感じられて、まるで実際に見たことがあるみたいな感じがするのですよね。ので、マリ子様の手で描かれた当時の大歓楽街パレ・ロワイヤルの様子も読むのがとても楽しみですわ。もちろんアンドレに傾斜しまくっているオスカルもね。だってオスカルはあのときフェルゼンのことでジクジクグズグズ、オスカルらしくもなく感傷にひたっていたのに(ええ、あれはただの感傷です。彼女にとってあれはもう感情のピークをすぎちゃった(すなわち終わりつつあった)恋だったのですよ)ブラビリ事件の後はフェルゼンの面影など完全にふっとんじゃうんだから。思いつきで書いているんで良く分からないけど、あのドレス着てフェルゼンと踊ろう企画って、すごくオスカルらしくなくて、あれで諦める決意がついたなんてオスカルは言ってますが、実際ああやってフェルゼンと踊ってみてそこには何もないことに気づいたんじゃないかな。

今日はNHKスペシャルでやっていた「ポアンカレ予想の魔力に取り付かれた天才の悲劇」がすっごくおもしろくて、なんかもうそのあとはすっかりデラックス(リラックス)モードになってしまって、やらねばならないお仕事もやる気になれないわ。というわけで、もう今日は寝ちゃおうかしら。ともあれ、新作お待ちしてます〜(^^)/



飽き性  投稿者:mippy  投稿日:2007年10月23日 10:20:28  No.50013
マリ子さま

お嬢様、これからですね〜。マリ子さまのお嬢様ですもの、きっとしっかりと将来を考えてらっしゃることだと思います。お体に気をつけられて頑張ってくださいませ。

いえ、私は、単に子供の教育にあまり関心がないだけでして・・・。「勉強しろ、しろ」なんて言うのもめんどうくさくって^^
文教地区とよばれる私の居住地では、幼稚園のころから、周囲のスーパー教育熱心のお母様がたから冷たい視線、非難の言葉を投げかけられつづけてきました。そのころから自分のことばかりに夢中で・・・。塾へやるカネあったら、ミュージカルもっと観たい〜! なんていうどおしようもない親でしたから。こんな親みたいになりたくないわ〜って、子どもは頑張ったのかもね(爆)。でも、下の息子はアホですから(笑)。世の中こんなもんでしょう。

オープンキャンパス、刺激を受けますよね。自分が入学したくなりました。いまは、留学科なんてのもあり、1年間行かせてもらえたり、と恵まれてますよね。
私も留学したい〜! ということとで、昨夜、また急にフランス語の勉強を再開しよう! と思い立ち、通信講座をチェックしましたわ。魂だけでも留学気分♪
去年のいまごろはアロマとハーブの勉強をしてたんでしたっけ〜、なつかしいですわ。ったく、興味の対象があちこちへと移り変わる飽き症な性格。もちろん石けんも作り続けますし、インストラクターの勉強もしなくては、とは思ってますが・・。
今度は上級まで進んでちゃんとしたフランス語の文学作品が読めるようになりたいんです。いつも初級止まりでして・・・。ベルばら仏語版なんて最適な教材もありますわね。
マリ子さまのSS読んでましたら、「ボバリー夫人」あたりを読んでらっしゃるのかな、と思いましたわ。

ラーキーさま

やはり、行かれてましたね〜、ゴスラー! 木組みの家並の残る古い可愛い町のようですね。 またアルバイトくんとお話ができるわ、うふっ。ラーキーさまのドイツフリークは以前に聞いてましたので、ちょっと話題を振ってみました(笑)。ドイツで知り合われた青年、イケメンでしたか〜?
魔女研究家?の西村佑子先生のHPに行くと、ヴァルプルギスの夜の祭典のようすがわかりました。
↑でフランス語の勉強始めたいといいましたが、ドイツ語も勉強したいし、ドイツにも行きたい〜! メルヘン街道方面は行ったことないんです。日本人が最初に行くツアーって、ロマンチック街道方面が多いですよね。ノイッシュバンシュタイン城にハイデルベルク・・・。それも良かったんですが、今度は、レーゲンスブルクやドレスデンにも行ってみたいです。

それから、私も昔から役所広司ファンだったりして、渋好みのところあります。私生活でも、おじさまばっかりからモテてまして。いまやお店のお客様のおじいさまがたから人気があります。その反動でか、最近、KAT-TUN、w-inds.などの若い男の子が気になるんです。どんどん若年化していって、今度、劇団朱雀の早乙女太一くんの舞台に行きます。大衆演劇界の天才女形と呼ばれる16歳の男の子です。はまりこんで、おひねり飛ばしまくるオバサンになったりして。えへっ。

Passionはジェロモード全開とおっしゃいますが、OAファンにとっても読み応えのあるものになっていると思います。
ところで、ブラびりのオスカルの反応ですが、私も、オスカルはまんざらでもなかったのでは〜? なんて思います。なので、その後の態度も普通だし・・・。





愛してこその暴走  投稿者:マリ子  投稿日:2007年10月26日 19:42:04  No.50014
ラーキーさま

遅レスですみません。娘が塾の課題や答え合わせでPCを使うので、PCがまわってこないのです。(T.T) でも書き込みは真っ先に読ませてもらっています。ジェロさまはヨーグルトキャンディの香りですか。アンドレは薔薇の香りで北欧の貴公子が地中海の香りと。一体どうやって香りを決めたのかしら。商品企画会議、面白そうですね。潜入してみたいです。この企画、入浴剤に眼をつけたところとオスカルやアントワネットを出さず四人の男性キャラを登場させたところが鋭いと思います。

>「うっ」より前のシーン、「愛している。死んでしまいそうだよ…」の場面でも、オスカルの表情はもう十二分にアンドレに対して同情的…というか理解と許容を示しています。

本当にあの表情は理解と許容ですね。私も初めて読んだ子供の時、オスカルの態度に何の違和感も感じていませんでした。大人になって読み返して、これはアンドレを心の底では拒否していない態度だと思い至ったわけです。
『自分自身のかゆいところを掻きまくるつもり』のラーキーさまのSSはジェロが秀逸ですが、OA視点から見ても非常に面白いものです。『ジェロの暴挙なら書ける』のはジェロを愛しているからですわ。愛しているキャラほど暴走させることができるのです。どうぞアンドレも愛して、うんと利己的に暴走させてあげてください。心中未遂を引き起こす時点でもう普通ではありませんから。
黒い騎士周辺のSSですが、背中を押してもらい毎晩寝る前に妄想しています。でも書けるかどうかはまた別問題なので、無かった事にしておいてもらえるとありがたいです。大歓楽街パレ・ロワイヤルを書きたい願望はあるのですが・・・・ どこかに良い資料はありませんかね。(現在の立ち位置がここですから!)
「NHKスペシャル」面白そうですね。フィールズ賞を取るような方の脳みそは凡人のそれとはてんで作りが違うようですが、こんな話は全く別世界として楽しめそうです。番組のHP『宇宙に果てはあるのか?宇宙は一体どんな形なのか?』とても興味があります。ビデオに録っておけば良かったわ。数学も哲学も学問は究めれば到達する次元は同じらしいですね。



飽き性 、それは多趣味  投稿者:マリ子  投稿日:2007年10月26日 19:45:03  No.50015
mippyさま

受験生を持つと何かと気苦労が多いですね。幸い娘は自分から勉強してくれるので楽ですが、親が手を抜きまくっています。でも親が出来ることはあまり無いのよね。娘は歴史と語学がやりたいと言っています。オープンキャンパスも色々行きましたが、どこもとても充実していました。本当に親が入りたいくらい。

>今度は上級まで進んでちゃんとしたフランス語の文学作品が読めるようになりたいんです。いつも初級止まりでして・・・。

mippyさまの学習意欲にはいつも感服しています。その国の言葉で読んでこそ味わいがあるというものですよね。フランス語、初級だけでもマスターされたのなら素晴らしいです。私はもう新しい言語を覚えるのはあきらめました。どこへ行っても(怪しい)英語一本で通す覚悟です。でも挨拶程度を色々な国の言葉で覚えるのは楽しそう。娘が某国に友達ができたので、その国の指差し会話の本で言葉を覚えています。言葉だけでなく習慣やお国柄までたっぷりの絵入りで書かれているので楽しいです。それぞれの国に長くいる人が書いているので、トラブルとか愛の告白とかリアルです。行った国、行きたい国と揃えています。
よくどんな本を読んでいるか聞かれるのですが、私は日本海外を含め文学作品と言われるものはあまり読まないです。一番読んだのは中学高校の頃かな。「ファウスト」も持っていました。ベルばらに影響されて世界史とか民族風俗などを読んだのもこの頃ですね。でも大人になってからは雑学系というか、娯楽一辺倒にシフトしまして、時代物より現代物が多いかな。人に言えるようなものはありません。子供に言わせると「また変な物買ってきて(借りてきて)!」だそうです。でも子らもそれを読むのよね。
ドイツは木組みの家並が綺麗ですよね、大きな都市より田舎の小都市が素敵です。私もドイツには一回行きましたがまた行きたいです。ゴスラーやレーゲンスブルグ、憧れます。
早乙女太一くんはTVのドキュメンタリー番組で見ました。流し目の美形で、万札の首飾りを幾重にも首にかけていたわ。若いのにオーラがすごかったです。



ドイツ話  投稿者:ラーキー  投稿日:2007年10月29日 00:53:37  No.50016
mippy様

はいゴスラー行きました。レーゲンスブルクもドレスデンも行きましたわ…。ドレスデンは世界遺産などの見所の多い美しい街です。でもわたしはもうすこしこじんまりしたレーゲンスブルクのほうが好きかな。南に下るほど、街の人たちが人懐こく親切になるような気がします。南ドイツは本当にいいですわよ〜。レーゲンスブルクは第二次世界大戦で破壊されなかった数少ないドイツの街だそうで、こちらも旧市街が世界遺産ですね。ノイシュバンシュタイン城も行きました。近くの街に泊まって、そのときはそれほど日本人の姿を見なかったのに、お城に行ったとたんに、いったいどこから涌いて出てきたのかというくらいのたくさんの日本人の団体が…。びっくりしましたわ〜。きっとバスでお城に乗り付けて、お城見学が終わったあとはまたバスでどこかに向かうのでしょう。ああすみません、ドイツのお話になるともう止まらないのですわ……(^^;。これって旅行好き人間の特徴ですね。
ドイツ語にフランス語。語学をやるのは楽しいですね。わたくし実はけっこう語学オタクなので、どちらもかじっておりました。っていうか、かじっている最中だったのですわ、例の大騒動の渦中にあるあの悪名高いNO○Aで(T◇T)! いっぱいチケット残っていたのですが、夏から11月までは忙しかったので、11月になったらがんばって毎日でも行こうって思ってたのに(T□T) あまりのショックな出来事に涙もでません(T△T) NO○Aは英語の授業はいまいちぴんとこないのでやめましたが、ドイツ語とフランス語は本当に先生方がよかったの…。ああ、これから私はどこで仏独をやったらいいのかしら…。
ところで情報通のmippy様、ベルアニメの新作って、たしかこの夏公開というお話だったような…。それとも来夏でしたっけ(@@)? どこの掲示板でも話題になってないので忘れてましたけど、あれはどうなったのかしらん。 



そしてやけくそなのであった  投稿者:ラーキー  投稿日:2007年10月29日 01:50:18  No.50017
マリ子様

というわけで、11月を前にしてようやく多忙時期から解放され、いまからはもう何だって好きなことができるのであります。NO○Aに通いたくてもどうせ通えないし(▼▼メ)、もうベルSSだってなんだってがんがん書けるのですわ〜。ほっほっほ(ヤケクソ)。
マリ子様はSSを書かれるときに、ちゃんと資料を参考にして書いておられるのね。わたしはいまだかつて資料など読んだことがなく、ようわからんとこは書かない、という主義で通してきました。わたしの場合は心理描写中心だからそれでもいけるのですが、マリ子様の場合は描写中心だから、やっぱり資料が必要なんでしょう。パレロワイヤルの資料ねえ…。それはなかなかにむずかしいものがあるかもしれません。フランス人だって知らないかも。だったらマリ子様の好きなように、妄想の赴くままに書いてもいいんじゃないでしょうか(^^; ともあれマリ子様の新作、マリ子様にプレッシャーをかけないように、期待せずにそれとなくこっそりと(十分プレッシャーかも)待つことにしますわ。
ポアンカレの番組の再放送、たしかマリ子様のコメントが入る前日の深夜に再放送していたと思います。あと一日早ければ……残念ですわ〜。ほんと、われわれ凡人とは別世界に住んでいる方々のお話ですが、とにかく面白い。平々凡々なる生活を送っている日常の中で、たまにはああいう世界をのぞいてみるのもいいものです。



がんがん書いてください  投稿者:マリ子  投稿日:2007年10月31日 20:47:33  No.50018
ラーキーさま

旅行話、大歓迎でございます。私もドイツは大好きです。私が行ったのは、ん十年前で、ケルンより南のライン川、古城街道、ロマンチック街道というコースでしたが、パック旅行でなく自分で好きな場所を選び行ったのでとても印象深く記憶に残っています。ノイシュバンシュタイン城もお城だけの観光ではもったいないですよね。あそこはアルプスの景観の素晴らしいところですから。てくてく山道を登りましたわ。お城の庭は各国のお客さんで賑わっていましたが、団体客はいなかったような・・ でも時間が時間だと日本人団体客が押し寄せるのでしょうね。バスに乗って次々と目的地を回るツアーは味気なくて、いつも旅は単独(or友達、夫婦、家族単位)です。その方が現地の人と仲良くなれる! そこに旅の醍醐味を感じるので、じっくり密着型で行きたいです。ドイツの方はとても親切で人懐っこかったです。都市より田舎が良いですね。道を歩いていても微笑みかけてくれるし、話しかけてくれる。行き会う旅行客同士の会話も楽しい。アメリカ人の大家族連れとか、タイの一人旅の女の子とか、ビジネスでドイツに来ている人とか・・
ラーキーさまがドイツ語とフランス語の為にNO○A(T◇T)!に通ってらしたとは・・・! NO○A(T□T)!の被害者でいらっしゃたのね。身近でもNO○A(T△T)!の被害を聞きますわ。どれだけの方が被害を被っているのかと思うと許せませんね! 何とかならないのかしら。お金のことも大問題ですが、好きな先生や楽しかった授業を受けられないのも悲しいですね。

>マリ子様はSSを書かれるときに、ちゃんと資料を参考にして書いておられるのね。わたしはいまだかつて資料など読んだことがなく、ようわからんとこは書かない、という主義で通してきました。

ちゃんとと言えるようなものは何もないのですが、敲き台にする物があったほうが書きやすいです。ほとんど想像で書くとはいえ、どんな物が建っていてどんな具合であったかなど、何か取っ掛かりが欲しいのよね。『ようわからんとこは書かない』は私もその通りでして、あとは、ようわからんことをいかにもっともらしくごまかすか、ですわ。その為にちょっとばかり資料を参考にするのですわ。ラーキーさまの11月が災い転じて福となりますように・・ 私も少しずつ妄想してみます。
ポアンカレ番組は再放送があるはず!と探したのですが、ぎりぎりアウトで見逃してしまいました。数学は難解になるともう別世界。数学者の壮大な話を素人向けに解説してくれる番組は好きですわ。未知との遭遇的楽しさがあるのよね。そういえば、この夏公開予定だったベルアニメの話はとんと聞きませんがどうなったのでしょう。



[49] 更新しました。  投稿者:マリ子  投稿日:2007年09月15日 19:09:36  No.49001
長い間更新が滞っていましたが、ようやく一作UPしました。
亀の歩みですみません。
よろしければお読みください。



Re:更新しました。  投稿者:ラーキー  投稿日:2007年09月16日 22:00:53  No.49002
マリ子様
新作読ませていただきました。このところ忙しさ(というよりしなければならないことがあるのに出来てないので、気だけ焦っている)からの逃避願望により、にわかのベルモードが盛り上がっているところに、わたし的にはとってもタイミングのよいマリ子様の新作アップ。喜び勇んでさっそく拝読しました。これまでためこんでいた僻地物、といわれていたので短いのかなと思って文字カウントしてみたら(原稿用紙ならどれくらいかなと思って自分のSSをしょっちゅうカウントしているので、これ癖なんです。マリ子様の今回のSSは普通の原稿用紙だと35枚ほどもあるんですよね)、かなり長い。ところが、その長さを感じさせず、あっという間に読み終わりました。マリ子様の妄想は以前にも増して迫力満点。亀更新もなんのその、妄想クイーン健在ですわ〜。まず最初はヴィクトール登場で舞い上がり(しかも近衛隊退却の直後の場面とは(涎)!)、ジェロ家の内部事情になるほろ〜と深くうなづきました。ジェロの父のこと、考えたことなかったわ。ジェロ父はフェルディナンに近いキャラで、むしろヴィクトールがジェロ家では異色だったのね。でもそれってなんとなく納得できます。ジェロの生真面目さ、一途さと、当時の風俗に見事合致した軟派ぶりの混合体。一家そろって硬派なジャルジェ家と真逆な家風で育ったヴィクならではのキャラだったのね。
世間が革命前夜でざわついているときに、呑気に観劇なさっているフェルディナン。世間の騒動すら、弟の事件で実感したというくらいずぶずぶの貴族のぼんなんですが、そんな彼でも遊び人で通した半生(マリ子様の設定だと、ジェロがオスカルより二つ上の35歳くらいだから、フェルはもう40歳前ね)には、遊び人なりの波乱万丈があったのね、と思わせられました。遊び人で通すのも、楽じゃないわ。軍という場所に自分の居場所をしっかりとおいているヴィクと違って、なにひとつ確たるよりどころがない。もてあました時間を次から次へと繰り広げられる恋愛で埋めていく毎日。ヴィクトールは叶わぬ片恋をして、まかりまちがえば死刑にもなりかねない立場に置かれたわけだけど、お気楽そうなフェルディナンと、多くの譲れないもの(しかも報われない)を抱えてしまったヴィクトールと、どっちが幸福か分からない、としみじみ思いました。
それから殺された伯爵夫人と夫の恐ろしいエピソード。わたしの大好きなバルザックの小説にも貴族の夫が不貞の妻に復讐する話があったんですよ。マリ子様の伯爵夫妻の描写、とてもリアルです。バルザックの小説は『グランド・ブルテーシュ綺譚』。岩波文庫の『海辺の悲劇』(この小説から、わたしもSSのネタぱちったことがあるんです(笑))という小説と同時収録されてますが、今は絶版になっていて手に入らないかもです。



ありがとうございます!  投稿者:マリ子  投稿日:2007年09月17日 19:04:57  No.49003
ラーキーさま

このような僻地物を読んでくださりありがとうございます。僻地な上に内容がどうかと思いファイルに仕舞い込んでいましたが、ラーキーさまの創作意欲の盛り上げに多少でも貢献できればUPした甲斐があるというものです。SSの長さはバイト数で大まかにつかんでいるのですが、原稿用紙換算にするとよく分かりますね。長さを感じさせず一気に読めたと言ってもらえ嬉しいです。

>ジェロ父はフェルディナンに近いキャラで、むしろヴィクトールがジェロ家では異色だったのね。でもそれってなんとなく納得できます。ジェロの生真面目さ、一途さと、当時の風俗に見事合致した軟派ぶりの混合体。一家そろって硬派なジャルジェ家と真逆な家風で育ったヴィクならではのキャラだったのね。

