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[481] 新春イラスト第二弾!  投稿者:マリ子  投稿日:2006/01/19(木) 23:21:21
笙子さまからもう一枚イラストをいただきました。(^ー^)
どうぞギャラリーをご覧ください。


ああ、ちょっと熱が・・・ 投稿者:笙子  投稿日:2006/01/20(金) 23:23:24
マリ子さま

UPをありがとうございます。毎度芸のない絵です。(T^T)
しかし、ヴィクトールさん描いてる自分が最もシックリ来てるような気がするのは、何故でしょうか。
(問いかける前に、自覚あり。へっへっへ。)

それでは早速こちらの作業にとりかかります。(なに???)


Re: 新春イラスト第二弾! 投稿者:mima  投稿日:2006/01/21(土) 02:11:42
笙子さま
暖かなお二人の後、ゾクッとするようなヴィクさんですね。あのようなお二人を目の当たりにしたら、どのような反応を示すのでしょうか.....。

で、なにやらお次もあるような思わせぶり.....
こちらの作業とは??????

期待が膨らみます。



イラスト、ありがとうございます! 投稿者:マリ子  投稿日:2006/01/22(日) 00:17:10
笙子さま

素敵なジェロさまをありがとうございます! ヴィクトールはやはりいい男だと確認です。描いていてヴィクトールがしっくりくるとは嬉しいお言葉!
鋭い眼力ですが、なぜか誘われているように見えますん。(ビョーキ?) 口元や顔色も誘っているような気がして・・・・(重症)
シャープで個性的な背景のせいか、ブログのせいか、ちょっとホ○トが入っている気がするのですが・・気のせい? ゴージャスで典雅でやり手な男が大好きです。(^ー^) 「No1」とか「トップ」が似合う男、いいですねー(毒森通信)
これからも眼だけで落としてくれる男を描いてくださいませ。


次もとおねだりしてください。 投稿者:マリ子  投稿日:2006/01/22(日) 00:18:50
mimaさま

暖かで穏やかな絵の次は、切るような鋭い眼差しのジェロさま! 笙子さまの手は自由自在なのですね。普段は冷静で高飛車な彼が嫉妬に燃え狂うさまもそそります。
笙子さまの絵は雄弁です。射抜かれそうな鋭い眼差しが想像させてくれますね。そしてタッチがまた細かい! 原版通りのアップでじっくり見たいです。
『なにやらお次もあるような思わせぶり.....』 笙子さまは秘密が一杯なのです。で、次も欲しいですわねー! 絶対欲しい! 詳しいことは笙子さまのサイトにて・・・


拝見しました! 投稿者:Juri  投稿日:2006/01/22(日) 23:23:07
笙子さまのイラスト、拝見しました。
とても高貴さを感じさせるものでありながら、いつまでも見つめていたいような心落ち着くもので、マリ子さまの書かれたポエムにも酔い、しばし夢の境地におりました。
アンドレの伏せた目が隻眼かどうか謎…というところの配慮も心憎いです!
ジェローデルのイラストはジレの深い藍色の美しさに見惚れました。ブラウスの光沢や質感もとても素晴らしいです!

マリ子さまのポエムは、余分な贅肉がなく、それなのに必要なことは押さえてあり、その上余韻もあるのですもの。本当に素敵です。私もその部屋(OAのいる部屋)にいるような気持ちになっていました。(出歯亀ではなく(^^;ゞ)


続きです。 投稿者:Juri  投稿日:2006/01/22(日) 23:31:54
40万ヒットもおめでとうございます!
これからも、OAあるいは脇役たちの様々な角度からの人生を描いたSSを読ませて頂くことを楽しみにしています。(*^_^*)


ありがとうございます。 投稿者:マリ子  投稿日:2006/01/23(月) 00:41:06
Juriさま

2006年のトップを笙子さまのイラストで飾ることができ大変嬉しく思っています。静かであったり、激しさを秘めていたり、官能を感じさせたりと、色々な角度で描ける笙子さまですが、いつも変わらぬところは高貴であり気品のあるところです。
イラストから感じたことを文にするのが楽しみであり喜びなのですが、言い表わせているかどうか、いつも気がかりです。無駄なくまとめながらも余韻は残したいと願っていますので、同じ部屋にいるように感じてもらえ、余韻に浸ってもらえたらこれほど嬉しいことはありません。

>ジェローデルのイラストはジレの深い藍色の美しさに見惚れました。ブラウスの光沢や質感もとても素晴らしいです!

笙子さまの描き込みは本当に丁寧です。服の質感やレースの繊細さなど、いつもうっとりして見ています。的確な筆致はその下の肉体まで想像できるほどです。
皆さまに来てもらえ、サイトのカウンターも40万を越えました。これからも色々な視点から(脇役に言及してくださりありがとうございます)ベルばらを書いていきたいです。どうぞよろしくお願いします。


見たわ見たわ見たわ!(しつこい) 投稿者:ラーキー  投稿日:2006/01/23(月) 00:41:10
マリ子様、笙子様

見ましたわ見ましたわ、笙子様の新作!! OAの濃厚系かと勝手に思っていたので、ジェロ単体は予想していなかったのですわ。いやーん、個人的にジェロモードぼーぼーなこの時期にこんなジェロ様が見れるなんて嬉しいわ。このジェロ様を見た瞬間に、わたしの頭のなかは笙子様のジェロモードに染まってしまいました。こんな色男に迫られたら、普通の女性なら2秒で落ちちゃいますよね。オスカルが持ちこたえたのは、やはりアンドレの魅力にも気付かなかったほどの激しい鈍感さゆえと申せましょう。
さりげなく描かれた手がツボです。優雅ながら、がっしりとしてたりして、やはり軍人なのね〜。タイトなジレにスレンダーな胴回りもよろしいわ。でもきっと脱いだらすごいのよ(妄想は果てしなく広がる)なんか、笙子様のジェロを見てたら、わたしの書くジェロが非常にぬるい気がしてきて、まじでもっとデンジャラスにしたほうがいいのかしらと思ってしまいましたわ。
マリ子様の文章もすばらしいです。優雅さと豪気さ。ほんと、ジェロはそうなのですわ。冷たい仕打ちされてもいいから、甘い陶酔が味わいたい。でもジェロって、客観的に冷たい仕打ちをしつつも、相手を傷つけないように上手に振舞える気がします。極端を内に秘めつつ、バランス感覚もよい…。
ああ、なんかわたしこの掲示板で、最近ジェロ萌えの話しばっかりしているような気が……(^^;;。もうちょっとしたらアンドレモードに戻りますので、しばらくの間ご容赦を〜〜〜(逃げっ)


ありがとうございます〜 投稿者:笙子  投稿日:2006/01/23(月) 14:19:24
皆様、観ていただいてありがとうございます。

マリ子さま
何しろヴィクトールさんはナニですから。おほほ。
誘ってるように見えたのでしたら、嬉しいです。
「貴女が※△★$£#∽цщ・・・。」なんつって眼で訴えております。どうか誘いに乗ってあげてください。(乗りたい〜〜〜!)
ホ○ト入ってるのか。やっぱりな。
自分ちでホストクラブのプロデュース(←フィクション)してますので専門です。否定しません。どうだ参ったか〜〜(__;)(毒森通信)

mimaさま
「ゾクッ」と寒気が?(違)
ジェロさん描いてる自分が最もイキイキしてます。
その気持ちは絵にも現れるような・・・・今は少なくともジェロさんモードなのですねー。(^_^;)

Juriさま
OAとは対比な絵ですよね。
原作に近づけようと努力すればするほど、思い通りにいかないのです。
万人が好む絵を描くより、自分が納得するものを描きたいですね。

ラーキーさま
ジェロモードぼーぼーですか!?それは楽しみです〜〜(なにが)
そんなラーキーさまに追い打ちをかけることが出来たなら幸いです。(~~)
お互いに影響しあって楽しめたら最高ですわ。

「デンジャラス!」よろしいですわ〜〜。期待してます!

ジェロさん、いくら色男でも、オスカル嬢を落とすことは原作のしがらみで不可能ですので、別のオリキャラ夫人登場させて、どなたかに書いていただきたいですわ。ねーマリ子さま。ひひひ。


魅せてくれます。 投稿者:マリ子  投稿日:2006/01/25(水) 00:47:54
ラーキーさま

笙子さまは意表をつきながらも期待を上回ってくれるので好きですわ〜! 美麗ジェロ単体良いですわね。OAは一緒にいるところが似合いますが、ジェロは一人で充分華麗であります。

>さりげなく描かれた手がツボです。優雅ながら、がっしりとしてたりして、やはり軍人なのね〜。タイトなジレにスレンダーな胴回りもよろしいわ。でもきっと脱いだらすごいのよ(妄想は果てしなく広がる)

笙子さまから絵を頂いた時に私が送った感想と笑ってしまうほど同じであります。妄想は広がる・・ジェロを愛するがゆえにですわねー ジェロモードぼーぼーのラーキーさまにあっては、実にタイムリーでしたでしょう。笙子さまの絵は創作意欲を刺激してくださいます。イラストに添える文は控えめにと思いましたが、つい語ってしまいました。
『ジェロって、客観的に冷たい仕打ちをしつつも、相手を傷つけないように上手に振舞える気がします。』『極端を内に秘めつつ、バランス感覚もよい…。』 そうですね。ジェロは基本は優しくそつなく相手を尊重、礼儀をつくして振舞いながらも、その気になればことん冷たくもできる恐さがあると思うのです。そこら辺のコントロールは自由自在な気がします。でも、普段余裕をかましている彼が本気の恋はその通りにいかなくて乱れるところがツボなのですわ。
ジェロ萌え話歓迎です。(^ー^) これからもどんどん語ってくださいませ。


色男炸裂ジェロ 投稿者:マリ子  投稿日:2006/01/25(水) 00:51:34
笙子さま

ヴィクトールの全ての魅力がぎゅっと詰まったイラストですわ〜(惚) ヨコシマな心を見透かされて誘いをかけられているようです。『貴女が※△★$£#∽цщ・・・。』 きゃあ、フランス語だわっ! 彼についていってしまいそう。本命は城の地下一階のクラブですが、○○オでもいいわ〜

>原作に近づけようと努力すればするほど、思い通りにいかないのです。
>万人が好む絵を描くより、自分が納得するものを描きたいですね。

笙子さまの絵は原作の雰囲気を充分残しながら、笙子さまらしい個性もあってとても素敵です。笙子さまは天才肌で感性の絵師さまだと思うので、ぜひ絵心の疼くものを、納得するものを描いてください。
そして『お互いに影響しあって楽しめたら最高』ですね。笙子さまのイラストやラーキーさまのお話からいつも刺激を受けています。刺激されるのはすごく楽しい。ラーキーさまのデンジャラスジェロ、どうぞお楽しみに・・!
ジェロはオスカルに振られる役なので、色男が無駄になってもったいないですね。オスカルと結ばれるというのは難しくても、別のオリキャラ夫人となら彼の色気やヤらしさを炸裂させることは出来るかも・・・

[480] 祝!40万件ヒット  投稿者:あみ  投稿日:2006/01/17(火) 08:01:41
マリ子さま、40万件ヒットおめでとうございます!プラス11でした。。これからも素敵なサイドストーリーや掲示板でのおしゃべりを楽しみにサイトにお邪魔したいと思っています。今後もよろしくお願いします^0^


ありがとうございます! 投稿者:マリ子  投稿日:2006/01/17(火) 22:13:41
あみさま

お祝いの言葉をありがとうございます。40万なんてサイトを開いた時には考えもしなかった数字です。プラス11とは・・・・狙ってくださったのですね。(^。^) こっそり言った事を覚えていてくださり感激です。(詳しくはNo.446の記事の一番下を見てください)
ベルばらを一人で楽しんでいたら、とてもここまでくる事はなかったと思います。ファン同士交流するという事がどれほど力を生み出すものか、この数年で知りました。掲示板でのおしゃべりは楽しいだけでなく、妄想を育んでくれ脳味噌を刺激してくれます。
これからも楽しく集ってもらえる場でありたいと思います。どうぞよろしくお願いします。


Re: 祝!40万件ヒット 投稿者:ラーキー  投稿日:2006/01/18(水) 01:00:41
マリ子様

40万ヒット、おめでとうございます! ああ、わたし狙っていたのですわ。40万ヒットはひさしぶりのキリリク復活だったので。なのに気付いたときには102もカウントオーバーだったの…(T.T)(←それで狙ってたんかい!)いえ、ほんとに狙ってたのよ〜。どなたがキリ番踏まれたのかしら。しっぽりとこゆーいSSをリクエストしていただきたいものです。
ジェロは気高くヤらしく、不健康チック……ああ、本当に。その退廃チックなジェロがまじ恋に落ちるところが、わたし的にはものすごくツボなのでございますわ。プライドの高い彼が平民のアンドレとまじで張り合うところも、手練手管士の色物ジェロが、正統派好青年のごとくオスカルにアプローチするところも。うう、こんなこと書いてると、またジェロ熱がぼーぼー萌えあがって暴走しそうなので、今日はこのへんで…(逃げ)


ありがとうございます!  投稿者:マリ子  投稿日:2006/01/19(木) 00:56:19
ラーキーさま

お祝いをありがとうございます。40万キリ番についてはトチ狂って言ったことでして、お恥ずかしいです。でもラーキーさまが覚えていてくださって、102という数字を見てくださったなんて嬉しいです。(^-^)
数ヶ月前に言い放ったきりで何の告知もしませんでしたが、40万を踏んだ方でリクエストのある方はどうぞお知らせください。
『退廃チックなジェロがまじ恋に落ちるところ』は私も猛烈にツボでございます。『手練手管士の“色物”ジェロが、正統派好青年のごとくオスカルにアプローチするところ』にも頷きまくり、そこなのよっ!とPCに叫んでいます。ラーキーさまのジェロにかける愛をSSで見せてもらっています。ジェロ熱、どんどん萌えあがらせてくださいまし。


メデタイ! 投稿者:笙子  投稿日:2006/01/19(木) 15:16:14
マリ子さま

40万ってスゴイですね。おめでとうございます!!
そのカウンター踏まれた方はお気づきでないのかしら?(悔)

ところで・・・・お粗末絵でございました〜〜。
素敵な文まで添えていただきまして、お礼がおそくなりました。絵を盛り立ててくださる文で、心なしかマシに見えるありがたさ。(;^_^A 勿体のうございます。
私の方向性・・・・絵から光線が出てないと満足いかないんです。
今回のOAはビーーーム不足。(激しく意味不明)
つぎはビーーーム出せるように頑張ります。

佑さま

観ていただいてありがとうございます。
静かな絵になりました。静かすぎて自分では物足りないのかと・・・。
ヅカばらは定期的な客寄せ興業でしょう。池田先生に足向けて眠れない歌劇団です。
あの華やかな舞台は、観れば感動します。帰る頃には多少のキャラ違いも「ま、いっか。」になってることでしょう〜。ははは。(^◇^;)

あみさま

ありがとうございます。
静かなラブラブ絵ってが、あまり得意でないんですよね。
絵はノリよくなければ、なかなかいいものが描けません〜(T^T)
精進します。


祝40万件ヒット! 投稿者:  投稿日:2006/01/19(木) 19:59:11
マリコさま
40万ヒットおめでとうございます(^^)
「もうすぐ40万だ」と密かに狙っていたのですが気づいた時は200以上過ぎてました(><)
キリ番踏んだらSSのリクエスト出来るのですか?
踏まれた方は幸運ですね。
それにしてもこの前35万ヒットおめでとうございます。
って書き込みした様な〜 時の経つのって早いですね。
また素敵なSSで楽しませて下さいませ♪



ありがとうございます! 投稿者:マリ子  投稿日:2006/01/19(木) 23:11:15
笙子さま

カウンターの数字は驚きです。とても一人で出来るものではありませんで、笙子さまやラーキーさまや作品をくださった方々のお陰だと思っています。リクエストについては掲示板の下の方でこっそり言ったことなので、誰も知らなくても不思議ではありません。そういえば、管理人がそんなことを口走っていたなと、覚えてくれている方がいるだけで満足です。でもお題は頂きました。(誰から?)

笙子さまの絵はストーリーや広がりを感じさせてくださるので、感じたことを言いたくて、いつも文をくっつけてしまいます。(^^;) 静かなOA愛はもちろんですが、それを包む仄かな明かりとそれが暗示する外の冷たさ厳しさを感じました。

>私の方向性・・・・絵から光線が出てないと満足いかないんです。

笙子さまはご自分の作品に厳しいです。でもビーーーム炸裂絵は私も大好きでございます。どれほどそのビーーームに焼かれてきたことか・・・(酔) 方向性とノリでこれからも素敵な絵を見せてくださませ。


ありがとうございます! 投稿者:マリ子  投稿日:2006/01/19(木) 23:14:31
佑さま

カウンターを見ていてくださったのですね。ありがとうございます。お祝いの言葉もありがたくお受け致します。これもみなサイトに来てくださる方のお陰です。
40万キリ番は突発的にしたことでして、先の話だと思っていたらいつの間に・・です。来年だなんて思っているとすぐですね。
妄想続く限りこれからもSSを書いていきたいです。どうぞよろしく。そしてこれからもベルばらファンが楽しく集える場でありたいと思います。

[479] 新春更新です!  投稿者:マリ子  投稿日:2006/01/12(木) 00:49:55
2006年、今年はどんな年になるでしょう。
皆様の健康とご多幸をお祈りします。

新しい年を飾る一枚をギャラリーにUPしました。
市川笙子さまのイラストです。
どうぞご覧くださいませ!


Re: 新春更新です! 投稿者:ラーキー  投稿日:2006/01/13(金) 22:52:35
笙子様、新作拝見しました。笙子様の久々のベルイラスト、しかもラブラブOA、嬉しかったです! なんかこういう穏やかな雰囲気のラブラブ絵って好き。さむーい冬に(今年はほんとに寒いですよね)身も心も暖かくなるような絵です。こんな静かで暖かなクリスマスあんどニューイヤー、原作のOAにも味わって欲しかったわ。オスカルの髪をかきあげるアンドレの手がツボです。
ところでアンドレの前髪、思わせぶりな描き方ですね。両目とも片目とも取れる微妙な前髪の長さ。これはわざとかしら〜? 両目時代にこんなシーンがあればなおハッピーだわ。

佑様。わたしもあの脚本のキャラ歪曲に耐えられずヅカばらは見ようとは思わないんですが、昨日同僚がフェルゼン編見てきたらしくて(でもファンというわけじゃないのですわ。たまたまです)、やっぱり感激したようですよ。生の舞台って大音響だし、周囲の雰囲気もあって、きっとその世界に入ってしまうんでしょうね。同僚はオスカル編も見たくなってチケットをゲットしようとしたらしいのですが、もう完売だそうです。ベルばらはやはり不滅だわ。

マリ子様。オスカルは本当に本当につくづく罪深きお方ですね。そう思います。あんなことやこんなことが積み重なってレモン事件が勃発したのでしょうが、30過ぎまで耐えたアンドレはむしろエライと言えましょう。JOを書いていて思ったんだけど、ジェロがアンドレと同等の至近距離で日々オスカルと接し得る立場にいたら、きっと速攻で手を出してますね。

>襲っても、耐えても魅力的なアンドレ ←なんかこのフレーズとってもツボだわ。


ありがとうございます 投稿者:笙子  投稿日:2006/01/14(土) 12:16:01
マリ子さま

出遅れてしまってごめんなさい。UPありがとうございます!
近頃○○○○専門(←なんじゃ!?)のワタクシにとっては、物足りないラブラブOAで失礼いたしました。ほんと物足りないですわ。(だから何が)
別のブツを描きながら「やっぱりアタシの方向性はこっちよね。」などと思っておりました。

ラーキーさま

作品の続きを楽しみにしてる一人です。(~~)
穏やかOA観ていただいてありがとうございます。
アンドレの眼は見えてない時期のつもりです。眼をふさいでる時ぐらい両目を描きたくて・・・。

ヅカばらは別物エンターテイメントですので、楽しめるかと思いますね。
でもチケットとってませんけどね。見に行く気は無いみたい。(笑)
出来るなら「オスカル編」か「オスカルとアンドレ編」がいいですよね。

あと、ジェローデルさんをもう少し気高くヤらしい貴族に描いてほしいのですが、ダメでしょうか?アニメもですが、ヅカばらも健康的で誠実すぎます。
「マドモワゼル・・・」とか言って悩殺視線でキスをするシーンとか、迫り来るジェローデル・・・ああ・・・(ビョーキ)
○○○○専門としては非常に不服なヅカジェロさんですね。
失礼しました〜〜〜(^_^;)


冬の夜 投稿者:  投稿日:2006/01/14(土) 14:08:59
笙子さまの麗しいイラスト待ってました(^^)
原作ではオスカルとアンドレってラブラブ期間が短過ぎてファンとしては物足りなかったですから(><)
こんな美人が近くに居たら他の女には目も呉れない筈ですね〜アンドレ!
ラーキーさま。あの脚本のキャラ歪曲に耐えられず…
私もです。再演を重ねていくほど原作から離れてしまって…
「ベルばら」のチケットは特別ですね〜劇団側も新しいファンの獲得に必死でしょうから。「オスカル編」は完売ですか?王妃もF伯も登場しないのに?前回の「フェルゼン編」の時オスカルとアンドレを中途半端に書く位なら二人を登場させなきゃ良いのにと思ったのですがやはり人気の中心人物を登場させない訳にはいかなかったのでしょうね。
「オスカル編」はアランやジェロ、ロザリーにスポットが当たるので今回もアンドレの出番少ないかな(><)
観に行きませんがベルばらファンとしては気になってしまうのが悲しいです。


Re: 新春更新です! 投稿者:あみ  投稿日:2006/01/15(日) 07:09:15
マリ子さま、皆様、お久しぶりです。年末年始外出しており、帰ってきたとたんにめったにひかない風邪を引き、すっかりご無沙汰しておりました。マリ子さまの新作も帰ってきてから早々に拝読したのですが書き込み遅れてしまいました。。

思春期OA物、私も皆さんと同じく大好きなのです。子供時代から思春期を経てやがて大人の男女へと時を重ねていくOA、私にとってはベルばらのまさに「ツボ」なのですが、原作ではそこまで詳しく触れられていないだけに妄想のしがいがありますよね。ふふ。今回の作品ではアンドレの美しい描写にもどきどきしましたが、子供時代の二人の密やかな思い出にこちらまで秘密を共有した気分になりました。オスカル自身は自分を男の子だと思っているけど、男の子のアンドレにキスをけしかけるところ、そしてキスした後に罪悪感をおぼえちゃってるところなんか、オスカル自身気づいていない女の本能を感じます。そして、ラストの「アンドレ、キスしてみないか」。子供のとき言ったときには興味本位の部分が大きかったのでしょうが、このシチュでの同じ台詞はオスカルも知らず知らずのうちにアンドレを誘っちゃってる感じがしました。このあとアンドレ耐えられたのかしら??子供のころのエピソードとノエルを共に過ごす大人になってからの二人、どちらにも艶っぽさを感じる、それでいてこころの暖まるお話でした。

笙子様、新作イラスト拝見しました。ただ二人で寄り添っているだけで幸せ〜という原作ではかなえられなかった甘〜いひと時ですね。物足りなくないですよぉ。でももっとさきも見たいかも。。


穏やかな愛 投稿者:マリ子  投稿日:2006/01/16(月) 02:14:49
ラーキーさま

笙子さまの穏やかラブラブOAイラスト、素敵ですね。静かな画面から幸せが伝わってくるようです。愛を感じるイラストですが、私はそれだけでなく、空気感というか、静けさや暖炉の前の暖かい空間といったものをこのイラストから感じました。

>ところでアンドレの前髪、思わせぶりな描き方ですね。両目とも片目とも取れる微妙な前髪の長さ。これはわざとかしら〜? 両目時代にこんなシーンがあればなおハッピーだわ。

笙子さまの絵はいつもストーリーが浮ぶといいますか、シチュエーションを考えさせてくれるところが好きです。こんな時間を過ごさせてあげたかったとはファンなら誰でも思いますね。

宝塚は歪曲脚本であっても一旦舞台の前に座るとその力でもっていかれてしまうようですね。歪曲部分は頭の中で刷新するなり補完するなり毒づくなりして見るとよいのでしょうか。いづれにしてもチケットが取れないということは人気なのですね。
『30過ぎまで耐えたアンドレはむしろエライと言えましょう』 そうですね。でもいくらアンドレが忍耐強くてもあんなこんなでは我慢も限界が・・・レモン事件は起こるべくして起こったと思います。『ジェロがアンドレと同等の至近距離で日々オスカルと接し得る立場にいたら、きっと速攻で手を出してますね』 私もそのように思います! そうよジェロさまはそうであって欲しいです。(^ー^) そんなところ、二人の違いを考えるのは楽しいわ。『襲っても、耐えても魅力的なアンドレ』のフレーズ、気に入ってもらえて嬉しいです。


素敵なイラストをありがとうございます。 投稿者:マリ子  投稿日:2006/01/16(月) 02:18:05
笙子さま

笙子さまのイラストがUPできて嬉しいです。壁紙をあれこれ着せ替えてみましたがこんな感じになりました。イラストからは穏やかな愛情だだけでなく、暖かくも澄んだ静かな空気を感じましたので駄文をひねってしまいました。(^^;) 目を伏せて両目バージョンにも見えるアンドレ色っぽいです。これからも素敵な絵を見せてくださいまし!