ジェローデル家は原作に何も書かれていないので想像の余地があり、ついついあらぬ方向へ妄想がはびこります。硬派より軟派が好きな私としては願ってもない舞台です。(ジェローデル家は代々軟派で鳴らす家柄なのです!) ジェロ家の兄弟を書く時は血は争えないところと、違うところを書くようにしています。ヴィクトールはオスカル一筋なので色事師にはできませんので、恋愛遍歴は兄に任せた形になってしまいます。
私の中ではヴィクトールはオスカルより一つ上の学年でアンドレと同い年の設定です。ライバルなので同じ年がよいかと・・・ フェルディナンの年はそのくらいです。彼を書くときは恋愛三昧ながらも、どこか満たされない様子や幸福とはいえない状況にしたくなります。完璧な人間よりは不完全な人間の方が面白みがあったりしますので、そんな風に書きたいのかもしれません。色事の才能と容姿は完璧でも呑気で考えの浅いずぶずぶの貴族のぼん。遊び人で通すのも楽じゃない、遊び人なりの波乱万丈がある。まさにそれです。
伯爵夫妻の描写がリアルと言ってもらえ嬉しいです。バルザックの小説を思い出してくださったとは・・『グランド・ブルテーシュ綺譚』今度図書館で借りて読んでみます。恐ろしいエピソードは歴史の中に色々ありますが、小説からインスピレーションを得ることはありますね。伯爵家のところは説得力を持たせるのとリアリティを出すために具体的に描写してみました。迫力ある描写がしたいと常に思っています。
 ラーキーさまの続編を楽しみにお待ちしています。お仕事の支障にならない程度に進めてください。



[48] 不滅のベル神話  投稿者:ラーキー  投稿日:2007年09月13日 01:34:57  No.48001
マリ子様
ようやくちょっと涼しくなって過ごしやすくなってきましたね。こんな季節はパソコンに向かってSSを書くのにぴったり…なんですが、10月末まで忙しくなるので、どうやらそれまでSSはお預けになりそうです。せっかく毒ワイン事件のとっかかりの場面のイメージが固まったのに、残念。で、あらたにイメージができた毒ワインの場面には、結局またジェロが登場するのですわ。わはは。
ところで最近あまり読んでなかったベルSSを、ここ数日ちょいちょいとあき時間にふいと思い立って読んでみました。マリ子様の蛇とか鏡とか白の時代とか、その他のOAものも読み返しました。あらためて面白かったですわ〜。マリ子様のSSは丁寧に書き込まれているので、読み直すたびに新たな発見があります。もう四半世紀もベルファンをやっていて、さらに何年もの間、SSを読んだり書いたり、さすがに飽きたかな〜と思っていたろところですが、いやいやなかなか。時間を置いて読み直すとやっぱり面白い。うーん、やはりベルの魅力からは一生抜け出せないのか? ほんとうに稀有な名作ですわ。って、忙しい時期にこんなことしてていいのか?>自分
 ところでぜんぜん関係ないですが、オーランド・ブルームのUNOのコマーシャルご存知ですか? オーランドはパイレーツ1を見た当初は、ジョニー・デップに比べたら単なるジャリタレだわとおもっていたのですが、どんどん大人になってパイレーツ3ではかなりいい感じ。で、UNOのコマーシャルはかっこいいですね〜。全体的に細身すぎる気がするけど、でもあの甘いマスクは若いころのアンドレを演じてもいけそうですわ。



名作ですよね!  投稿者:マリ子  投稿日:2007年09月14日 00:48:03  No.48002
ラーキーさま

過ごしやすい季節になってきましたね。人間はげんきんなもので、こうなると茹だるような日々は忘れてしまうものです。お仕事忙しそうですね。続きは楽しみにしていますが、秋はお仕事が忙しいと聞いていましたので、どうぞマイペースで書き進めてください。『毒ワイン事件のとっかかりの場面』に『またジェロが登場』と聞いて楽しみ倍増です。ラーキーさまのジェロはとても魅惑的なのでどんどん登場させてくださいませ! 狂気をはらんだアンドレも楽しみにしています。

>もう四半世紀もベルファンをやっていて、さらに何年もの間、SSを読んだり書いたり、さすがに飽きたかな〜と思っていたろところですが、いやいやなかなか。
>時間を置いて読み直すとやっぱり面白い。うーん、やはりベルの魅力からは一生抜け出せないのか? ほんとうに稀有な名作ですわ。

本当にそうですね。何年もSSを書いていますが、書ききったとは思いません。さすがに嵌りたての頃のように仕事も家事も用事も投げ打ってとはいかなくなりましたが、それでも考えると新たな発見があったり、隙間をみつけたり、妄想をはびこらせたりできるものです。きっと一生ファンでいるでしょう。
秋の夜長(このまま秋に突入を願って)に拙作を読み返してくださりありがとうございます。『あらためて面白かった』『新たな発見がある』と言ってもらえ光栄です。自分でも時々は読み返すのですが、そうするとその時々の気持ちや状況がよみがえって、とても懐かしいです。どれも思い出深いです。更新が滞っていますが、近いうちにファイルにしまい込んでいた僻地物をUPしようかと思っています。いつもの道草癖が出ていますが、どうぞ読んでくださいませ。

UNOのコマーシャルのオーランド見ましたよ〜!(^o^) いつもコマーシャルは、ぼーっと見ているだけなのですが、思わず身を乗り出してしまうくらいかっこ良かった! ついこの間までは若手若手していて「青いな。熟しが足りない」と思っていたのですが、どんどん良くなりますね。パイレーツも1と3では違います。これからどう変化していくか楽しみな俳優です。



[47] はじめまして  投稿者:プチよしこ  投稿日:2007年08月19日 22:05:36  No.47001
マリ子さま、はじめまして。
初めて書き込みをさせていただきます。
いつもこちらを訪ねる度に、時間も忘れてじっくりと見入ってしまいます。
連載中のお話も続編をずっと楽しみにして待っています。
ベルサイユのばらのサイドストーリーはホント、名曲のようですね。
それを各演奏者の方たちが、ご自分なりに解釈をして奏でる(書く?)という
まさに芸術作品のように感じています。

実は先日ベルばらサイトを運営されている方と初めてお会いする機会にめぐまれました。
そのとき、「感想はどんどん書いていいのよ」と背中を押してくださり、
こうしてこちらに初めて書き込みをさせていただきました。
いつも感動する作品を与えてくださって、ありがとうございます。
感謝しています。

マリ子さま、現在連載中のラーキーさま、ギャラリーをお持ちのみなさま。
いつもありがとうございます。
皆様方の更なる創作活動のご活躍をお祈りしています!




いらっしゃいませ♪  投稿者:マリ子  投稿日:2007年08月20日 23:12:27  No.47002
プチよしこさま

初めまして! 書きこみくださりありがとうございます。サイトを気に入ってもらえ、とても嬉しいです。『時間も忘れてじっくりと見入ってしまいます』の言葉を胸に刻みました。最も自信をもってお奨めできるギャラリー・・・ サイトを始めた頃より美しい作品を沢山いただきました。それを飾れて幸福です。そこからどれほどの想像力をもらったことでしょう。どうぞこれからもご堪能ください。

>ベルサイユのばらのサイドストーリーはホント、名曲のようですね。
>それを各演奏者の方たちが、ご自分なりに解釈をして奏でる(書く?)というまさに芸術作品のように感じています。

サイドストーリーに巡り合った時は、こんな世界があったのか!と目を見開かされる思いでした。そこには革命後も生きているオスカルやアンドレがいたり、原作には書かれていない在りし日のオスカルやアンドレがいたり・・・ 自分なりの解釈を加えてベルばらの世界を構築していく。それを文章で表現する。何て自由で楽しい世界だろうと思いました。元々文章を書くことが好きだったので、すぐにその虜になりました。
ベルばらは想像の余地が多く、登場人物も魅力的なので、演奏者にとっては奏で甲斐のあるものです。それぞれに思いのままを描いて楽しんでいます。美しい言葉をありがとうございます。
『感想はどんどん書いていいのよ』はまさにその通りでして、感想を頂くことが何より書き手の励みになります。サイト管理人はきっと誰でも感想を貰うのが嬉しいと思います。その管理人の方と交流できてよかったですね! 書くということは一方通行です。読んでくださる方がどう感じたかは非常に気になるところです。ですから、どうぞ感じたことをどんどん聞かせてくださいね。これからもラーキーさまの連載は続きます。どうぞお楽しみに! 読んでくれる人がいて、想いを共有したり考えを伝え合ったりできる。それが何より楽しいです。



Re:はじめまして  投稿者:ラーキー  投稿日:2007年08月27日 00:33:08  No.47003
マリ子様、大変ご無沙汰しております。
ただでさえ暑い毎日、夏休みにベトナム旅行に(またかい!)行ってきて、そのベトナムがまた暑くて(日本と同じくらい)、帰ってきてからも暑くて、もうわたしはロシア人になりたい状態のラーキーです。でも今年はロシアも暑いんですよね…。ああ、ほんと夏だけでも日本完全脱出できないかしら…。地球温暖化の危機を身近にひしひしと感じ始めた今日この頃です。一説によると、50年後の日本は一年の3分の1が猛暑日になるとか?
と、それはさておき、一応(?)連載中の毒ワインもの、ずいぶん長い間ほうっておいて申し訳ありません。イメージがわかないときというのはいくらがんばっても沸かないもので、最初の出だしをどうするかで延々つまっておりました。なんだかどう書いても原作のコピーというかただの二番煎じになりそうで。心中を決意するまでは原作に書かれておらず、複雑な心理描写が必要な場面で書くことがいっぱいあったのですが、心中決行直前の場面と思いとどまる場面というのは特に原作に付け足すこともないし、比較的単純な場面ですから。オスカル視点で始まってもアンドレ視点で始まっても、いずれにせよ陳腐なんですよね。で、最近ようやくイメージがわいてきたところなので(…って遅すぎなんですけど)、頭が沸騰する猛暑が終わる頃には何とか形にしたいと思っています。ところでマリ子様の新作はいかに?

プチよしこ様
はじめまして。拙作をお読みいただき、お声をかけていただいてありがとうございます。創作活動は孤独な作業なので、読んでくださるみなさまの感想が外の世界とつながる唯一の手段なのですわ。書いているうちは自分の世界で盛り上がってるからいいものの(誰も読んでくれなくても、自分のために書くんだ〜と自分に言い聞かせて書いております)、作品を公表するとやはり反応が気になります。そして何らかの反応をいただけると、次を書く励みになります。

>ベルサイユのばらのサイドストーリーはホント、名曲のようですね。
それを各演奏者の方たちが、ご自分なりに解釈をして奏でる(書く?)という
まさに芸術作品のように感じています。

すてきなお言葉ですね。サイドストーリーはほんと、それぞれの作者さんの個性や好みやベルへの愛情が出ていて、それが原作とうまくマッチしたときほんとうにすばらしい世界ができあがると思います。
どん亀更新のSSですが、細く長く続けていきたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。



お帰りなさい!  投稿者:マリ子  投稿日:2007年08月28日 23:25:45  No.47004
ラーキーさま

恒例のベトナム旅行はいかがでしたか。ベトナムが日本と同じくらい暑い?! それは大変でした。せっかく避暑に行ったのに・・・ 冗談です。(^.^) 赤道直下の国より蒸し暑い日本の夏ですが、今年は特に異常でしたね。焦げた鍋の底にいるような毎日でした。日本の夏の暑さは海外から帰ってくると特に身にしみますね。でも楽しい旅が出来たのなら何よりです。毎年ベトナムに行かれるラーキーさま、何がそうさせるのですか? その魅力は何かしら・・ 良かったら教えてくださいな。我が家は受験生がいるので今年はどこにも行けず、暑気に焼かれておりました。毎年恒例の近場の保養所に行ったくらいです。こんな時は冷房の効いた部屋でじっとしているに限るのですが、そうもいかずバテぎみです。これも地球温暖化の影響でしょうか。冷房の設定温度を上げたり、無駄に使わないような努力しかできませんが、地球よ少しでも健やかにと願わずにはいられません。
連載は楽しみにしていますが、どうぞ焦ることなくご自分のペースで進めてください。イメージやアイディア、モチベーションや時間等、色々揃わないできないものです。どれか欠けても満足いかないものです。気力、体力十分な時に楽しむつもりで進めてください。

>心中を決意するまでは原作に書かれておらず、複雑な心理描写が必要な場面で書くことがいっぱいあったのですが、心中決行直前の場面と思いとどまる場面というのは特に原作に付け足すこともないし、比較的単純な場面ですから。

心中を決意するまでは大変な葛藤がありそうですが、毒盛り場面は事を運ぶだけと単純なだけに、かえって難しいのかもしれませんね。原作に書ききられているところは特に難しく、どこをどう書こうか切り口など悩みます。でもイメージが浮かんできたとのことなので楽しみです。私の方は僻地物をちんたら書いていましたが、7月8月と忙しく、思うようにPCタイムが取れなくて頓挫しています。なぜかOA物が浮かばないのよね。僻地でも書けたら読んでくださいますか。
好きでやっていることですが『創作活動は孤独な作業』は全くその通りでなので『読んでくださるみなさまの感想が外の世界とつながる唯一の手段』です。声をかけてもらえると嬉しいですね。ラーキーさまの作品は、ベルばらへの愛情が溢れるように感じられ、原作の隙間を埋めるかのようにピッタリマッチしているので、素晴らしいと思います。これからもどうぞよろしくお願いします。



Re:はじめまして  投稿者:ラーキー  投稿日:2007年08月30日 00:17:12  No.47005
マリ子様

ベトナム旅行は楽しかったですよ。毎年ベトナム旅行に行く理由は…、まあ早い話が安近短ですわ。長い休暇が取れないので距離的に近くて、物価が超安いので安上がりですませられるのがなんといっても大きなポイントです。とはいうものの、やはりベトナムの雰囲気や町並みはとても好きです。ベトナム人はホスピタリティにあふれているのか(もちろん商売ってこともあるでしょうが)どこのカフェやレストランに入っても、とても気さくで愛想がいいです。暑いので、昼間カフェやレストランに入ってビールばかり飲んでました。ベトナム料理はどれもこれもおいしいし。
ベトナムは日本より緯度が低いので暑くて当たり前なんですが、そのベトナムとおんなじくらいの暑さというのが、日本の都会の夏の異常さを物語ってますよね。朝夕は日本より涼しいです。夜も12時頃になると、締め切ったホテルの部屋でクーラーを消してもぜんぜん暑くなかったし。まだ一般にクーラーが普及してないので、都会のようにクーラーの室外機による熱が発生しないのですよね。クーラーをがんがんにかけて、ますます気温を上昇させている日本人ってどうなの? とちょっと思いました。みんながクーラーを控えたらもうちょっと涼しくなるのに…。とはいうのものの。今年の猛暑は私もさすがにクーラーなしで乗り切ることは出来なかったわ…。
 マリ子様は僻地ものを書いてらっしゃるのね。暑さのピークは去ったものの9月になってもまだまだ暑いでしょうから、暑さがひと段落してからゆっくり仕上げてくださいませ。楽しみにしておりますわ。



日本は暑すぎ  投稿者:マリ子  投稿日:2007年08月31日 23:27:19  No.47006
ラーキーさま

近くて安くて楽しめる、旅行するにはうってつけですね。私はベトナムに親しい友達かそれとも彼氏がいるのかしら・・・と思ってしまいましたわ。すみません。

>ベトナム人はホスピタリティにあふれているのか(もちろん商売ってこともあるでしょうが)どこのカフェやレストランに入っても、とても気さくで愛想がいいです。

名所旧跡や素晴らしい景観は旅行者を惹きつけるものですが、何といっても旅の醍醐味は人との触れ合いですよね。旅慣れた友人が言っていましたが、最終的には土地の人がどれだけ気さくで愛想がいいか、に尽きるようです。親切とか人懐っこいとか、その国ごとに民族としての特徴がありますよね。街並みや雰囲気、食べ物が気に入れば言う事ありませんね!
ベトナムの朝夕は日本より涼しくて、ホテルでクーラー消しても大丈夫とのことですが、なぜ日本の夏は、緯度がずっと低い亜熱帯の国より暑いのでしょうか。高温多湿のせい? クーラー過多によるヒートアイランドのせい? それとも両方? そういえばモルディブに行った時もクーラーは使わなかったな。日差しは強いのですが、部屋や木陰に入ってしまえば充分凌げるというか、気持ちがいい。クーラーはついているのですが、変に人工の涼しさにしてしまうのがもったいないくらいで。汗をかいてもすぐ乾燥するハワイとか、どこも日本よりずっと南にあるのに! 昨年ですが、ハワイから帰って我が家の最寄駅に降り立った時の地獄の暑さ! 死ぬかと思いました。しかも今年の暑さは記録的ですから、ベトナム帰りのラーキーさまが驚くのはよくわかります。
どうやらその暑さも峠は越したようですが、このまま涼しくなってくれれば良いのですが・・ 明日から学校も始まるし、時間の経つのが早すぎだわ。



[46] フランス革命  投稿者:みさ  投稿日:2007年07月15日 09:08:55  No.46001

マリーアントワネット、
オスカルの女らしさや
たくましく生きる姿に
感動しました



こんばんは!  投稿者:マリ子  投稿日:2007年07月18日 00:10:42  No.46002
みささま

ベルサイユのばらのファンですか?
フランス革命を題材に実在の王妃マリー・アントワネットと架空とは思えない存在感のオスカル・フランソワ、どちらも魅惑的な人物であります。
昔の読者だけでなく新たなファンも獲得するベルばら・・・ 読むほどに魅力が増します。どうぞ存分に楽しんでください。



[45] 映画の話  投稿者:ラーキー  投稿日:2007年07月09日 02:20:04  No.45001
マリ子様

こんばんは、お久しぶりです。7月になり三が日も近づいてきましたね。三が日記念サイト、何か書かれていますか(期待)? 
さて、ツタヤ半額セールにあわせて、またDVDを借りてきて見ました。素敵な映画だったので、ちょっとご紹介を。ひとつは皆様もよくご存知の『華氏911』。マイケル・ムーア氏の作品は、『ボーイングフォーコロンバイン』もよかったですが、『華氏911』はイラク戦争を取り扱っているのでより興味深く切迫感がありましたです。最近のマスコミは都合の悪いことは報道しないので、信用できません。この映画の方がよほど情報があります。恥ずかしながら知らない事実がいっぱいでした。たとえばブッシュ一族とビンラディン一族がとても懇意にしていたこととか。あの9・11テロの直後、アメリカの全空港で厳戒態勢がしかれる中、ビンラディン一族だけはほぼノーチェックでアメリカから出国させてもらっていたこととか。
もうひとつは『戦場のアリア』。第一次世界大戦の前線基地でのドイツ軍とフランス・スコットランド連合軍の様子が描かれています。多くの犠牲を出す激しい戦闘が行われるなか、クリスマスイブにドイツ軍の慰問のためクリスマスソングを歌ったオペラ歌手の歌がきっかけで停戦の約束が交わされ、三国の兵士たちがともに酒を酌み交わすというもの。実話に基づいているそうです。出来すぎというくらいよいお話でしたが、実話というところに説得力があります。そして何より役者がすばらしい。フランス・ドイツの将校とスコットランドの神父さんがとくに良かった。脇役の名もない兵士たちもみんな良かったです。
 パイレーツの凸凹コンビ、わたしも好きでしたよ。海外の役者さんはみんな演技がうまいなあ。本格的な演技の訓練をつんでないタレントだの歌手だのが人気だけで主役を取れる日本の映画とかドラマは、最近ではどうにも見る気がしません…。 
 アンドレ(といきなりベル話に戻りますが)は、若いころは迷いとか何とかもあったかもしれないけど、結局オスカルを諦めることはできず、ブラビリ、毒ワイン事件の頃にはオスカルにすべてを捧げる覚悟でいたと思うのです。一生報われない愛に殉じて、一生涯独身で。ただそんな彼の最後の砦といいますか、唯一の心の支えはオスカルもまた誰とも結婚しないし誰のものにもならないということだったんじゃないかと思います。オスカルが結婚など考えてもいなかったように、アンドレもオスカルに結婚話が舞い込むとは考えてもいなかったでしょう。たしかに辛いけれど、そうやって二人で今まで通り生きていくのならば耐えられる。その前提がジェローデルの求婚で崩されたわけです。アンドレにとっては人生すべてをかけたものを失うわけですから、死を考えるのももっともなわけで…。結局心中を思いとどまって、アンドレは今までの無償の愛から、オスカルが他の男と結婚してもなお無償の愛を捧げるという一段階高いところに行くのですよね。うーん、こう書くと簡単なようだけど、それを表現するのは難しいです…。



映画の話  投稿者:マリ子  投稿日:2007年07月10日 23:43:05  No.45002
ラーキーさま

もう三が日ですね。バスティーユ直前の設定で一つ書きかけの僻地がありますが、どうなりますやら・・ 我が家は受験生の娘が私のPCを使うので、大事なPCタイムが奪われています。家族用もあるのですが、そちらでは集中できないようで私のを使いたがります。私も家族用では、SSは書けない・・・・ お陰で家事とDVD鑑賞の時間は増えました。
『華氏911』はカンヌでパルムドールを取って話題になりましたね。面白かったです。『ボーイングフォーコロンバイン』も観ました。マイケル・ムーア氏独特のおちょくりながら鋭く批判の姿勢が好きです。驚愕の事実も色々ありましたが、私は国民を恐怖で煽り支配するアメリカの体質に納得です。戦争が莫大な利益をもたらす仕組みにも暗澹たる気持ちです。そしてこの映画の見所、国会議員達に息子を軍隊に入れるよう説得にまわるムーア氏。殆ど無視されていましたが(そこに議員達の本音が隠れていて痛快でした)拍手を送りたい気分でした。この映画は平和を求める強烈な反戦映画になっていると思います。私もお薦めします。興味がある方はぜひご覧ください。
『戦場のアリア』は観ていませんが、そんな実話を元にしているというところが良いですね! 機会がありましたらぜひ観たいです。


>ただそんな彼の最後の砦といいますか、唯一の心の支えはオスカルもまた誰とも結婚しないし誰のものにもならないということだったんじゃないかと思います。
>オスカルが結婚など考えてもいなかったように、アンドレもオスカルに結婚話が舞い込むとは考えてもいなかったでしょう。

これは言ってみれば密閉された小さなカプセルに入っているようなものですね。お互い結婚など考えてもいない。意識するしないにかかわらず、二人はそういった世界に生きていたのだと思います。アンドレの「幼い頃から片時も離れず供に生きてきた」のセリフに彼の自負を見ることができます。居場所だけでなく世界を失った時、その世界をなにもかも全て消滅させてしまおうという狂気に取り付かれたのかもしれません。そして『オスカルが他の男と結婚してもなお無償の愛を捧げるという一段階高いところ』は地獄から生還した者が持てる悟りの境地のようなものですが、それはあくまでも結果であって、絶望の只中にある時は思いもしないだろうし、もしオスカルが結婚してしまったらアンドレの煩悩はまた無間地獄を漂うことになると思うのです。私は悟りきり物分かりのよいアンドレより、一見穏やかなようで実は狂気をはらみ時に爆発する彼の方が好きです。



[44] 更新です!  投稿者:マリ子  投稿日:2007年05月26日 23:05:24  No.44001
ラーキーさまのギャラリーに「Passion 12. Le Mensonge 〜嘘〜」をUPしました。
待ち焦がれていた続編です。どうぞお楽しみください!



Re:更新です!  投稿者:ラーキー  投稿日:2007年05月28日 01:32:16  No.44002
マリ子様

こんばんは。早速のアップありがとうございます。
ようやく。アンドレ心中を決意するの巻きが書けました…。なかなかに困難な場面でした。うまく書けたかどうかは、読者の皆様のご判断にお任せということで。
原作では、ヌーベルエロイーズを読んで、「死によってしか結ばれぬ愛」という感化をうけて、そのあとは心中未遂一直線という感じでその間の過程は書かれてませんが、アンドレが心中を思いつめるまでにはいろいろな心の揺れがあったのだと思います。オスカルが他の男の妻となったジャルジェ家にいることはできないと当然考えるだろうし、だけどオスカルなしで生きていくことはできないという葛藤もあり、毒を入手した時点では自らの命を絶つことも考えるだろうし(アンドレがまず心中を決意して、それから計画的に毒を入手したとはわたしはあまり思っていないので(普通の人間が毒を入手するなど、それこそ大変です))心中という考えが浮かんだ後も、やはり思いとどまろうと葛藤しただろうし。結局、嫉妬と苦しみに耐え切れず発作的に凶行に走ったのだろうと思います。で、その瞬間は他のこと(オスカルのこと)はなにも考えられない精神状態で。少しでも考えればアンドレはぜったいに凶行に走ることはできないわけだから。
それにしても心中決意の回でなんか力を使い果たしてしまいましたわ。この続き、書けるかしらん……。



映画映画  投稿者:ラーキー  投稿日:2007年05月28日 01:33:04  No.44003
『ホテル・ルワンダ』は一言で言うと、評判に違わぬいい映画でした。実話をもとにしての話で(細部のどこまでが実話そのままなのかはわかりませんが)、丁寧に誠実に現実を描こうという製作者側の意図が伝わってきましたし、俳優も名演、熱演ぞろいでした。主人公のルワンダ人(アメリカ人の俳優らしいですが)も、国連から派遣された軍人や女性職員やジャーナリストもよかったです。ただそう遠くない過去(十数年前)にルワンダで100万人近くの人が虐殺されたという背景があるので、なんというか、「いい映画だった〜」と単純に言えない重さがあります。でも興味をお持ちなら、一見する価値は十分にある映画だと思います。

>海賊映画2は確かに盛り込みすぎて失敗していたような気がします。観客おいてけぼり感、ありましたね〜 

マリ子様もそう感じられましたか。わたしの同僚二人は、パイレーツの2がすごく面白かったと言っていたので、面白くなかったのは私だけかな、とか思ってました。そうですよね、ちょっと盛り込みすぎですよね。いまちょうどテレビで放映されているパイレーツ・オブ・カリビアン1を見ながら書いています。やっぱり一話はシンプルで面白いですね。ジョニーデップの魅力も全開です。第二話はなぜかジョニーの魅力もいまひとつだったような気がしたのは私だけ?



心中決意  投稿者:マリ子  投稿日:2007年05月29日 22:59:32  No.44004
ラーキーさま

続編をありがとうございます。ラーキーさまからの原稿が届くのをいつも楽しみにしています。物語は殆どを想像力で書くものですが、心中という非日常の心理状態を想像し説得力を持たせながら書くというのは至難の業だと思います。でもいつもアンドレの心理、行動にリアリティがあり感情移入してしまいます。
毒を手に入れてからのアンドレは死に魅入られた様子がうかがえ胸が詰まります。私もアンドレがまず心中を決意して、それから計画的に毒を入手したとは思えません。オスカルを殺す気満々のアンドレは想像できません。アンドレなら、まず自分を殺そうとするでしょうね。個人的には「わたしと一緒に死んでくれる?」と言いながら恋敵を毒殺しろと挑発するアンナが好きです。

>結局、嫉妬と苦しみに耐え切れず発作的に凶行に走ったのだろうと思います。

『発作的に凶行』これに尽きると思いますが、そこに至るまで逡巡しながら徐々に死の世界に近づいていくアンドレが怖いです。過去の思い出を清算するかのような行動・・・ 右眼のことも絶望感を表す効果として効いています。「Le Poison」編の死んだ男のエピソードや残された女の言葉も暗示的。
次はいよいよアンドレ毒を盛る編でしょうか。毒ワイン事件は自分では難しくてなかなか書けないと思っていましたがラーキーさまのSSから感銘と感化を受けています。どうぞ勢いを大切に最終章まで読ませてくださいね。

『ホテル・ルワンダ』はルワンダで起きた内戦を元にした映画だそうですね。評判を聞いて観たいと思っていたのですが、一見する価値は十分にある、評判に違わぬ映画ならぜひ見たいです。今度借りてきますわ。
テレビ放送の「パイレーツ・オブ・カリビアン1」観ました。あれが出た時のインパクトは凄かった。で、盛り込みすぎて「2」は失敗とこき下ろしておきながら「3」を観てきましたですよ。(我ながらゲンキンで素早い行動)「2」より面白かったです。謎かけだらけで拡張と膨張の限りだったのが収束に向かうせいかしら。過剰なエンタメ性はそのままですが、それはそれと割り切れば楽しめます。セットの豪華でリアルなところはいつも感心ですが、シンガポールのシーンが良かったです。「2」ではジャックの魅力が今一つには賛成です。作りすぎて逆効果になっていたような・・ 「3」はどうかな・・ 個人的にはウィル(オーランド)がどんどん良くなっていくようです。ただのイケメンだけでない、良い俳優だと思います。



泣きそうです  投稿者:なつ  投稿日:2007年05月30日 09:11:06  No.44005
ラーキーさま

拝読させていただきました。
何度か繰り返し読み、すぐにはこちらに伺えませんでした。
切なくて、私もばあやと一緒にアンドレの姿を見ているようです。
そして、ばあやもどんなにつらかったかと思うと・・・

ラーキーさまの丹念な感情の描写に引き込まれて
マリ子さまのように私も胸が詰まります。

これだけのものをお書きになるのは
相当消耗されるのではないかと思いますが、
このつづきもお待ちしています。




Re:更新です!  投稿者:ラーキー  投稿日:2007年06月02日 01:18:12  No.44006
マリ子様 なつ様

お返事遅れておりまして、申し訳ありません。いまちょっと私用でばたばたしておりまして、明日も留守にするので時間がとれず、ちゃんとしたお返事はまた改めて書かせていただきます。
なつ様。最近どちらのベルサイトも盛り下がり気味で、苦労してSSを書いても掲示板で反応がないと、(自分の楽しみで書いているとはいえ)もうあまり読まれてないのかなあとテンションがどどどと下がってしまいます。ので、感想をいただけるとなにより励みになります。ありがとうございます。
とりいそぎ、ごあいさつということで今日は失礼します。また後ほど、こってりと…(^^)



はじめまして  投稿者:マリ子  投稿日:2007年06月03日 00:05:23  No.44007
なつさま

ようこそいらっしゃいませ。サイトにお越しくださり掲示板まで足を運んでくださりありがとうございます。ベルばらが好きで書き始めたサイドストーリーですが、それらをきっかけにベルばらファン同士で語り合えたらと思っています。
ラーキーさまの感情描写はいつも細やかで感嘆させられます。原作では数ページでしかない場面ですが、そこにはどれほど葛藤や逡巡や苦悩があったでしょうか。それを丁寧な筆致で描き出してくださっている連載です。どうぞこれからもお楽しみください。

>切なくて、私もばあやと一緒にアンドレの姿を見ているようです。
>そして、ばあやもどんなにつらかったかと思うと・・・

ばあやがとても優しくて思わずもらい泣きしてしまいます。身分をわきまえながらも孫を大切に思うばあやの気持ち・・・ ばあやは原作を読んだ時より年を経た読者の涙腺を突いてきますね。
書くことは楽しくもありますが、いつもすらすらというわけにはいかず、時には苦しいことも・・ そんな時に感想をいただくととても嬉しく励まされるものです。これからも感じたことがありましたらどうぞお書き込みくださいませ。



SSの反響  投稿者:マリ子  投稿日:2007年06月03日 00:09:32  No.44008
ラーキーさま

更新(サイドストーリーUP)すると、いつもより多くの人が来てくださるのがわかります。それは、はっきりと表れています。読まれていないなどありません! どうぞご心配なく。でも目に見える形で掲示板に感想をいただけると励みになりますね。
サイドストーリーは元々自分の楽しみで書いているとはいえ、読んでくださった方がどう思ったかは気になるところです。多くの人に読んでもらっていると考えて良いと思いますが、感想等の反響はやる気に直結しますね。
仕事や用事や日常には色々ありますが、それらの合間を潤す趣味の一つとして続けていければと思います。返信はどうぞお急ぎになりませぬよう、ゆっくりと・・・



Re:更新です!  投稿者:ラーキー  投稿日:2007年06月04日 01:26:07  No.44009
マリ子様

原稿を楽しみにしてくださっているとのお言葉、ありがとうございます。心中という非日常な決意がどのように決意されるものかと、書いているわたしも書き始めるまでは分かりませんでした。結局突然の啓示や劇的な何かがあるわけではなく、地道な心理の積み重ねとなりました。最初からこんなふうに心中の決意を書くと決めて書いたわけではなく、書きながら、アンドレの心理の微妙な変化を少しずつ、自分が納得できるように書き進めるうちに、どうにか心中決意までたどり着いたという感じでしょうか。何か劇的な描写を期待していた方には物足りない展開だったかもしれないですが、わたしとしてはこれが精一杯だったということで。
アンナのキャラはわたしもけっこう気に入ってます。毒の入手と心中の示唆のために登場させたキャラですが、アンナを書くのが面白くて、Le Poisonの章ではアンドレ主体のはずがアンナが必要以上にでしゃばってしまったかもしれませんね。
心中決意の章を書き終えて、自分的には大仕事を終えた感があります。あとはころころっとお約束どおり話が流れていくだけなので、かえって面白く書くのは難しいかも。
大どん亀の拙作、マリ子様がおっしゃるように読者の皆様が見捨てずに読んでくださっているといいのですが…。勢いで一気に書き上げるだけのパワーがなく、ながーいブランクを置いてお待たせしてしまったわたしの責任なんですけどね(^^;
あと1(これは無理か?)〜2回で最終回まで持っていければいいなと思ってます。もちろんジェロはもう一度登場させますとも!

パイレーツのセットとか衣装とかはたしかにすごいですね。わたくし基本的にSFXを使った系の映画はあまり好きじゃないんですが、パイレーツの1は楽しめました。スパロウ船長の小汚いところも本物の海賊らしくてよかったわ。お風呂なんて何年も入ってないよ、みたいなずず黒い肌とか(^^; 2はよく覚えてないんですが、ジャックのキャラにちょっとブレがあったような…? 1は主役(ジャック、ウィル、エリザベス)のキャラもしっかりと確立していて、それが面白かったですから。3は2より面白いということで、ちょっと食指が動きました。でもレンタルになってから見るかもです。



ありがとうございます  投稿者:ラーキー  投稿日:2007年06月04日 01:55:41  No.44010
なつ様

拙作を何度も繰り返して読んでいただいたということで、感激です。なによりSS書きの励みになります。ありがとうございます。
ばあやはSS書きの立場からすると、シンプルなのでとても書きやすく、いろいろな役割をになってもらえて、しかもアンドレにもオスカルにも無限の愛情を抱いているのでエモーショナルな効果も期待できるとてもありがたいキャラです。ばあやはその価値観からしてアンドレの愛が成就するなど考えも出来ないし、結果としてアンドレを追い込む行動に出てしまうのですが、アンドレに幸せになって欲しいと誰よりも強く願っており、アンドレのためなら自分の命などいつでも投げ出せるくらいの愛情を抱いています。同時に同じだけの愛情をオスカルに抱いていて、オスカルのためならかけがえのないアンドレに命を投げ出させることもできます。でももし本当にアンドレがオスカルのために命を落としたら、きっと生きてはいけないくらい嘆き悲しむだろうという(ジャルパパもそのことはお見通しですよね)、愛情のかたまりのようなキャラですね。このばあやにして初めて、アンドレの縁談を強引に推し進め、オスカルとジェロが結婚して幸福になることを望み、でも一方ではオスカルを愛するアンドレが自暴自棄になっていくのを死ぬほど心配するということが矛盾なく可能になると思います。ばあやからすれば、オスカルはオスカルで貴族のお嬢様として幸せになってほしいし、アンドレはアンドレで別の世界で幸福になって欲しい。原作ではばあやの心配はさらっと書かれているだけですが、実際には投げやりになっていく愛孫のことを死ぬほど心配していたと思います。ばあやに感情移入していただいてうれしいです。
次回の毒ワインの場面は、まだどんなふうに書くかイメージが出来上がっていません。原作で詳しく書かれている場面は、かえって書きにくかったりします(^^; 原作通りに書いても面白くないし、原作を離れたくもないし…。ともかくなんとかがんばりますので、最期まで読んでいただけるとうれしいです。



深い洞察があってこそ  投稿者:マリ子  投稿日:2007年06月07日 01:19:02  No.44011
ラーキーさま

毒ワイン心中事件はベルばらの大いなる見せ場でありますがが、サイドストーリーとして書くとなると非常に難しい場面なのですね。

>結局突然の啓示や劇的な何かがあるわけではなく、地道な心理の積み重ねとなりました。
>最初からこんなふうに心中の決意を書くと決めて書いたわけではなく、書きながら、アンドレの心理の微妙な変化を少しずつ、自分が納得できるように書き進めるうちに、どうにか心中決意までたどり着いたという感じでしょうか。

劇的な何かに頼ることなく、地道な心理を積み重ねていく。奇をてらうことなくしっかりと書いていく・・ そこに説得力が生まれるのですね。いつもラーキーさまの洞察の深さには感服させられていましたが、登場人物全てに対する鋭い観察と愛情が感じられ、読んでいると胸が熱くなります。ばあやの人物像に対するコメントも的確で、頷きまくってしまいました。そんな人物達が織りなす重厚さが好きです。
原作だけの登場人物ではどうしても不足が出てくる場合、アンナのようなキャラを出すのは有効だと思います。原作にない人物は動かしながらキャラを説明しなければならないのですが、その部分もアンドレとしっくり溶け合っていました。アンナとその婚約者のエピソードは物語を複層的に見せ、厚みを持たせるのに成功していたと思います。
書きながらアンドレの心の機微を探っていったとのこと・・とても良くわかります。頭の中であれこれ考えるより書くということは確実です。地味で大変な作業ですが、書きながら発見することってありますよね。それも楽しみの一つです。
ジェロがもう一度登場するとの言葉を嬉しく思ったのですが・・あと二回ほどで最終回、ですか? 急ぐことはありませんので、どうぞじっくりと納得いくように書いてくださいね。ラーキーさまのSSが大好きなので終わってしまうのは悲しいです。

「パイレーツ1」のSFXはとても効果が発揮されていたと思いますが、「2」はどうも、やりすぎで散漫で、ストーリーも良く覚えていなかったわ。「3」は見かけた手前、見届けようの心で見ましたが、レンタルでも充分だと思います。



ご無沙汰しています。  投稿者:ゆーべる  投稿日:2007年06月20日 05:17:56  No.44012
マリ子様、ラーキー様、本当にご無沙汰しております。
ここ一か月ほど公私共に忙しくてなかなかお邪魔することが出来ませんでした。今日拝見したら、ラーキー様の新作が!
もううれしくて眠気も一気にふっ飛び、かじりつくように読ませて頂きました。ラーキー様の作品はアンドレの心の襞をさらに深め、原作では描かれていなかった(それだけに我々の妄想を誘うのですが)ジェローデルの人知れぬ思いが丹念かつ鋭く美しく掘り下げられ、あの毒ワイン事件という最高のクライマックスに深い陰影を与えて下さってます。これからいよいよあの場面になるのですね。
胸もつまる思いで読ませて頂きました。

他の方がすばらしいコメントをしていらっしゃるので、出遅れた私としてはあまりうまく申し上げる自信がないのですが、また改めて書かせて頂きたいと思います。(ちゃんと一回でまとめられなくてごめんなさいね)
アンドレが毒ワインを用いるまでの経緯が丹念に伏線を交えて描かれていて、本当に心理描写もすばらしいですね。ラーキー様の作品、大好きです。隠れファンとしてこれからも読ませて頂きますので、どうぞご無理のないように、でも首を長〜くして更新をお待ち申し上げております。



ありがとうございます!  投稿者:ラーキー  投稿日:2007年06月23日 04:17:09  No.44013
ゆーべる様
お久しぶりです。拙作お読みいただき、ありがとうございます! 気まぐれで書いているどん亀サイド、きっと読んでくださってる皆様はあまりの間延びにテンション下がってるだろうなーと申し訳なく思っているので、こんな亀更新のサイドに感想をいただけてとてもうれしいです。本来ならばいっちばん盛り上がるはずの前回と、まだ白紙のままの次回と。盛り上がるはずなのに、なぜか盛り上がれませんのです(TT)。ジェロ登場の場面だといっぱい遊びもできるし、こんな場面が書きたい、こんなセリフが書きたいというのがあって、それを自然に見せるためにストーリーを作り上げるというふうに(比較的)余裕をもって書けるのですが、今回のアンドレの場合、とてもとてもそんな余裕はありませんでした。ともかくアンドレ君が心中する気になってくれるまで、我慢強くしつこく書き続けたという感じでしょうか。いつもなら毎回読者の皆様に楽しんでいただけるような見せ場というか、そういうのを入れるように意識して書いてるのですが、今回はそれもできなかったわ。退屈せずに読んでいただけたのなら、うれしいのですが。    
なんだか急に眠気が襲ってきて(もう4時だ!!!)頭が回らないので、今日は個々で失礼しますね。また再度顔を出しますので。                       