>別のブツを描きながら「やっぱりアタシの方向性はこっちよね。」などと思っておりました。

笙子さまの“方向性”は大好きでございます。ブツも受け取りましてございます。ふっふっふっふ。(^・^)
『ヅカばらは別物エンターテイメント』 なるほど、そのように観れば良いのですね。アニメもヅカばらもジェロさんが健康的で誠実すぎるとの笙子さまの意見には賛成であります。ジェロさまは気高くてヤらしくて不健康チックだから魅力的なのだと私も思っています。誠実で健康的な好青年なんてジェロではないわっ。ジェロは大人で、華も毒もある男であって欲しいです。イ○○○率が足りないと思ったら、創作してもの足りなさを晴らしましょう! どんどん加味してくださいまし。
ラーキーさまのジェローデル、素晴らしいですね。彼はこれからもっともっと!魅力的になっていくこと約束します。どうぞご期待ください。


冬は寒いからこそ暖かい 投稿者:マリ子  投稿日:2006/01/16(月) 02:21:20
佑さま

笙子さまのイラストいかがですか。ファンアートは良いですね。ラブラブ期間が短過ぎたOAの姿が見られるのですから・・・ 笙子さまには様々な願いを叶えてもらっています。

>こんな美人が近くに居たら他の女には目も呉れない筈ですね〜アンドレ!

本当に! オスカルの魅力にはまったら他の女に目をくれることはできないでしょうね。オスカルの美しさはただの綺麗な顔とは違うと思うので・・・ ビジュアル一つをとっても多角的な美しさだと思います。
宝塚脚本『オスカルとアンドレを中途半端に書く位なら二人を登場させなきゃ良いのに』はそうかもしれませんね。中途半端に出すなら出さないで欲しいです。それでも『人気の中心人物を登場させない訳にはいかない』劇団側の事情・・・ 新しいファンを獲得したいなら刷新した脚本をした方が良いと思うのですが・・ 一般受けより特化した原作に忠実な脚本で観たいです。
原作を大事にする佑さまの書き込みからベルばらへの愛を感じます。(^.^)


イギリスで年越し 投稿者:マリ子  投稿日:2006/01/16(月) 02:24:19
あみさま

お帰りなさい! ご主人のイギリスの実家にクリスマス帰省でしたね。お出かけ前にメールをいただきました。ありがとうございます。あみさまの優しいお心遣いにはいつも感激しています。日本は20年ぶりという大寒波でした。イギリスはどうでしたか? 帰国してから風邪を引いてしまったとのこと、どうぞ大事にしてください。
笙子さまのイラスト、原作ではかなえられなかった甘〜いひと時を叶えてもらいました。『物足りなくはないけれど、もっとさきも見たいかも。。』はまさにファンの願いですね。笙子さまが足りないと思った部分は今度埋めてもらいましょう。(^-^)

>今回の作品ではアンドレの美しい描写にもどきどきしましたが、子供時代の二人の密やかな思い出にこちらまで秘密を共有した気分になりました。

サイドを読んでくださりいつも暖かい感想をありがとうございます。OAの子供時代や思春期は二人の土台とも言うべきものであり、大人になって愛し合うからこそ、その時代が艶やかだったり秘密めいたりすると思うのです。大人時代と子供時代をリンクさせながらそこに官能を織り込めたらと常々思っています。アンドレの描写、美しいと言ってもえらえ嬉しいです。オスカルは気づかないうちに本能の深いところではアンドレにまいっていたのではないかと思い、そういった視点を持たせてみました。
『キスした後の罪悪』に『オスカル自身気づいていない女の本能』を感じてもらえればエピソードとしては成功です。最後のセリフは読んでくださった方それぞれ、どのようにでも取れるようにしてみました。そうと気づかずに誘っているオスカル・・ アンドレにはきつかったかもしれませんが、将来の二人を前倒しして読んでくださっても・・・

[478] 今年もよろしくお願いします  投稿者:ラーキー  投稿日:2006/01/05(木) 01:25:49
マリ子様、皆様

あけましておめでとうございます。
年末年始留守にしておりまして、ご挨拶が遅れました。

最近つくづく思うようになりましたが、長いブランクがあったりベルサイトとの出会いで気分が一気にもりあがったりと、ベル熱の温度に高低はあるものの、たぶんベルファンというのは一生治らない病気(?)、というかベルとの出会いは一生の宝物という気がしてきました。これからも息ながーくベルファンでありつづけたいですわ。

マリ子様、今年もお世話になると思いますが、気長にお付き合いのほどよろしくお願いいたします。
エベールという魔女って、たしか他サイト様のSSでも読んだことがあって、実際にあの時代にそんな人物がいたのかしら〜ぐらいに思ってました。あれも外伝からだったのね…。ところで外伝ってジェロは出てくるのでしょうか?
マリ子様の脳内にあるお話の続き、ぜひ読みたいわ〜。一つ部屋しか空きがない状況でのアンドレ君の苦悩なんて、おいしいシチュではないですか。理性と欲望の狭間で格闘するアンドレって好きだわ。理性と感情の狭間で格闘するジェロも好き(結局そこに行くのかい!)


明けましておめでとうございます!(^o^) 投稿者:マリ子  投稿日:2006/01/06(金) 00:01:17
ラーキーさま

年末年始お出かけでしたか? こちらも出かけたり、人が来たりでやっとPCの前に座っています。でもまだ通常モードにはなっていない・・ バタバタしていて年末年始の書き込みもできませんでした。でも今年もやる気は充分ですので、よろしくお願いしますです!
ベル熱再燃しても、ここまでくるとは思いませんでした。ちょっと何か書いてみようの心づもりでしたのに・・・ それだけベルばらには引きつけられる要素があるのでしょうね。また多感な時期に読んだ事も影響しているかしら。きっといくつになっても一生好きでいると思います。
「ベルばら外伝」のエピソードはオスカルアンドレの捕り物帳的話でありまして、ジェロは当然のように(?)でてきません。(悲) でも絵柄が変わっているので、ジェロさま出てこなくて正解かもしれません。
私の脳内話の続き、蛇足に反応してくださりありがとうございます。一つ部屋しか空きがない状況でのアンドレ君、大いに苦悩しながら一人寝を決めるのですが、夜中の寒さに我慢ならず、被り物でもと部屋に行くのですが・・・・ その部屋が真っ暗でありながらオスカルの匂いが仄かに香ってしまって・・・・ 彼は辛抱たまらん状態で、枕と毛布だけゲットして、また階下に下りていくのです。それで、こういったことが積み重なってレモン事件が勃発したのではないかと・・・・ 新年早々無駄な妄想を炸裂してすみません。
こんな調子ですが今年もよろしくお願いいたします。


皆さま

昨年は色々な方とお話できて本当に嬉しかったです。(^o^)
年末年始の挨拶もままならぬ管理人ですが、今年もマイペースでサイトを続けていければと思っています。
今年もどうぞよろしくお願いします。


どうも〜♪ 投稿者:笙子  投稿日:2006/01/07(土) 21:55:05
マリ子さま

あけましておめでとうございました。(終わっとる(^_^;))

こちらも遅ればせながら・・・・新作読ませていただきました。
思春期の微妙に揺れ動く時期、何よりも男の子は苦労するんですよね〜。
オトコになってみねばわからぬ事だ、とも思います。そんな微妙なアンドレの様子を見事に描かれてますわ。
オスカルお嬢様、好奇心とはいえ、そりゃ酷だろう〜・・・とは感じるのですが、真っ直ぐな性格だけに、彼女ならやりそうですもんね〜。

>彼の腕の長さに男の身体というものを知らされる。どれほど私が努力しても、それを手に入れることは到底かなわない。それを羨ましいと思うのか。それとも眩しいと思うのか。

ここが好き。ぎゃお。
少年時代と大人になった2人の対比が私にはツボです。
男同士から男と女に。ベルばらのツボがココなんですよね。

艶っぽいお話をありがとうございました。(*^_^*)
でも、私もラーキーさま同様その続きが読みたいんですけど。ひひひ。

『ベルばら外伝』のジェロりん!?考えもしなかったです。
ちょっと観てみたかったな。


今年もよろしくお願いします♪ 投稿者:マリ子  投稿日:2006/01/08(日) 01:38:44
笙子さま

あけましておめでとさんで今年もよろしくでございます。(^-^) ノエルサイド読んでくださりありがとうございます。以前に書いたサイド(serpent−蛇−)から一部分を抜粋し、それをオスカル側から書いてみました。
思春期から青年期にかけての男の心理を書くのは好きですわ。その頃男はとても過敏だそうで、本能と理性の板ばさみになり悩むところなどは青いセクシーさがあって、とてもアンドレチックだと思うのです。そしてその時期を超えて、男としての魅力を増すところも好きでして・・ そんな彼に、男の我慢や節制に鈍感な、魅力的で真っ直ぐな性質の女を放ってみるのは楽しいかと思います。しかも彼は彼女にぞっこんなのですから・・・ 男は心と身体が直線で繋がっているのですが、好きな女のためならどこまでも我慢ができる生き物でもあります。襲っても、耐えても魅力的なアンドレを書きたいと常々思っていますです。

>少年時代と大人になった2人の対比が私にはツボです。
>男同士から男と女に。ベルばらのツボがココなんですよね。

本当に! 子供の時は男同士のように親密に育ち、長じてからは男と女を意識しながらも緊密で、男と女として愛するようになれば素直に愛を交歓し合う。見事です。オスカルが見つめるアンドレの様子は彼女が意識していないだけで、好きな男を見る目に書いてみました。将来を暗示したつもりです。
「ベルばら外伝」のジェロりんは見たいような、見たくないような・・・・ 笙子さま、外伝モードのジェロさまを描いてくださいませんか?


やっと… 投稿者:  投稿日:2006/01/10(火) 13:57:17
マリコさま、皆様寒中御見舞い(?)申し上げます。
本年も宜しくお願い致します。
忙しい年末年始も終わりホッとしています(^^)
年末はTV(衛星)でもヅカばらの特集をしたり、雑誌でも取り上げられたりヅカファンの方が羨ましく思っていました。
是非もう一度「マンガ夜話」遣って呉れないかな〜今度は女性限定で折角の良い企画だったのに不満だったので…
私は今地方に住んでいるのですが、コンビニ(●ーソン)を通る度に窓に貼られたポスターを見ると十数年前に夢中になったあの頃を思い出しました。まさかこんな片田舎でもヅカばらのポスターが見れるなんて思っても見なかったので…
歌劇団が今回の公演に賭けている意気込みが伺えます。
原作ファンとしてはダイジェスト版のヅカばらは頂けないのですよね〜肝心な所がカットされていたりとか(+_+)
例えばフェルゼンからアンドレに心が移る過程が全然書かれていないのでオスカルが嫌な女に観えてしまって(御免なさい)「十何年も想ってくれたからってジェロだって十何年も想っていたんだから別にアンドレじゃ無くったって良いんじゃない」と突っ込みたくなるのです。
原作では思いの丈を込めて彼を愛している筈なのに!
フェルゼンに振られたから仕方なくアンドレの愛を受け入れたとしか思えてなくて(><)
原作ファンには辛いのです(特にアンドレのファンには)
その点ベルサイトのSSは原作重視なので嬉しいです♪(中には例外も在りますが…)
マリコさま、ラッキーさま今年も素敵なSS期待しています♪


毎日寒いですね。 投稿者:マリ子  投稿日:2006/01/12(木) 00:39:55
佑さま

寒中見舞いありがとうございます。年末年始は本当にあわただしいですね。私も昨年からの繰越しの仕事と年末年始の一連の行事にてんてこまいをしていました。ようやく落ちついてきましたです。

>原作ファンとしてはダイジェスト版のヅカばらは頂けないのですよね〜肝心な所がカットされていたりとか(+_+)

今年はベルばら宝塚の年のようですね。佑さまは見に行かれるのかしら。舞台は時間との兼ね合いもあってか、ベルばらの全てを演じるのは無理があるようで、ファンなら当然知っているだろうと思われるところは端折って書かれてしまうような気もします。でも宝塚を通してベルばらを知り、そういう話だと思ってしまう人もいるでしょうから、ここは譲れない!というところはきっちり書いて欲しいですね。どうも舞台は見栄え優先なせいか、人物描写や心理等についてはなおざりになってしまう感じがします。演出や脚本に「それではオスカルが嫌な女に観えてしまう」「別にアンドレじゃ無くったって良いんじゃない」と突っ込みながら見るのも一興かと思います。
TV(衛星)では時々貴重で面白い番組をやりますね。情報がありましたら教えてくださいませ。
原作には書かれていない隙間にどんな話があっただろうと想像することから始まったサイドストーリーです。来てくださり読んでくださる方に感謝です。今年もラーキーさまの筆は冴えわたることでしょう。ご期待ください。書けば書くほど書きたいことが広がってく不思議があります。これからもどうぞよろしくお願いします。

[476] 生誕250年  投稿者:マリ子  投稿日:2005/12/25(日) 19:33:17
皆様、クリスマスはいかがお過ごしでしたか。
25日はオスカルさまの誕生日なので小品を書いてみましたです。
オスカルさま、お誕生日おめでとうございます!



Re: 生誕250年 投稿者:Juri  投稿日:2005/12/28(水) 12:14:12
マリ子さま、クリスマスサイド拝読しました。

舞台がベルサイユでもパリでもない、モーリスの母親の故郷という、名も記されていない村ということとも相まって、原作から少し離れた外伝ふうの、原作サイドとは少し違う異空間を感じました。
男が奏でるギターの旋律も聞こえてくるようでしたわ。
バイオリンではないところも、新風を感じました。

オスカルさまの飲まれたワインの心地よさが私にも回ってきたように回想シーンをほうっとして読んでいました。
官能シーンは皆無なのに、とても官能を感じさせられるサイドで、本当にワインに酔った感じになりましたわ。
大人の秘密を垣間見て、実験に及ぶ幼いOA…。
そして最後、「アンドレ、キスしてみないか」の台詞で終わるところなんてとっても心憎いです!

>下げた視線が揃ったまつげを綺麗にみせる。まぶたの縁に入る切り込んだような線は深い。それを徐々に持ち上げ、彼は真正面から私を見つめた。

ここなんて、「きゃ〜!!」ってなりました。(T▽T)
原作の年代計算によれば、ここではまだ二人は両思いではありませんが、まだO様が告げていないだけ…と私は読ませて頂きました。*^^*



ありがとうございます。 投稿者:マリ子  投稿日:2005/12/28(水) 17:03:54
Juriさま

忙しい時期に読んでくださり、感想の書き込みをありがとうございます。時期としては黒い騎士を捕まえた後でレモン前の設定です。オスカルの弟であったかもしれない少年は「月間JAM」に掲載された「ベルサイユのばら 外伝」から取りました。ノエルサイドなので『名も記されていない村』『男が奏でるギターの旋律』等、原作から離れた外伝ふうにしたいと思いましたので『原作サイドとは少し違う異空間』を感じてもらえれば成功です。

>官能シーンは皆無なのに、とても官能を感じさせられるサイドで、本当にワインに酔った感じになりましたわ。

官能シーンは書かずして官能を感じられるようにとは、常々そうありたいと願っているところです。ノエルということで色っぽくしたいと思いました。酔いを少しでも感じてもらえればこんなに嬉しいことはありません。
そして、アンドレの描写に「きゃ〜!!」となっていただければ書いた甲斐があるというものです。書きたかったのはアンドレはいい男であるという事と、オスカルはフェルゼンのことがあっても心の奥底ではこの時からアンドレに惚れていたのよと言いたかった訳でして・・・(^ー^)
レモン前にオスカルが子供時代の回想をして「なぜ子供は大人になり」と問いますが、オスカルの心の拠り所は子供の時から培ってきた二人の絆だと思うのです。そして、唇や肌といった感触も、無意識のうちに教え込まれていってしまったに違いない!と私は睨んでいるのです。『ここではまだ二人は両思いではありませんが、まだO様が告げていないだけ…』そのように読んでもらえれば本望です。


Re: 生誕250年 投稿者:ラーキー  投稿日:2005/12/28(水) 21:41:16
マリ子様

新作拝読いたしました! 久しぶりのマリ子様のSS、嬉しかったわ〜。アップされて早々に読んでいたのですが、オスカルの弟かもしれなかった少年の話に、え、え、え? それってなに? マリ子様のサイドにそんなストーリーあったっけ? と大パニックに陥り、読んだのに忘れちゃったのかしら〜とマリ子様のサイドを探しまわり…。見当たらなかったので、他の誰かがカキコするのを待っていたのですわ。なんだ、外伝のお話だったのね…(^_^; 外伝読んでないの。ちらりと見た絵が恐ろしく非ベルばら的だったもので(^^;; 出所がわかって安心しました。
あともう一つ、黒い騎士がジェルジェ家にいる時期って、これってレモン前なの後なの〜というのが読みながらすごく気になって、どきどきしました。だってオスカルったらアンドレの男前ぶりにすごく注目しているし〜。この注目の仕方はレモン後か?って最初は思いましたよ。でも子供の頃の回想も、中性的というよりはあきらかに男女の性別を(無意識のうちに)意識したものですね。オスカルは大人になって知識が増えるにつれ、逆に意志の力でそういう性別に関する意識を無意識下に閉じ込めようとしたかもしれないけど、無邪気な子供の頃はこんなふうに自然に感じてたのだろうなとマリ子様のサイドを読んで思いました。マリ子様の少年期OAには、いつも独特のリアリティと色っぽさがありますわ。アンドレ視点の蛇もそうだし、アルベール視点の初恋シリーズもそうだったし。青くてみずみずしく、そしてややすっぱくて、日向の香りのする時代という感じです。
Juri様も書かれているように、原作からちょっと離れた外伝風の異色のお話すてきでしたよ。キスしてみないかで終わるところおしゃれですが、さらにこの続きも読みたい〜。この続きはないのでしょうか(おねだり)この最後の台詞にアンドレはどんな反応を示したのかしら。言った本人が冗談だよって笑ってすませたのかしら。とっても気になるところです。にしてもレモン直前にこの台詞、考えてみればオスカルは罪作りですな。同じ場面のアンドレバージョンとかも読んでみたいわ(おねだり2)


1000字超えたわ… 投稿者:ラーキー  投稿日:2005/12/28(水) 21:43:01
オスカル様お誕生日までに間に合わせるといっていた連載の続き、私事でばたばたしていて、滞っております。すみません。年明け早々に皆様にお読みいただけるようにがむばりますわ〜。ちょっと前の発言になりますが、マリ子様の

>『オスカルと一緒のときより伯爵夫人との方がぴたりとはまるジェロ』は本当にそうですが、そんな彼がなりふり構わずというところが良いのです。

にはビビーンときましたわ。そうですよね、ぴったりはまらなくとも(はまらないからこそ、かな)捨て身でもがくジェロがよいのですよね。おほほほ…(←なぜか喜んでいるらしい)


ノエルバージョン 投稿者:マリ子  投稿日:2005/12/29(木) 16:45:26
ラーキーさま

読んでくださりありがとうございます。オスカルの弟かもしれなかった少年で悩ませてしまってすみません。サイドを探し回ってくださったなんて嬉しいです。JAMの「ベルばら外伝」は本編が終わって十何年も経っていたせいか、絵が恐ろしいくらい変わっていましたね。でもアンドレが両目短髪である事と色々なエピソードが載っているので時々読みます。実は昨年のクリスマスサイド「仮面舞踏会の夜」に書いた“エベールという魔女”も外伝から取りました。

>あともう一つ、黒い騎士がジェルジェ家にいる時期って、これってレモン前なの後なの〜というのが読みながらすごく気になって、どきどきしました。だってオスカルったらアンドレの男前ぶりにすごく注目しているし〜。

書き手側としては一応設定を設けて書きましたが、時期的、状況的にどう読んでもらっても良いようなノエルバージョンにしたいと思いました。アンドレはオスカルの表情仕草に翻弄されています。きっとオスカルはそのつもりはなくとも、こういった罪な言動をたんとしていたのではないかと思います。
子供の頃のオスカルは天真爛漫で好奇心が強く素直な子だったと思うのです。自分は男と信じていたオスカルがキスの相手に少女ではなくアンドレを選んだ。オスカルが女性である証拠ですね。少年期における性の目覚めや戸惑いを書くのは好きです。そこにリアリティと色っぽさを感じてもらえればこんなに嬉しい事はありません。
この続き・・・冗談言うなor冗談だよで笑ってすませたかもしれませんね。あるいは・・・・ 作者的蛇足としては、一つしか取れなかった部屋。俺はここで夜明かしすると告げるアンドレに「ここの椅子が寝心地に今一つだと思ったら、部屋に来い。たまにはよいだろう、昔のように一つ部屋で寝るというのも」と追い討ちをかけるオスカル・・・なんてどうでしょう。同じシーンのアンドレバージョンも面白そうです。

ラーキーさまの連載は楽しみにしていますが、どうぞお仕事や成すべき事柄最優先のご自分のペースで書いてくださいね。年明けに、捨て身でもがくジェロさまに会えることを楽しみにしています。(^-^)/


Re: 生誕250年 投稿者:mima  投稿日:2005/12/31(土) 01:17:27
とうとう一年最後の日になりましたね。聖シルベスターの日です。

マリ子様、クリスマスサイド、早々に拝読していましたが、なかなか書き込む時間が見つからず。お許しを。
ほろ酔い加減で、目をじっと見つめられながら「キスしてみないか」なんて言われてはアンドレ、いくら自制心の塊とはいえ、クラクラッと来てしまうのではないでしょうか。
思わぬクリスマスプレゼント......
となったのか、ならなかったのか?????