こんばんは  投稿者:マリ子  投稿日:2007年06月24日 22:56:02  No.44014
ゆーべるさま

心の襞を探りながら丹念に書かれた物語は読む者の胸を打ち、時間の経つのを忘れさせてくれますね。時を忘れ読みふけってしまうひと時は至福の時です。

>ラーキー様の作品はアンドレの心の襞をさらに深め、原作では描かれていなかった(それだけに我々の妄想を誘うのですが)ジェローデルの人知れぬ思いが丹念かつ鋭く美しく掘り下げられ、あの毒ワイン事件という最高のクライマックスに深い陰影を与えて下さってます。

ベルばら最大のクライマックスである毒ワイン事件前後はベルばらファンなら誰でも読みたいと思う場面でしょう。でもひとたびそこを書くとなると、心中という非日常の最たる心理と向き合わなければなりません。掘り下げは楽しい反面とてもしんどい作業だと思います。
この場面はアンドレが毒ワインを用いるまでの経緯をいかに書くかにかかっていると思います。その難しい過程をラーキーさまの筆は見事に描いています。ジェローデルの想いも真摯であるだけにアンドレの苦しみと相まってより切なさが増しますね。
これからも続きを楽しみにお待ちください。



アンドレのように我慢強くしつこく  投稿者:マリ子  投稿日:2007年06月24日 22:58:58  No.44015
ラーキーさま

仕事や日常生活におけるさまざまな用事をこなしながら物語を書いていくのは大変に時間のかかることです。気持ちにも波があったりしますから、どうぞ焦らず納得のいくように書いてください。私も何か書こうと思いながら日にちだけが過ぎていく状態です。

>ジェロ登場の場面だといっぱい遊びもできるし、こんな場面が書きたい、こんなセリフが書きたいというのがあって、それを自然に見せるためにストーリーを作り上げるというふうに(比較的)余裕をもって書けるのですが、今回のアンドレの場合、とてもとてもそんな余裕はありませんでした。
>ともかくアンドレ君が心中する気になってくれるまで、我慢強くしつこく書き続けたという感じでしょうか。

原作にない場面だと想像と創造の余地がありますが、原作にあって動かせない、かつ重要なポイント(オスカルに毒を盛るアンドレ)に沿って書くのは大変ですね。登場人物をどう動かすかは書き手がやることですが、そうそう思うように動いてくれない時も・・・ そんな時はキャラが動いてくれるまで煮つめるのも手ですね。我慢強く、しつこく・・ その甲斐あって心中という異常心理にまで到達できたのですね。地獄の淵に立つアンドレが可哀想です。
次回はまだ白紙とのことですが、ぜひ大胆にいってください。構想を練るのに必要ならここを使ってくださいませ。



Re:更新です!  投稿者:ラーキー  投稿日:2007年06月25日 01:59:51  No.44016
ゆーべる様
金曜日は途中から睡魔に襲われて、後半はほとんど意識喪失状態で書いたので、尻切れトンボになってしまいました。失礼いたしました(^^; あれからゆーべる様の書き込みに元気をもらって(単純な人間です)続きを書かねば〜と一念発起し、PASSIONの全編読み返してみました(間をあけて書くときはいつも全編読み返すのです)。自分でいうのもなんですが、われながらよく書けてるじゃーんと思うのはだいたいがジェロの登場する場面で(^◇^;、今回の『嘘』は他の回に比べて出来が良くないですね…(;;)うーん、心中決意という、ネクラ(死語だ)で地味な心理描写の場面なので、内容上仕方のないことなのか、それともわたしのテンションの問題なのか、いまひとつ分からないのですが…。

>胸もつまる思いで読ませて頂きました。

こんな風に感じていただけたのなら、うれしいです。本当はもっともっと感動的に書きたいと思っていたのに、書けなかった…。でも少しでも読む人の琴線に触れるものがあったなら、よかったです。
次の更新を待っていただいているとのこと、このSSが尻切れトンボにならないようにがんばりますので、今後ともよろしくお願いしますね。



Re:更新です!  投稿者:ラーキー  投稿日:2007年06月25日 02:01:46  No.44017
マリ子様
というようなわけで(どいうわけだ)、なかなか先が見えない状態であります。あと2回ほどで終わりたいと思ったのは、7月あたりから忙しくなって11月頃までしばらくSS書きが出来そうにないという事情があるからでして。そんなに間があいてしまってはいまのわたしのテンションではとても再開できないような気がしたからなんですけど、7月までに仕上げるのはもはやほぼ不可能となりましたです(^^; もう先のことは考えないことにしますわ。
それにしても心中というのは、マリ子さまが書かれているようにやはり難しいです。アンドレはオスカルなしでは生きていけないという意味では、自殺か心中かというのはありえる話だろうとは思いますが、同時にアンドレのキャラと心中というのは即座に結びつかないですしね…。脱稿してしばらく間をあけて読み返すと案外いけてる、という場合もあるのですけど、今回の『嘘』はねえ…。なんかだらだらと長くてテンポ悪いし。でも具体的にどう手直ししたらいいのかも分からないという状態なので、しばらくうねくねしそうです。うーん……ヌーベルエロイーズの話を無理くり入れたのがだるい原因かな…。
にしても、毎回マリ子様の下さる書き込みには励まされますわ〜。心中という異常心理に説得力をもって到達してましたですかね…? この基本ラインがいけてるのであれば、あとは冗長になってるところを削ったりという細かな作業でもっとよくなると思うのですが。



きのうも沈没  投稿者:ラーキー  投稿日:2007年06月25日 23:42:25  No.44018
マリ子様
連日投稿失礼します。昨日もまた突然に急激な眠気に襲われ、途中でぶち切れ文章のままアップしてしまいましたです(^^; ともあれ、アンドレ心中を決意するの回はもっと書きなおせそうな気がするんですが、いまだ具体的な修正の方向が見えず…。とりあえず先に進んだ方がいいのかもしれません。また修正アップの際はお手数をおかけしますがよろしくお願いいたします。

ところで! パイレーツの3を見に行ってきましたよ。DVDになってからレンタルするつもりだったのですが、たまたま無料鑑賞券をもらったもので。マリ子様がおっしゃるとおり、2より3の方が面白かったです。3時間近くの長い映画でありましたが、退屈することなく、とてもそんな長時間の映画だとは思えないくらいでしたわ。ところであの映画って細かいことを考え出すと頭が???マークの嵐になってしまうのですが、マリ子様はいかがです? テンポが速すぎて。物語に整合性があるのかすら分からないのです。だってある展開の伏線を思い出そうとしているうちにどんどん話が進んでいってしまうので、話の展開に矛盾がないのかどうかも分からないし(^^; ま、ああいう映画は深く考えずに楽しめばいいのでしょうが…。今回、スパロウ船長がよかったのは言うまでもないですが、わたし的には、1では完全悪役だったはずのバルボッサ船長がよかったですわ。1ではジョニーデップの演技にばかり注目していましたが、他の役者もみんな演技が上手ですねえ。バルボッサ役の人もアカデミー主演男優賞を受賞した人なんですね。脇役の海賊たちもみんな演技がうまい。ストーリーもさることながら、役者さんたちの演技っぷりに感じ入りながら見た映画でした。



SS,読んでます〜  投稿者:あみ  投稿日:2007年06月26日 06:32:30  No.44019
お久しぶりです!

マリ子さま、60万件ヒットおめでとうございます!(かなり前の話??でしょうか・・・)これからもサイトの益々のご発展をおいのりしております!

ラーキー様、SSアップされたらいつも真っ先に読んでますぅ^0^最近忙しくてなかなかこちらに伺えないのですが、ラーキー様のPassionシリーズはアップされたら仕事ほったらかしでまずは一気に読んでおります。(読み逃げでゴメンナサイ・・・)これからもアップ、期待しております!(もうすぐ3が日だし。ふふっ。)



Re:SS,読んでます〜  投稿者:ラーキー  投稿日:2007年06月26日 23:27:00  No.44020
あみ様

拙作お読みいただき、ありがとうございます。すぐにテンションダウン気味になるへたれなので、読んでますよ〜と言っていただけるだけで、本当に励みになります。ありがとうございます。アンドレ心中を決意するの回にいまひとつ納得がいかず、さらにメインの毒ワインのシーンのイメージがさっぱりわかず(^◇^;、ただいま立ち往生しておりまっす。考えてみればその先にも馬車襲撃だとか、ジェロの身を引きましょうだとか、重要な場面がいっぱい…(^^; あ、でもジェロの身を引きましょうの場面はなんか楽しんで書けそうな気が。ともあれ、この先もなんとかがんばりますので、最後まで(行けるかなあ…?)お付き合いのほどよろしくお願いします。



心中心理  投稿者:マリ子  投稿日:2007年06月27日 23:55:26  No.44021
ラーキーさま

まとまった時間がとれないとSS書きは難しいですね。時間だけでなく気力と体力もいりますし・・ 続編は楽しみですが、無理はなさらないようにどうぞマイペースでおやりくださいませ。

>それにしても心中というのは、マリ子さまが書かれているようにやはり難しいです。アンドレはオスカルなしでは生きていけないという意味では、自殺か心中かというのはありえる話だろうとは思いますが、同時にアンドレのキャラと心中というのは即座に結びつかないですしね…。

『アンドレのキャラと心中というのは即座に結びつかない』 ここがネックで難儀している所だと思います。心中など起そうという輩は大抵追い詰められるあまり、回りが見えなくなって身勝手の極みになりますから。そんな姿がアンドレから想像できない。したがって書きにくい、ではないでしょうか。自殺ならまだしも、愛する者を道連れに死ぬという行為は中々理解できませんよね。
でも冷静な人が心中などしませんから、そこは普段の彼とかけ離れた支離滅裂と身勝手ぶりを発揮してもかまわないような・・ アンドレを身勝手な男に描けないという縛りがあるかもしれませんが、アンドレはある部分では非常に身勝手な男であると思うのです。オスカルに関してはあきれるほど身勝手になれる。そしてそれが魅力的な男なのだと思います。

「パイレーツの3」面白かったですか? バルボッサ船長、良かったですね! 「2」の最後でバルボッサが出てきた時は「おお?!」っと期待したのですが、期待に違わぬ活躍ぶりでかっこよかったです。美味しいポジションを円熟の演技力でモノにしていました。「パイレーツ」はスパロウ船長の魅力でもっているのは言うまでもありませんが、脇役達も味があって面白い。脇役好きの私としては脇役の海賊達に注目するのが楽しいです。ピンテルとラゲッティ(義眼の海賊)の凸凹コンピとか、好きだなー。
テンポが速すぎて頭が???マークの嵐になってしまうのは私も同じです。私は「3」を見に行く前に「2」を復習しましたですよ。それでもジェットコースターに乗ったような気分でした。もう少し説明して欲しいところもありましたが、ぐずぐずしないあのテンポの良さが身上なのかと。DVDでも充分楽しめると思いますが、やはり大きな画面で見た方がいいでしょうね。迫力が違います。



ありがとうございます! いつの間にか60万  投稿者:マリ子  投稿日:2007年06月27日 23:58:39  No.44022
あみさま

お顔を見せてくださり嬉しいです。いかがお過ごしですか? お子さま、お元気ですか? お祝いの言葉をありがとうございます。あみさまから35万40万のリクエストを頂いた時を思い出します。あれから20万もカウントしたのね。でもそんなに経っていないような気がするのですよ。あまり書いていないせかしら、それとも光陰矢の如しは年のせい?

>ラーキー様のPassionシリーズはアップされたら仕事ほったらかしでまずは一気に読んでおります。

連載の続きを読むのは本当に楽しいですね。ラーキーさまのSSには一気読みさせる力があります。これからも続編を楽しみにお待ちください。
暑い暑いと思ったらもう7月ですね。とすれば、3が日・・ いつも記念日という記念日にロクな事ができないのですが、何か書いてみようかしら・・
仕事や子育てや家事や日常の楽しみも色々あって、女はとにかく忙しい。でもそんな合間に来てもらえるのはこの上もない喜びです。これからも時々覗いてくださいませ。



[43] 久々の映画  投稿者:ラーキー  投稿日:2007年05月21日 01:51:47  No.43001
マリ子様

こんばんは。前回アップしていただいたときから、たいへんご無沙汰して申し訳ありません。難航していた12章をとりあえず手放して、いちおうほっと一息ついて出てまいりました。アンドレ心中を決意するの巻はとんでもなく難しいです……。
もともとあまり映画を見る方ではないのですが、最近TSUTAYAの半額クーポンにあわせて、とりあえず目に付いたDVDを借りて映画を見るようにしてます。今回時代ものの能天気な映画が見たくなって『ソフィー・マルソーの三銃士』なるものを借りてきて見ました。人によっては冗長だとか言われているみたいですけど、わたしはなかなか面白かったです。ダルタニャンの娘(ソフィー)と老いた三銃士が繰り広げる冒険ロマンというところですが、かつてはカッコよかったであろう元三銃士のおマヌケぶりや、おっさんぶり(でも剣の腕はいまだにピカいちなのがまた良し)がなんともよかったかな。マリ子さまもごらんになったと思いますが、ちょっと前にやってたパイレーツ・オブ・カリビアン2で、あまりにも過剰なエンタテイメント性や、観客を置き去りにしてしまうスピードが鼻についてしまって、(1は楽しめたのになあ……)わたしはこのなんとものんびりしたおフランスの活劇の方が好みでした。なんといってもフランス語ですしね。能天気でのんびりした時代ものコメディ、見たい気分の方がいらっしゃったら、どうぞ。
一緒に借りてきたリュック・ベッソン監督の『ダンサー』もけっこうよかったです。明日は超ヘビーな問題作『ホテル・ルワンダ』を見る予定です。



映画♪  投稿者:マリ子  投稿日:2007年05月23日 01:02:29  No.43002
ラーキーさま

心中と一口に言ってしまうことは簡単でも、そこに至るまでの葛藤や狂気を想像するのはどれほ大変でしょう。ましてそれを文章にするのはどんなに難しいかと思います。ラーキーさまがコツコツ書いてくださるお陰で私達はベルばら最大の山場を楽しめるのですね!

私が知っている三銃士の映画といえば、王子様ぶりが秀逸だったレオナルド・ディカプリオの「仮面の男」ですわ。若きルイ14世の麗しさといったら! 三銃士は、同じく、かつてはカッコよかったであろうおマヌケぶりやおっさんぶりでしたが・・・でも剣の腕はいまだにピカいちなのよね。私はあの映画の音楽が大好きであります。
一仕事終わった後の映画鑑賞やビデオ鑑賞はこたえられないですが、私は3月4月を遊びすぎたせいで、仕事がたまりにたまり、映画はソフィア・コッポラ映画以来とんとご無沙汰です。一つだけ「ブラッド・ダイアモンド」を観ました。心の準備もなく席に座ったので殺戮場面は見ていられず胸が痛みましたが、重いテーマを扱っただけに見ごたえはありました。すっかり円熟味を増したレオナルド・ディカプリオが良かったです。
海賊映画2は確かに盛り込みすぎて失敗していたような気がします。観客おいてけぼり感、ありましたね〜 3がもうすぐやるようですが我が家は見に行くのかしら・・・
「ホテル・ルワンダ」は以前から見たいと思っていた映画です! どんなだったか感想を聞かせてくださいませ。



[42] 拝読しました  投稿者:ふゆ  投稿日:2007年04月26日 12:48:34  No.42001
ラーキーさまの「毒」
切ないですね、アンドレの苦悩がひしひしと伝わってきました。
目の前に苦しむアンドレが居るようです。

これを乗り越えて幸せが訪れるのか・・・
ラーキーさまの世界を楽しみに
次回作をまっています。



Re:拝読しました  投稿者:ラーキー  投稿日:2007年04月27日 01:35:22  No.42002
ふゆ様

はじめまして。拙作お読みいただき、ありがとうございます。

>切ないですね、アンドレの苦悩がひしひしと伝わってきました。
目の前に苦しむアンドレが居るようです。

アンドレが主役の回は、アンドレの苦悩をいかに描くかが最大の問題で、いつもしそこに四苦八苦しております。ので、このように言っていただけるととてもうれしいです。

>これを乗り越えて幸せが訪れるのか・・・

これを乗り越えて、幸せは訪れます。でもどこまで書くかはまだ未定です。ハッピーなOAを書きたいという気もあるし、でもそうなるとまた延々と書かなければいけないという気もあるし。
ともあれ亀更新ですが、これからもよろしくお願いいたします。



いらっしゃいませ  投稿者:マリ子  投稿日:2007年04月28日 00:10:37  No.42003
ふゆさま

初めまして。ようこそいらっしゃいました。
ラーキーさまの『Passion』はベルばら最大の山場の一つであるジェローデルの求婚からアンドレの毒ワイン事件に至るまでを丁寧な筆致で綴る連載です。原作は良い意味でも穴だらけの展開。そこに深い考察を加え、紡ぎ出される物語です。どうぞお楽しみください。

>切ないですね、アンドレの苦悩がひしひしと伝わってきました。
>目の前に苦しむアンドレが居るようです。

このリアリティこそがラーキーさまの物語の特徴であります。思わず感情移入してしまいますね。いずれはこれを乗り越え幸せになるのですが、今の彼にとっては地獄そのもの、生きるより死に縋った方が楽と思える事態です。
アンドレの狂気をラーキーさまがどう書いてくれるか・・・ これからも連載は続きます。どうぞ楽しみにラーキーさまの世界を堪能してください。



[41] 更新です!  投稿者:マリ子  投稿日:2007年04月25日 23:10:13  No.41001
お待たせしました!
ラーキーさまのギャラリーに『Passion』続編「11. Le Poison 〜毒〜」をUPしました。
物語は佳境に入っていきます。どうぞご覧ください。
なお十章に改訂があり差し替えてあります。
そちらも合わせてお読みください。



Re:更新です!  投稿者:ラーキー  投稿日:2007年04月27日 01:34:05  No.41002
マリ子様

お忙しい中さっそくアップしていただいて、ありがとうございます。さらに10章の修正でもお手間を取らせてすみません。おかげさまで、納得いくまで書き直すことができました。自分でもどうもいまひとつピンと来なかったオスカルの心理が、今回の修正でそれなりの説得力を持ったかなと自己満足しております。11章の泥まみれのアンドレは書いてて楽しかったし。
それにしても、ずいぶんとお待たせしてしまって…。更新記録を見たら、最後の更新が昨年の9月なんですね。半年以上あいてしまっていたとは。
ジェロモードが一転して、いよいよずぶずぶのOAモードに入りました。この勢いで一気に書き上げたいところですが、まだまだ先は長そうです。これからも気長にお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。




嬉しい続編  投稿者:マリ子  投稿日:2007年04月28日 00:08:01  No.41003
ラーキーさま

『Passion』の続編が読めて嬉しいです。流れるようにすらすらと書かれていますが、じっくり考え練られた編だと思います。十章に修正が入り、より説得力を増したようです。

>11章の泥まみれのアンドレは書いてて楽しかったし。

書いていて楽しい・・・これこそが創作の醍醐味ですね! アンドレがかっこいいです。彼は地獄に落ちても泥にまみれても魅力的なのだと再確認です。清く正しい人物は面白味が無くつまりません。どろどろとした悩み、弱さ、そして間違いや罪を犯す姿を通して、人間の深い内面にせまる描写が読みたいです。どうぞベルばら最大の山場をこれからも読みごたえのある筆致で楽しませてください。
創作には時間だけでなく、意欲や気持ちの乗りやタイミングなど、様々な要素がからまって波があるものです。間隔があいても気になさることはありません。それだけ楽しみが継続するという事ですわ。ジェロモードも良かったですが、ずぶずぶのOAモードに期待です。ラーキーさま、勢いに乗っているようなので、どうぞそれを逃さず熱い想いを書いてください。
最後まで楽しみにお待ちしています。



[40] ただいま帰りました。  投稿者:マリ子  投稿日:2007年04月22日 19:44:38  No.40001
留守にしてすみません。
シンガポール発着の船旅を楽しんできました。
マラッカ海峡をペナン、プーケットと回るクルージングは高齢の母でも楽しめたようで、ゆったりのんびりしてきました。
船の屋上や部屋のバルコニーからの眺めと風は最高でした。
何事もなく行って帰ってこられて、ちょっぴり親孝行の真似もできたかしら・・



[39] 古楽の愉しみ/革命前夜のヴェルサイユ  投稿者:mippy  投稿日:2007年04月11日 00:58:05  No.39001
マリ子さま、みなさま、こんばんわ。お邪魔いたします〜

<古楽の楽しみ> 
ラ・フォンテーヌ/マリー・アントワネット 革命前夜のヴェルサイユ

http://www1.gcenter-hyogo.jp/sysfile/center/top.html

なにげに調べ物をしていたら、こんな公演があるのをめっけました〜。関西の皆さんはご存知でしたでしょうか?
お近くの方、よろしかったらどーぞ〜
2年前に兵庫県の西宮市にできた新しい芸術文化センターだそうですね。昔住んでたあたりなので、つい懐かしくて・・・。
失礼しました〜



革命前夜のヴェルサイユ  投稿者:マリ子  投稿日:2007年04月12日 00:56:16  No.39002
mippyさま

素敵な公演情報をありがとうございます。音楽好きのベルファンにぴったりですね!
新しい会場も綺麗で楽しめそうです。お近くの方はぜひご検討ください。


お知らせ

管理人、ちょっくら母と旅行に出かけます。来週末には帰る予定です。
よかったら掲示板はいつも通りお使いください。



[38] 世界選手権が終わって・・  投稿者:マリ子  投稿日:2007年03月30日 00:30:17  No.38001
気がついたらもう三日も経っていました。やはり世界選手権はすごいです。これだけの選手が一堂に会するのですから。男子ではSPでのジェフリー・バトルが良かったです。彼の滑りの美しさは定評がありますが、ピアノ曲に乗せてスケートとはこんなに美しいものかとたっぷり見せてくれました。生で見るとスケートの滑り、スピード、リンクの使い方などが非常に良くわかります。大会初の会場スタンディングオべーションでした。
FSではステファン・ランビエールの「フラメンコ」が最高でした。世界タイトルを持っている彼ですが、今期は調子が優れず、試合もヨーロッパ選手権を棄権しています。世界選手権の出場も危ぶまれていましたが「フラメンコ」を披露したくて来たとか・・ ショートの出遅れといくつかのミスがあって三位でしたが、このプログラムで来期はきっと返り咲くでしょう! 練習の時に一部見たのですが、これをぜひ通して見たい!と切望させられる物でした。選手には代表作となるプログラムがありますが、これはそうなりそうな予感がします。
あとは高橋大輔。トリノオリンピックの時とは大違いで、よくここまで強くなったと思いました。彼の「オペラ座の怪人」もきっと代表作に上げられるでしょうね。これは後半にジャンプの大半を集めたきついプログラムなのですが、毎回ヘトヘトになりながらよく滑っていると思います。コーチと振り付けは荒川を金メダルに導いたニコライ・モロゾフ。コミカルでもしっとりでも選手にあった振り付けをしてくれる彼ですが、真骨頂はドラマチックで激しくて、ステップが見せ場になるプログラム。高橋の最後のストレートラインステップは、ステップに入る前から拍手と声援が渦巻いていました。
女子SPはヨーロッパチャンピオンのカロリーナ・コストナーが素晴らしかったです。実に伸びやかなスケートでうっとり。韓国のキム・ヨナもTVで見るより強いです。FSは断然真央ちゃんでしたね。もう会場中爆発するようなスタンディングオべーション。
アイスダンスも堪能してきました。贔屓のデンコワ&スタビスキーが見られて感激! コンパルソリーもTVで見るとただ滑っているだけですが、これぞアイスダンスらしいと思いました。
選手も意外と客席を歩き回っており、握手してもらったりサインをもらったりもできます。通路でブライアン・ジュベールに遭遇した時は手を差し出したら握手してくれました。「貴方が勝つと信じている。ベストを尽くして頑張って」と言ったら「任せておけ」 そして下馬評通り彼が優勝してフランス国歌である「ラ・マルセイエーズ」が流れたわけですが・・ 色々あって夢心地の一週間でした。来期の選手達の活躍がもう楽しみです。



Re:世界選手権が終わって・・  投稿者:mippy  投稿日:2007年03月30日 09:58:24  No.38002
マリ子さま、お帰りなさいまし〜
レポありがとうございます! あつ〜い生の現場の様子がよく伝わってきます。史上最強日本チームの活躍がこの東京でごらんになれてよかったですね。
毎日通われてたとは!! うらやましい限りですわっ。私はひたすら虫歯の治療に通っておりました(TT)でも、テレビで観戦&エキシビジョンもちょこっと観ました。

大輔くんは、全日本のときの調子が最高でしたが、今回も大きなミスがなく、よかったです。演技を終えて、プレッシャーから開放され、顔をくしゃくしゃにして泣いてましたね。本当に素直な青年だと思います。演技中と、非氷上のときとのギャップがたまらないとみなさんおっしゃいますよね。オペラ座の怪人は、彼の魅力がたっぷり味わえる、ステキなプログラムですよね! もう、メロメロです。モロゾフコーチはすごいですね。ミキティのコーチでもあるんですよね。

バトル選手もSPよかったですが、フリーでは残念でしたね。
ランビエール氏は今期調子が悪かったのですか。本領を発揮したら恐ろしかったのですね。
そして、ジュベール選手とお話なさったなんて! そんな長いフレーズの英語がすらすらと出てくるマリ子さまなのね。私は「How are you?」くらいしか出てこないと思いますわ。「任せておけ」の返答ですか。かっこいい〜〜

プリンスのアイスショーもまた行かれませんが・・・。いつか生で観てみたいものです。
お疲れを出されませんように!



堪能しました  投稿者:マリ子  投稿日:2007年03月31日 01:07:11  No.38003
mippyさま

東京で世界選手権が見られるなんてもう無いだろうと都合をつけて通いました。その甲斐あって、上では書ききれないくらいの収穫がありました。
日本の選手がここまで活躍する日が来ようとは想像もできませんでした。安藤選手も良かったです。ミスなくまとめて、これから女王の貫禄がどんどんついてくるのではないでしょうか。

>オペラ座の怪人は、彼の魅力がたっぷり味わえる、ステキなプログラムですよね! もう、メロメロです。

普通プログラムには選手が休めるスローパートやポーズの部分があるのですが「オペラ座の怪人」は最初から最後まで走りっぱなしという感じで、本当に鬼のようなプログラムです。「高橋がクリーン滑ったらぼくの最高の作品になる」とモロゾフがインタビューで言っていました。相当な技術と根性を要求されるプログラムですが、彼はそれを見事に滑りきっていました。
ランビエールはオリンピックで銀メダルを取ってから、各国のショーに引く手あまたで、調整ができなかったのだと思われます。試合は途中棄権や棄権ばかり。でも新規お披露目の「フラメンコ」は会場中を虜にしました。きっとスイスの山に篭って修行したのね。彼はこのプログラムを気に入っているようなので来期が楽しみです。
バトル選手は大人気です。それからジョニーも! カナダ、アメリカから応援団が来ていましたが、それだけではないと思われます。あのメープルリーフ旗と星条旗の数! ジョニー、今期は振るわなかったけれど来期は頑張って欲しいです。でも「チェス」も「ナザレ」も好きだし、見られて良かった。
選手と話すといっても、すれ違いざまに一言二言なのでたいした事は言えません。でも応援しているという気持ちは伝えたいので・・ どの選手も気さくでファンを大切にしてくれます。



アニばらばらばら  投稿者:ラーキー  投稿日:2007年04月02日 01:16:47  No.38004
マリ子様、mippy様こんばんは。

マリ子様、すごいです。連日東京体育館に通い詰めておられたんですか? それは頭の中がフィギュア一色の幸せな時間だったですね。フィギュアスケートってそういうのができるからいいな。舞台ものは(ダンスにしろ、コンサートにしろ)練習風景見るとか一週間入りびたりとか、そんな幸せを味わえませんから…。
わたしは本戦は見られなかったのですが、エキシビジョン見ましたよ(とびとびだけど)。安藤選手や浅田選手は、きっと試合の方がよかったんでしょうね。高橋選手の成長ぶりにはおどろきました。彼の演技は見ごたえありました。個人的には、金メダルの中国ペアのすごさに驚き、アイスダンス銅メダルのペアの楽しい演技が気に入りました。マリ子様がお話されたというジュベール選手も注目して見てました。
ヤグディンに師事してる(してた?)そうですね。エキシの演技はあまり派手ではなかったですが、体の動きがちょっと他と違うなという感じでした。
ともかく何か熱中できるものがあるというのは幸せなことですよね。わたしも何人かこの人が大阪に来たら絶対見に行くぞというダンサーやミュージシャンがいて、生活の彩りになってます。

ところで、耳寄り情報を聞いたのですが、今夏新作ベルサイユのばら劇場版アニメが公開されるというのは、本当ですか?(もしかして、これってすでにベルファンの間では常識?)噂によると女性の監督とか? うう、アニバラにはかけらほどの愛着も持てないわたしですが、新作、しかも女性監督となるとこれはもう楽しみです。詳しい情報をご存知でしょうか。



劇場版アニメ「ベルサイユのばら」  投稿者:mippy  投稿日:2007年04月02日 21:26:00  No.38005
マリ子さま、みなさま、ラーキーさま、こんばんわっ!
東映アニメ「ベルサイユのばら」に関して、ちょっとだけ知ってることを書かせていただきますね。

昨年、製作が発表されたあと、なしのつぶてだったのですが、3月の2007年東京国際アニメフェアで、予告編が上映された模様です。某サイトでそのときの画像を流していたので、ちらっと見ました。若き日のマリー、ドレス姿のオスカル、フェルゼン、おりぼんアンドレなどが次々に登場。そしてドラマティックな革命シーン、断頭台・・・。
テロップでは

作画:窪秀巳(過去の作品「キン肉マン」「惑星ギャラガ」「ハローキティのおやゆびひめ」)
美術:行信三(「ふたりはプリキュア」「おジャ魔女どれみ」)
脚本:横手美智子(「神風怪盗ジャンヌ」「るろうに剣心」「ヒカルの碁」)
音楽:YOSHIKI(あの元X JAPANのYOSHIKIです^^)

とありました。()内はmippy調査。
なお、この予告画像は、パワーアンビシャスさんの春の新作発表会(4月6日〜7日)にて上映されるそうです。(詳細はパワーさんのHPで)
映画の詳しい公開日程はまだ未定なのでは・・・?
でも、今回は、理代子先生が「ばっちり監修しました」とおっしゃってます〜(公式サイトより)。

絵柄はかなり少女漫画してます〜。かつてのアニばらとはまた少々ちがった趣です。





一度見たら病みつきに・・・  投稿者:マリ子  投稿日:2007年04月03日 00:54:00  No.38006
ラーキーさま

観戦一週間が終わり、心地よい脱力感を感じつつ仕事の山に追われています。実際に観戦するとテレビで見るのはほんの一部だと実感します。思いがけなく見たらはまったフィギュア観戦ですが、音楽でもダンスでも『この人が来たら絶対見に行くぞ』という人がいるのは生活の彩りになりますね。

>個人的には、金メダルの中国ペアのすごさに驚き、アイスダンス銅メダルのペアの楽しい演技が気に入りました。

中国ペアは凄いですね。演技の力強さに圧倒されます。でも残念ながら今期で引退、そして結婚だそうです。アイスダンス銅のベルビン&アゴスト(トリノでは銀)はキレのある元気で楽しいダンスが似合います。いつも溌剌としていて、どちらも笑顔が素敵。それからTVで映らないような下位の選手にも良い選手が沢山いました。そんな選手達が台頭してくるのを見るのも楽しみです。
新チャンピオン、ジュベール選手はヤグディンに師事していました。オリンピック金メダリストで4回ワールドチャンピオンになった彼をとても敬愛していて教えてもらっていた時期がありました。ジュベールを見ているとヤグディンの影響を受けているなと感じることがあります。何が何でも4回転。そして男らしくてドラマチックな演技を目指しているようです。

ベルサイユのばら劇場版アニメを検討中とか製作中とか聞いたような気がしますが、今年の夏に公開とは・・・! 劇場版ということは、かなり短くまとめなければなりませんが、どうなのでしょう。でも楽しみですね。



新着情報  投稿者:マリ子  投稿日:2007年04月03日 00:59:21  No.38007
mippyさま

詳しい情報をありがとうございます。
昨年製作するかもという話以降、どうなったかさっぱりでしたが着実に製作は進んでしたのですね。
製作スタッフについてはあまり知らないのですが、mippyさまの補足を読む限りでは、実績のあるこなれた方々のようですね。
劇場でアニメなんて、久しぶりというか、初めてというか・・・楽しみです。

>でも、今回は、理代子先生が「ばっちり監修しました」とおっしゃってます〜(公式サイトより)。

理代子先生が『ばっちり監修』ということは期待できそうですね!



アニバラモード  投稿者:ラーキー  投稿日:2007年04月04日 01:14:16  No.38008
Mippy様
速攻の情報ありがとうございます。ベルファンのくせに最新の情報にうとくて困ります。さっそく予告編動画とその他の情報を求めてネットをさまよいました。たしかに理代子先生、BBSでばっちり監修したとかかれてましたね。唯一の不安は、製作スタッフの面々のこれまでの作品が……これ以上ないくらいの、こてこてのアニメってとこでしょうか。うーん、ちょっと不安。パワーアンビさんの展示会というのは、東京で開催なのですね。見に行けないわ。ネット上でやってくれないかな、予告編。ネットサーフィンしているうちに、youtubeで予告編が見られるとの情報を得て見に行きましたが、わからなかったわ。たしかにまだあるらしいのですが、探し切れない〜。その代わりといってはなんですが、旧アニバラの数分間のアニメーションがたーくさんあって、それに見ふけってしまいました。いろんな人がいろんな国で、いろいろなダイジェスト版作ってるんですね。アンチアニメ派のくせに、やっぱり心惹かれるものがあります。Youtubeの予告編を見た方によると、原作まんまの絵だとか? ほんとだったらすごいです。ともかく、今夏公開、楽しみ〜。と、毎度毎度アニメだ実写だと騒ぎまくっていつも期待はずれに終わるのに、それでもやはり期待してしまうのでした。ま、でも一番の二次創作は、なんといってもファンの皆様のSSですけどね。

マリ子様
>管理人が遊び呆けているうちにラーキーさまの筆が進んでいるかと思うとすごく楽しみです。(^ー^) ここでよかったらどんどん相談でも雑談でもしてください。雑談から閃く事や取っ掛かりを得ることがありますから・・

マリ子様のお言葉には毎度励まされますわ〜。ありがとうございます。泥まみれアンドレ書きあがりましたので、推敲してもうすぐお送りいたします。10章もちょい書き直し中なので、お手数ですが再アップよろしくお願いしますです。ジェロは何がどうなっても成就されない恋というところがツボでございまして、ついついえこひいき的愛情をかたむけたくなるわけですが、OAの場合はどれだけ地獄に叩き落しても泥の中に叩き落としても、最後は二人のハッピーエンドが書けると思うと、なんだか書いていて自分でもわくわくします。とすでにOAモードに入っておりまする。でも毒ワインまでの道のりはまだしばらくあるし、ましてや最終章まで行き着けるのかしら(^^;



今日もまた  投稿者:ラーキー  投稿日:2007年04月04日 22:12:19  No.38009
マリ子様、みな様こんばんは。
連日投稿ですみません。例の新作アニメの予告編、どうにか見ることができました。
YOUTUBEのサイトに行って、日本語で「ベルサイユのばら」と入れて検索にかけたら出てきたわ。でも画面が斜めっててよくわかりませんでした〜。うーん、原作のまんま…とは言いにくいような? やはりmippy様がおっしゃるように少女漫画してる気が…。しかしアントワネットの処刑場面も出てくるようだし、せいぜい2時間くらいの時間でそこまで描いているということは、OAのエピソードはかなりカットされているんでしょうね。ジェロは登場させてもらえるのでしょうか。まあ、期待せずに待つことにいたしますわ。



劇場版アニメ  投稿者:マリ子  投稿日:2007年04月07日 00:11:17  No.38010
ラーキーさま

YOUTUBEにはいつも色々お世話になっているですが、ベルばらアニメの予告編見てきましたです。どうでしょう・・遠目ですが、絵は原作に近いでしょうか。私としては、こてこての少女マンガ風で一向に構わないのですが、なるべく原作に近い絵でお願いしたいです。アニばらは時々「明日のジョー」が入ってましたから・・ それにしても気になるのはやはり時間。描ききれるかしら・・ 
YOUTUBEのアニバラアニメーションも面白いですね。世界の言語で見る「ベルサイユのばら」 ベルばらは世界で愛されているのだなと思います。

ラーキーさまのSS、推敲中ですか? 楽しみにお待ちしています。ただ、近々母と旅行に出かける予定がありまして、UPはその後の方が良いかと思っています。

>ジェロは何がどうなっても成就されない恋というところがツボでございまして、ついついえこひいき的愛情をかたむけたくなるわけですが、OAの場合はどれだけ地獄に叩き落しても泥の中に叩き落としても、最後は二人のハッピーエンドが書けると思うと、なんだか書いていて自分でもわくわくします。

報われない奴はつい贔屓してやりたくなりますが、ジェロは報われないからこそ引き立つキャラで、OAは幾千の困難を乗り越えてこそ輝くキャラであると思うのです。苦難に満ちるからこそ、その後が美味しいというか・・ どうぞ、わくわくしながら書いてくださいませ。創作の醍醐味です! 毒ワインまでの道のりを楽しませてくださいね。



[37] フィギュアスケート世界選手権  投稿者:マリ子  投稿日:2007年03月19日 23:17:06  No.37001
東京で3月20日からフィギュアスケートの世界選手権が始まります。
アイスショーには何回か行ったことがありますが、試合を見るのは初めて。昨日は公開練習を見てきました。練習だというのに、日曜のせいか客席はほぼ埋まっていました。
親子で観戦できる時期に東京に世界選手権がくるという巡り会わせは本当にラッキー! これを大事にしたいと思い、仕事の段取りをし、チケットを手配しました。
連戦の長丁場になりますが、精一杯応援して楽しみたいと思います。試合の様子はフジTVで放送の予定。興味のある方はご覧になってください。



生舞台とうだうだ相談  投稿者:ラーキー  投稿日:2007年03月21日 01:20:33  No.37002
マリ子様

フィギュアスケート熱、盛り上がってますね。わたしはフィギュアの生舞台は見たことないんですが、コンテンポラリーダンス(現代舞踊)は好きで、時々見に行きます。席がいいと、ほんとに間近でダンサーの筋肉の動きのひとつひとつまで見ることが出来て、迫力があります。スケートは優雅な芸術のようですが、実際に見るとものすごいスピードだとか。客席の盛り上がりや選手たちの表情も生で味わえて臨場感がありますね。東京はともかく、なにかとイベントがあってうらやましいです。そりゃ大阪だって東京の次にたくさんのイベントが催されるわけだから、文句は言えないですけどね。ごたごたした小汚い街(大阪人のみなさま、失礼!)で、もっと緑の多い静かなところに住みたい〜って思うことはありますが、芸術鑑賞に関しては、やっぱり都会に住んでてよかった〜と思います。

さて、下のスレッドの続きです。
おかげさまで創作モードがビシバシ盛り上がりまして、ただいまサクサクと続きを執筆中です。とんでもなく気まぐれなので、この気分を持続できるよう、時々こちらでうだうだとご相談させてくださいませ。

>アンドレの『心中を決意するという狂気』を書くのは至難の業だと思いますが、ここは彼をカッコ良く書かねばとか、説得力ある心中の理由を付けようとか考えずに、エゴに走りきるアンドレを書いてしまってはどうでしょう。