いろいろな続きが想像でき、何倍も楽しませて頂きました。


皆様、良いお年をお迎え下さい。


今年もよろしくお願いします! 投稿者:マリ子  投稿日:2006/01/05(木) 23:56:23
mimaさま

昨年はお世話になりました。サイトを開いて丸三年、今年で四年目に入ります。思いのほか続いたのは見に来てくださる皆様のお陰だと思っています。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

カトリックの国では日にちをあらわすのにそれぞれの守護聖人の名前で呼んだりしますね。12月31日は聖シルベスターの日で、オスカルの誕生日は聖女アナスタジーが守り神ですね。一年365日に守護聖人が割り当てられていて、それぞれにエンブレムがあり職業の守り神にもなっていたりして、面白くてロマンチックです。これほど多くの聖人がいるのかと思うほどです。

>思わぬクリスマスプレゼント......
>となったのか、ならなかったのか?????

クリスマスサイドを読んでくださり感想をありがとうございます。続きはそれぞれ想像してもらえるよう思わせぶりな書き方をしてみました。自制心の塊のアンドレに、きつい修行をしてもらうのも楽しいかと思いまして・・・ 修行が足りないのもご愛嬌ということで・・・
今年も楽しんでもらえるような話を書きたいと思います。どうぞまた読んでくださいませ。管理人、暮れから正月にかけて出歩いておりまして、返信が遅れて申し訳ありません。今年も掲示板で楽しいお話をしてください。

[475] アンドレの目の色  投稿者:mima  投稿日:2005/12/17(土) 01:23:58
立て続けに質問ばかりで申し訳ありません。

地元BBSで、アンドレの緑の瞳にしびれる(ハート)という記述を目にし、黒じゃない?という私の質問に対し、みんな一斉に、「緑」と答えてきました。
アニメでは緑だったそうですが、皆様の中ではいかがですか?

やっぱり黒曜石=黒、ですよね????


そうねー 投稿者:笙子  投稿日:2005/12/17(土) 02:07:20
mimaさま。

ああ、でもワタクシ緑の瞳好きですわ。激しく好き。
黒曜石もいいけど緑もいいわ。
「緑の黒髪」と言いますので「緑の黒曜石の瞳」とか。
(違うやろ)

乱入失礼しました。(^_^;)


アンドレの瞳 投稿者:マリ子  投稿日:2005/12/18(日) 00:21:18
mimaさま

アンドレの目はアニメでは綺麗な緑色になっていますから、アニメから入った人はそう思ってしまうでしょうね。イタリアは原作も翻訳されているようですが、アニメが有名なのですよね。イタリア語版では「黒曜石の濡れて輝くただ一つの瞳」はどのように訳されているのでしょう。
黒曜石のインパクトが強かったので、アンドレは黒い瞳以外には考えられない私は『アンドレの緑の瞳にしびれる(ハート)』には違和感を感します。『黒じゃない?という私の質問に対し、みんな一斉に、「緑」と答えてきた』状況はさぞ戸惑ったことでしょう。原作では「黒」なんですよ、と隠された秘密=真実を披露なさってみてはどうでしょう。
アンドレの瞳、アニメは絵的な問題として緑になったと考えています。カラーとして映えるように、そうされたのかなと・・・ 頭の中では刷り込み状態なので、彼の瞳の色が何色で塗ってあっても私は黒にしか見えません。

笙子さま

笙子さまが『緑の瞳が激しく好き』なのは良く知ってますわー! 黒髪に緑の瞳なんて炸裂ですね?(なにが?) きっとあちら(伊)では緑が大人気なのでしょうね。緑の瞳に見つめられると“いって”しまうのは確認済。私もグリーンアイズは好きです。これは男の色だと思うのですがどうでしょう。
アンドレ以外なら緑ってだけで妄想爆裂するのですが、アンドレの目は黒と思いつつ、笙子さまの『緑の黒曜石の瞳』発言でハタと思い至たりました。アンドレは瞳は黒でも輝きが緑なのですよ! アニメ見る時そうですの。あれは輝きを表わしたものだと勝手に解釈。
黒が濃すぎるあまりそう見えるのです。なんてったってフランスの色ですから、日本人の黒と微妙に違っていてもおかしくありません。単純な色ではつまりません。アンドレの瞳には色々なものが詰まって(棲まってでもいいな)いるのよっ。


瞳の色は七色の輝き 投稿者:笙子  投稿日:2005/12/18(日) 10:47:26
マリ子さま

そうです。『緑の瞳が激しく好き』なんです。マリ子さま、よく御存知で?(^_^;)(白々しい)
ダークヘアで緑の瞳なんて、かなり炸裂ですわ。私ってイタリアに生まれるべきでした。・・・なんだか話が別の方向へ行ってしまいそうなので、ここで止めておこう。
そうよ。黒すぎて濃い緑色に輝くアンドレの瞳。なんとも神秘的ではございませんか。瞳の色ってちゃんと見ると一色ではないですよね。眼を描いてて思うのですが、例えばグリーンを出すのに結構色を何種類か混ぜたりします。茶色と緑でハーゼルっぽく見えるようにしたり・・・楽しいです。結果縮小するのでそんな苦労(苦労なのか?)なんてチャラなんすけど。(^_^;)


うーん 投稿者:mima  投稿日:2005/12/18(日) 23:35:25
「黒曜石の濡れて輝くただ一つの瞳」は、「濡れて」が抜けてはいますが、「ただ一つの黒曜石の輝く瞳」となってます。

彼ら曰く、理代子先生のアートブックに描かれているアンドレの瞳も「緑」で、「黒」ではないと。でも、あれはオスカルも、アンドレも、髪の色もまちまちですし......

一つあったのは、「黒曜石」という表現は色に対してではなく、「色の深み」に対する表現では?という意見でした。これも、なかなか説得力があります。

それでもって、黒曜石というのは、黒一色ではなく、他の色もあるのですね。

黒 http://tellus.hp.infoseek.co.jp/obsidian.jpg
緑 http://www15.plala.or.jp/gemuseum/gemus-gls.files/f-gls-mxc-01.jpg
虹色 http://www15.plala.or.jp/gemuseum/gemus-gls.files/rnbw.obsdn-01.jpg

うーん、わからなくなってきました。


深みのある色 投稿者:マリ子  投稿日:2005/12/18(日) 23:43:29
笙子さま

我がオリジナルキャラのフェル兄を「緑」設定してくださった事は忘れません。ガのつくあの人も緑ですし。うふふ。グリーンアイズのセクシーさを教えてくださったのは笙子さまです。

>瞳の色ってちゃんと見ると一色ではないですよね。
>眼を描いてて思うのですが、例えばグリーンを出すのに結構色を何種類か混ぜたりします。

絵師さまの目は鋭いですね。外国の方は結構複雑な色をしていますよね。灰色だと思っていたらブルーがかって見えたり・・ 茶だと思っていたらグリーンに見えたり・・(誰?) 光の加減で色々違って見えるって素敵です。一色で言い表わせられない瞳・・・魅力的です。
「貴方の瞳、グリーンね」
「いいや、黒だよ」
「緑よ」
「ずっと前から黒だよ。よく見てごらん」
なーんて・・・楽しみ方もできるかと・・・

アンドレは黒すぎて濃い緑色に輝く瞳。オスカルはどんな時でも蒼く輝くサファイアブルーかなと思っています。
『茶色と緑でハーゼルっぽく見えるようにしたり・・・楽しいです。結果縮小するのでそんな苦労(苦労なのか?)なんてチャラなんすけど。(^_^;)』 笙子さまイラストの目のドアップが好きですわ〜ん。苦労したのなら、それはしっかり見せてしまわなければなりません。絵師さまの技を堪能できるイラストが大好きです。


緑がかった黒 投稿者:マリ子  投稿日:2005/12/19(月) 00:27:57
mimaさま

すれ違っていましたわ。
イタリアで黒曜石はきっちり訳されているのですね。ありがとうございます。安心しました。でもそうであってもイタリアではアンドレ緑説が強いようですね。アートブックに描かれている瞳や髪の色は写実優先というよりはイメージカラーといった意味合いで彩色されるものだと思います。毎度同じ色で飽きられてもつまらないですし・・ ポスターやイラスト集でオスカルの髪が紫やブルーになったりしていますしね。

>一つあったのは、「黒曜石」という表現は色に対してではなく、「色の深み」に対する表現では?という意見でした。これも、なかなか説得力があります。

それは説得力がありますね。黒曜石にも色々あって驚きです。黒曜石と言ったら一番上の像が最も黒曜石らしいです。私はこの色、この黒だと思っていますが「黒曜石」は色だけでなく瞳の深い輝きも表しているのだと思います。黒い瞳も時々茶色がかって見えたりしますが、アンドレはきっとそれが緑なのよ。色が濃いから・・・ きっと吸い込まれそうに深い色をしているのですわ。
漠然と黒と考えるだけでなく、色々勝手解釈を広げてみるのも楽しいです。お国柄によると言いますか、その国でもっとも魅力的なカラーをアンドレは勝ち得ているのではないかと思います。

[474] アランとオスカルの年の差は?  投稿者:mima  投稿日:2005/12/09(金) 05:07:26
アランの誕生日でしたが、彼の生年はいつ頃なのでしょう?
1760? 1765? 1770??? (これはあり得ないかな)
ご存じの方、いらっしゃいます????


Re: アランとオスカルの年の差は? 投稿者:あもん  投稿日:2005/12/09(金) 10:15:20
え〜とですね‥「ベルばら大事典」P32の池田先生のコメントによりますと『…年齢は革命当時で27、28歳というところでしょうか。』となっていますので1761年か1762年あたりじゃないかと思いますよ。
そう考えると1763年生まれのロザリーとあまり変わらないことになりますよね。やはりOさんA君から見たらケツの青いがきなんですかね‥彼は‥^_^;。


Re: アランとオスカルの年の差は? 投稿者:Juri  投稿日:2005/12/10(土) 00:35:45
皆様、お久しぶりです。

ロザリーが8つ下なのは知ってたし、アランも7〜8歳下というのも知っていましたが、二人を合わせて考えることはありませんでした。
そーか、じゃあ、アンドレとアランは9歳の違いということもあるわけで、そうなると10歳くらい下というのは、かなりの違いだな…。
で、原作によると赤ちゃんジャンヌを抱いているラ・モリエール母さんと結婚前のポリニャック伯夫人が対面しているシーンがあるけど、あれからするとロザリーとジャンヌはそう年齢差はないわけですよね。
とすると、ジャンヌはオスカルさま、王妃さまより当然下。
う〜ん、老けてるわ。。
久々に来て失礼致しました。m(__)m


アランの誕生日でしたね。 投稿者:マリ子  投稿日:2005/12/10(土) 02:11:30
mimaさま

アランの生年はあまり考えたことがなかったのですが、漠然とオスカルと5〜6才違い、二十代後半くらいかな?と思っていました。二、三才年下では「年下には興味が無い」だの「ケツの青いガキ」だのと言われるのはちょっとですし・・それ以上年下というのも考えにくいので・・
そういえば・・・・・・・・ 昨日(もうおとといだ)はアランの誕生日でしたね。忘れていたわけではないと言いたいのですが、ジェロさまの誕生日も忘れていた私・・・ううう・・ アラン、お誕生日おめでとうございました。


永遠の片思いアランの年 投稿者:マリ子  投稿日:2005/12/10(土) 02:16:56
あもんさま

ベルばら大事典に理代子先生の見解が載っていましたね。いつも正確な情報をありがとうございます。そうすると・・オスカル33才、アラン27〜8才 ロザリー25才ですね。イメージぴったりです。アランの年はオスカルから見ても丁度よいですが、衛兵隊のまとめ役であり兄貴分であることの方面から見てもその位かなと思います。
アランはオスカルよりもロザリーと年が近い・・・ これはまた意表をつかれましてございます。なるほどそうですね。それならアランがオスカルからガキ扱いされるのもしょうがないかな。可哀相。でもこの年の差が永遠の片思いにぴったりなのよね。う〜ん、アランも切ない!


年齢あれこれ 投稿者:マリ子  投稿日:2005/12/10(土) 02:19:03
Juriさま

アランの年をロザリーと比較して見るとまた違った風景が見えてきますね。そしてアンドレと比べたらさらに・・・ 女とは恋愛対象として大事な案件になる年ですが、男同士なら男を測るものになるのでしょうか。アンドレに「ケツの青いガキ」と言い放たれたアランはキツかっただろうと思います。
ラ・モリエール母さんに抱かれてるジャンヌとポリニャック伯夫人のお腹にいるロザリー、意外と年は近いですね。ロザリーの年から考えると家を出て行ったジェンヌの若いこと・・! でもそれだからこそ、あの野心なのでしょうね。年一つを考えてもベルばらは面白いですね。


Re: アランとオスカルの年の差は? 投稿者:mima  投稿日:2005/12/10(土) 23:46:30
あもんさま、
突然頭を横切った疑問に対し、迅速、かつ明確なお答えをいただき、感謝しております。ロザリーの生年月日が確定しているのは知りませんでした。.........大辞典、欲しいよー
Juriさま
ジャンヌの年、考えてみたこともありませんでした。
ということは、彼女の最期は20歳前後??
マリ子さま
ロザリーについては初めてオスカルと出会ったのが12歳、という明確な台詞があるので、そのころのオスカルは20歳前後かな、という漠然とした予想はありました。そこから、ディアンヌはもう少し年下、アランもまあ、同年代だろうとは何となく思ってはいました。(確かにガキ、ですね。)

OAの年齢は頭にあっても、他の人物の年齢ってあまり意識したことがありませんでした。で、またまた疑問が。
ジェロさん、ベルナールはいくつくらいの設定なのだろう......??????


すみません、黙ってられないオタクなもので‥ 投稿者:あもん  投稿日:2005/12/11(日) 02:08:27
>ジェロさん、ベルナールはいくつくらいの設定なのだろう.....

毎度しつこくて申し訳ありません。^^;
「ベルサイユのばら その謎と真実」と言う本の中で『ジェローデルはオスカルの2歳年下の1757年生まれです。』と先生仰ってました。
ベルナール君は公式発表ありませんね…原作にロベスピエールと同級生とあるので(O&Aがシャトレ家を訪れてる場面の会話)そこらへんで判断するしかないのでは‥?(ロベさんの生年‥面倒臭いので調べてね‥御免なさいm(__)m)
それともモデルのカミーユ・デムーランの生年かな?わかりませ〜ん。

でもマリ子様、ラーキー様(も、でしたっけ?)はSSの中でジェロりんをアンドレと同い年ぐらいに設定されてましたよね?年下から「背伸びをおよしなさい」とか「マドモアゼル(お嬢さん)」なんて言われたらOさんムカつくもんね‥やはりフラれた理由は年下なんぞ趣味じゃないと…(違う!)
キャラの生年って出どころがバラバラで調べるの大変です。
(「…大事典」でさえ表になってない!)誰か纏めてよ〜!


Re: アランとオスカルの年の差は? 投稿者:mima  投稿日:2005/12/11(日) 23:00:29
あもんさま
再びありがとうございます。生き字引のような(?)方の存在は心強いですわ。
ジェロさんはオスカルより年下、とは思っていましたが、いわれてみれば、確かに『年下から「背伸びをおよしなさい」とか「マドモアゼル(お嬢さん)」なんて言われたらOさんムカつくもんね‥』ですね。「マドモアゼル(お嬢さん)」は未婚女性だからまだしも、「背伸びをおよしなさい」はね。元「上官」だし。。。。。。。

ベルナール君については、確かにそのようなヒントが原作にありましたね。早速調べました。
ロベスピエール(1958.5.6-1794.7.28)
デムーラン(1760.3.2-1794.4.5)
です。


年齢から妄想 投稿者:マリ子  投稿日:2005/12/11(日) 23:50:47
mimaさま

ベルばらは年齢のことなど考える間もなく引きこまれて読みますが、キャラ達の年齢を考えて読むと意外だったり驚きがあったりして、また面白いものです。私は子供の時読んで、オスカルの年を計算(1789-1955)して引っくり返った記憶があります。オスカルさまは当時の漫画のキャラにしては高齢でした。でも、だからこそ、大人になってから楽しめるのでしょうか。
キャラの年齢は妄想の種になります。はっきりしていなくても、わかっていても、そこから考えて話を作ることがあります。思ったより若いジャンヌ・・彼女の最後・・そう考えるとまた感じるものがありますね。
大事典は中身が濃くて楽しくて、情報も満載でお買い得です。日本に来る機会がありましたらぜひ買ってくださいませ。それから、ロベスピエールとデムーランの生没を調べてくださりありがとうございます。ベルナール、どちらと同じにしてもロザリーとはちょうど釣り合いますね。


連載後に楽しい後日談 投稿者:マリ子  投稿日:2005/12/11(日) 23:53:33
あもんさま

連載後に色々な事柄が暴かれるのは人気漫画であればこそと思います。ファンの知りたい事に理代子先生が答えてくださるのですね。アンドレの初体験もそうですね。
ジェロさまの生没年はずっと謎ったので、ジェロの年齢は自分で考えました。ちょうど「五月の薔薇」を書いていた時でして、アンドレとライバルとして張り合ってもらうためにも、アンドレと同じオスカルより一つ上の学年にしました。その時は「謎と真実」がまだ出版されていませんでして・・・ 年上にした理由『年下から「背伸びをおよしなさい」とか「マドモアゼル(お嬢さん)」なんて言われたらOさんムカつく』に違いないと思ったからですわ。
ベルナール君の年齢は、そういえば、知りませんでした。あまり興味がなかったかも・・ アンドレと瓜二つなのにこの違いは何? いつもベルばら生き字引としての活躍、ありがとうございます。mimaさまがロベスピエールとデムーランの生年月日を調べてくださいました。ベルナール君、ロベスピエールと同級生でいけますが、デムーランがモデルなら後輩としても良いですね。年齢で遊ぶのも楽しいです。

[473] 今年最後の月  投稿者:マリ子  投稿日:2005/12/04(日) 20:30:44
12月になり街のイルミネーションがきれいですね。
寒さも本格的になってきて、クリスマスはもうすぐ。
みなさまいかがお過ごしですか。

ラーキーさまより頂いた「Passion」の続編「6. La Douleur 〜痛み〜」をUPしました。
物語は佳境に入っていきます。
どうぞご覧ください。


Re: 今年最後の月 投稿者:mima  投稿日:2005/12/05(月) 10:11:00
ラーキーさま
拝読いたしました。

心臓を踏みつけられて息ができない、そんな感覚です。

明朝早いので、書き逃げで住みません。


Re: 今年最後の月 投稿者:あみ  投稿日:2005/12/05(月) 23:15:02
ラーキー様、新作拝読しました。周りから固められて身動きできなくなっているアンドレの心境を思うとツライです。。オスカルの側にいられればそれでいい。その願いがある日突然、いとも簡単に打ち破られる。ジェローデルをはじめ、オスカルに求婚できる貴族達への嫉妬はもちろんですが、それをどうしようも出来ない無力感、そしてオスカルを永遠に失ってしまうであろう絶望感がこの時期のアンドレの胸中にあったのかなぁと思いました。「毒ワイン」に至るまでのアンドレの心境が垣間見られてますます目が離せなくなってきました!もう師走。お忙しい時期にも関わらずアップが続いているラーキー様、さすがです。どうかお体には気をつけてくださいね〜(といいつつアップを心待ちにしている天邪鬼なのです・・・)


最近ご無沙汰で〜す^_^; 投稿者:あもん  投稿日:2005/12/06(火) 14:51:47
マリ子様 ラーキー様 皆様

お久でございます。師走のせいで忙しいわけじゃないんですが最近カキコ遠のいておりましてすみませんです。
upされてすぐ拝読しておりますよ。御安心を‥

「Le Bonheur 〜幸福〜」「La Douleur 〜痛み〜」共に幸福と言う真綿で首をじわじわと締め付けられるようにアンドレ君追い詰められておりますな。こう言う精神攻撃は周りの人の優しさが理解できる故余計に逃げ場がなくて堪えますわ。誰かを憎んだり何処かに怒りをぶつけられればまだ救われるんだけどね。この閉塞されたダークな想いが死という世界にこれから一気に流れこむんですわね‥ふふふ‥^m^楽しみです。
落とすんなら奈落の底ぐらいどん底に落としてやって下さい。(私はSか?)そのほうが再生して全てに悟りを開く時より感動的ですのでラーキー様の腕の見せ所ですわ。期待しております。

ところでジェロりん夜更けまでOさんの部屋で何してるねん!(何故か関西弁‥私東京人なんですが^^;)A君でなくても気になりますわん。この後は恒例J家花婿選出大舞踏会開催(長い!)の場面になるんですよね?女タラシのOさんとジェロの口説きによろめくOさんのラーキー様編が見られますわ。(違う?)それも楽しみにしてよっと。

マリ子様、なんか雰囲気違うと思ったらBBSの壁紙も変えて下さったんですわね。なんか好いです。お忙しいとは思いますがノエル更新楽しみにしてますんで頑張ってくださいませ。(と、なにげにプレッシャーをかけてしまう私…)

さくや様 真織@様 ぽちぽち様 いつも御挨拶させて頂こうと思いながら自分のこと一杯々で忘れておりましたわ。ども<(_ _)>
あやこん様 遥か↓にそのまた遥かな私へのレスどうもです。^^;どうかお気を使いませぬように…
それでは…


苦しくて息ができない・・ 投稿者:マリ子  投稿日:2005/12/06(火) 19:07:17
mimaさま

忙しい時間に書き込みをありがとうございます。書き手にとって感想をいただけることは何よりも励みになります。読んで真っ先に心に感じた事を言葉にしていただくと、それが継続する力になります。

>心臓を踏みつけられて息ができない、そんな感覚です。

ジェロさま書きのラーキーさまですが、今回のアンドレの心理描写に表われる無力感や絶望感は読んでいて心臓が痛くなるほどです。包囲網が人の愛情や善意からきている場合はなおさらです。毒も登場してきました。これからの展開をどうぞお楽しみに・・・!