マリ子様、また背中を押してくださってありがとうございます。このお言葉に勇気百倍、しょっぱなから、泥まみれアンドレを書いてしまったわ(^^; これでまたアンドレファンの皆様の顰蹙を買うかしら…(^^;; 別にジェロをスマートに書いて、アンドレを泥まみれに書くつもりはないのです。でも自然にそうなるのは、きっとキャラの違いですね、なにせジェロはお貴族様だから。なんというかアンドレは不思議なキャラで、どんなに泥まみれになっても決して汚れないキャラなのですよね。マリ子様も泥まみれアンドレを何度か書かれていますが、それでもアンドレはあくまで誠実で一途。オスカルに対しては言わずもがなですが、他の誰に対しても。なので、ある意味安心して泥の中に突き落とすことができます。



続き  投稿者:ラーキー  投稿日:2007年03月21日 01:21:09  No.37003
心中に理屈も説得力もありませんよね。わたしのイメージでは、ともかく嫉妬。もちろんその背後にはオスカルとともに生きてきた彼の人生のすべてがあるわけですが、直接的には身を焼くような嫉妬、彼女を誰にも渡したくはないという。ただその嫉妬の苦しみから心中という発想に行くためには、もう少し何かの要素が必要かな…。それがヌーベルエロイーズの存在でしょうか。ただアンドレは心中に思いいたる前に、まず自分自身の人生にけりをつけることをまず考えたのではないかと思うのですが、どうでしょう。彼にとってはオスカルのいない人生など、生きる意味がないでしょうから。
 ところで、次章を書いているうちに前章の『喪失』にも納得できないところが出てきて書き直しております。どうも、オスカルの行動が……。昔から謎だったのですよ、オスカルはジェロの求婚に反発はするものの、きっぱり断るのは馬車襲撃事件の後ですよね。原作では詳しく書かれていませんが、舞踏会をぶち壊したあと、毎日ジェロを迎えての晩餐が続き、アンドレが心中を思いつめるほどの状況にいたります。その間、オスカルはいったいなにをしていたんだろう?って。舞踏会後ジェロはますますぼーぼーに燃え上がり、ジャルパパもいよいよジェロを婿養子に、という方向に向かっていたのに、ただオスカルだけは、舞踏会ぶちこわし事件でそれなりにけりがついたものだと、パパもジェロもそのうちあきらめるだろうと思っていたのではないかと、今回そんな風に考えて書き直してます。でもディアンヌの幸せそうな姿にちょっとした衝撃を受けるのもこの時期なんですよね。結婚が女の一番の幸せか…なんて考えるのが。それだけを取り上げると、オスカルのどこかに迷いがあって、結婚をきっぱりと断りきれないなにかがあった風にも受け取れますが、やっぱりそれは違うように思うし。オスカルがわずかでもジェロとの結婚を考えてみた…なんてこと、ありえるかしら? 困ったお嬢様は天然なので、実に書きにくいですわ。
ああ、掲示板を私的うだうだ相談の場に使っちゃってごめんなさいまし。でもちょっとすっきりとしましたわ〜。やっぱり書いてみると、問題点がはっきりするものですね。



帰ってきました・・  投稿者:マリ子  投稿日:2007年03月30日 00:25:25  No.37004
ラーキーさま

我が家の一大イベントがあったせいで、ご無沙汰してしまいました。朝から晩まで東京体育館に通いづめで忙しくも幸せな一週間でした。フィギュアスケートは優雅に見えますが、実際はすごく過酷なスポーツです。その証拠に選手生命が短い。特に男子は4回転ジャンプで身体を痛める率が高く、若くして引退する選手が多いです。選手達の表現力を見ると芸術家のようですが、近くで見ると彼らはアスリートです。

管理人が遊び呆けているうちにラーキーさまの筆が進んでいるかと思うとすごく楽しみです。(^ー^) ここでよかったらどんどん相談でも雑談でもしてください。雑談から閃く事や取っ掛かりを得ることがありますから・・

>なんというかアンドレは不思議なキャラで、どんなに泥まみれになっても決して汚れないキャラなのですよね。

アンドレは泥にまみれてナンボというキャラだと思っています。泥にまみれればまみれるほど、彼の様々なものが引き立つというか、輝くというか・・ オスカルの為に泥にまみれるなど平気。自分を棄てることは厭わない。そういった彼の究極さが突き出てしまったのが毒ワイン事件だと思うのです。本当は彼は自分を消し去りたかったのかもしれませんね。
ここら辺のオスカルの行動も原作ではあまり触れておらず、彼女の行動や考えを推測すると色々ありますね。書き直し等ありましたらいつでも差し替えますのでどうぞ。私も天然お嬢様が一番書きにくいです。多分オスカルは今まで考えもしなかった「結婚」について初めて考えたのではないかと思います。それまではアンドレと兄弟のように過ごすのが当たり前で、家督とか自分の将来とかあまり考えることもなく・・ これが呼び水となって自分は誰を愛しているのかと考えていくわけですが。じっくり練った続編が楽しみです。



[36] 指揮者西本智実。  投稿者:ゆかりん  投稿日:2007年03月12日 08:23:04  No.36001
マリ子さま みなさま 

既にご存知かもしれませんが、西本智実の話です。
先日、テレビ某番組で指揮者の西本智実特集で彼女の指揮ぶりを見て、その麗しくも凛々しい表情に惚れ惚れしてしまいました。

“女性指揮者が少数派の男世界でオーケストラを率いる様がオスカルが軍を指揮する姿に思い重なる”という話は知っていました。舞台へ向かう時の颯爽とした歩きっぷり、オーラ溢れる立ち姿、オケの各パートに指示を出すときの魂を射抜かれそう眼力、額や頬に掛かる柔らかな髪、演奏後の魅惑の笑顔・・・。女子高時代は、お姉さま志向は皆無だったのに、あぁ、ときめいてしまいました。本当にかっこよかったです!

そこで、ベル薔薇をクラッシックの世界に置き換えたとしたら〜。
才能溢れる指揮者オスカルは、一流のオーケストラとの契約を断り、真の音楽を求めて、あらくれ個性派の貧乏オーケストラに赴任。で、第一バイオリン奏者はもちろんアラン。アンドレはオスカルのマネージャー兼理解者。ジェロ様はオスカルの音楽に深い理解を示す企業家で、もちろんオスカルとの結婚を目論んでいます・・・。なぁんて、こんな大脱線した設定はいかが?!



感想ありがとうございます。上にくっつきます。  投稿者:ラーキー  投稿日:2007年03月12日 01:03:45  No.36002
マリ子様、皆様こんばんは。

ゆかりん様、パッションの丁寧な感想ありがとうございます! しかも最初から読み直してくださったなんてうれしいです。指摘してくださった2章のタイマンをはる場面は、実は初出より書き直しているのです。最初にアップしていただいた分があとになってどうしても納得できなくなって、それで、マリ子様にお願いして、だいぶあとになって改稿をアップしていただきました。もう初稿からずいぶん時間がたっているので、誰も読まないだろうなあと思いつつ。それを読んでいただけただけでもうれしい上に、よかったと言っていただけて、きっとこれは改稿して正解だったのだわー、時間をかけて改稿してよかったわーと、一人勝手に考えて喜んでおりました。

>片時も離れない護衛の立場と最大の理解者の異性としての立場の喪失と、愛するものを奪われる危機感を抱えるアンドレが王座タイトルを守るボクサーとしたら、求婚するジェロはタイトルの座を奪わんとする挑戦者。ジェロには挑む者の勢いがあります。

ゆかりん様のこの文を読んで、自分ながら無意識のうちに書いてたことがなんとなくはっきりしましたわ。通常で言えば、ジェロは地位も身分もあり、捨てがたいいろいろなしがらみにとらわれているのに対し、アンドレは地位も身分もない、何も持たない人間の持つ強さをもっているのですが、この求婚事件に関しては立場が逆転してるんですね。ジェロは、世間体とか何とかを無視してオスカルに求婚すると決めた時点で、オスカルに関しては失うものは何もないのです。愛、もしくは結婚の承諾を獲得するか、今までどおりなにもなしか、ですからね。アンドレは失うものが多すぎます。彼女の信頼を失うまいとすれば、愛を告げることも懇願することもできない。なにも出来ないんですね。そして、一番よくても今までどおりで、最悪の場合はすべてを失ってしまう。ジェロにはいくらでも積極的な行動をとらせることができるのに、アンドレがいまいち不発なのは、わたしがジェロファンだからかしら? と思っていたけど、そういうわけじゃなかったのですよね。この何も出来ない、陰にこもって、妄想全開して、どん底まで落ちていくアンドレをいかに書けるか、ですね。うーんむずかしい。ずるずるべたべた心理描写に走りそう…(^^;
『喪失』でのジェロのジャブ、急所に当たってましたか? 弁解のようですが、あの回はほんとに、アンドレを地獄に突き落とすべくジェロに決定的ジャブを打ち込ませるために書いたので、でもそのときジェロが単にいやなやつになってしまわないためにいろいろとしかけをして(ジェロの側もそうせざるを得ない事情があったということで)、そうやって書いてるうちに自然にOJの半ラブシーンが書けそうになってきたので、ジェロファンとしてはこの機会を逃す手はないでしょう!ということで、ジェロさまへの最後のプレゼントとしてラストの場面を書きました。わたしがジェロファンじゃなければあそこをラブシーンにする必要はなかったかもしれないけど、そこは個人的好みということで。だから、ともかく、ジェロのジャブが効いていたというのがいちばんうれしいわけであります。(ああ、長い説明をしてしまった…)



つづき  投稿者:ラーキー  投稿日:2007年03月12日 01:04:32  No.36003
ジャルジェ夫妻を味方につけるなぞ、ジェロとしては朝飯前です。でもそれは単に策略から出ていることではなく、実際夫妻の信頼に値するところがジェロのジェロたるゆえんですわ。ばあやがジェロの味方についているという指摘、うれしいですわ。あのショコラ事件依頼、ばあやの信頼も獲得したジェロ。これは自分でもうまく書けたもんだとちょっと自己満足してました。ばあやがジェロを評価することが、アンドレを追い詰めるためには必要なんですよね。
ジェロ熱に感染していただけて、うれしいですわ。でも残念ながら、ジェロのいい男全開はここまで。どうも『喪失』を書き終えて急にSS書くテンションが下がったのは、ジェロファンとして、ジェロのいい場面を全部書ききってしまったので、すっかり満足してしまったからかも〜と思っておりました。しかし、毒ワインを書かねば意味ないですからね。ラストにまたジェロを出すつもりではおりますが、それまではアンドレモードにならねば。そろそろSS再開をと考えていたところに、マリ子さまの新作、そしてゆかりん様の感想と、いい時期にいい刺激をいただきました。花粉症の季節も終わったことだし(花粉症なの…つらかったの…)、いまからがんばりますわ。ありがとうございました。



カルメン  投稿者:ラーキー  投稿日:2007年03月12日 01:05:10  No.36004
マリ子様

TU○YAの半額クーポンで、マリ子様お勧めの『コーラス』(今頃かい!)と『カルメン』借りてきました。まだコーラスは見てないんですが、カルメン(アントニオ・ガデス主演)はよかったですよ。わたくし、フラメンコが好きなのに(音楽も踊りも)今までなんでこの映画を見てなかったのかなという感じでした。もう20年以上前の映画です。フラメンコギターが好きな人なら誰でも知ってる、パコ・デ・ルシアという超有名なフラメンコギターの名手も出ていて、なんとも贅沢な映画でした。ガデスの踊りは力強くてセクシーで、実によろしいです。もしフラメンコやダンスに興味がおありなら、お勧めいたします。ストーリーというより、踊りを見るために見る映画って感じですかね。すっかりガデスのファンになりましたが、惜しいことに2年ほど前に亡くなっちゃったんですよね。残念。ただいま来日中(もう終わったかな?)のアントニオ・ガデス舞踊団のカルメンでは、別の人がホセ役をやってるそうです。



凛々しい女はかっこいい  投稿者:マリ子  投稿日:2007年03月15日 00:16:51  No.36005
ゆかりんさま

指揮者の西本知美氏、かっこいいですね! オーケストラを率いる指揮の世界はまだまだ男社会。そこで活躍というところがオスカル設定ですね。才能豊かな人はそれだけでまぶしいですが、颯爽とした歩きっぷりや立ち姿もオスカルを彷彿とさせます。女性演奏家や声楽家はきらびやかで華やかなドレスを着ますが、指揮者の服装が凛々しいこと! どこか軍服と通じるものが・・・ しかも似合っているし・・

>そこで、ベル薔薇をクラッシックの世界に置き換えたとしたら〜。

どんな脱線した設定やストーリーでも、それぞれの役どころがぴたりと決まるのがベルばらのようです。ゆかりんさまの設定は面白いです。私は病院モノでキャスティング(妄想)したことがあります。

オスカル:繊細で緻密な手を持つ腕ききの形成外科医。
アンドレ:子供とお母さんに大人気の小児科の先生。
ジェローデル:ジャルジェ教授子飼いの心臓外科医。
アラン:体育会系整形外科医。
ロザリー:外科病棟看護主任。
ばあや:総婦長。
ベルナール:製薬会社営業。
フランソワ:整形外科看護師。
ポリニャック夫人:困った患者。
etc...



狂気をはらんでこその魅力  投稿者:マリ子  投稿日:2007年03月15日 00:20:01  No.36006
ラーキーさま

連載のSSを読むときは大抵前回作から読み直します。初回から読み返す時もあります。すっかり引き込まれて時間の経つのも忘れる時はこんな時です。ラーキーさまのSSにはそんな力があります。UP後に推敲を入れる時はこっそり入れることにしているので(^^;)2章の改訂を入れた時にお知らせをしませんでしたが、読み直している方は大勢いると思います。どうぞ納得のいくまで練って書いてくださいませ。途中改稿ありましたらいつでも承ります。全編終わった時点で壁紙をお色直ししてみようかと思案したりもしています。どうぞ相談に乗ってください。

>ジェロは、世間体とか何とかを無視してオスカルに求婚すると決めた時点で、オスカルに関しては失うものは何もないのです。愛、もしくは結婚の承諾を獲得するか、今までどおりなにもなしか、ですからね。アンドレは失うものが多すぎます。

貴族で何もかも持っているジェロと何も持たないアンドレが定説でありますが、こと愛については立場が逆転してしまうのですね。果敢に攻める挑戦者ジェロが良いですわ〜 アンドレを揺さぶりたいがために繰り出すジャブはこれがジェロにとって真剣勝負だからですね。ジェルジェ夫妻やばあやまで見方に付けるジェロは策士(の部分も多分に含まれてはいるでしょうが)というよりは真剣にオスカルを思う為の誠実さが人の心を打ったと思えます。これがオスカルや、ひいてはアンドレの為でもあるというジェロの考えは見方によっては慈悲ともとれます。でも半分以上は嫉妬と愛を得たいというエゴから出ていると思うと魅力が増します。誠実さとエゴ。双方兼ね備えているからこその魅力です。
人間は完璧よりも煩悩に翻弄され自己を見失うほどに乱れる者が魅力的だったりします。一見オスカルの愛と信頼を得ているようなアンドレですが、彼はそうは思ってないはず。ジェロの存在と行動にかなり痛めつけれられたアンドレの心の闇と狂気を描き出してください。ラーキーさまはジェロ寄りのようですが、アンドレもすごく素敵です。落ちていくゆえに魅力的な男をどうぞ書いてくださいませ。

『コーラス』はいい映画だと思います。『カルメン』は見ていないです。力強くセクシーな踊り・・・・・ ぜひ観たいです! これからも良い映画があったら教えてくださいませ。



ベルモード再燃  投稿者:ラーキー  投稿日:2007年03月16日 02:30:50  No.36007
マリ子様

『カルメン』は、不世出のフラメンコダンサー、アントニオ・ガデスの魅力満載ですよ〜。ダンサーの筋肉の付き方って独特なんですね。ちょっとした体の動きを見るだけでも、ほんと、ほれぼれします。でもドラマとダンスと半々なので、わたしとしてはもっとダンスを見せてくれ〜!という感じかな。とても短い場面ですが、一人でファルーカという踊りを踊る場面は、まさに天才!という感じで、秀逸。VHSのレンタルビデオをそこだけ何度も巻き戻して見ました。

>これがオスカルや、ひいてはアンドレの為でもあるというジェロの考えは見方によっては慈悲ともとれます。でも半分以上は嫉妬と愛を得たいというエゴから出ていると思うと魅力が増します。誠実さとエゴ。双方兼ね備えているからこその魅力です。

マリ子様、まあなんと素敵なことを言ってくださるのでしょう。そうそう、そうなのです。誠実さのない、自分の気持ちだけを優先させるような恋は問題外。でも相手の気持ちばかり慮るような恋も退屈。誠実に相手のことを考えつつ、嫉妬やエゴを兼ね備えているというのがいいのですわ〜。わたしのジェロのキャラをそんなふうに受け取っていただけて、うれしいです。アンドレだって、同じですよね。実行にはいたらないものの、心中という究極のエゴに走ろうとするわけだから。
アンドレの外的包囲網は、もうこれ以上はないだろうというくらい書きつくしました。それでも! それでも心中を決意するという狂気にいたるまでにはまだ超えねばならない溝があると、ここにいたって感じております。どうしたらよいの?(;;)アンドレ追い詰め大作戦のためにちょこちょこ伏線を張りましたが(オション父娘とか、ジャルパパの意向とか、ショコラ事件とか……)、結局どれもこれもあんまり役に立たないかも、と思っております。アンドレにとってはオスカル以外のことはまるきりどうでもいいので、ジャルジェ家にいられなくなるかも、なんてことはオスカルが結婚するかどうかに比べたら彼にはどうでもいいことだし(オスカルが結婚しないというなら、大問題になりますが。そばにいられなくなるから)、失明の危機さえやはりオスカルにくらべるとどうでもいいのかなあ、と。オスカルが他の男のものになるのを見るくらいなら、いっそ両目とも見えなくなる方がいいぐらいに思っていると思うので。結局はアンドレの内面の描写がネックになってしまうのですよね。アンドレはほんとに芯の強い人間なので、多少の逆境なぞ問題ではないのでしょう。ただオスカルに関してだけはぜったいに譲れない。うーむ。これから練り練りします。マリ子様の新作と、ゆかりん様の書き込みのおかげで、創作モードに火がつきましたです。今度こそほんと、地獄をさまよう狂気のアンドレに取り掛かりますわ〜(まだ取り掛かってなかったんかい!)