毒に至る絶望 投稿者:マリ子  投稿日:2005/12/06(火) 19:09:09
あみさま

ラーキーさまの続編、アンドレの心境が痛いほどですね。私はふられるジェロさまに肩入れ派でしたが「6. La Douleur 〜痛み〜」ではアンドレの痛みがビシビシ伝わってきて辛かったです。

>ジェローデルをはじめ、オスカルに求婚できる貴族達への嫉妬はもちろんですが、それをどうしようも出来ない無力感、そしてオスカルを永遠に失ってしまうであろう絶望感がこの時期のアンドレの胸中にあったのかなぁと思いました。

身分差という物の絶対性とそれを超えることはない絶望感・・ 一言で言ってしまうにはあまりにも大きな壁。ラーキーさまの緻密な描写がその深さを充分に描き出してくださっています。
いつものようにオスカルの部屋に飲み物を持っていこうとしたら「だ、だめだよ、今は……」「今はジェローデル様がお嬢様のお部屋にいらっしゃるから……」 この一言は辛いです。今まで当たり前であったことが、もうこんなにも違っている・・ 突き落とされるアンドレの心境を、さり気なくもこれ以上はないというように描かれています。今まではどこか観念的ではあったオスカルの結婚というものが、実感を伴ってアンドレを苦しめ始めたという感じです。
一年で最も忙しい時期ですが、ラーキーさまの筆の運びは滑らかなようです。これからも身悶えするようなお話が期待できそうです。無理せず筆のおもむくままに書いてくださればと思います。あみさまの優しいお心遣いに感謝です。


愛すればこそ苛めたいアンドレファン、ですね! 投稿者:マリ子  投稿日:2005/12/06(火) 19:11:02
あもんさま

ようこそ、いらっしゃいませ! あもんさまのノリよい書き込み、いつも楽しく読ませてもらってます。これからも遊んでいってくださいませ。

>こう言う精神攻撃は周りの人の優しさが理解できる故余計に逃げ場がなくて堪えますわ。誰かを憎んだり何処かに怒りをぶつけられればまだ救われるんだけどね。この閉塞されたダークな想いが死という世界にこれから一気に流れこむんですわね‥ふふふ‥^m^楽しみです。

『幸福と言う真綿で首を締める』 ラーキーさまの包囲網の巧みなところです。特にアンドレのような人の心の分かる人にとってはキツイと思います。オションの娘の善良さと不自由さを残す身体など・・ 結婚の気はなくとも揺さ振られますよね。『奈落の底ぐらいどん底に落た方が再生は感動的』にも賛成です。毒ワイン後のアンドレの強さを考えると、この時期いかに彼が悩んだかがわかります。奈落の後の再生・・ ラーキーさまの腕に期待です。
ところで・・・・・夜更けまでOさんの部屋にいたジェロりん、一体なーにをしていたんでしょう!(はい〜 突っこむ時は関西弁と決まっておりますがな) しかも馬車を返してお泊りだそうですよ〜 オスカルの部屋に瞬く灯り・・・ アンドレの苦悩が深まります。次回のジェロバージョンが楽しみです。舞踏会も・・!
12月なのでクリスマス仕様にと思いましたが、飾ろうと思ってもうまくいかず、掲示板の壁紙だけを変えてみました。(^^;) ノエルといってもラーキーさまから作品いただくくらいでロクな計画もないのですが、プレッシャーを励みに、肥大した妄想としょぼい手でノエル更新何とかしたいです。
私は、できますれば、笙子さまのノエル画が見たいです。(おねだり)


Re: 今年最後の月 投稿者:さくや  投稿日:2005/12/06(火) 22:36:02
マリ子さま
こんばんは。おかわりありませんか?私は随分ひどい風邪をひいてひどい目にあっておりました。今はかなり回復いたしております。急に寒くなって参りましたものね。どうぞ、おからだご自愛くださいませ
ラーキーさま
新作拝読いたしました。
繊細で緻密。
読ませていただいている間、そんなことばが浮かんでおりました。なるほど・・・、ううむむむ・・、こうやってアンドレは毒入りワインへと追い詰められていくのかぁ!!と。
この作品、ものすごい説得力があって、胸にせまってきます。ああ、もう、本当につづきが楽しみです!!もう一度、原作のリアル・タイムに戻ったかのようなわくわく感を持って読ませていただいております。ありがとうございます。
あもんさま
わざわざ、私にまでご挨拶いただけるなど・・、恐縮です。
>ジェロりん夜更けまでOさんの部屋で何してるねん
本当ですわよねッッ!!こいつ、口先三寸で難攻不落のオスカルさまの唇を奪えるくらいの腕前の持ち主ですもん!!あ〜、危ない危ない・・・。



榛名由梨大好き少女 投稿者:ラーキー  投稿日:2005/12/07(水) 01:15:00
マリ子様

年末のあわただしい中、アップありがとうございます。
プロジェクトX、見ました。期待してなかったのですが、かつて(中高生のころ)大ファンだった榛名由梨が出てきて感激。若い頃の姿があまりにもかわいくて、また感激。
最近、とみに敵視することが多かったあの台本の作者U氏ですが、U氏の宝塚やベルに対する愛情は本物だったのだなあとしみじみ思いました。あのどうにも……な台本も、まあ、いいか…の心境に至りましたわ。でも、「わたしの生き方は間違ってはいなかったのですね…」以下、今宵一夜の場面は、やっぱり見てるだけで死ぬほど恥ずかしかったけど(^◇^;

拙作に暖かいお言葉ありがとうございます。

>いつものようにオスカルの部屋に飲み物を持っていこうとしたら「だ、だめだよ、今は……」「今はジェローデル様がお嬢様のお部屋にいらっしゃるから……」 この一言は辛いです。今まで当たり前であったことが、もうこんなにも違っている・・ 突き落とされるアンドレの心境を、さり気なくもこれ以上はないというように描かれています。今まではどこか観念的ではあったオスカルの結婚というものが、実感を伴ってアンドレを苦しめ始めたという感じです。

この場面効いてますか? 嬉しいです。ええ、これはアンドレへのカウンターパンチとして書きました。わたし自身にとってもこれまでアンドレの苦悩って観念的だったのです。書きながらうろうろと試行錯誤してる感じ。でもこの場面で一気にアンドレの苦悩が現実味を持ちました。やっと書けたわ…って感じです。すっかり安心してしまって、毒ワインまでの道はまだ考えてないの…(^^;
わたしも絶対的ジェロ派でしたが、すっかりアンドレモードに入ってしまったわ。いくら苦しんだっていずれ報われるんだから…とは思っていても、やっぱり入れこんでしまうものですね。
アンドレモードに入ってしまったので、なかなかジェロモードに戻りません…でもクリスマスのオスカル様お誕生日には間に合わせたいわ…。


ありがとうございます 投稿者:ラーキー  投稿日:2005/12/07(水) 01:17:55
mima様

拙作お読みいただきありがとうございます。

>心臓を踏みつけられて息ができない、そんな感覚です。

ああ、こんな印象を受けて下さったのならうれしいです。あのアンドレが無理心中を考えるなんて、それこそ心臓を踏み付けどころか、えぐられてというほどの苦悩がなければあり得ないですものね。
書き逃げ歓迎。読みました〜の一言でも、作者にとっては励みになります。まだ先の長い(かな?)連載ですが、お付き合いのほどよろしくお願いします。


あみ様

ありがとうございます。

>オスカルの側にいられればそれでいい。その願いがある日突然、いとも簡単に打ち破られる。ジェローデルをはじめ、オスカルに求婚できる貴族達への嫉妬はもちろんですが、それをどうしようも出来ない無力感、そしてオスカルを永遠に失ってしまうであろう絶望感がこの時期のアンドレの胸中にあったのかなぁと思いました。

そうなのです〜。わたしもこれまでこのあたりのアンドレについてふかーく考えたことはなかったのですが、あみ様がおっしゃるように、まさに自分のささやかな願いがあっというまに打ち破られるという感じだったのでしょうね。ただ身分が違うというだけのことで。何気に原作を読んでいたころは、オスカルはジェロと結婚なんてする気はさらさらないのに、なんでアンドレはこんなに思い詰めるんだろう〜、不思議、と思ってましたが、今はアンドレの絶望が少し分かるようになりました。
アンドレの苦悩は深まっておりますが、それはここで一旦休止して、次はジェロ様です。ちょっと小休止して、またアンドレに戻ってきますわ〜。


悪役はいない 投稿者:ラーキー  投稿日:2005/12/07(水) 01:20:14
あもん様

お読みいただき、ありがとうございます。

>幸福と言う真綿で首をじわじわと締め付けられるようにアンドレ君追い詰められておりますな。こう言う精神攻撃は周りの人の優しさが理解できる故余計に逃げ場がなくて堪えますわ。誰かを憎んだり何処かに怒りをぶつけられればまだ救われるんだけどね。

アンドレの包囲網をどの方面から書くかと考えて、結局こうなりました。誰かを悪役にして(たとえばジャルパパの強引さを強調するとか)書くよりも、すべての人間が善意を持って動いている(もちろんジェロを含めて)、とする方がアンドレの苦悩の深さが表現できると考えました。誰かを個人的に恨む余地があるなら、苦悩もまだ浅いし、解決の方法も見えるでしょうし。

>落とすんなら奈落の底ぐらいどん底に落としてやって下さい。(私はSか?)そのほうが再生して全てに悟りを開く時より感動的ですのでラーキー様の腕の見せ所ですわ。期待しております。

まああ、わたしが書きたいと思っていたそのものずばりのことを…。問題はうまく奈落の底に突き落とすことができるかどうかですね。ここまでですっかりアンドレの苦悩を書けた気でいるのですが(おいおい)、きっとまだまだなのね。でもあとはきっとアンドレ君が自ら動いてくれるだろうと信じております(他力本願)

ジェロが夜更けに何をしていたかって? そりゃ夜這いに決まってます(嘘)。原作至上主義ゆえ、ジェロはどう転んでもたいしたことはできないのよ…。青いレモンならぬ、青いみかんぐらいのことをやらかして、口説きだけじゃなくて実力行使でオスカルを××する(?)くらいのことしてくれたらいいのに。ああ、そんなジェロが見たいわ…。


ジェロモード復活か? 投稿者:ラーキー  投稿日:2005/12/07(水) 01:21:37
さくや様

リアルタイムに戻ったかのようなんて、お世辞でも嬉しいです。ありがとうございます。アンドレの苦悩に説得力がありますでしょうか。なんせ、作者自身よーわからんかったアンドレの苦悩を手探りで書いておりまして、自分自身でなるほろ〜と納得しながら書いております(^^; 自己満足でないなら、嬉しいですわ。
さくや様ったら、ジェロは口先三寸男じゃないですわよ。口先三寸っぽく聞こえても、実質と誠意がこもっているのがジェロなのですわ。そして超本気のまじ恋ながら、しっかりとテクニックを使ってるところもジェロ。ああ…書いているうちにだんだんジェロモードが再燃してきたわ…。次回はオスカルファンで自覚なしのジェロファンであるさくや様に、惚れてもらえるジェロが書きたいわ。


Oファンで自覚なしのJファンより 投稿者:さくや  投稿日:2005/12/07(水) 18:11:27
>青いレモンならぬ、青いみかんぐらいのことをやらかして、口説きだけじゃなくて実力行使でオスカルを××する(?)くらいのことしてくれたらいいのに。ああ、そんなジェロが見たいわ…。

↑ええええええっっ!!書かないの?!!書いてよぉぉぉっ!!(みかんくらい・・)

すみません、マリ子さま、つい〜、失礼しやしたぁ〜。




青いポンカン 投稿者:ラーキー  投稿日:2005/12/09(金) 01:08:57

さくや様ったら、またそんなすばらしい誘惑を…(^^;。青いみかん、見てみたいけど、やっぱりわたしの中のジェロはそんなイメージじゃないのよね…。原作の雰囲気無視の願望妄想系SSならいけるかも。お育ちが良すぎると、青いシリーズ(?)には走れないんじゃないかしら。アランだって青い…うーんと、青い…バナナ?くらいのことはやらかしてるわけだし。

ともあれ、そろそろ息切れ状態だったわたくし、みなさまのあたたかーいお言葉で、完全復活いたしました。オスカル様のお誕生日に間に合うように、色物ジェロをオスカルにプレゼントしたいわ…(いらないって言われそう)



Re: 榛名由梨大好き少女 投稿者:あみ  投稿日:2005/12/09(金) 23:43:27
ラーキー様、上の「榛名由梨大好き少女」で思い出したのですが、先日(かなり個人的にですが)びっくらすることを親に聞かされました。

親戚との宴の最中、フランス旅行の話からベルサイユの話になり・・・(以下地元言葉で失礼します。。)

母:そういえば○○はベルばらが好きだったなぁ。
私:(夫にベルファンなのをひた隠しにしてる故)えっ!いや、あのあのころはアントワネットの立て巻きロールとふりふりドレスに憧れとっただけよ。
叔父:へぇー、○○ちゃん、ベルばらファンなん?
父:ほういえば、お前がこんまいころ(3,4歳?)新幹線で宝塚のあれあれ、「榛名由梨」が隣にすわっとったやろ。ベルばらじゃ。
私:「!!!」

・・お父さん、どうして写真とってサインもらっておいてくれなかったのよぉ・・・。今頃家宝になってるだろに。物心つく前とはいえ一瞬でもオスカルさまの隣にすわってたってことでしょ!やっぱりこのころから将来ベルばらに嵌る運命だったのよ。そうに違いないわっ!


原作のリアル・タイムをもう一度 投稿者:マリ子  投稿日:2005/12/10(土) 02:03:13
さくやさま

いらっしゃいませ。お風邪だったとか。大丈夫ですか? 寒さも厳しくなりました。どうぞ充分休養を取ってくださいませ。
ラーキーさまの作品、まことに『繊細で緻密』であります。丁寧でありながらさり気ない描写に切なさが募ります。

>もう一度、原作のリアル・タイムに戻ったかのようなわくわく感を持って読ませていただいております。ありがとうございます。

原作は全て描ききってると思う半面、ページ枚数の関係もあってか、妄想のはびこる空間が沢山あります。そこを丁寧に埋めているラーキーさまのSSはもう一度原作を読んでいる錯覚に捕らわれますね。
原作は読んで楽しく、妄想して楽しい。さらに書いて楽しく、そしてSSを読んでくださった方達とここで語り合える・・ 至福です。何年たってもベルばらが好きなんだなと感じます。
私も原作を読んだと時はジェロの『口先三寸で難攻不落のオスカルさまの唇を奪えるくらいの腕前』にクラクラしたものですが、ラーキーさまがそのテクニックプラス『実質と誠意がこもっていて』『超本気のまじ恋』ジェロを書いてくださっています。ジェロの“男度”は深いのね〜(嬉)


アンドレモード、良かったです 投稿者:マリ子  投稿日:2005/12/10(土) 02:06:13
ラーキーさま

オスカル求婚事件では報われないジェロさまに同情していましたが、今回はアンドレにめいっぱい同情してしまいました。丁寧な筆致が身分差というものの絶望を教えてくれます。普段はもの静かなアンドレが自室で激昂するところが良いですわ。すっかりアンドレモードですが、次回はまたジェロさまですね。夜這い(?)のジェロさまがどんな魅力を見せてくれるか楽しみです。

>誰かを悪役にして(たとえばジャルパパの強引さを強調するとか)書くよりも、すべての人間が善意を持って動いている(もちろんジェロを含めて)、とする方がアンドレの苦悩の深さが表現できると考えました。誰かを個人的に恨む余地があるなら、苦悩もまだ浅いし、解決の方法も見えるでしょうし。

だれもが一生懸命で、真剣で、それぞれに思いやりを持っていながら追い詰められる・・・ その閉塞感は自分に向けるしかないのでしょうか。奈落の底に落ちながら、なお魅力的なアンドレを見せてくださいませ。
プロジェクトXは面白かったです。U氏の宝塚やベルばらに寄せる情熱に打たれました。演出や脚本に色々な意見があるようですが、あの決断あっての舞台が、その後多くの宝ジェンヌを生み出したのですね。榛名由梨さんの舞台は私もTVで何回か見ましたです。印象的でした。でも今宵一夜のシーンは死ぬほど恥ずかしかったです。
アンドレが青いレモンならばジェロさまは・・・・・・・・・・ それにしても、あの回を「青いレモン」と命名したアニメスタッフのセンスはどうにかならなかったのでしょうか。


オスカルと遭遇 投稿者:マリ子  投稿日:2005/12/10(土) 02:09:09
あみさま

地元言葉での楽しいお話をありがとうございます。なんと、こんまいころに「榛名由梨」と新幹線で遭遇! オスカルさまが隣に! その時の写真とサインが無いのは残念ですが、きっと榛名オスカルは隣に座っている小さな女の子に話しかけて頭を撫でてくれたでしょうね。それにしても・・・さりげな〜くびっくりする話が飛び出して、驚きですね。

>やっぱりこのころから将来ベルばらに嵌る運命だったのよ。そうに違いないわっ!

はい〜 運命ですね。それは逃れられない運命です。あみさまは旦那さまにはベルばらファンであることまだひた隠しのようですが、そのうちに分かってしまう日がくるかもです。(^-^)


いろいろぐだぐだ 投稿者:ラーキー  投稿日:2005/12/10(土) 21:56:06
あみ様

まああ、生榛名由梨を遭遇されたのですか? いいなあ。わたしなんて舞台上の生榛名さんはもちろん見たことあるけど素顔の生榛名さんは見たことないのですわ。当時(主には中学生のころ)ほんとに好きで宝塚の月組公演何度か行きました。でもおっかけをするほどの根性はなかったのですわ。
なんですね、あの年頃って、男の人より女の人に憧れるっていう現象ありません? 部活でも、2年上の先輩にボーイッシュな素敵な女の人がいて、猛烈にあこがれてました。私自身も3年になったころは、後輩からラブレターっぽいものもらったりして(笑)そんな時期にぴったりはまった憧れのスターだったのですよね。うん、オスカル様に憧れるロザリーの気持ちもよくわかる。オスカル相手だったらあの年頃でなくても憧れますよね。


マリ子様

やる気復活しておるのですが、いろいろ私事で忙しくてばたばたしているうちに、ちょっとベルモードを離れてしまいました。アンドレではけっこううろうろしましたが、ジェロファンのマリ子様に同情していただけるアンドレがかけてうれしいです。ああ、でも今度はジェロに戻らねば…、そう思って今までのパッションシリーズを1から読みなおしてみました。自分で言うのもなんですが、やっぱり1のジェロ登場のLe Debutが一番よく書けてますね。たしかマリ子様の反応も、このLe Debutに対してが一番大きかったと記憶しております。う〜ん嬉しいようなフクザツなような。ジェロってやっぱりこんな優雅な貴婦人との世界でアンニュイに浸ってるのが一番似合ってる個性なのかしら…? なーんてちょっと思ってみたり(^^; もちろんわたし自身の筆のノリっていうのもあるのでしょうが、オスカルと一緒のときより、伯爵夫人との方がぴたりとはまってるのよね…。ジェロファンとしてはちょいと悲しい。これはわたしの物書きとしての力量のなさだと思って、次のJOの場面がんばりまっすです。
あんまり意味のない発言…。はい。ジェロモードに入る前の助走のために、ここでぐだぐだ書いているのですわ。しっつれいしました〜!(書き逃げ)


おやべりしながら妄想を育んでください 投稿者:マリ子  投稿日:2005/12/11(日) 23:45:46
ラーキーさま

まあ! ラーキーさま、後輩からラブレターを貰ったのですか?! すごいですね。お話を聞いて「おにいさまへ」を思い出しました。あそこまで行かなくても、その年頃に同性に憧れることはありますよね。私は部活の試合で当たった他校の上級生に憧れたことがありました。すごく強いのに華麗なのですよ。試合を見に遠くまで行ったものでした。好きな男の子がいても同性に憧れる気持ちはまた別なんですよね。

>アンドレではけっこううろうろしましたが、ジェロファンのマリ子様に同情していただけるアンドレがかけてうれしいです。

ラーキーさまのアンドレにめいっぱい感情移入してしまいました。連載が始まった時はジェロさまに同情気味だったのですが、いつの間にかアンドレに・・・ 始まりの「Le Debut」はジェロさまが素敵で舞い上がってしまいましたが、ジェロもアンドレも同じくらい素晴らしいです。アンドレの苦悩は難しいとおしゃていたのに短期間でここまでお書きになれるなんてさすがです。
次回はちょっと強引なジェロさまが見られるのかしら・・ 『オスカルと一緒のときより伯爵夫人との方がぴたりとはまるジェロ』は本当にそうですが、そんな彼がなりふり構わずというところが良いのです。伯爵夫人とぴたりとはまるジェロが書けるのはラーキーさまの力量です。そんな絡みがあっての人物描写が効いていますので、ぜひ!もどかしくもドキドキするJOをお願いします。
書いたものを読み返しながら創作モードを盛り上げてください。話をすることが糧になるなら、何でも書いてくださいませ。ひらめきやアイディアに繋がますように・・(^.^)v

[472] 東宝ミュージカル「マリー・アントワネット」    投稿者:mippy  投稿日:2005/12/03(土) 19:49:35
12月1日に制作発表になりました。

http://www.toho.co.jp/stage/ma/welcome-j.html
http://forum.nifty.com/ftheater/news/2005/51201-2.htm

来年11月初演ミュージカルです。
なんと、遠藤周作の「マリー・アントワネット」をもとに、「エリザベート」「モーツァルト!」で世界的ヒットを飛ばしているミヒャエル・クンツェ、シルヴェスター・リーヴァイのペアに作詞作曲を東宝が依頼したという大型ミュージカル。

アントワネット役の涼風真世さんは、宝塚時代にオスカルを演じてますね。フェルセン役の井上芳雄くんは、「エリザベート」でハプスブルク家フランツ・ヨーゼフ皇帝の皇太子ルドルフ役で東京芸大在学中に衝撃的デビュー。「モーツァルト!」ではタイトルロールを。高くて伸びやかなテノールが魅力です。妹さんは宝塚現役生です。
大阪では、大地真央主演の舞台「マリー・アントワネット」が開演されますし、各地でA陛下大ブームですね〜




ミュージカル「マリー・アントワネット」 投稿者:マリ子  投稿日:2005/12/04(日) 20:16:17
mippyさま

情報をありがとうございます!
「マリー・アントワネット」のミュージカル、面白そうですね。アントワネットと対極をなす革命の象徴がでてくるあたりとてもにベルばらチックでありますが、また違った角度から革命を描いたものになりそうですね。音楽や演出等、期待できそうです。ぜひ鑑賞したいです。
アンワネットは、生まれや運命的な生涯といい、印象的な性格や言動といい、語り草になるのでしょうね。いつまでも舞台や映画や小説の世界で取り上げられることでしょう。

[470] お知らせ  投稿者:マリ子  投稿日:2005/12/02(金) 23:43:46
12月6日 NHKの番組「プロジェクトX 挑戦者たち」で宝塚のベルサイユのばら誕生秘話をやるそうです。
「プロジェクトX」のテーマ曲は中島みゆきの「地上の星」 その曲の示す通り、誰もが知っている話の裏にある名もない人々の功績や、何気なく享受している色々な事柄の影にある人々の創意工夫やたゆまぬ努力に焦点を当てた番組です。
光のあたることを望まない、これほどの挑戦者達がいてこそ、といつも番組を見終わった時に感慨を感じます。
その番組が宝塚のベルばらを取り上げる。どんな舞台裏が見られるでしょう。
興味のある方はぜひご覧になってはいかがでしょう。
こちら「プロジェクトX」のサイトになります。

http://www.nhk.or.jp/projectx/



プロジェクトX 投稿者:mippy  投稿日:2005/12/03(土) 12:10:40
マリ子さま、みなさま、こんにちわ!
番組情報ありがとうございます。6日、楽しみです!
あの、おさえたナレーションの田口トモロヲさん、いいわ〜。

「昭和40年代、宝塚の劇場は空席が目立つようになった。敵はテレビ。……
『このままでは、だめになる』
 動いたのは、演出部門の若手・植田紳爾。焼け野原で過ごした少年の頃、宝塚の華やかな舞台で心を癒された男だった。手にしていたのは少女漫画「ベルサイユのばら」
『これを舞台化すれば、新たな観客を開拓でき、劇団を救うかもしれない』……」

な〜んて展開になるのかしら。最後のほう、出演者、泣きますよね? 植田せんせーの涙・・・・期待です。

先月の宝塚韓国公演「ベルサイユ エ ジャンミ」は、手拍子、声援、と大好評に終わったようですね。安蘭けいさんの「天国への階段」主題歌韓国語歌唱もあり。
あちらでも原作、アニメが人気だそうで、若い女性観客が多かったようです。「きれい〜! オスカルが漫画とそっくり〜」など感動の感想が飛び交っていたようです。





ベルばら宝塚誕生秘話 投稿者:マリ子  投稿日:2005/12/04(日) 20:14:08
mippyさま

「プロジェクトX」よく見ますか? 抑えたトーンのナレーションが臨場感を出すのですよね。内容やナレーションもですが、私はテーマ曲が好きですわ。中島みゆきがこの番組の為に作ったみたいですね。
演出部門の若手・植田紳爾とは脚本を書いていらっしゃる先生ですか? この時の決断があって、今の宝塚ができたのでしょうね。
韓国公演も大成功に終わり良かったです。韓国では原作も宝塚も人気があるのね。ベルばらは韓国の人達の心も虜にしたのですね。

[469] 「Passion」続編UPです!  投稿者:マリ子  投稿日:2005/11/22(火) 22:49:53
ラーキーさまより「Passion」の続編「5. Le Bonheur 〜幸福〜」をいただきました。
どうぞご覧ください。


ありがとうございます。 投稿者:ラーキー  投稿日:2005/11/23(水) 01:18:10
さっそくのアップ、ありがとうございます。壁紙、変わったのですね。アンドレバージョンの時は統一の壁紙でいくのかなと思っていたけれど、こう変わってみると、アンドレの心の(状況の)変化があらわれているようでいいですね。

アンドレの苦悩について、いろいろと書きこみありがとうございます。レスは遅くなってしまいましたが、すっごく! ∞に、参考になりました。

>ここはキャラのイメージを一気に崩してしまうくらいの勢いでいったらどうでしょう。私はアンドレは純粋に嫉妬から心中に走ったと思います。嫉妬というと御幣があるかもしれませんが、あくまでもオスカルを思うあまりの自分中心。自分とオスカルしか見えない状態であったと思います。

そうそう、そうなのですね。これでしゃきーんと目が覚めましたわ。そう、アンドレは純粋に嫉妬から心中に走ったのだわ。原作での毒ワインを前にしての独白も、あれは本当にオスカルと自分しか見えていない自己中の極みみたいな心情の吐露ですものね。わたしがどうにもひっかかっていたのは、アンドレほどの人間なら、周囲の事情はすべて理解できるだろうということだったのです。ジャルパパ&ママの心情も、オスカルを取り巻く状況も、ジェロの愛情さえも。周囲はすべてオスカルの幸福を願って動いていて、アンドレはそれをわかっている。その状況でなんで自己中になり切れるのか? でも今回マリ子様の書きこみを読んで、イメージが定まりました。すべてを理解した上で、そして自分自身もオスカルの幸福を願いながら、ある限界を超えたときにアンドレはそのすべてを放棄してエゴイスチックな愛に走るのだと。もちろんそれを実行することはできなくて、より深い愛情に達するのですけどね。


1000字こえちゃった 投稿者:ラーキー  投稿日:2005/11/23(水) 01:18:50
たしかにね、今回書いていて思いましたが、もしアンドレの存在がなければ、という条件つきですが、この結婚話はオスカルの幸福のためにはとても正しい方針だったような気がします。もちろん革命において民衆の側につくというオスカルの価値観の問題がありますが、ばりばりの王党派であろうジェロと結婚しても、夫婦仲に問題があったとしても、元気で生き延びてさえいれば、革命に関わって生きていく道はいくらでもあったのにね…。激務のために吐血し、若くして革命で命を落とす…ああ、なんてもったいない。
あ、こんなことを書いてますが、わたしはOA至上主義なので、あくまでこれはアンドレの存在がなければ、の話ね。ついでにOA生き残りサイドを読むのも苦手なくらいの原作至上主義なので、原作のOAの死に様には深く共感しているのですわ…。


いつ来ても熱いなあ〜 投稿者:笙子  投稿日:2005/11/24(木) 19:47:31
ラーキーさま。
お話の続き、ありがとうございます。
下でのスレッド、油断したらついていけなくなってしまった。

原作の隙間に入る個々の生き様が、繊細に描かれていて素晴らしいです。そしてラーキーさまの文って読みやすいんですよ。
アンドレの心中に関する考察は、私もマリ子さまに同感です。
常に正しい方向へ進む人間より、思い悩んで脱線して、常識を越えた行動に出てしまうなんて、セクシーではございませんか。

原作至上主義は私も同じなのですが、ジェローデルに関しては・・・愛しています。
OAさんとジェロさんは別物で、男として惚れてます。(話逸れた。ぎゃ!)
ラーキーさま描くジェロさん好きだわ〜〜。
今、別件で興奮状態なので(←なんや?)ジェロさん愛してるモード最高潮です。

では、ボロを出す前に退場します。

(一体何しに来たのでしょう?)


エゴイスチックな愛 投稿者:マリ子  投稿日:2005/11/25(金) 23:54:17
ラーキーさま

続編をありがとうござます! 壁紙選びは楽しいのですが難しくて・・ 統一でいこうか、変えてみようか試行錯誤していますが、提案や注文がありましたらどんどん言ってくださいませ。
アンドレ包囲網も本格化してきましたね。かなり追い詰められながらも、まだまだ冷静なアンドレ・・ 自分のことよりオスカルの激務を思うところが彼らしいです。将軍やばあやの言動よりオスカルの一言や一挙手一足が気になってしまうとことも・・・ 家を守る為にあれこれ考えをめぐらせるジェルジェ将軍、冷静で家長としての威厳があります。それでいながら思いのほか上出来な婿殿の出現に有頂天にあるあたり、子を思う一人の親としての心情も垣間見えて良いですわ。また互いに気になりながらも必要最小限の声しか交わさないオスカル、アンドレ・・ やきもきさせられますが、きっとこの時期の二人はこんなだったのだろうと思います。

>原作での毒ワインを前にしての独白も、あれは本当にオスカルと自分しか見えていない自己中の極みみたいな心情の吐露ですものね。

普段のアンドレなら『周囲の事情はすべて理解でき』およそ自己中とはかけ離れていると思うのですが、オスカルの身体と安全と愛に関してはひどく過敏でエゴイスチックになると思います。普段は彼自身気がつかないくらいなのでしょうが、量的にも質的にもある点を超えると沸騰してしまうのですね。「はっ」と我を取り戻してるところを見ても、あの時彼がいかに普通でなかったかがわかります。でも、だからこそ魅力的、こんなアンドレを描いてくださいませ。
OAの死は辛いですが、あそこで革命に散るからこそOAであり、彼らの生き様に共感しているのですが、時々この結婚話にのっていれば、あるいは違った人生が・・・と考えなくはありません。ラーキーさまに頂いた絵(『婚約者』)にオスカルの揺れる心情を書いてみましたが、オスカルも真剣に考えたと思います。それで選び取った道・・・ 三者の心を考えると本当に感慨があります。さらなる開拓をお待ちしています。


男は華も毒もあってこそ  投稿者:マリ子  投稿日:2005/11/26(土) 00:06:02
笙子さま

いらっしゃいませ♪ 書き込み嬉しいです。メールしようと思いながら、仕事や雑用に追われてゆっくりPCの前に座れなくて・・(T-T) ああ、一日でよいからフリーの日が欲しい・・・
≪こちら連絡です≫他にもメールの返信が遅れています。いつもすみません。しばらくお待ちくださいませ。

原作の隙間を丁寧に埋めるラーキーさまの作品、素晴らしいですよね。文章も非常に読みやすいです。読みやすい文章・・簡単なようでこれが案外難しいものです。文章はいかに読みやすいか、それに尽きると思います。

>常に正しい方向へ進む人間より、思い悩んで脱線して、常識を越えた行動に出てしまうなんて、セクシーではございませんか。

本当に・・! 正しいだけの人間はつまらないものです。悩み、脱線して、常識を越えた行動に出てしまいながら、セクシー、これぞアンドレです。女は“いい人”より毒も華もある男が好きなのですわ〜 アンドレは従僕の枠にとどまらないから魅力的なのです。ラーキーさまの筆でそれを余すところなく描いてもらえるのが楽しみです。ラーキーさまの描くジェロさまは実に素晴らしいですが、アンドレもそれに負けず劣らず危険な色香を放ってくれるでしょう。
『別件で興奮状態』『ジェロさん愛してるモード最高潮』と笙子さまから聞くと、私はそれだけでもうどきどきしますです。何かお宝の匂いが・・・ どうか私の脳とハートを揉みほぐしてくださいませ。


ジェロ禁断症状 投稿者:ラーキー  投稿日:2005/11/28(月) 00:50:52
笙子様

拙作、お読みいただきありがとうございます!

>原作の隙間に入る個々の生き様が、繊細に描かれていて素晴らしいです。そしてラーキーさまの文って読みやすいんですよ。

原作の隙間、なるべく不自然のないように、納得してもらえるような書き方を心がけております。そのように書けてたらうれしいです。文章が読みやすいというのは、なによりの誉め言葉ですわ。これは何度言われてもうれしい〜。
アンドレに関しては、ようやくイメージが固まってきたのですわ。優しく思いやり深く誠実で真面目なアンドレの常軌を逸した行動というのが、だんだん形になってきました(わたしの頭の中でね)。ええ、人間は悩み苦しみ、ときには常識を逸脱してこそ深みを増すというものだわ。アンドレは常識の逸脱の仕方までセクシーなのよね。何をやってもサマになるっていうか、常識逸脱してもやっぱりバランス感覚がいいというか。天性の才能ね。

>原作至上主義は私も同じなのですが、ジェローデルに関しては・・・愛しています。
OAさんとジェロさんは別物で、男として惚れてます。(話逸れた。ぎゃ!)
ラーキーさま描くジェロさん好きだわ〜〜。

わたしもジェローデルに惚れてます。。できればオスカル様をリボンでくるんでプレゼントしてあげたいくらい愛してます。笙子様からこんなジェロ愛してるコールを聞くと、がぜんやる気が出てくるわ(なんのやる気じゃ)たしか理代子さん自身も、ものすごく好きなキャラなのですよね。
次にもう一回アンドレの苦悩を書いて、その次はJOなのですわ。そろそろジェロ禁断症状が出てきたので、早く書きたい〜。また読んでやってくださいませね。


オスカルの心情やいかに 投稿者:ラーキー  投稿日:2005/11/28(月) 00:51:27
マリ子様

丁寧な感想、ありがとうございます。

>アンドレ包囲網も本格化してきましたね。かなり追い詰められながらも、まだまだ冷静なアンドレ・・ 自分のことよりオスカルの激務を思うところが彼らしいです。将軍やばあやの言動よりオスカルの一言や一挙手一足が気になってしまうとことも・・・ 家を守る為にあれこれ考えをめぐらせるジェルジェ将軍、冷静で家長としての威厳があります。それでいながら思いのほか上出来な婿殿の出現に有頂天にあるあたり、子を思う一人の親としての心情も垣間見えて良いですわ。

アンドレをとことん追い詰めるまで、迷い等々ありだいぶ時間がかかってしまいましたわ(って、まだとことん追い詰めてないんだけど)いつもオスカルのことを第一に考えるアンドレ、アンドレらしかったですか? だったらよかった…。ジャルパパはアンドレ詰め隊として登場させただけなのですが、アンドレ包囲網を書く過程でいろいろ考えると、ジャルパパ自身の心情とか考えというのもなかなか面白くて、けっこうノリノリで書きました。説得力のある書き方になっていればうれしいですわ。ほんと、ジェロは二度とは現れない上出来な婿どのだったのにねえ…そりゃ、ジャルパパもオスカルが激怒してもゴリ押ししますよね。

>ラーキーさまに頂いた絵(『婚約者』)にオスカルの揺れる心情を書いてみましたが、オスカルも真剣に考えたと思います。

ジェロとアンドレを書くので精一杯で、実はまだオスカルの心情をあまり考えてないのですが、やっぱり揺れに揺れたでしょうね…。ジェロと結婚すべきかってすごく迷った、という意味ではなく……そういう迷いはあんまりなかった気がするのです、どうでしょう? ジェロと結婚できないことははっきりしているけど、その理由はわからないし、それが正しいかどうかもわからない…みたいな感じかなあ。自分の人生そのものを振り返ってみたというか。それだからこそ、結婚話を蹴ったあとで、ジャルパパに軍神マルス宣言をできるようになるのだと思うし。舞踏会のあとの場面では、その結婚はできないという意識が一瞬ぐらっと揺らぐのですが。うーん、まだ考えねばならないことがいっぱいだわ…


禁断症状、良い傾向です。(^-^) 投稿者:マリ子  投稿日:2005/11/30(水) 00:12:14
ラーキーさま

頭の中でイメージを思い描きながらキャラの行動や心理を考えていても、いざ手を動かしてみるとまた違った発見があったり、思い悩んだりするものですね。それだけ書くという行為は人物の中に深く入っていくことだと思います。そこが楽しいところなのですわ。
逸脱しこそセクシーなアンドレ、ジェロもどこか悪役的な要素があるからこそ魅力的であります。そんな彼らの悩みや葛藤や嫉妬が渦まくシチュは実にそそります。ぜひ鋭く描き出してくださいませ。
ジェロさま書きたい症状が出ているとは愛している証拠ですね。私もオスカルに幸せになって欲しいようにジェロさまにも幸せになって欲しいです〜(T^T) 絶対無理なだけに思いはつのります〜
ジャルパパの描写、ジェロの良い婿ぶりが感じられて良かったです。こういった脇がきっちり書かれていると物語の臨場感がより増すように感じます。

>ジェロと結婚すべきかってすごく迷った、という意味ではなく……そういう迷いはあんまりなかった気がするのです、どうでしょう?

ジェロと結婚するしないより、結婚という今まで考えてもみなかった選択肢について考えたと思います。オスカルの性格として、承諾するなら勿論ですが、断わるにしてもその理由を、相手にだけでなく自分にも納得させるある種の律儀さがあるような気がしまして・・・ 男として生きるといった過酷ともいえる人生をオスカルは肯定的に捉えていたと思うし、結婚など最初から最後まで考えてはなかったと思うのですが、体当たりで正面からくる人間に対して誠実であろうとした結果、彼女は自分の人生をより深く考えたと思うのです。それがジェロに対する返事と同時に軍神マルス宣言だったと思います。
考えるオスカルの様子はアンドレには揺さぶりになると思うのですが、どうでしょう。これでもかというくらい悩ませてあげてくださいませ。

[467] いきなり乱入失礼します!  投稿者:mippy  投稿日:2005/11/13(日) 13:27:00
マリ子さま、みなさま、こんにちわ!
息子の受験やなんやらで、バタバタしておりました。
続々と新作UPされているようですね。またあとでゆっくりと読ませていただきますので、お許しを・・・
こんな上に新スレ立てさせていただいてごめんなさい。

http://www.hankyu-dept.co.jp/honten/event/index.html#46w

雑誌「UOMO」のモデルアンドレくんが、JAPANの大阪の梅田の阪急デパートでトーク・ショー・・・・・!
昨日だったようです、ざんねん〜
生アンドレくん、見たかったです〜! ジュエリーの販促だったようですが、トークって、どんなんだったんでしょうね〜
笙子さま、行かれましたか?


生アンドレ 投稿者:マリ子  投稿日:2005/11/14(月) 23:55:49
mippyさま

「UOMO」のアンドレが大阪に来ていたのですね。知りませんでした。
ジュエリーの販促というところがモデルらしくてよいわ。
それにしても・・阪急デパートの扱い小さすぎませんか? そんなもの?
「UOMO」には載っていたのかしら?(実は買ってない ^^;)
私も生アンドレ、見たかったです。


阪急さんから連絡無し 投稿者:笙子  投稿日:2005/11/24(木) 19:36:16
・・・・冷たいわ。梅田と言えば阪急百貨店!・・・・ってぐらい御贔屓にしてたのに。(勝手なこと言ってます)

mippyさま、お声掛けしていただいてるのに、遅くなりまして〜。
(え、もう来なくていい?)
生アンドレ、観てませんですわ。実はマリ子さまと同じく、しばらく本を購入してない。全然知らなかった!
何しろ195pもある大男ですから、見上げすぎてアゴが痛くなるでしょう。

最近どっちつかず(前からや)な私ですので、注意力散漫になってるから、何かしら損をする今日この頃です。(意味不明)


阪急さん、大切なお得意客逃してますよ 投稿者:マリ子  投稿日:2005/11/26(土) 00:16:04
大阪の街をほとんど知らないのですが、梅田には、ほのかな思い出が・・・
生アンドレは195cmなんて・・ 実際見ると迫力でしょうね。
笙子さまの注意力散漫とは浮気の虫が騒いでいるのですね。良いことです。(本当か)
損して得取れの意気込みでやってくださいませ。(^-^)(さらに意味不明)

[466] 更新しました  投稿者:マリ子  投稿日:2005/11/12(土) 23:39:30
お待たせしました!
ギャラリーにラーキーさまのサイドストーリー「Passion」の続編「4. Un Reve 〜夢〜」をUPしました。
どうぞご覧ください。


Re: 更新しました 投稿者:ラーキー  投稿日:2005/11/13(日) 12:11:50
マリ子様

拙作のアップ、ありがとうございます! ついにアンドレモードに入ってしまいましたが、どうなることやら…(^^;

ところで昨日のベルKidsの解説、筆者は男性なんですね。筆者名なんてぜんぜん注意してみてなかったけど、女性筆者と2人で交代して書いてるんだ…。男性っていうのは、なんとなく意外でした。2人とも原作をきっちり読んで書いてますって感じで、好感が持てますね。きのうの解説ではアンドレを「後にオスカルの夫となる人物」として紹介していましたが、これは原作を読みこんでないとなかなか書けない解説かな…と。普通は悲劇の恋人みたいに書かれることが多いのですが、アンドレをオスカルの夫とするあたり、ツウです。一年間、どんな解説つけてくれるのかしら〜とこちらも楽しみです。ベルKidsにジェロ様が登場する日を心待ちにしているのですが、ほんとうに登場してくれるのかしら…



ジェロ 投稿者:ラーキー  投稿日:2005/11/13(日) 12:12:14
Juri様

拙作お読みいただき、ありがとうございます。

>なんや(関西弁)ちょっと引き気味な(私にはそう思えるので…ゴメンナサイ)優しいジェロ解釈をしておられる感じですが(ジェロファンだったらそうなりますよね。それは頷けます)確かにジェロは上っ面だけではない優しい面も持っているとは思いますが、彼は美意識のヒジョーに高いお貴族さまよ! プライドの高さではアンドレの比なんてもんじゃないと思っております。
それでアンドレに容赦はしないファイタ〜なジェロを期待してます! 