続編お待ちしています!  投稿者:マリ子  投稿日:2007年03月16日 23:52:00  No.36008
ラーキーさま

筋肉の付き方の美しい肉体というものは鍛錬が導いた賜物ですわね。ちょっとした動きがそれだけで違う。芸術です。それから鍛え上げた方は静の佇まいも見事ですね。静が際立つから躍動が素晴らしいのかもと思います。研ぎ澄まされたものを見せてもらえる喜び。表現力のあるダンスを見るのは至福です。

恋愛はエゴの押し付けであってはいけないし、聖人君子であってもつまらない。相手を思いやる心と自分の思いを遂げたいという気持ちとの間で、板ばさみになり苦しむ姿が、実に人間的で魅力的なのであります。かつ意外な一面を見られるとクラッときますね。嫉妬しそうもない人が嫉妬したり、自暴自棄になったり・・・

>アンドレだって、同じですよね。実行にはいたらないものの、心中という究極のエゴに走ろうとするわけだから。
>結局はアンドレの内面の描写がネックになってしまうのですよね。アンドレはほんとに芯の強い人間なので、多少の逆境なぞ問題ではないのでしょう。ただオスカルに関してだけはぜったいに譲れない。

アンドレは精神が安定していて、温和で、どんなことがあってもへこたれない強靭さを持っていますが、ことオスカルのことになると、激昂したり、捨て身になったり、動揺したりします。アンドレの『心中を決意するという狂気』を書くのは至難の業だと思いますが、ここは彼をカッコ良く書かねばとか、説得力ある心中の理由を付けようとか考えずに、エゴに走りきるアンドレを書いてしまってはどうでしょう。外堀の埋め方は充分です。ここまできたらアンドレの内面の問題で、その描写いかんにかかっていると思います。心中=狂気ですから、狂気に理由はいりません。オスカルを欲する一念で思いっきり自己中心的になってしまって良いと思います。
ジェロが外に作戦網を張り巡らせ外的に出ていくのに対して、アンドレはどんどん内にこもってしまうというか・・ 縋るものがそれしか(オスカル)ない状態で、それしか見えない。突き詰めていくとそこには死しかないわけで・・ 愛する者を殺める行為を悪と見なしては行き詰まりますが、思いつめるあまり悪魔に魅入られし者は魅力的だったりします。究極のエゴこそ甘いと思わせてくれる男をどうぞ書いてくださいませ。



凛々しさと殿方。  投稿者:ゆかりん  投稿日:2007年03月19日 14:47:23  No.36009
マリ子さま

>指揮者の服装が凛々しいこと! どこか軍服と通じるものが・・・ しかも似合っているし・・

同感です!長袖長ズボン詰襟の禁欲的でストイックな服装は、わたしの目には18世紀フランスの軍服に映ります。
演奏後、楽屋裏で衿を緩められ、ソファに身を委ねて「つかれ・・・た・・・」とつぶやく姿をついつい妄想してしまいます。

>どんな脱線した設定やストーリーでも、それぞれの役どころがぴたりと決まるのがベルばらのようです。

別世界ベルバラキャスティング、マリ子さまも楽しく妄想されてますね。脇役メンバー配役がぴったり!ベルナールが製薬会社営業で白衣のロザリーに一目ぼれ、ですね〜。ド・ゲメネ公爵あたりも困った患者かしら。(~o~)  

なんといってもオスカルの周りの4人の男たちの立ち位置って、ラブストーリィのツボを押さえてますよね。
年上の初恋のひと
幼馴染みの理解者(+下僕)
完璧な求婚者
反抗→慕う年下
凛々しい女主人公に上記のような男性登場人物がいる物語に出会うと、ベルバラ風味だわ〜とウフウフ反応してしまいます。




王道こそが楽しい  投稿者:マリ子  投稿日:2007年03月19日 23:14:21  No.36010
ゆかりんさま

ストイックな男っぽい服の似合う女の人は素敵ですね。すらりと背が高く、目元の涼しい美人で颯爽としている人がそうかしら。そして男社会で実力を発揮しながら、時に見せる陰りに色っぽさが滲んだら、男も女も惹かれてしまいますね。

>なんといってもオスカルの周りの4人の男たちの立ち位置って、ラブストーリィのツボを押さえてますよね。

この男達の絶妙の立ち位置!ツボにはまりまくりです。それに、初恋の人とは結ばれず、完璧な求婚者は恋われる悩みを悩ませてくれ、反抗しながら慕う年下は手を焼かせながら乱暴に愛を告げてくれ、最後に最も理解してくれる人と恋に落ちる。女がそうありたいと思う恋のフルコースが全て入っているのがベルばらだと思います。そしてその恋は、身分違いという難所を乗り越えて・・というところがまた心憎い。奇をてらうことなく王道であるところが時代を超えて人々に愛される所以でしょうね。

ベルバラキャスティングは考えるだけで暴走しますです。ド・ゲメネ公爵はお察しの通り困った患者その2です。製薬会社営業のベルナールと白衣の天使ロザリーはコンパで意気投合の後スピード結婚です。
他には、
ルイオーギュストくん:医師会の理事を兼務する○×会病院理事長。
マリー:その奥さん。
フェルゼン:○×会病院雇われドクター。
などなど・・・失礼しました。



[35] 更新です  投稿者:マリ子  投稿日:2007年02月19日 21:30:40  No.35001
かなり間が開いてしまいましたが、革命前夜に続く話として十二の月の物語に「すずらん」をUPしました。
よろしければお読みください。



Re:更新です  投稿者:ラーキー  投稿日:2007年02月24日 02:24:06  No.35002
マリ子様、ご無沙汰して申し訳ありません。なんだかんだとばたばたしておりましたが、どうにか無事生息しております。さっそくですが、新作拝読しました。次回フランソワの弟が出てくるというようなお話をされていましたが、なるほどこんなふうに登場するとは。今は亡き愛する人に生き写しの弟が、立派に成長してシルビーの前に現れるというのはとても素敵な場面でした。そしてこの再会(?)の場面にふさわしい、穏やかでゆったりとした教会の風景も。フランソワの子供もフランソワに生き写しなんですね。あの戦闘であっけなく死んでしまったフランソワに、恋人だけでなく子供もあったというのは、なんだか癒されます。そしてシルビーはシルビーらしく、雑草のごとくたくましく生きていくんですね。マリ子様のお話は、オリキャラであってもそのキャラの人生がトータルとしてとらえられていて、今回改めてそのことに感心しました。シルビーのお話を書き始められてから、どの時点で今回の物語までのストーリーが出来上がっていたのでしょう。
 
ゆかりん様、たいへんお久しぶりです。久々にゆかりん節が聞けてうれしかったです。わたしはマリーアントワネットの映画は見ていないんですが、このところすこーし精神的余裕が出来てきて、ベルモード復活しつつあります。またちょくちょく元気なゆかりん節を聞かせてくださいませ。そしてわたしに火をつけて〜。



再生  投稿者:mippy  投稿日:2007年02月24日 12:08:39  No.35003
人は案外たくましいものですね。

「木の根元に腰を降ろし風と光の恵みを一身に受ける。こんな日を美しいと思えるようになったのも神の加護だろうか。」

この一文、私にはわかるような気がします。年月や自然の恵みが、人を癒し、再生に導いてくれるのですね。しゃにむに体を動かして労働することもダメージを受けた精神には良いことだと思います。

この物語に救いがあってよかったー!!
「お茶の入れ物」が過去と現在をつなぐアイテムになっているとは・・。お上手ですわ〜
「血」の通ったものどうしの直感。余計な説明などいらない・・・。
「弟」くん(名前あったっけ・・・・・?)も、立派に生き抜いてくれることでしょう。

私事ですが、ただいま、オリーブオイルとココナッツオイルとパーム油で作ったマルセイユ石けん作りに凝っております。
ルイ14世の時代にマルセイユに独占製造権が与えられたという石けん。オスカルさまたちやフランソワたちも使っていたのかしら、と思いをはせながら作るのは楽しいです♪






Re:更新です  投稿者:Juri  投稿日:2007年02月24日 13:46:58  No.35004
マリ子さま

泣けました。そして私もこれは再生の物語だと思いました。
原作では登場人物がとても多く、それぞれのキャラの全ての人生を描くことは出来ないし、その必要もないと思いますが、特権階級からは雑草扱いされていたであろう衛兵隊員一人ひとりにも紛れもなくそれぞれの人生があったはずですよね。
アンドレはオスカルを深く深く愛したけれど、フランソワを深く深く愛した女性がいてもおかしくはないわけで…。
シルビーの必死さは読む者の心を打ちます。その真摯さは神々しくさえあり、泥にまみれた女神の一人といっても過言ではない気がします。
彼女のような女性は、すずらんのように大輪の花と比べて目立たないにしても、革命時には沢山いたことでしょうね。(激動の時代ではなくても、いつの時代にもそういった女性は存在するでしょうけれど。)

タイトルの「すずらん」の清冽な白が香りと共に圧倒的にこちらに迫って来るようでした。ありがとうございました。


mippyさま

マルセイユ石鹸・・・。むむむ、羨ましいです〜。触手が動きましてございます。素敵ですわ! 是非お使いになった感想なども聞かせて下さいませ。




ありがとうございます。  投稿者:マリ子  投稿日:2007年02月25日 01:35:55  No.35005
ラーキーさま

忙しいさなかに読んでくださり感想をありがとうございます。ふとした拍子に書き始めた話ですが、長くなってしまいました。フランソワといえば靴の弟! ここに完結できて良かったです。

>マリ子様のお話は、オリキャラであってもそのキャラの人生がトータルとしてとらえられていて、今回改めてそのことに感心しました。

こんな恋もあっただろうと想像しながら、フランソワを題材に、庶民側から見た革命やパリの様子が書けて楽しかったです。とんだ脇道ですが、脇道ならでの想像のしがいはありました。小さな恋と、第三者から見た衛兵隊やオスカルの様子を書くことを主眼にしましたが、いつかオスカルを失ったアランやフランソワの弟を書きたいと漠然とした考えはありました。はっきりとした形になったのは最近ですが、最初から大まかなものはありました。最後まで到達できてほっとしました。
戦闘であっけなく死んでしまうフランソワに忘れ形見を残させてやりたいという願いからこんなふうになりました。脇役も書いているうちに可愛くなってしまいます。子供はこれから生きていかなくてはならないシルビーの支えになると思いまして。

ゆかりんさまの着眼点の良さと元気のある書き込みには渇をもらいながら癒されました。人が集う力をいつも感じさせてもらっています。ラーキーさまから頂いたものは抱えきれません。ラーキーさまのベルモードの盛り上がりに期待しています!



再生に繋がるようにと・・  投稿者:マリ子  投稿日:2007年02月25日 01:38:36  No.35006
mippyさま

大切な人を失った悲しみや心の傷は中々癒えるものではありませんが、年月を始めとして、自然の恵みや考える間もなく労働することが助けになることもあるようです。それと支えてくれる人ですね。悲しい結果になる恋人達でしたが救いのある話にしたいと思いました。

>「お茶の入れ物」が過去と現在をつなぐアイテムになっているとは・・。お上手ですわ〜
>「血」の通ったものどうしの直感。余計な説明などいらない・・・。

物語を書くにあたって、後で使おうと最初から意識してアイテムやエピソードを仕込ませることはありますが、そこまでしなくても、後で使えそうな物をちりばめておくことは半ば習性のようになっています。書いてから「これは使えるかも!」とそこから妄想が走りだすこともありますです。
ここで一番書きたかったのは『余計な説明などいらない「血」の通ったものどうしの直感』でした。なので言葉少なにしてみましたが、読み取ってもらえとても嬉しいです。

マルセイユ石けん作り、楽しそうですね。オリーブオイルとココナッツオイルとパーム油・・・材料が素敵ですわ。私は揚げ物料理に使った後の食用油で石鹸作りをしたことがあります。(廃油利用・・優雅さの微塵もない。子供のリサイクル体験学習の手伝いみたいなものです。でもこれが意外と使える) ルイ14世の時代の石鹸とは香りはどうで使い心地はどうなのかしら。とても興味があります。教えてくださいね。



革命時のすずらん  投稿者:マリ子  投稿日:2007年02月25日 01:43:05  No.35007
Juriさま

オスカルアンドレのほどんど出てこない僻地サイドにもいつも暖かい感想をくださりありがとうございます。
原作の登場人物がどれも魅力的なので、彼らの背景を考えていくと、そこから枝別れするように色々な想像が浮かんできてしまいます。特権階級からは雑草扱いされていたであろう人でも、まぎれもない血の通った人間。そこに想像を馳せるのは楽しかったです。

>シルビーの必死さは読む者の心を打ちます。
>その真摯さは神々しくさえあり、泥にまみれた女神の一人といっても過言ではない気がします。

ひたむきで一生懸命生きる女はいつの時代でも健気で人の心を打ちますね。巷で見て心惹かれる人は多くいますが、人を深く愛し逆境に負けず必死に生きる姿は、時にそれだけで神々しかったりします。シルビーは貧しくて無学で男相手の商売女でしたが、脇といえどもベルばら登場人物フランソワの相手役として恥ずかしくないようにと思いました。彼女が『泥にまみれた女神』と言ってもらえたら書き手冥利につきます。ありがとうございます。
すずらんは小さな花ですが、香りや可憐な花姿は多くの人をとらえます。それをモチーフにでき良かったです。物語から香りと清冽さを感じてもらえ、これ以上のものはありません。書いて良かったと思う時です。



君影草  投稿者:mippy  投稿日:2007年02月25日 12:47:11  No.35008
すずらんの別名です。
その花の姿が、うつむいて、愛する人をひたすら待ち続けているように見えるところから、そう呼ばれるようになったそうですね。

花言葉は「幸福が訪れる」「純潔」「純粋」。
シルビーに幸福が訪れますように。

ラーキーさま、Juriさま、しばらくでした〜! お元気でおすごしですか。

さて、余談ですが、石けんについて(笑)。
ハーブアロマの勉強をしていると、太陽王ルイ14世さんの影響って大きいんだということがよくわかります。
有名な南仏の香水の町グラースを発展させ、宮廷文化に香水を流行させたのも14世さんでした。(当初の香水は液体ではなく革手袋ににおいをしみこませたものでしたが)

オリーブ石けんは、1000年の歴史のある石けんですが、ヨーロッパ各地で作られていた粗悪な石けんにカツを入れて、マルセイユ以外での製造を禁止したのが、14世時代の経済相コルベールです。
それ以来、マルセイユ石けんの名が世界に広がり、現在に至ります。

savon de Marseilleは王家の石けんとも呼ばれ、王侯貴族の間で重宝されていたようです(むかし発売された「ベルサイユのばらイラスト全集」の中のオスカルさま入浴シーンを思い浮かべてしまった^^)。
パリの一般市民には手が届かなかったのでしょうかね。

香りは、南仏のラベンダー、ワイルドローズ、リンデンフラワー(菩提樹)などのエッセンシャルオイルでつけていますが、もともとオリーブオイルがふんわかと香るので、無香料のものも多いです。
オリーブオイルはしっとりと肌にすいつく感じ。油分をとりすぎません。もちろん、フェイス用やシャンプー、洗濯用としても使えます。

パーム油でオリーブオイルのくずれやすさを補い、ココナッツオイルはあわ立ちをよくし、保湿力を高めます。
アトピー肌の私には、もう、やめられな〜いって感じです。(宣伝ではありません^^)

今日、やっと娘の大学入試全過程が終わったので、「マリー・アントワネット」観に行かねば! もうじき上映終了してしまう〜!
マリ子さま、ゆかりんさまの映画評で心の準備をしておいて・・と。

むかし、かのフェロモン女優、エマニュエル・ベアール主演のテレビドラマのマリーアントワネットを見た事がありますが、あれもね〜、なんだかね〜っていう感想でした。とっても退廃的なマリー陛下でしたわ。フェルゼンがとっとと見限って国へ帰ってしまうしー。




savon de Marseille  投稿者:マリ子  投稿日:2007年02月26日 00:14:16  No.35009
mippyさま

すずらんの別名と花言葉をありがとうございます。三部会前の春の季節だったら・・と何気なく登場させた花ですが、こんな別名と可憐な花言葉を持つ花だったのですね。

>savon de Marseilleは王家の石けんとも呼ばれ、王侯貴族の間で重宝されていたようです(むかし発売された「ベルサイユのばらイラスト全集」の中のオスカルさま入浴シーンを思い浮かべてしまった^^)。

王侯貴族用ですから庶民には手の届かない当時の最高級品だったのでしょうね。全て天然素材で余計な添加物なしというところが肌に良さそう。それを再現できるmippyさま、すごいです。オリーブオイルの香りだけでも充分そうですが、色々なエッシェンシャルオイルで微妙な香りを楽しむのも良いですね。
それにしても太陽王ルイ14世は石鹸工場まで作っていたとは、さすがです。ご自身は生涯で数度しかお風呂に入らなかったと何かで読んだ記憶が・・ でもアントワネットはお風呂好きだったらしいので使っていたでしょうね。オスカルもきっと・・・・ 石鹸ひとつからでも妄想は広がり楽しいです。

大学入試は親子とも心理的重圧の日々だったと思います。無事に全過程終えられた事にまずはおめでとうございます。これからは存分に羽を伸ばしてください。きっと良い結果が出るでしょう。ぜひ大きなスクリーンで「マリー・アントワネット」の衣装とケーキとベルサイユ宮殿とお庭を見てきてください。それにしても、アントワネットの描き方の千差万別なこと! フェルゼンがとっとと見限って国へ帰ってしまうマリーが見たいですわ〜



Passion感想。  投稿者:ゆかりん  投稿日:2007年03月07日 12:32:15  No.35010
ラーキー様

おひさしぶりです。ユカリンです。

「Passion 10. La Perte 〜喪失〜 」遅ればせながらラーキー様の新作を読むにあたり、1からじっくり読み直しました。今回読んでみて、恋の高揚感と不安、嫉妬に揺れる男ジェロ様の心模様の細やかな表現が一段としっとり沁みてきました。2章のショコラ事件のアンドレへの複雑な嫉妬心よかったです。男と男の対峙が、その後の事あるごとにアンドレを意識する彼の心情の下地となり、完璧に見えるジェロの心中に渦巻く人間臭さを見事にあぶり出す展開を作り出していますね。
片時も離れない護衛の立場と最大の理解者の異性としての立場の喪失と、愛するものを奪われる危機感を抱えるアンドレが王座タイトルを守るボクサーとしたら、求婚するジェロはタイトルの座を奪わんとする挑戦者。ジェロには挑む者の勢いがあります。
「La Perte 〜喪失〜 」でのジェロのジャブがアンドレの急所に確実に当たってます。うう、かわいそうなアンドレ。オスカルの心の内が見えないばかりにどんどん悪い方へと考えが膨らんでゆく姿は、心痛なしでは読めません。

それにしても、ラーキー様のジェロっていい男全開、ジェロ熱が地熱のようにじわじわ上がりそうです。原作では省かれたオスカルへの溢れんばかりの恋情がラーキー様の筆力で濃厚に描かれるたびに、ジェロに惚れられたオスカルって女冥利だわ・・・と吐息を漏らしてます。基本OA主義でありながら、このままジェロの想いを成就させてあげたくなる別世界妄想がふつふつと沸いてます。

旦那さまも奥様も(ばあやさえも!)味方につけたジェロ。
外堀を着実に埋めてゆくところは徳川家康に匹敵する策士ぶりです。このダメージに対して、アンドレがどう対処するのか・・・・。
いよいよブラックアンドレ全開でしょうか。

外は春。ラーキー様のアンドレ追い詰めの燠き火に
せつなさという吐息を吹きかけたら、種火が燃え上がるかしら。
続編!楽しみにしております。





18世紀巴里。  投稿者:ゆかりん  投稿日:2007年03月07日 19:59:01  No.35011
マリ子さま

ゆかりんです。 「革命前夜」「革命後夜」「すずらん」読ませていただきました。

原作では思いきり脇役のフランソワがひとりの恋する青年として描かれ、彼が愛した女性シルビーがフランソワの忘れ形見の愛らしい息子と生きてゆく話に心癒されました。愛する者を失っても、残された者は生きてゆかねばならない過酷さを背負ったアランとシルビーの姿で終わった「革命後夜」。mippy様がおっしゃるように「人は案外たくましいものですね。」という境地に至るまでの苦しい時の流れは読者に想像を委ねてあえて描かれていないところが心にくいです。

シルビー、大変だったんだろうなぁ、それでも前を向いて生きている彼女と「ずすらん」で再会できた私たちは、生きていればきっと神の恵みと感謝を再び甘受する出会いがあるという救いのエンディングの余韻に浸りながら、フランソワとシルビーの息子に伸びゆく未来を見出してほっと胸を撫で下ろすのでした。

それにしても目の前で恋しい人を失ったアラン、せつなすぎ、辛すぎです。アンドレのように自らを犠牲にして死守できなかった後悔も加わり、辛さ倍増です。マリ子さまの作品を読んで、彷徨うアランが行く場所があったよかったとシルビーに感謝したくなりました。ディアンヌといい、どうしてアランは愛する者を失う運命にあるのでしょうね。原作者はアンドレ以上にアラン追い詰めに力を注いだ気がしますわ。

ところで「パヒューム〜ある殺人者の物語〜」そろそろ封切間近の洋画の舞台は、18世紀の不潔と喧騒の巴里に流行る香水を巡る物語。シルビーたち巴里庶民の生活の雰囲気を味わうことができそうですね。