貴族のオスカルには献身を尽くすけれど、平民のアンドレには冷血で容赦しないというような人物も、貴族の典型的なタイプですね。そんなジェロ像も面白いかもしれません。ただ私の場合、貴族的プライドが高いだけの人物でないジェロを書きたいというのがそもそもこのSSを書き始めた動機なので、こればかりはどうにも…。
私自身はジェロが優しいとも引き気味とも思ってないのですが、貴族的に冷血なジェロに比べると優しすぎる印象を与えるのかもしれません。これから先、JAの直接対決は残念ながら(たぶん)出てこないのですわ。アンドレをオスカルから引き離そうとしたり、アンドレに攻撃をしかけるなんてことは一切しない。ただ自分は自分としてオスカルに愛を伝えるだけ。あとはオスカルの自由意志に委ねる…。それが私の考えるジェロ的なプライドの高さなんです。ジェロに対するこの思い入れの大きさが、ジェロファンでない方には不愉快なんだろうなあ…。でも何分ここは自由な二次創作の世界ですので、イメージ違い等々は平にご容赦を。あ、でももちろん異なった意見の交換は楽しいです。


アンドレ 投稿者:ラーキー  投稿日:2005/11/13(日) 12:12:38
ぽちぽち様

続きはまた明日〜なんて書いておいて、すっかり遅くなってしまいましたわ…(^^;。
毒ワイン周辺のアンドレの女性関係についてのぽちぽち様のご意見はしかと受けたまわりました。アンドレの女性経験こそ、ほんとうにファンの間で意見が激しく分かれるところですね。わたしはアンドレファンではないですが、オスカル様以外の女性となにするアンドレは想像したくないので以前はあまり考えないことにしていました。でもいろいろなSSを読むに連れ、元来情熱的ラテン男なアンドレが、もちろん純愛志向ではあるけれど、そうそうキレイなばっかりではいられないという見方にもいたく納得するようになりました。ただ毒ワイン周辺では、ぽちぽち様のおっしゃるとおり、追い詰められて放埓というような余裕もなかったかな…という方向に傾いております。まだどうなるか分からないんですが、そんな放埓の余裕もないくらいの方が、アンドレの苦悩をクローズアップできるかな、とか。ご意見ありがとうございました〜。



Re: 更新しました 投稿者:Juri  投稿日:2005/11/13(日) 15:47:41
ラーキーさま

続き、読ませて頂きました。いよいよ佳境に入ってきましたね。風景描写がクライマックスの前のコ〜ヒ〜タイムという感じで、ホッと息継ぎできる感じです。緩急がいりますものね。で、またこの風景描写が心象とも重なるようでいいんだわ。ただただ関係なく外の描写〜って感じではないところがさすがですわ。

>貴族のオスカルには献身を尽くすけれど、平民のアンドレには冷血で容赦しないというような人物も、貴族の典型的なタイプですね。そんなジェロ像も面白いかもしれません。ただ私の場合、貴族的プライドが高いだけの人物でないジェロを書きたいというのがそもそもこのSSを書き始めた動機なので、こればかりはどうにも…。

私はジェロは「アンドレが平民なので見下す」というタイプではないとはっきり思っています。そんなジェロだったらとても安っぽくなりますよね。もちろんジェロがプライドが高いのは、ただただ貴族だからということではなく、それを裏打ちする個人的自信があるからなんだと思っています。
ジェロをアンドレにショコラをぶっ掛けた鼻持ちならない奴というのは最も平易な見方ですよね。子供向けに悪役か善玉かはっきり分けないといけないような理由がある場合を除き、これはつらいですよね。でも表面とは違って実は味のある人だったというのも又単純かなという気がして…。(ラーキーさまがそうしておられるということではありませんので、念のため。)
ジェロにはミルフィーユのパイ生地みたいに重層的な魅力を見ています。裏がなくて、でもあって、でもなくて…。で、結局どうなの? わからない…みたいな。そこがジェロさまの魅力だと。




続きです。。(1000字エラーが・・^^;) 投稿者:Juri  投稿日:2005/11/13(日) 15:50:05
>アンドレをオスカルから引き離そうとしたり、アンドレに攻撃をしかけるなんてことは一切しない。

それをしてもらったら困ります〜。ジェロの魅力が萎えていきますもの。私が言うファイタ〜なジェロとは、そういうことをするということを指したつもりではなくて、アンドレをライバル視する…ということが一番わかりやすい言い方かな。身分という溝の両側ではケンカの相手にはならないのだけど、人間又は雄としての対決はできるので…。

>ジェロに対するこの思い入れの大きさが、ジェロファンでない方には不愉快なんだろうなあ…。

全然そんなことはないです! それはご心配なく…。その方独自の解釈で納得できるものに出会えたら、それはまたそれで「ふ〜む」と唸ってしまいますわ。
でもそれは自分の受け容れ境界線を越えない場合であって、私もラーキーさまと同じくオスカルがアンドレ以外とどうのこうのなるというのは絶対的に苦手です。
それ以外なら、笙子さまと同じくアンドレが好きだから他のキャラが憎いということはないのです。
その点、ラーキーさまのSSはとっても安心でき、でもハラハラさせてくれて秀逸です。
続きも期待していま〜す!





L'embarras 〜当惑〜 今頃感想^^; 投稿者:あもん  投稿日:2005/11/13(日) 16:19:15
ラーキーさま

最近引っ付きタイミングを逃してばかり‥やっと久々のトップをゲットですわ でも前作感想まだだったりして‥そっからはじめますわね^_^;

ジェロりんの追い詰め攻撃第二弾はOさんバージョンなわけですな。ジェロりんってさ、お貴族さんの恋の駆け引きというか男女間の色事には長けているんだけどさOさんに対してはそう言うテクニックはあまり使わず飽くまで正攻法攻めに徹してるのね。ふむふむ。彼ってやっぱあの二人の絆の強さというか結び付きは見抜いた上でわざと心理攻撃をかけて煽ってる感じ。
アンドレの想いの強さと覚悟は前回確認済み。じゃ今度はオスカル嬢貴女は?と彼女の本心と覚悟を確認したいのかな。負け戦の可能性大でしたプロポーズだけど、どうせ負けるのなら堂々と完敗して諦められる理由を自分に納得させたかったんだろ〜か‥なんか自分でも何書いてるんだか分かんなくなってきた^_^;
三人三様の苦悩は続く…。


Un Reve 〜夢〜 感想〜(*^^)v 投稿者:あもん  投稿日:2005/11/13(日) 18:23:05
あれっ!Juriさますれ違ってた!こんにちは〜久しぶり!(かな?) トップじゃなかったわ…(別に拘りありませんが)

再びラーキーさま

待ってたよん!苦悩アンドレ君登場!

>「わたしが羨ましいか? 愛しているなら、わたしから彼女を奪いたまえ。君に彼女を幸福にする自信があるのならね……」

お〜!お貴族ぼんぼんらしいジェロ発言、アンドレが一番言われたくない言葉だ。夢とはいえ、つ・・つら〜い‥
現実でも夢でもこんなに追い詰められたらやってらんないな‥しかし死に魅せられるにはまだ序の口。
ショコラぶっかけ事件をきっかけにお互いホントのライバルであることを自覚しちゃいましたね。
O&Aも昔と変わらぬ日常をすごしながらも当たり前だと思っていたことが当たり前には続かなくなる‥心に広がる未来への大きな不安…。
某方の毒ワインサイドでA君は自分の苦しみ+Oさんの苦しみの解放を両方背負っちゃって死を選ぶみたいな描写があったけど、それも結構説得力あったな。
心中っていうのは弱者の最終兵器っていうか、A君みたいな下の立場でイッパイ々追い詰められてスイッチが入るんだろな。ジェロのような上に立つ貴族のぼんには想像も出来ないことなんだろな‥。
まあこの後も数々の追い詰め伏線、毒購入となるんでしょうがワクワクしながら危ないA君待っております。(^−^)
(なんか今日は不調でワケワカメ文章あしからず)


ジェロ的プライド  投稿者:マリ子  投稿日:2005/11/14(月) 23:48:49
ラーキーさま

作品をありがとうございます。作品を読ませてもらう時、UP作業をしている時が至福でございます。
ベルKidsの解説も楽しいですね。原作のコマが出てくるところも嬉しいです。アンドレを「後にオスカルの夫となる人物」と紹介した男性記者、さすがですね。この記事を書くにあたって初めて原作を読んだのかもしれませんが、見る目がありますわ〜 ジェロさま登場の日は私も心待ちにしています。

>ただ私の場合、貴族的プライドが高いだけの人物でないジェロを書きたいというのがそもそもこのSSを書き始めた動機なので、こればかりはどうにも…。
>アンドレをオスカルから引き離そうとしたり、アンドレに攻撃をしかけるなんてことは一切しない。ただ自分は自分としてオスカルに愛を伝えるだけ。あとはオスカルの自由意志に委ねる…。それが私の考えるジェロ的なプライドの高さなんです。

ラーキーさまのジェロ像は本当に共感できるものです。魅力的です。これは特にジェロファンという方でなくても共感できると思います。どうぞご自分の考えるジェロ像、キャラ像を、自信を持って描き出してくださいませ!
ジェロのプライドの高さは私もくらくらするほど好きなところであります。『貴族の典型的なタイプ』『冷血で容赦しないというような人物』も嫌いではありません。貴族には献身、平民には冷血となるとちっぽけな人物になってしまいますが、ここを、愛する人には献身、ライバルには冷血で容赦しないとなってくれれば良いのですわ〜 ドキドキしながら読ませてもらいます。
毒ワイン周辺のアンドレの様子ですが、放埓もそこまでの余裕はなかったかも、どちらも考えられますね。色々な意見を聞いて考えを深めるのは楽しいし大切だと思いますが、最後にどうするかは作者さま次第ですから・・・ キャラ像についても然りですが、どう書いてはいけない、どこまで書いてはいけない等の線引きはありませんので、心の趣くままに自由に書いてくださいませ。


重層的魅力 投稿者:マリ子  投稿日:2005/11/14(月) 23:51:35
Juriさま

ラーキーさまのSS、緩急のつけ方が巧みであります。嵐の前の静けさというか、クライマックス前の導入部というか・・・ 今後の展開が楽しみです。

>もちろんジェロがプライドが高いのは、ただただ貴族だからということではなく、それを裏打ちする個人的自信があるからなんだと思っています。

そうですわっ、それです! その自信も単に貴族だからという単純なものではなしに、能力、技術全てに完璧である自信です。その鼻持ちならないほどの自信に溢れた彼が、プライドをかなぐり捨てて平民の従僕と真っ向真剣勝負をするところが良いのです。そこが取りも直さず彼の人間的大きさです。
『ジェロにはミルフィーユのパイ生地みたいに重層的な魅力』 本当にそうですね。Juriさま、上手い例えです。一言では言いきれない多重的な魅力ですね。そこをラーキーさまが、あますところなく書いてくださっています。
ジェロは悪役としての登場だったのでしょうが、それで終わらせてしまっては惜しいキャラです。悪役と善玉がはっきりくっきりしてる話は子供向けというか、つまらないですよね。ベルばらは子供向けではあったのでしょうが、大人になって読むとまた別の味があるという、そこら辺が実に魅力的です。ラーキーさまのSSはそういった大人になったベルばらファンを楽しませてくれるものですね。


夢は正直 投稿者:マリ子  投稿日:2005/11/14(月) 23:53:38
あもんさま

アンドレ追い詰めの第二弾はOさんであってもその影にジェロりんがいたわけですね。まあ、友達以上恋人未満の二人だけのぬくい関係に、突然婚約者が降ってわいてしまったので、激震が走るのも仕方ありませんが・・

>ジェロりんってさ、お貴族さんの恋の駆け引きというか男女間の色事には長けているんだけどさOさんに対してはそう言うテクニックはあまり使わず飽くまで正攻法攻めに徹してるのね。

恋の駆け引きやテクニックはお遊びでも、本気は正攻法。これが典雅な貴族でありながら本命はったった一人の男の姿ですわ。
『二人の絆の強さというか結び付きは見抜いた上でわざと心理攻撃をかけて煽ってる』 ジェロさまテクニシャンですね。でもその見抜く力、テクニシャンぶりが裏目に出てしまうことも・・・ でもアンドレはかなり翻弄されていますね。夢というものは潜在意識の表れるところですから、アンドレの苦悩が伝わってきます。ラーキーさま、そういったところの見せ方がお上手です。
『O&Aも昔と変わらぬ日常をすごしながらも当たり前だと思っていたことが当たり前には続かなくなる‥心に広がる未来への大きな不安…』 この部分、しんみりと心に染み入ってきます。そこが自分達を見つめることになるのですが・・・ OAの絆はしっかりしているだけに、今後の展開とアンドレの心理に思いが至りますね。


Re: 更新しました 投稿者:ラーキー  投稿日:2005/11/15(火) 01:44:51
Juri様

拙作お読みいただき、ありがとうございます。
Juri様とわたしのジェロ観、ずいぶん違っているのかなあと思っていたら、案外似ていたのですね、安心しました。

>私はジェロは「アンドレが平民なので見下す」というタイプではないとはっきり思っています。

アンドレファンの(オスカルファン、かな)方からこういうお言葉を聞くのは嬉しいですわ〜。

>でも表面とは違って実は味のある人だったというのも又単純かなという気がして…。(ラーキーさまがそうしておられるということではありませんので、念のため。)

あはは〜。実はこれ、ジェロファンとしては一番イタイところなのですわ(あの、わたしに言われた言葉とは思ってませんので、こちらの念のため)今回のSSを書く前から、ジェロメインのSSを書くたびにわたしのジェロっていい奴過ぎるのかしら…といつも気になっておりました。ジェロは単純な悪役ではないのはもちろんですが、その対極にある単によい奴というのでもなく、骨のある人物でありながら弱さとかちょっとした卑劣さとか(まじな卑劣はだめよ)そんな人間的な欠陥も持ち合わせたキャラとして描ければいいなというのがわたしの理想なのですわ。でもそれが難しいのですよね。好きなキャラはついついいい奴に書いてしまう、というのがあったりして。ミルフィーユのパイ生地…繊細なジェロにはぴったりの表現ですね。
ジェロに思い入ればりばりのわたしのSS、ジェロファンではない方の目から見て不愉快じゃないですか? 安心しました。今まで読んだ数々のSSの中で、特にアンドレファンの方が書かれるジェロは実にいやみなやつに書かれていたりすることがあって、そういうのを読むと不愉快〜な気分が残るのです。だからその逆も然り、なんだろうな〜と思っていたので。

コーヒーブレイクの入った今回のSSですが、コーヒーブレイクでないまじクライマックスをどう書いたらイイのかいまだイメージできません…(^◇^; この先どうなることやら不安でいっぱいなのですが、お付き合いのほどよろしくお願いします。


Re: L'embarras 〜当惑〜 今頃感想^^;  投稿者:ラーキー  投稿日:2005/11/15(火) 02:29:52
あもん様

お読みいただき、ありがとうございます。

>ジェロりんってさ、お貴族さんの恋の駆け引きというか男女間の色事には長けているんだけどさOさんに対してはそう言うテクニックはあまり使わず飽くまで正攻法攻めに徹してるのね。

はい。ジェロはオスカルには妙なテクニックは使わずあくまで正攻法なのです。でもね、それは正攻法がオスカルに対して一番効果的だということを知っているからで、本当に愛しているOにはテクニックを使いたくないというのはもちろん本音ながら、同時にそういう態度が一番効果的なことも十分承知してやってる…というところがオスカルの性格を熟知しているジェロの高等テクニック…なーんてつもりで書いたのですわ(はは…)

>負け戦の可能性大でしたプロポーズだけど、どうせ負けるのなら堂々と完敗して諦められる理由を自分に納得させたかったんだろ〜か‥

ここは微妙で…。ジェロは「アンドレに嫉妬した」なんて、いきなり負け覚悟か?と思わせる発言をするのですが、これは上記の通りOに対してあくまで正直でありたいというのがある一方、Oの心に入り込んで行くきっかけとして自分の不利な立場を逆手にとって上手に利用しているのです。オスカルがこういう率直さを認めることをジェロはよく知っているから。この一言がないとOの心情も聞き出せないし、会話はそこで終わってしまいますし。L'embarrasの会話では、最初にOが謝るというのはジェロの想定外だったにしても、そのあとはすべてジェロ主導で、ジェロの思い通りに会話が流れて行く…そんなつもりで書きました。オスカルに対しては飾らず偽らず正攻法なジェロですが、それでも真正直なオスカルに対して手練手管に長けたジェロは会話の流れにおいては遥かに優位、って感じかな。ただしこれが恋愛における優位になるかどうかは、別問
題なんですけどね。

いかん…ジェロのことになると、つい熱く語ってしまうわ…(^^;


Re: Un Reve 〜夢〜 感想〜(*^^)v  投稿者:ラーキー  投稿日:2005/11/15(火) 02:30:42
>某方の毒ワインサイドでA君は自分の苦しみ+Oさんの苦しみの解放を両方背負っちゃって死を選ぶみたいな描写があったけど、それも結構説得力あったな。

もしかして、わたしも読んだことあるサイドかも…。でも結局そうなるのですよね。わたしもいろいろ考えたけど(まだ考え中だけど)、アンドレのキャラとして絶対に自己中にはなりきれないと思うのです。オスカルをジェロに取られそうだから純粋に嫉妬から心中に走るって、やっぱり想像できない…。もちろん激しく嫉妬するアンドレは魅力的で好きですが、それで毒ワインとなるとただのストーカーみたいだし。アンドレの心情として、結局最後はジェロ個人も問題でなくなるんじゃないかなあ、今のところ思っております。
しかしアンドレモードに入ってぴたりと筆が止まってしまったわ…。アンドレの苦悩はまだまだ序の口。でも序の口じゃない苦悩ってどんなもんなのか、さっぱり分からないわ(^◇^;)



Re: 更新しました 投稿者:ラーキー  投稿日:2005/11/16(水) 01:48:11
マリ子様

きのうは途中で力尽きてしまいましたわ…。
いつもあたたかいお言葉ありがとうございます。ええ、もうマリ子様のお言葉がなければ今回の連載はじえったいに実現しなかったのですわ。感謝、感謝です。
で、ようやくアンドレモードに入ったのはいいけれど、サクサク書けたジェロモードの時と違って筆は滞りがち…ジェロはいけいけおせおせ、あとは野となれ山となれの一直線攻撃で書けばいいので単純だけど、アンドレはすごく難しい…。山ほど問題山積ですわ。前回問題にした、アンドレはやけを起こして放埓に走っただろうか、それともその真逆に、たった一人の世界にこもっていっただろうかという違いでもずいぶんイメージは変わるし、だいいち毒ワインの動機の決定的なものは何かということも揺れに揺れとりますです。周囲がすべてOの結婚に向かって行って、Oとさえ距離ができて(できたように思えて)、もはや死ぬしか…と思いつめたか…。あるいは周囲の圧力にOも同時に押しつぶされそうになっていて、自分自身とともにOの救済の意味も含めての決意であったか。これってぜんぜん方向性が違いますよね。かといって、Oが明確に結婚にNONの答えを出し切っているのなら、ジャルパパとて強硬手段になど出ないだろうから、じゃあどこから圧力がかかるの? ということになるし。はっきりしているのは、ワル役になれる人物はここでは誰もいないので、誰もがOに幸せになって欲しいという善意のもとに動いているということですよね。Oの幸福を願っているし、Oの意志を無視してまで強制的に結婚させようという人もいない。こんな愛に満ち溢れたジャル家において、いったいどこにアンドレを毒ワインにまで追い詰めるプレッシャーを求めればいいのでせう?
ああああ、頭がウニになりそう…。マリ子様、助けて〜。


連載に感謝 投稿者:マリ子  投稿日:2005/11/17(木) 23:11:46
ラーキーさま

ラーキーさまの書き込みはジェロに対する愛と観察力に溢れていて読むのがとても楽しいです。
『正攻法がオスカルに対して一番効果的だということを知っているから』『オスカルの性格を熟知しているジェロの高等テクニック』『Oの心に入り込んで行くきっかけとして自分の不利な立場を逆手にとって上手に利用している』『オスカルがこういう率直さを認めることをジェロはよく知っているから』『そのあとはすべてジェロ主導で、ジェロの思い通りに会話が流れて行く』 等々、話作りの裏側というものを見せてもらえたようで大変興味深いです。
これからどうアンドレが絡んでくるかですが、悩んでいらっしゃるようですね。でも悩んだ方が、濃くて、深くて、心に残るSSが書けると信じています。
ショコラから毒ワインに至る場面は、彼らの心理等を考えると本当に難しいですね。愛する人の命を奪う行為ですから、一筋縄ではいきませんわ。キャラによって書き易かったり書き難かったりあるものですが、私もジェロの方が書きやすいです。アンドレは難しかった・・ でも書いてみると、彼の心に降りていってみると、これがまた面白いです。

>アンドレのキャラとして絶対に自己中にはなりきれないと思うのです。オスカルをジェロに取られそうだから純粋に嫉妬から心中に走るって、やっぱり想像できない…。

ここはキャラのイメージを一気に崩してしまうくらいの勢いでいったらどうでしょう。私はアンドレは純粋に嫉妬から心中に走ったと思います。嫉妬というと御幣があるかもしれませんが、あくまでもオスカルを思うあまりの自分中心。自分とオスカルしか見えない状態であったと思います。ジェロに取られるというよりも、自分の手から零れ落ちてしまうオスカル・・・それを阻止するのはどうしたら・・といった完全密室状態というか・・ 『結局最後はジェロ個人も問題でなくなるんじゃないか』に賛成です。とことん追い詰めていくと最後は二人だけになる。見つめ、考えすぎると小さな点しか見えなくなるものです。
 
>あるいは周囲の圧力にOも同時に押しつぶされそうになっていて、自分自身とともにOの救済の意味も含めての決意であったか。

これは『Oの救済』というところが引っかかります。もちろん書き方によるのでしょうが、僭越でアンドレとは違うような気がします。


分けます 投稿者:マリ子  投稿日:2005/11/17(木) 23:15:15
>アンドレはやけを起こして放埓に走っただろうか、それともその真逆に、たった一人の世界にこもっていっただろうかという違いでもずいぶんイメージは変わるし

そうなるとむしろ放埓も良いかもしれません。あきらめようとしたり、まぎらわせようとしたり、あるいは自虐の意味を込めてとことん放埓に走る。一人で悶々も狂気が溜まりそうですが・・・

>かといって、Oが明確に結婚にNONの答えを出し切っているのなら、ジャルパパとて強硬手段になど出ないだろうから、じゃあどこから圧力がかかるの? 

これはもう家督を継ぐオスカルは婿を取らないとならないというお家の事情ではないでしょうか。ジャルパパはジェロの出現により、オスカルがNONと言おうがなんと言おうが娘を安全な巣の中に逃したい一人の親に過ぎなくなっています。オスカルが抵抗しても、時代といい身分といい、オスカルの自由意志が通ると楽観できる情勢ではないわけです。アンドレはオスカルと愛を確め合っているわけでもないし、たとえ愛し合っていたとしても彼女の結婚に関与できる立場ではありません。相手がジェロでなくてもいずれオスカルは結婚しなければならないのです。

>ワル役になれる人物はここでは誰もいないので、誰もがOに幸せになって欲しいという善意のもとに動いているということですよね。

ワル役はいなくても、それぞれが自分の意志を貫こうとするあまり軋みは生まれると思います。誰もがオスカルを愛している。でも愛を得るには善意や譲り合いをしていてはなりませんから、ここは与えるよりも奪う方向で・・・ 人物も、正攻法でありながらテクニックを使う彼(J)が魅力的であるように、欲するあまり利己的であったりする彼(A)も魅力的であります。いい人を書くのではなく、弱さや卑怯さや利己や、そういったものを含めて魅力的な人物を書いてくださいませ。

[465] アニばら.....オスカルの死  投稿者:mima  投稿日:2005/11/07(月) 04:07:48
皆様こんばんわ

地元の掲示板で、「アニばらのオスカルは(アンドレに対する)罪の意識を持ちつつ、自分の生き方を後悔しつつ死を迎える」という意見がありました。
私は吹き替え版を食事の支度をしながら横目で見ていた程度なので、そこまで深く見ていないのですが、オリジナル日本語版をシッカリとご覧になった皆様、アニばらオスカルはそこまで性格変更されていましたか?

細かい違いがあるのは知っていましたが、「与えられた生を悔いなく生きた」オスカルとは正反対で、このような解釈が外国で一般的になっていることにショックを受けております。(アニばらの方が断然、浸透しているのです)


アニばらのオスカル 投稿者:マリ子  投稿日:2005/11/09(水) 00:42:02
mimaさま

今はベルばらはアニメから入った人の方が多いのでしょうね。イタリアもベルばらと言えばアニメなのですね。

>地元の掲示板で、「アニばらのオスカルは(アンドレに対する)罪の意識を持ちつつ、自分の生き方を後悔しつつ死を迎える」という意見がありました。

アニばらのオスカルですが、アンドレに対する罪の意識の部分は、アンドレの気持ちに長い間気づいてやれなかった事を悔やんでいたと思います。でも自分の生き方を後悔しつつ死を迎えるということはなかったと思います。アニメオスカルの臨終はアンドレの元に行けることを喜びながら静かに息を引き取ったように描かれていました。
アニばらはオスカルだけでなくアンドレやアランやジェローデルも、まるっきり原作とは違う“アニメキャラ”になっていますので、私はそれはそれ、これはこれ、といった見方をしています。アニメの各論においては色々言いたいところもありますが、見ると見入ってしまうのもアニばらであります。
原作とアニメのオスカルは似ているようで、良く見ると非常に違っています。まるで性格の違う姉妹のような・・でもアニメはアニメで違和感なくオスカルになっていると思います。


後編&アニばら 投稿者:  投稿日:2005/11/09(水) 00:51:56
マリコさま
後編…拝見致しました。二人が登場しなくても、二人が辿った形跡が手に取る様に分かるSSでした。オスカルのドレスですが個人的にはオダリスク風のドレスより、ギリシャ神話に登場するドレスの方が好きです(^^;)
8巻のアンドレを偲んで慟哭し上を向いている時の絵です♪分かりますか?
天国では二人であのような格好をしているのかな(?_?)と妄想してしまいます(^^)
mimaさま
「謙虚さと強引さを兼備えている所」アンドレの魅力についてマリコさま同様共感して下さり有難う御座います♪押しても駄目なら引いてみなじゃないですが結局謙虚すぎても、強引過ぎても女性は駄目なんですよね〜(私だけ)
アニばらの件ですが、オスカルはアンドレが死んだ後、街を彷徨いながら「もっと早く愛している事に気づいていたら…」と後悔していましたが、自分の生き方は後悔していなかった様な〜すみません曖昧な回答しか出来なくて(><)
アニばらも、ヅカばらも原作にないシ〜ンが結構あり原作ファンの私も戸惑ってしまいます。イタリアでも「ベルばら」は大人気なのですね♪ファンとしては嬉しい反面間違った解釈をされてもショックですよね。原作が浸透する事を願っています。


再びカメ感想 投稿者:あもん  投稿日:2005/11/10(木) 13:48:39
最近スレ立ち早くて何処にくっ付くかマジ悩みますわ^^;

マリ子様

ご無沙汰しておりました。「誕生日のドレス」後編 up後直ぐに拝読したのですが再び今頃カメ感想でございます。
これ書く前に再読させて頂きましたが‥いや〜いいですね〜読めば読むほどにふか〜く心に染み入る作品ですわ。
予告どおり数々のドレスが正に主人公。オスカルもアンドレもマリアンヌもその場に存在しないのにもかかわらずドレス達が彼らの鮮やかな人生を語る‥凄いツボの発想です。
一つ々のドレスに籠められた職人の魂とそれを身に纏う者への深い愛情が溢れていて思わずため息…はあ〜〜
デザイン画に対で描かれていたアンドレの姿は二人の深い絆を早くに気付いたマリアンヌさんの願いというか…身分の差こそあれ何時か結ばれてほしいという無言の祈りみたいなものを強く感じました‥(感涙T_T)
たった一着しか袖を通さなかった数々のドレス。そのひとつ々をオスカルが纏う姿を妄想させてくれるのも読者の楽しみでしたが最後の婚礼衣装、アンドレと心を通じ合わせた後クローゼットに眠っていたこのドレスを見た彼女の心を考えると複雑です。彼の為にこれを纏う夢も見たんだろうな‥多分‥(T_T)
久しぶりにSS読んで泣いちゃったです。(いえ、バカなんでほっといて下さいませ。^^;)何時ものように妄想増幅SSを堪能させて頂き真に有難うございました。m(__)m
次回作も期待しております♥


アニばらオスカル 投稿者:mima  投稿日:2005/11/11(金) 21:52:33
マリ子さま、佑さま、ありがとうございます。

何かを語るとき、視点によって肯定的な印象を与えたり、否定的な印象を与えたりするものです。ですから、アニメや宝塚が、原作と違う面を持っていても、それはそれで平面を立体化させるのに一役買っていると思っています。
でも、同じ事を語っているのですから核の部分は変わらないと思うのです。
最期の時に「悔いのない人生だった」と思うか、「後悔と自責」の中で息を引き取るか....それまでの生き方の集約がなぜこうも違ってしまうのか?
私も佑さまの仰るように『オスカルはアンドレが死んだ後、街を彷徨いながら「もっと早く愛している事に気づいていたら…」と後悔していましたが、自分の生き方は後悔していなかった』と解釈していました。
原作が強烈に焼き付いている私だから、先入観でアニばらでもオスカルは自分の生き方に後悔はしていない、と思ったのか、受取側の国民性の違いで別のオスカル像ができあがったのか、はたまた翻訳時に選ばれた言葉によって印象が変わったのか???と思ったわけです。

最後に.....
後悔しつつ息を引き取るオスカルだから、アニメの方がより人間性にあふれている、という意見が圧倒的でした。
これって、やはり、臨終が近づくと最後の懺悔をするカトリック思想の裏返しなのでしょうか。

私はやはり、自分の最期には原作オスカルのように『一瞬たりとも悔いなく与えられた生をいきた』と思いたいです。


ありがとうございます 投稿者:マリ子  投稿日:2005/11/11(金) 23:48:18
佑さま

読んでくださりありがとうございます。
オスカル、アンドレが出てこない話はどうかと思いましたが、彼らの人に与える影響力といったものを書きたいと思い書きました。二人が辿った形跡を感じてもらえたら嬉しいです。

>個人的にはオダリスク風のドレスより、ギリシャ神話に登場するドレスの方が好きです(^^;)
>8巻のアンドレを偲んで慟哭し上を向いている時の絵です♪分かりますか?

オダリスク風のドレスは(19)70年代という年代を反映したデザインだったかもしれませんね。個人的にはもう少し露出度が高くても良かったのではないかと思います。ギリシャ神話風のドレスは私も大好きです。8巻の慟哭絵以外にも色々な場所に登場しますね。オスカルはオリンポスの神々と形容されるように、神話風ドレスが似合うと思います。もちろん傍らにいつもいるアンドレも・・! そう考え、話の中にそれ風なドレスも紛れ込ませてみました。(^^;)
美しくスタイルも良い二人は何を着ても似合ったと思います。扉絵にドレスを着た少女オスカルと照れる少年アンドレがあるのですが(詳しくは大事典を)あれも可愛くて大好きです。それから、抱き合う二人、アンドレの腕にブレスレットの衣装(40号扉絵)も良かったなと思ったら・・裸でした。彼らは脱いでも着ても良いのですわ。


感想、嬉しいです。 投稿者:マリ子  投稿日:2005/11/11(金) 23:51:14
あもんさま

読んでくださり感想をありがとうございます。好きで書いている話ですが、感想をいただけると、そのように読んでもらえたのかと感謝と感激でいっぱいになります。書いてよかったと思うのもこの時であります。

>オスカルもアンドレもマリアンヌもその場に存在しないのにもかかわらずドレス達が彼らの鮮やかな人生を語る‥凄いツボの発想です。

発想がツボと言ってもらえ嬉しいです。オリキャラ語りの上にオスカルアンドレが出てこないものですがら、どのように読んでもらえるか気になっていました。職人には、職人魂と二人に対する深い愛情を込めました。デザイン画の中は自由な世界なので、そこにアンドレと佇むオスカルの姿と、二人の深い絆を描き入れました。それはマリアンヌの願いであり、無言の祈りです。感じてもらえ嬉しいです。そしてそれは、取りも直さずファンの願いではないかと・・・
色々なドレスを登場させましたが、それを纏うオスカルの姿を妄想していただけたら本望です。『最後の婚礼衣装、アンドレと心を通じ合わせた後クローゼットに眠っていたこのドレスを見た彼女の心を考えると複雑です。彼の為にこれを纏う夢も見たんだろうな‥多分‥(T_T) 』 この部分妄想の余地ありますね。あもんさまの言葉から、いつか書こうと思ってるシーンに肉付けさせてもらいました。感想を頂いたり皆さまと話しているうちに感化されることしきりです。これからも感じたことがあれば教えてくださいませ。
『SS読んで泣いちゃったです』の言葉、胸に抱きしめましてございます。そのように言ってもらえたら書いた甲斐があるというものです。これからも『妄想増幅SS』と言ってもらえるよう頑張ります。どうぞまた読んでくださいませ。


アニばらオスカル 投稿者:マリ子  投稿日:2005/11/11(金) 23:53:49
mimaさま

私も原作が一番好きですが、アニメも映画も宝塚もそれぞれの視点を持っていて、多角的な見方をするのに一役買っていると思います。

>私も佑さまの仰るように『オスカルはアンドレが死んだ後、街を彷徨いながら「もっと早く愛している事に気づいていたら…」と後悔していましたが、自分の生き方は後悔していなかった』と解釈していました。

私もアニメを見た時の印象はそうでした。
『後悔しつつ息を引き取るオスカルだから、アニメの方がより人間性にあふれている、という意見』『臨終が近づくと最後の懺悔をするカトリック思想の裏返し』には、なるほどと頷きました。お国柄でしょうか。それとも私達の方に原作の像が刷り込まれているのでしょうか。
いずれにしても私はオスカルは『一瞬たりとも悔いなく与えられた生をいきた』と思います。

[464] サイドストーリーUPしました  投稿者:マリ子  投稿日:2005/11/02(水) 20:25:30
しばらく間があいてしまいましたが「誕生日のドレス」の−後編−をUPしました。
よろしければご覧ください。


Re: サイドストーリーUPしました 投稿者:ラーキー  投稿日:2005/11/03(木) 00:52:33
マリ子さま 

新作拝読しました! 誕生日のドレスの後編、一体どんなSSになるのかしら〜と思っていましたが、こう来ましたか〜(^^)妄想大王のマリ子様の想像力はいつも本当にすばらしいです。こんなSS、他には絶対にないわ。
最初ざざーっとスクロールしてみたけど、オスカルもアンドレも名前が出てこない…。そうか、2人とも出てこないのね…(;;)と思って実際に読んでみると、OAの顔も名前も知らない「私」の一人称語りなのに、2人の存在感がすごくあって。なんだかじーんとしてしまいました。たかがドレス、しかも本人が袖を通したことすらないドレスなのに、こんなにも人生があらわれるんですね。なんというか、ただのドレスに主人公はもちろん、OAの生き方を重ね合わせるって、ほんとすごい発想力です。堪能させていただきました。
最近自分で書いてばかりいるので、他の人が書いた上質のSSを読むとすごく新鮮だわ。また次の新作、お待ちしております。
ところで発酵中の色っぺーアンドレはどうなったのかしら…(ぼそっ)


私もデザインしました(懐) 投稿者:笙子  投稿日:2005/11/04(金) 18:39:58
おお〜お待ちしてました。

最初、誰の語りかわからなかったのですが、年月経過後のお話だったんですね。
ほんと、このような角度からのサイドは他にはないでしょう。マリ子さまならでは・・・です。

ドレスと言えば自分のを作った経験者(^_^;)ですが、あれって体力いるのです。なにしろ生地の面積が半端じゃないので、ミシン掛けはブンブン振り回してました。(何かの競技かいっ)
マリ子さまのお話読みましたら、奥から引っ張り出して着たくなりましたわ。それより、虫喰ってないだろうか。(おい)

・・・話が大幅に逸れてます。

必ずやアンドレが側に寄り添っていたデザイン画。
2人の背丈のバランス抜群だから、またイイでしょうね。
2人を遠くから観て、身分さえ違わなかったらお似合いだと思っていた人たちは多かったことと思います。
そんな角度からのサイドは大好きです。
またよろしくお願いいたします。


ありがとうございます 投稿者:マリ子  投稿日:2005/11/04(金) 22:40:57
ラーキーさま

読んでくださりありがとうございます。またまた超へき地サイドになってしまいました。(^^;) オスカルが欲しがったわけではないのにジェルジェ家にはオスカルの沢山ドレスがあって、それらはどうやって作られたのだろうと妄想していたら、こんなへき地まで妄想がはびこってしまいました。

>OAの顔も名前も知らない「私」の一人称語りなのに、2人の存在感がすごくあって。なんだかじーんとしてしまいました。

物には魂が宿ると言います。OAに関わった人物が心を込め、人生をかけて作った物は雄弁に語るに違いないと思い、そう書きました。OAは画の中にしか出てきませんが、二人の存在感を感じてもらえればこんなに嬉しいことはありません。
OAを書きたくて語り部の職人を出しましたが、その後の世界を妄想旅行してしましました。OAの顔しか知らない者、或いは名前しか知らない者でも、何か関わりがあれば、文献の中や歴史の中や、はたまた自分の家の倉庫からそれを発掘し、存在を感じる者が出てきてもおかしくないと思います。「彼」は全てを知ったわけではありませんが、一面を、ある意味真実の部分を知り悟ったというわけです。
ラーキーさまから上質のSSと言ってもらえ感激しています。これからも精進したいです。発酵中のブツは蔵にしまいしましてございます。(^^;)


布と戯れる競技 投稿者:マリ子  投稿日:2005/11/04(金) 22:45:12
笙子さま

読んでくださりありがとうございます。しょうもないへき地サイドですが、こんな角度から書くのは好きであります。
笙子さまがドレスやスーツやカシミヤコートや高級洋装品を縫っていらしたと聞いた時から、実はいつか書いてみたいと思っていたSSであります。(^^;) ただ私は不器用で、そういった経験がないので難儀しましたわ。美しい布と戯れる世界に憧れがありますが『ブンブン振り回す』『何かの競技かいっ』(ウケました)というように、実際は大変な仕事ですね。笙子さまの奥にしまってる作品を見たい私です。

>必ずやアンドレが側に寄り添っていたデザイン画。
>2人の背丈のバランス抜群だから、またイイでしょうね。

美意識の高い人はきっと絵も上手に違いないと思い、絵の中にOAを配置してみました。こんな絵が残っていたら良いのにという願望も入っています。 『2人を遠くから観て、身分さえ違わなかったらお似合いだと思っていた人たちは多かったことと思います』 本当にそうでしょうね。最初の出だしは、ばあやであっても、このドレス達が生まれた原点はそこであります。お似合いの二人に着せたい、或いはそんな姿が見たい・・などなど・・
笙子さまからはイラストや話から色々な刺激をもらってます。世界を広げてくださり感謝しています。(^.^)v


Re: サイドストーリーUPしました 投稿者:真織@拝読致しました~  投稿日:2005/11/05(土) 12:04:12
マリ子さまこんにちは♪


マリアンヌの人となりを読みながら、勿論、彼女の素養も会ったんだろうけれど、ジャルジェの家に居た事、(ポリニャック家ではなくて(わははははは)オスカル達(アンドレも含め~♪)のオーラ?というか、空気を浴びながら居た彼女でさえ、今回の革命後の人々にとっては、そう映るのだから、其処から想像されるオスカル達っていうのは、本当に、一般の人からすれば非常に綺羅の人だったのだろうな〜と考えておりました(あえて一般なんですが、、、でも、多分この彼は、それでも、とても素晴らしい審美眼と、教養を備えたこの時代でも良い暮らしをしている人でもあるかな?とも思うんですが(そしてお客様はこの時代のセレブ?)
そして並んだ美しいドレスの数々。魂を込めて作ったドレス。彼女を思う母や、乳母、マリアンヌだけでなく、若しかしたらそのドレスの存在を軽んじているように映ったオスカルの思い(ばあやがいつも、これ着ろ~~~と引きずり、着れるか~~!と蹴ってたあのシーンとか(笑))とか生き方とか全てがドレスに魂を引き継ぐ様に、彼の前に現れたんだろうな〜と。(こう来たか~~~!って感じでした♪本当ふふふふふ。)
ドレスに紡がれた想いが、時を巡って、甦り、それは、どこかで、オスカル達の死ではなく、また再生?かな〜って。(あ~~何を言っているか解らない分ですが)
本当、ありがとうございました~♪また(←鬼か私は。。。笑)お願いしますね♪では♪


誤字が多くて、、ごめんなさい 投稿者:真織@拝読致しました~  投稿日:2005/11/05(土) 17:53:11
会った→あった、、、です。(><)ひゃ〜〜〜!またやってもウタ。。


Re: サイドストーリーUPしました 投稿者:Juri  投稿日:2005/11/05(土) 23:29:45
マリ子さま、ご無沙汰しておりました。新作読ませて頂きました。とても静謐な物語で読後しばらくその世界の余韻にしみじみ浸っておりました。

アンティークを手に取る人には、それが色々いわくあるものであるということは感じながらも、それを持っていた人がどんな人生を送り、どういう経緯で今それが自分の手元にあるのかということは、たいてい知ることができません。
続編がマリアンヌの死後、彼女の孫息子の世代になって、彼がオスカルにまつわるドレスの秘密を想像するというところは、本当にひっそりと秘密の小箱が開けられた…という感じで、BGMに古いオルゴールの音色が聞こえてきそうな気がしました。
几帳面なマリアンヌがそれらのドレスにつき、記録を残していないというところも良いですね。それはマリアンヌが、オスカルのドレス作りを単なる仕事のひとつとはみなしていなかったということですよね? 
年に一度のオスカルのドレス作りはマリアンヌにとっても精魂傾けたものであったと思うし、彼女のプライベートな歴史とも重なっていたと思います。この「記録が残っていない」というところがツボだわ。事細かに書かれていたら興醒めですもの。
アンドレが常にデザイン画の背後に描かれていたというところも素敵〜。原作ではついにドレスを着た彼女の手を取ることは叶わなかった彼…。う〜ん、なんだかなんだかですわ。(←言葉に出来ない。)
ラストシーンの『パイとお茶をいただこう』『娘からは甘いパイの匂いがした』というところも、娘の手を引いて、ひと時いた異空間から日常生活に戻っていく語り部の後ろ姿が目に浮かんでくるようで、まるで映画を観ているような気分になりました。本当にパタンと扉が閉まるのを部屋の中から姿を消した自分が見ているようで…。そして字幕に出る「fin」。 素敵だわ〜。もう拍手喝采です!
白い高級生地を思わせる壁紙もSSにぴったりでした。ありがとうございました。




続きです・・ 投稿者:Juri  投稿日:2005/11/05(土) 23:31:55
ラーキーさま
書き込む余裕がちょっとなかったのですが、しっかり拝読させて頂いております。
なんや(関西弁)ちょっと引き気味な(私にはそう思えるので…ゴメンナサイ)優しいジェロ解釈をしておられる感じですが(ジェロファンだったらそうなりますよね。それは頷けます)確かにジェロは上っ面だけではない優しい面も持っているとは思いますが、彼は美意識のヒジョーに高いお貴族さまよ! プライドの高さではアンドレの比なんてもんじゃないと思っております。
それでアンドレに容赦はしないファイタ〜なジェロを期待してます! 個人的には二人で空中で、真空飛び膝蹴り(?)なんぞでもやって欲しい感じです。そうすると違う漫画になってしまうか…(>_<)



ありがとうございます 投稿者:マリ子  投稿日:2005/11/06(日) 17:29:32
真織さま

いらっしゃいませ♪ 読んでくださりありがとうございます。
語り部ですが、一職人ではあっても長い間ジャルジェ家と関わる人物なので、ジャルジェ家の人や家風に重なる考え方や価値観を持った人間ということを意識して書きました。ポリニャック家では使い物にならなくても、ジャルジェ家だからこそ、長く付き合いが続いたというか・・ 富や名声といったことには関与せず、良いドレスが作りたいという自己の真実のみに従い一瞬たりとも悔いなく与えられた生を生きたから・・・なんて(わははは) その結果マリアンヌはたたき上げで成功して(そこにはジャルジェ家の大いなる支援があったと思うのですが) 彼はそれを守り抜く三代目。「彼」は審美眼を持った人間であるようにとは思いましたが、店以外の部分は非常に慎ましいのです。(^.^)

>彼女を思う母や、乳母、マリアンヌだけでなく、若しかしたらそのドレスの存在を軽んじているように映ったオスカルの思い(ばあやがいつも、これ着ろ~~~と引きずり、着れるか~~!と蹴ってたあのシーンとか(笑))とか生き方とか全てがドレスに魂を引き継ぐ様に、彼の前に現れたんだろうな〜と。(こう来たか~~~!って感じでした♪本当ふふふふふ。)

原作ではドレスは引きずられ、蹴られ、投げられていますが、SSで書いたような部分があっても良いかと思いまして・・ たかがドレス、されどドレス、様々な人の想いや生き方が込められていただろうと思います。『思いや生き方とか全てがドレスに魂を引き継ぐ様に、彼の前に現れた』と読みとってもらえ感激です。
紡がれた想いが、時を巡って、甦った時、それは再生になる。真織さまのお言葉、胸にしみました。ありがとうございます。


想いは永遠に・・・ 投稿者:マリ子  投稿日:2005/11/06(日) 17:33:15
Juriさま

読んでくださりありがとうございます。読後の余韻に浸ってくださればこんなに嬉しいことはありません。

>続編がマリアンヌの死後、彼女の孫息子の世代になって、彼がオスカルにまつわるドレスの秘密を想像するというところは、本当にひっそりと秘密の小箱が開けられた…という感じで、BGMに古いオルゴールの音色が聞こえてきそうな気がしました。

孫の世代になっても秘密の小箱の中は少しも色褪せることはない。そんな世界を書きたかったので、そのように言ってもらえ感激です。マリアンヌが記録を残していないというところも意識してそう書きました。最初は請け負った仕事であっても、彼女の中では単なる仕事ではなく、このドレス作りはそれを超えたところにあるのです。彼女は無心であった。だから記録はいらない・・(ツボと言ってもらえ嬉しいです) その代わりにデザイン画を残してみました。原作では叶わなかった処をデザイン画の中に表現したのですが、実際にアンドレの為にドレスを着ることがあっても・・・と思ってしまいますね。
『まるで映画を観ているような気分』といってもらえるのは本当に嬉しいです。頭に浮んだ画像をどう文字にするか、いつも四苦八苦していますので。物語の「彼」はドレスを見つけ、祖母の思いをくみ取り、ドレスの秘密を想像するところまでですが、この「娘」が何かの拍子に文献か記録の中に歴史に沈んだ女のフランス衛兵隊長を見つけ、祖母の顧客リストの中にジャルジェ家の名前を見つける。家に古くから伝えられる曾祖母の縫ったドレス。「まさか」と「ありえるかも」の間で揺れ動くうちに、別の記録にジャルジェ家従僕でフランス衛兵隊員の姿を認めた時、デザイン画の中の二人の存在に辿り着く・・・・ 「でも断言はできないのだ」(Fin) な〜んて余計なことまで妄想してしまいます。失礼しました〜(^^;)
今度はがらりと違った話を書くつもりです。どうなるかわかりませんがまた読んでくださいませ。壁紙もイメージに合った物が借りられました。素材屋さんに感謝です。