ありがとうございます!  投稿者:マリ子  投稿日:2007年03月08日 19:22:55  No.35012
ゆかりんさま

感想の書き込みをありがとうございます。私も、ジェロのいい男ぶりが読める『Passion』の続編を心待ちにしている一人です。いつも鋭い洞察で唸らせてくれるラーキーさまですから、その巧みな心理描写は読んでいる者を引き込みますね。正攻法で攻めるジェロと迎え撃つ武器を何も持たないアンドレ。アンドレの存在に苛つき嫉妬するジェロ。彼の出現でそれまで確固たる信頼関係を築いてきた二人に入る亀裂。オスカルの葛藤と心の揺れ。周囲の気遣い。丁寧で丹念な筆致です。原作では省かれた部分をじっくり堪能できるところがファン創作の魅力と確認させてくれます。そして『ジェロに惚れられたオスカルって女冥利だわ・・・』と思わせるところ・・ そんな男に惚れられるオスカルのいい女振りもこれまた良いです。(^ー^)

『すずらん』と『革命前夜』も読んでくださりありがとうございます。最初は第三者から見たアランを書きたくて出したオリジナルキャラでしたが、思いのほか育ってしまいました。『革命前夜』ではオスカルを失ったアランを書きたくて、シルビーに目撃者になってもらいました。

>それにしても目の前で恋しい人を失ったアラン、せつなすぎ、辛すぎです。アンドレのように自らを犠牲にして死守できなかった後悔も加わり、辛さ倍増です。

人は激しいショックを受けるとそれを受け入れることができずに否認に走ると聞きます。原作でオスカルがアンドレの死を一瞬忘れてしまったかのように振舞いますが、心が認識することを拒否してしまうのですね。アランはどれほど辛かったかと思います。愛する者を失った辛さや悲しみは誰もが同じですが、辛い悲しいと書くのは簡単でも、それでは中々伝わらない。大事なところは読み手の方にいかに想像してもらうか。それに心を砕いています。書かなかった部分を想像してもらえたらとても嬉しいです。余韻に浸ってもらえれば言う事ありません。

『パヒューム〜ある殺人者の物語〜』『18世紀の不潔と喧騒の巴里に流行る香水を巡る物語』
面白そうですね。映画はアレ以来観ていないので観ようと思います。



[34] 映画♪  投稿者:マリ子  投稿日:2007年01月23日 00:04:47  No.34001
見てきました。「マリー・アントワネット」
歴史や人物を描いた映画を期待して見ない方がいいようです。これはアントワネットという素材を使ったグラフィックアートだと思いました。
キルスティン・ダンスト主演と聞いた時にロココの欠片も感じさせない生粋のアメリカン女優がどう演じるか興味があったのですが「ほらほら今のアメリカ人とちっとも変わらないでしょ」という、アントワネットの普通ぶりを表現したかったからと思えば納得。
エピソードはどれも中途半端で、それらの連続がストーリー。でもトリアノンや農夫小屋を背景にしたシーンや、庭園を歩くシーンなど、とても美しい場面が多くありました。
ベルサイユ宮殿を使いたい放題に使い、豊かな色彩のドレスやお菓子がふんだんに出てくるスチールは最高ですが、動くとどうも現代アメリカ風。それでも世継ぎが生まれないストレスから浪費に走る場面は圧巻でした。浪費しなければマリーじゃない!と思わせてくれるほどに・・ また母としての様子やバルコニーの場面も良かったです。



Re:映画♪  投稿者:ゆかりん  投稿日:2007年02月15日 13:14:47  No.34002
マリ子さま
 
大変お久しぶりです。ゆかりんです。
昨秋あたりから、仕事&私事の現実世界で右往左往暮らしているうちに早、年も明けて立春も過ぎて、もうすぐひな祭りという時期になってしまいました。ほんとうにご無沙汰しておりました。

昨夜、友達に誘われて『マリー・アントワネット』観てきました。
最初のイントロからして、おおっ〜アメリカァ。でしたね。
さぁ、これからアメリカンテイストのベルサイユロココ時代にタイ
ムスリップさせるわよぉ、用意はいいわね〜!って感じのロック風
ライブ感覚な出だし。

映画は俳優やストーリィはとくに期待せず、ベルサイユ宮殿のロケとミレーナ・カノネロ(衣装デザイナー)のファション鑑賞を楽しみにして映画館に入りました。

マリー・アントワネットの(プチ・バトーのロゴマーク色を彷彿させる)淡いスカイブルーのお輿入れ時のドレスは、首元の同色リボンが初々しさと愛らしさを引き立てていました。華やかさとは対照的だったシンプルな白系ネグりジェやプチ・トリアノンドレスも清楚っぽく見えてかつ色気が漂っていて素敵でした・・・。当時の衣装に現代風テイストを加味させたベルサイユ・ファッションをたっぷり堪能できました。

草原あり、狩りのできる森あり、川あり、とベルサイユ宮殿敷地は広かった!ルイ16世の狩り場面の度に、脳内で同行する乗馬一群のなかに若きオスカルの姿を刷り込んで観ていたり、仮面舞踏会場面でオスカルっぽい金髪はいないかしらと映像を観察する自分に嬉しくなりました。貴族の会話に男の子を(買って)引き取ったという噂話にも、その子はアンドレみたいに黒髪の賢い子供かしらぁなんてついつい脱線妄想が働いたりと相変わらずでした。あはは。

なにを見てもベル薔薇思考回路が作動=わたしにとってこころのゆとりのバロメーターです。(^_^)

それにしてもベルサイユ貴族たちの会話が「ハロー」「サンキュー」っていうのはやはり違和感がありました。さすがにちょっとなぁって思う俳優人の方々もいたのでしょうか。オペラ座場面や所々で「メルシー」「サリュー」「オーヴァワー」って英語に混じって聞こえてましたね。ベルサイユ宮殿まで訪れてロケをするなかで、少しはフランス語を使って仏貴族の雰囲気を出したくなったのかしら。

マリーの虚しさと苦悩を隠した微笑はちょっとせつなかったです。現実逃避=快楽や安らぎへ流されてゆく心情は丁寧に描いていた印象を受けました。ほんと、これでもかこれでもかの浪費場面は見ごたえありましたね。

わたし的にはまったのは、挨拶のとき、弥勒菩薩の手のように片手を胸の前に優雅に置いてお辞儀をしたしぐさ。
さっそく友達と別れ際、優雅に挨拶しあっていました。(^^♪

ラーキ様連載UP、マリ子さま新作UPの感想は
またあたらめてカキコいたします。

今回は安否?報告と映画感想まで。

ではでは、オーヴォアー





アメリカンロココ  投稿者:マリ子  投稿日:2007年02月16日 00:34:18  No.34003
ゆかりんさま

お久しぶりです。忙しくされていたようですね。私も三月下旬にイベントと四月に母と旅行に行く予定があるので、突貫工事で仕事にかかわっています。現実生活を潤す趣味や楽しみに時間を割きたくても、その時間を作るのは大変ですね。久しぶりにゆかりんさまから書き込み頂き嬉しく思いました。

アメリカンロココ映画は開き直って、割り切って見ると、それなりに楽しめると思います。

>昨夜、友達に誘われて『マリー・アントワネット』観てきました。
>最初のイントロからして、おおっ〜アメリカァ。でしたね。

あのイントロでなんとなく想像はできたのですが見事にアメリカンロココでありました。ヨーロッパの退廃や倦怠とは程遠く、夜通し遊ぶマリーのパーティが青春コスプレどんちゃん騒ぎにしか見えない等ありましたが、ベルサイユ宮殿や広大な庭園をふんだんに使った映像は素晴らしかったです。衣装や小道具も良かったですね。力が入っていました。遠目に眺める乗馬一群は本当に美しかった。ベルばらを期待してみると肩透かしですが、妄想を加味させながら見るとまた楽しいのですね!
明るい前半部とは違って影を帯びた後半部分も良かったです。友達との別れの場面、優雅さと哀しみとが伝わってきました。スチールの連続のような映画ではありましたが、世継ぎのできないマリーの苦しみやそれを紛らわすための現実逃避や、息が詰まりそうな生活の描写は良かったと思います。毎朝目を覚ました時に真っ先に目に入るのものがあれでは・・・・・同情します。

どうぞまた覗いてくださいませ。亀の歩みではありますが、時間をみて書いていきたいと思っていますゆえ・・



[33] 「世界不思議発見」  投稿者:マリ子  投稿日:2007年01月13日 22:08:40  No.33001
時々見るテレビ番組ですが、マリー・アントワネットが題材でした。
1月20日公開の映画「マリー・アントワネット」からの映像が使われていた他に、アントワネットが作曲した曲を紹介する理代子先生の姿も・・
マリア・テレジアとの書簡を通して、可憐な少女だったアントワネットと紹介されていましたが、映画ではどう描かれているのか楽しみです。



Re:「世界不思議発見」  投稿者:ラーキー  投稿日:2007年01月15日 01:02:11  No.33002
マリ子様
ご無沙汰です。新年のごあいさつもしないうちに、もはや一月も半ば…。ともかく今年もよろしくお願いいたしますです。
世界不思議発見、見ました。でもあまり目新しい情報はなかったですね。ベルばらファンにとっては、世間ではマリーアントワネットが悪女のように思われているという方が意外で、実は素朴な女性だったというのは、ベルばらに書いてある通り。ベルばらからわたしたちが感じ取っていたマリーのイメージは間違っていなかったのね、とちょっとうれしくなりました。さすがにフェルゼン伯のことは一言も出てきませんでしたね。映画でも、アントワネットはごく普通の人物として描かれているとか? 女優さんはあまり美人ではないような気がする(ごめんなさい)のですが、たしかにアントワネットの肖像画と似てるような…。人間の器からすれば、オスカルの方がはるかに王妃にふさわしかったかも、とふと思いました。あの凡庸なルイ16世と政略結婚してお世継ぎを生むオスカルというのはちょっと想像を絶してしまいますが、彼女の非凡な能力や強い性格をもってすれば、(ルイ16世はもちろん完全に彼女の支配下にあり、かつ彼女の崇拝者)宮廷でも何かがかわっていたかも。革命の流れというのは、それでもとどめることはもちろんできないでしょうけどね。と、つまらぬ妄想をしてしまったのでした。でもそれじゃ、オスカルというよりエカテリーナですね(笑)



ども(^_^;)  投稿者:笙子  投稿日:2007年01月15日 13:32:51  No.33003
マリ子さま

私の方も御無沙汰してしまいました。
あっちではお逢いしてますけどね。へへっ。
「世界不思議発見」は観てないですが・・・。

アメリカンアントワネット。あんまり観る気しないのが本音ですが(え?)
だってね〜、ハリウッドだし、ソフィア・コッポラだし、英語だし。(←しつこいっ)
多分、面白可笑しく描いてるんでしょうね。
フランスでの試写では、散々批判されたって〜話ですし。
あっち(どっちや)で散々書いてますが・・・。
観てないのに、何とも言えませんけどね。(^_^;)

ラーキーさまおっしゃるように、アントワネット役の彼女に関しては「え?。」な反応が多いですよね。
私は自分が好みでないから「え?。」ですけど、ちょっと爬虫類的な顔の美女・・・・美女か?(毒)
爬虫類好きなんですけどね。男の爬虫類はOKです。(なんの話や)
元モデルのフェルゼン役の彼になんとなく注目集まってますが、どうなんでしょう。
それだけ目当てに観にいこう。それだけ。
あ、でも、トム・ハーディちゃんも出るのよ。
(脱線してごめんなさい)

オスカルの器だったら、確かに王妃に相応しかったでしょうね。(^^)



今年もよろしく!  投稿者:マリ子  投稿日:2007年01月15日 19:55:12  No.33004
ラーキーさま

時の経つのは早いです。ふと気が付くと、一週間があっという間に経っていたという日々を送っています。そんな雑事ひしめく日常の一角を守りたくサイトは続けていきたいと思います。今年もよろしくお願いします。

>ベルばらファンにとっては、世間ではマリーアントワネットが悪女のように思われているという方が意外で、実は素朴な女性だったというのは、ベルばらに書いてある通り。
>ベルばらからわたしたちが感じ取っていたマリーのイメージは間違っていなかったのね、とちょっとうれしくなりました。

テレビの内容はベルばらファンなら知っているような事ばかりでしたが、宮殿やトリアノンや庭園がでてくるだけでも嬉しいものです。アントワネットのイメージはもしかしたらベルばら以前は悪女だった(於日本)かもしれません。彼女が素朴で可憐で平凡な女性であると描いて広く知らしめてくれたのがベルばらだったのではと思います。
映画ではアントワネットの普通の人物ぶりがどう描かれているか気になります。宣伝に使われているキルスティン・ダンストが扇の陰からチラ見する姿はベルサイユの貴婦人らしくて、それっぽい仕上がりになっていましたが・・ 彼女は美人系の女優ではないですね。雰囲気はどこにでもいる普通のアメリカの女の子という感じですが、存在感があるのかな・・ アントワネットをどう演じるのでしょうか。
『人間の器からすれば、オスカルの方がはるかに王妃にふさわしかったかも』の意見には全く賛成でございます。そうすれば歴史は違っていたかもしれないと思いますが、どうでしょうね。政略結婚はオスカルには向かない気もしますが、でもそういう運命に生まれついたら任務を果たすべく健気に女王の責務を全うしたとも思います。



見ないわけにはいかない映画  投稿者:マリ子  投稿日:2007年01月15日 19:58:23  No.33005
笙子さま

どーも、どーも! あっちでは毒入り清涼剤で心の糧と癒しをいただいています。今年もひそかに渇を入れてもらう所存ですのでよろしくですわ。

>アメリカンアントワネット。あんまり観る気しないのが本音ですが(え?)
>だってね〜、ハリウッドだし、ソフィア・コッポラだし、英語だし。(←しつこいっ)
>多分、面白可笑しく描いてるんでしょうね。

巨大なケーキがこれでもかっ!というくらいにあったり、パステルカラーのお菓子が夢に出そうなくらい出てきそうですが・・ 凡人アントワネットがアメリカ人の単純な感性で描かれそうです。ソフィア・コッポラ監督とキルスティン・ダンストは共鳴し合うものがあるのでしょうか。いえ、なんとなくそう思ったもので・・・
『フランスでの試写では、散々批判され』ですか。きっとなんだかんだ言っても愛されているフランスの女王さまがアメリカ〜ンになってしまってフランス人が怒ったのでしょうか。ウェットでエロチックで、ヨ〜ロピアンで、美男てんこ盛りで、フランス語の囁きに満ちた、フランス革命前後の映画はないのでしょうか。男がフェルゼンだけって、ちょっと寂しいじゃありませんか。
それでも見ないわけにはいかないのがベルばらファンの宿命。鑑賞というよりは見物という気分ですが、ええと、チェック箇所は『元モデルのフェルゼン役の彼』と『トム・ハーディちゃん』(そうだったわっ!)ですね。(メモメモ) 笙子さまもご覧になりますよね。毒舌鑑賞レポートをお待ちしています。



[32] 新学期ですね  投稿者:マリ子  投稿日:2007年01月09日 23:24:11  No.32001
全国的に天気荒れ模様の三連休でしたが、皆さまはいかがお過ごしでしたか。我が家は恒例の冬休みの小旅行に行ってきました。車で二時間程度の保養地ですが、のんびりしてきました。
でも今日から新学期。お休みモードから通常モードへ切り替えなければ・・



[31] あけましておめでとうございます!  投稿者:マリ子  投稿日:2007年01月01日 23:25:49  No.31001
皆さまどのようなお正月をお過ごしですか?
昨年は楽しい時間をありがとうございました。
今年もゆったりと続けていければと思っています。
これからもどうぞよろしくお願いします。
皆さまの健康とご多幸をお祈りします。



本年もどうぞよろしくお願いいたします!  投稿者:mippy  投稿日:2007年01月03日 13:45:42  No.31002
マリ子さま、みなさま、新年あけましておめでとうございます!
今年もお邪魔させていただきます。よろしくお願いいたします。
皆様、箱根駅伝をごらんになってるのでしょうか?
サービス業に従事している私は、クリスマスからこっち怒涛のような日々を送り、やっと今日のんびりできました。

マリ子さま
昨年は大変お世話になりました。
マリ子さまもプルシェンコさまにお会いになられて、よき1年の締めくくりのようでしたが、私的にも、紅菱形軍団優勝(Jリーグ&天皇杯)、高橋大輔くん全日本選手権(フィギュア)優勝など、良いことがたくさんあった昨年でした。

SS読ませていただいております。感想が遅れまして申し訳ございません。
さて「革命前夜」。
動乱の三部会〜アベイ牢獄〜テュイルリー〜バスティーユまでの緊迫した世情、そしてシルビィの揺れ動く心情が見事にリアルに表現されていますね! 相変わらずのマリ子さまの想像力(創造力)のたくましさに感嘆です! マリ子様、実は18世紀おフランスのお人・・・?

一気に読めてしまいました。皆さんおっしゃってるように、映像が(音声も)浮かんでくる作品です。
幸せがそこまで近づいてきているかに思えた前編と後編とのギャップがあまりにも哀しすぎる・・・。このギャップが読み手の感情移入をさらに手伝うのです。

昨秋のミュージカル「マリー・アントワネット」を観たところだったので、ただ華々しいだけの革命だけでなく、裏にある醜さ、残酷さ、非情さを思い知らされました。
「マリー・アントワネット」は遠藤周作原作の舞台化です。やはり民衆側のひとりの少女の視点で描かれており、最初、革命派だったパリの少女が、あまりの革命の残虐さに、疑問を抱き、だんだんとアントワネットに同情の感情に似たものを抱いていく・・という筋なんです。

革命の初期の信念は間違っていないのかもしれませんが、次第に血で血を洗うようなおぞましい展開になっていきますよね・・。虐げられたものたちの生活は一向に向上しないし。
「フランソワの死はなんだったの・・・」とシルビィのあらたな苦悩が始まるかもしれないし・・。
ところで「靴」の弟は〜〜!? シルビィにひきとられて、二人で苦しみを乗り越え、力強く生き抜いていく〜というような続編になるのかしら?

アランの混乱ぶりもよく伝わってきました。成し遂げた達成感と裏腹になにか空虚な思いを抱いて自分をもてあましていたのでしょうか。
そして「エロイカ」につながるんだと思うんですが。(決してお百姓に転職するアランではなく・笑)

オスカルさまのサーベルのシーンは私もとっても好きなシーンです。生かしてくださってありがとうございます! 「エロイカ」でオスカルさまをネチネチ?と思い続けるアランがとっても好きです。
今年もご健筆のほど、楽しみにしております!



今年も楽しくやりましょう!  投稿者:マリ子  投稿日:2007年01月04日 22:01:34  No.31003
mippyさま

昨年は有意義な情報を沢山いただきました。ありがとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。クリスマスからお忙しかったようですが、少しのんびりすることができましたか? 私はお正月は親戚まわりでした。楽しんできましたが、これはこれで疲れます。
昨年の紅菱形軍団優勝、おめでとうございます。強いですね! 高橋大輔の全日本選手権も良かったですね〜 大輔くん、ぐんぐん力を付けているようで頼もしいです。私はニコライ・モロゾフ氏の振り付けが好きなのですが(大ちゃんの「オペラ座の怪人」は特に!)あれほど難易度の高い濃いプログラムを滑りきる力に圧倒されました。これは東京で開かれる世界選手権、いいところまで行きそうです。
SSの感想もありがとうございます。オスカルアンドレの殆ど出てこない、街や時代を主人公に書いたような話です。そこに一組の恋人達を絡め、そこから世相を浮き彫りにできたらと思いました。映像や音声が浮かんできたと言ってもらえ本望です。感情移入してもらえたら言う事ありません。

>昨秋のミュージカル「マリー・アントワネット」を観たところだったので、ただ華々しいだけの革命だけでなく、裏にある醜さ、残酷さ、非情さを思い知らされました。

「マリー・アントワネット」のミュージカルは素晴らしかったようですね。mippyさまから教えてもらった時、公式サイトを見たのですが、視点が斬新だと思いました。革命はそれぞれ立場が違えばまったく違う顔を見せるものなのですね。
アランは混乱しすぎて少々おかしくなっています。オスカルもアンドレが死んだ時、記憶が途切れたようになりましたが、アランもそんなふうだったかもしれないと、絶望や落胆や恐怖に生気を取られ、空虚になった様を出してみました。そしてフランソワといえば靴の弟! これは切っても切り離せない重要アイテムです。どうぞ続編も読んでくださいませ。











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