Re: サイドストーリーUPしました 投稿者:あみ  投稿日:2005/11/07(月) 00:45:40
マリ子さま、皆様こんばんは。

マリ子さま、新作拝読いたしました。人というのは本当に大切な思い出はずっと心の中にしまったまま静かに世を去っていくのかもしれない。そして遺された物は、時としてその大切な想いを言葉以上に物語るのかもしれない。そう思いました。上でラーキー様がおっしゃっているように、OAや、彼らを直接知る者が登場しないにもかかわらず、オスカル、アンドレがその昔、紛れもなく存在したと強く感じるお話でした。オスカルのために作られたドレスの数々。マリアンヌのオスカルへの想いの深さを物語ると同様、彼女自身が生きてきた軌跡でもありますよね。ドレスの変遷を見ると、年を経るごとに少女から大人の女になっていくオスカルの様子が目に浮かぶようです。そしてデザイン画の中にいつもオスカルと共にいるアンドレ。彼らの身分や階級の差を語らない絵であるだけに、二人がどれほどの絆で結ばれていたのかがより鮮明に現れていたのかもしれませんね。オダリスク風のドレス、マリ子さまは「白」と解釈していらっしゃるのですね。私も白、もしくは薄い青系と思っていたので、ここの描写はとても興味深いものでした。(何しろ個人的にはオスカルさまの軍服は白が一番好き^0^)シンプルでありながら個性的で余計な飾りがないドレスの数々、オスカルにはさぞ似合ったことでしょう。(袖を通したのは一着だけだったけど・・・)他のドレスと同様、袖を通すことがなかった婚礼衣装。オスカル自身はこのドレスの存在を知らなかったでしょうが、心から愛する人との結婚式で婚礼衣装を纏いたいと思ったこともあったのでしょうか。叶わぬことを承知で。

<今度はがらりと違った話を書くつもりです。>

わーい!今から期待していますよー。楽しみにしてますぅ。



Re: サイドストーリーUPしました 投稿者:さくや  投稿日:2005/11/08(火) 22:38:44
マリ子さま
新作、拝読致しました。ほぅぅぅっと長いため息を夢見心地でついてしまうような、本当に、本当に、美しい作品だと思いました。
読ませていただいていて、私はオスカルさまのドレスが縫える彼女が、また自分の魂を込められるような作品を、オスカルという媒体を得て、次々とイマジネーションをうけ、生み出せる彼女が、とても羨ましく思えました。
後編でドレスを次々と開いていくシーンで、「ああ、私が本当に羨ましく思っているのはマリ子さまだわ」とわかりました。マリ子さまはオスカルさまのドレスをデザインされ、縫われたのですわ。
パリの街や、豪華なロココの時代、貧しいお針子(または創作者)の気持ちとか、胸にせまりくるような作品だと思います。
本当にありがとうございました。


ファンの想いを重ねてみました 投稿者:マリ子  投稿日:2005/11/08(火) 23:47:51
あみさま

読んでくださりありがとうございます。オスカル、アンドレの登場しない話にもかかわらず、彼らの存在を感じてもらえ嬉しいです。

>人というのは本当に大切な思い出はずっと心の中にしまったまま静かに世を去っていくのかもしれない。そして遺された物は、時としてその大切な想いを言葉以上に物語るのかもしれない。そう思いました。

職人の姿を介しましたが、言いたかった究極のところはそこであります。胸に抱きしめる大切な思い出・・人は去っても魂のこもった物は雄弁に語り、そこに込められた想いは永遠である。そして人は一人ではない。生きることは関わりあうこと・・ 『マリアンヌのオスカルへの想いの深さ』は『彼女自身が生きてきた軌跡』であります。ファンの想いをマリアンヌに重ねてみました。
ドレスの変遷やそれを描写することによってオスカル像を書いてみましたが、オスカルの姿を目に浮かべてもらえれば大成功です。
後の話に、どうしてもOAをどこかにと入れたいと思い、デザイン画の中に置きましたが『絵は彼らの身分や階級の差を語らないだけに、二人がどれほどの絆で結ばれていたのかがより鮮明に現れていたのかもしれない』とのあみさまの指摘にしみじみ感じ入りました。
オダリスク風のドレスは私の中では最初から「白」のイメージでした。白に金糸の飾り。オスカルはどうしても「白」なのです。私も軍服は大尉時代の「白」軍服が一番好きです。きっとオスカルは自分でドレスを選んだと思うので、一番似合うのは白かな・・と・・ 薄い青系も似合いそうですね。美しい人は何を着ても似合うだろうと、願望含め色々なドレスを登場させてしまいました。(^.^)  原作ではフェルゼンの為にドレスを纏いますが、婚礼衣装はぜひアンドレの為にとSSの中に入れした。
がらりと違った話、書けるように頑張ります。また読んでくださいませ。


ありがとうございます 投稿者:マリ子  投稿日:2005/11/09(水) 00:37:56
さくやさま

すれ違っていましたわ。ようこそお越しくださいました。オスカルのドレスにまつわる話はいつか書いてみたいと思っていたものです。読んでくださり感想をありがとうございます。
オスカル、アンドレの出てこないオリキャラ語りのへき地サイドでありますが、ため息、夢見心地と言ってもらえ感激しています。

>読ませていただいていて、私はオスカルさまのドレスが縫える彼女が、また自分の魂を込められるような作品を、オスカルという媒体を得て、次々とイマジネーションをうけ、生み出せる彼女が、とても羨ましく思えました。

出会いの妙というか、情熱を傾けられる対象を持った時、職人や芸術家といった者達は才能をより開花させることができるのではないかと思い、またオスカルはそれほど魅力ある人物だ!と言いたいくて、そう書きました。マリアンヌにはファンフィクションをしているファンの気持ちを投影して書いていました。ベルばらに魅せられた者は、とりこになってしまうというか、多かれ少なかれこんなふうになっているのではないかと思います。(わかっていただけると思います) 後編のドレスを開けていくシーンではオスカルに着せてみたい、似合いそうなドレスを好きなだけ書いてしまいました。(^.^)
『貧しいお針子』『パリの街』『豪華なロココの時代』 書きたかったところです。その部分を感じてもらえ感激です。時代を織り込んだり、多角的な視点から見た物語を書きたいと思っています。(お気づきかも知れませんがこれは「最後のドレス」の前半に出てくる店の女主人です) これからもどうぞよろしくお願いします。

[463] 出遅れました  投稿者:ぽちぽち  投稿日:2005/10/31(月) 12:18:41
おひさしぶりです。
家のほうがいろいろとごたついていてなかなかパソコンに向かう時間がとれなくて、しばらくご無沙汰していました。
と思ったら、ラーキーさまの新作がっ!
あああっ、出遅れてしまった〜。BBSも盛り上がっていて、読むだけでも一苦労なくらいですね。遅ればせながら賞賛の声を献上させてくださいませ。

新作「L'embarras」、原作にはまったくなかった場面ですが、これほど原作イメージはそのままに、キャラクター達が生き生きと語っているのは本当に素晴らしいとしか申せません!
『結婚を拒絶するのにアンドレは関係ないと言い切るオスカル』、私もマリ子さま同様、オスカルらしいと思います。この時点では、まだどこかオスカルは自分の気持ちと向き合っていなかったような気がします。ブラビリ事件でアンドレの気持ちはわかり、応えられない自分を申し訳ないと思ってはいるが、じゃあ自分が彼をどうおもっているかということは突き詰めて考えてはいなかったのではないでしょうか。また、オスカルにとってはアンドレは一緒にいるのがあたりまえな存在なので、「彼の身分に相応しいもっと別の幸福」などというものは思ってもみない。そこをジェロに指摘され、初めてアンドレの存在の意味や、自分の気持ちについて思いをいたしはじめる、、、ジェロの言葉は、いままで封印してきた女性としての感情を氷解させる大きなきっかけになった、とても説得力のあるくだりですね。ああ、でも自分の言葉によって愛する女性が恋敵との絆に気付いてしまうなんて・・・ジェロ、なんて不憫なんでしょう。でもでも、そこで卑怯なまねができないところがオスカルを本当に誠実に愛していたということなのでしょうね・・・。


続きです 投稿者:ぽちぽち  投稿日:2005/10/31(月) 12:24:46
そして今回は「男前なジェロ」にすっかりやられてしまいました〜。
「アンドレに嫉妬した」と率直に告げるところ、なかば強引にされた手への口付け、なのにあっさりとその手を開放する・・・。
「友人としてみていた男から不意に強引に愛を告げられる」ってかなり女としてはツボではないでしょうか(私だけ・・・じゃないですよね?)原作ではそれなりに強引な行動もありましたが、あの洗練された物腰から逸脱することはありませんでした。でもこの手への口付け、たかが手、されどこの色っぽさはどうでしょう。ジェロの生々しい男らしさが感じられて充分に堪能させていただきました。
私もOA至上主義ですが、「このままこの2人の恋のかけひきをみた〜い!」という欲求にかられました。もう少しこの強引で男前なジェロをみていたいですわ。でもこれからアンドレモードなのですね、、、すこし残念なような、、、。
本来はラテン男のアンドレ、好きな女にはこのように口説いていたかも、、、それがゆるされないからブラビリだったのかしら、、、。
想いが通じ合ってからの包容力バリバリのアンドレもいいですが、私としてはそれにいたるまでの身もだえアンドレが非常にツボなので、今後がとても楽しみです〜。

毒ワイン周辺でアンドレが物理的にオスカルさま一筋だったかどうか・・・、私は「一筋」に一票です。「放埓アンドレ」も非常に見たいですが、やはりあそこまでいくにはかなり追い詰められて逃げ場のない状況だったのではないかと・・・。
なんだか変な話になりますが、以前学生時代に男友達と「男はどれくらい童貞でいてもまともでいられるか」みたいな話になって(これはですね〜、私はほとんど男子校状態の学校に通っていたので、私の前でも平気でこのような会話がされていたからなのです)、およそ30歳というのがその場の意見でした。それで、なんとなく私はアンドレのキレっぷりをみると池田先生のコメントを知るまでは「アンドレは童貞」、そして知った後は「若いころにせいぜい数回程度でその後は一筋」説なのです。へんな根拠ですみません。でも、アンドレのロマンチストぶりを見るにつけて、なかなか愛情と性欲を分けて考えることはできなさそうなキャラクターかなと思います・・・。皆様のいろんなご意見が聞きたいです〜。

下のスレと内容がかぶってしまいました。タイトル的に別かしらと思って別スレを立てたのですが、スレッドを複雑化させてしまいました。お許しください・・・。


お貴族ジェロさま 投稿者:マリ子  投稿日:2005/11/01(火) 01:19:22
ぽちぽちさま

いらっしゃいませ。ラーキーさまの作品を楽しんでいただけたようで何よりです。ラーキーさまはジェロさまへの造詣の深い方ですから、原作の通り、洗練された物腰の貴族そのままでありながら、少し強引で、それでいて優雅で、危険な色香を隠し持つジェロさまを書いてくださいました。堪能されたと思います。手に口づけがこれほど色っぽいとは。これは貴族ならではのジェロさまの仕草ですね。物語もこれからより深まってきます。どんな展開になっていくか楽しみです。

>この時点では、まだどこかオスカルは自分の気持ちと向き合っていなかったような気がします。

ぽちぽちさまの上記以下の文章、まったくその通りだと頷いています。ここは自分の気持ちと向き合っていなかったオスカルがそれに気づいていくシーンですから、原作の中でも非常に興味深い部分です。
また、学生時代の男友達の貴重な意見もありがとうございます。男子学生もこんな話をするのですね。でもきっと彼らはその時30才以下だったはず、後で意見が変わったかもしれませんね。
私もベルサイト嵌った時は「アンドレは一途でお初」と信じていました。それが皆様と意見交換しているうちにそんなことはないだろうとなり、それではどういったシチュが考えられるかとなり、随分考えが変わったものです。その時の考えを書いたのが「星月夜」なのですが、ぽちぽちさまも「説」が変わる可能性があるやもしれません。でもそういった放埓な妄想が出来るのが大人になったファンの美味しいところです。
記事は長くなりがちなので適当なところで区切って上にきてくださると助かります。どこに書こうと決まりはありませんのでどうぞ気楽に書き込みくださいませ。


Re: 出遅れました 投稿者:ラーキー  投稿日:2005/11/03(木) 01:32:40
ぽちぽち様

お読みいただき、ありがとうございます!
ジェロファンのぽちぽち様、ジェロ的ツボ(ジェロにしびれるツボ)がわたしと似ているので、嬉しいです〜。

>「アンドレに嫉妬した」と率直に告げるところ、なかば強引にされた手への口付け、なのにあっさりとその手を開放する・・・。

はいはいはい。そうなの、そうなの〜(なにが?)ジェロは社交界の美辞麗句にも恋の手練手管にも精通しているのですが、オスカルに対するときだけは自分を偽らないでおこう、自分をさらけ出そうとしているというのがわたしのイメージなんです。だから今まではオブラートに包んで遠まわしに言っていたようなことも、自分の欠点さえも、包み隠さず率直に言う。そこのところを魅力と感じてもらえて嬉しいです。
手への口付けは色っぽかったですか。よかった〜。ジェロにはアンドレのブラビリ事件のような大それたことはできないし、オスカルに対してとれる行動って限られているのですけど、そこで最大限にフェロモンを発揮してもらいたかったのですわ。自分で書いてて言うのもなんだけど、あんな風に手にキスされたら、オスカルだってとても冷静じゃいられないと思うんだけどな…。最初はオスカル側の反応も描いていたのですが、それは読者の想像に任せることにして削除しました。

>私もOA至上主義ですが、「このままこの2人の恋のかけひきをみた〜い!」という欲求にかられました。もう少しこの強引で男前なジェロをみていたいですわ。でもこれからアンドレモードなのですね、、、すこし残念なような、、、。

ジェロファンのわたくし、アンドレファンの皆様の非難を受けてもさらにJOツーショットを書くつもりでいましたが、ぽちぽち様のお言葉で勇気百倍、がぜんやる気が出てきました。わたしはジェロファンのくせに、0.2秒とはいえオスカル様がジェロに接吻を許す、という唐突な流れが納得できなかったのです。怒りまくっていた相手に、いくら口説きが上手だからって、キスなんて。だから、原作には書かれていないけれど、ここにいたるまでには、いろいろ助走があったと思うのですよ。ジェロを愛することはできないし、行きがかり上反発もしているけれど、実際は男性としても人間としてももちろん嫌いじゃないし、魅力を感じる部分もある。そうでなきゃ、あのオスカル様が口説きだけで簡単に陥落しかけるはずががございません。

なんか急激な眠気が…続きはまた明日〜




美辞麗句よりも・・ 投稿者:マリ子  投稿日:2005/11/04(金) 22:38:28
ラーキーさま

ジェロさまを自然な形で素敵に書いてくださりありがとうございます。

>ジェロは社交界の美辞麗句にも恋の手練手管にも精通しているのですが、オスカルに対するときだけは自分を偽らないでおこう、自分をさらけ出そうとしているというのがわたしのイメージなんです。

こういったところ、オスカルを特別扱いしているところがジェロさまらしいです。貴族社交界で育てたものと元々自分の中にある素直な部分とをきっちり区別しているというか・・・
『あんな風に手にキスされたら、オスカルだってとても冷静じゃいられないと思う』『最初はオスカル側の反応も描いていたのですが、それは読者の想像に任せることにして削除しました』 オスカルのとった動作や言葉で充分オスカルの心が読み取れます。こういった読者の想像に委ねてくださる部分、嬉しいです。想像できますもの。
JOツーショットどんどん書いてくださいませ。『怒りまくっていた相手に、いくら口説きが上手だからって、キスなんて』 この部分の唐突さを納得させてくれる展開を望みます。ぐらぐらきているのはアンドレだけでなない! そうでしょう、ジェロさまはそれくらいの人物ですもの。揺れるオスカルの気持ちがアンドレに伝わる。ジェロを好きになるというのではなくとも、オスカルは真剣に考えたと思うので・・ その揺れがアンドレに影響しないわけはありませんから・・ ラーキーさまの鋭い洞察を形にした続編を楽しみにしています。

[462] マリア・テレジアとマリー・アントワネット展    投稿者:マリ子  投稿日:2005/10/28(金) 19:28:23
池袋で開催されているマリア・テレジアとマリー・アントワネット展に行ってきました。
東京での開催は今月一杯と短くて、何日もないのですが、来年3月に千葉で、4月〜5月上旬にかけて横浜で、6月に名古屋で、8月末から9上旬に新潟で開催されるようです。

こちらサイトになります。

http://www.nhk-sc.or.jp/event/marie/

会場自体はそれほど大きくはないのですが、展示品がどれも内容の濃い貴重なものばかりでした。
当時の衣装の数々や肖像画は勿論、マリア・テレジアにあてたマリー・アントワネット直筆の手紙やマリアテ・レジアの遺品や遺髪、マリア・テレジアの菩提寺でもあるシュテファン大聖堂のお宝など、見所は沢山です。陶器や銀器、日本の伊万里焼きの逸品なども・・
また、会場にマリー・アントワネットの手形を蝋で取ったものがありました。手の質感も生々しく、爪など非常にリアルでした。どちらかというと小さめで、たおやかで優しげな手ではありましたが、ごく普通の女性の手。どこにでもいる普通の女であったのだと今さらながら感じ入りました。
全く違う人生を歩むことになった親子。その生涯を考えると感慨深いものがあります。
お近くの方はぜひご覧になってはいかがでしょう。


通るべき道 投稿者:笙子  投稿日:2005/10/30(日) 16:46:01
マリ子さま

御無沙汰してしまいました。
「マリア・テレジアとマリー・アントワネット展」近くだったら行きたかったなあ〜(T^T)

>私はオスカルさま大好きですが「ブラビリ」と「毒殺」では「アンドレ何て素敵な事を…」と思いました。

(^_^;)ステキですよね。ははは。
アレが無くては、二転三転がございませんものね。
オスカルさまファンだからと、あのシーンを「アンドレったらなんちゅーことを!」と思われるのはどうかと・・・だって、結果的にはオスカル嬢が愛する男なワケですものね。ああいった刺激的イベントを否定してたんでは、物語が成り立ちませんし。


ラーキーさま
素晴らしい続編をありがとうございます。ジェローデルのオトコっぷりがしびれます。彼は女を見る眼が高いので、好きになればその人の内面から見抜いていき、かつ、理解しようとするように身体が出来ているのだわ。
今後のアンドレの男っぷりも楽しみです。

ベルばらキャラの「誰ゾのファン」とかよく言いますが、私はこの人のファンだからあの人が嫌いとか、そういうのは無いのです。
誰かが欠けては物語が成り立たないし、数ある過激イベントも通るべき道ですし。
でも、フェルゼンは嫌いではないけれど、興味がないって方多いですよね。もしかしたら、オスカル嬢に唯一、女として惚れなかったのが、彼だけってのが引っかかるのかもしれないなあ〜。(^_^;)

ベルばらに出演してる男性キャラは皆さん魅力的ですわ。(~~)


下の話題ですが 投稿者:ラーキー  投稿日:2005/10/31(月) 00:06:56
mima様

仏版OAの声を聞けるサイト…素敵。でもうちのボロPC、スピーカーを接続してないのよね(泣)なんとか、聞いてみたいものです。うわさによると、アンドレがジェロパパの刃からオスカルを守る場面のフランス語がとっても激しくて素敵だとか。アニばらのあの場面、たしか貴族がどーたら平民がこーたらとかいうアンドレらしからぬ台詞だったと思うのですが(違ったかな)、フランス語なら意味がわからないからオッケーですわ。アンドレの激しいフランス語…(ぽっ)

あみ様

お読みいただきありがとうございます。
ジェロ物語…ええ、わたしもできればそんなのを書きたいのですが、ジェロをまじに書こうと思えば思うほどOAの絆がクローズアップされてしまうのですわ…。ほんと、損な役回りのジェロです。

>アンドレをかばう為にあとさき考えずに私室にジェローデルを呼び入れたオスカル。いつもは冷静なオスカルがアンドレのこととなると我を忘れてムキになってしまう。ツボです。

ツボですか〜。嬉しいです。この場面、実はJOのツーショットを書くために考え出したものなのです。オスカルはジェロを避けているだろうから、普通にツーショットの場面はちょっと考えられない。で、どういう状況ならオスカルはジェロとツーショットになるだろうかと。オスカルがアンドレのためにジェロに謝罪するという設定、自分ではなかなかの思い付きだと思いつつ、でも一方で不自然じゃないかしら…という不安もありました。だからここのところでオスカルらしさを感じとってもらえたら嬉しいです(^^)v 最初はJOツーショットを書くために考えた設定ですが、書いているうちに自然とOAの絆の強さがクローズアップされてしまうのですよね…。ほんと、この2人は何があっても引き離せないカップルですわ。ジェロは最初から勝ち目のない勝負に挑んでいたのね…(でも、そんなジェロが好き)


Re: マリア・テレジアとマリー・アントワネット展   投稿者:ラーキー  投稿日:2005/10/31(月) 00:44:32
マリ子様

わたしもマリア・テレジアとマリー・アントワネット展、大阪で行ってきましたわ。そごう百貨店での展示で、会場はそんなに広くなかったのですが、けっこう人が多かったのにはびっくり。ベルファンばかりが来るのかしら…と思っていたら(おいおい)、ずいぶん年配の方も多かったです。
アントワネットの手。とても小さくて、女性らしいたおやかな感じでしたね。ツメも短く切りそろえて(当時ではそれが普通?)指も長いわけじゃない…でも、あの小さな手がなんだか保護慾をそそるような、そんな印象でした。オスカルの手はどんなだったかしら。きっと指はもっと長くて、手も大きいですよね。剣の練習をしてるから、ほんとは握りタコなんてあるんだろうな。でもでも、色は白くて(外では手袋をしてるのよ!)手の甲はきれい…なんてのがいいわ(妄)

『結婚を拒絶するのにアンドレは関係ないと言い切るオスカル』、オスカルらしかったですか? よかったです〜(ほっ)原作のキャラらしさを保つっていうの、すごく気を使います。オスカルはこんなこと言うだろうか、あんなことするだろうかとか…。ジェロにはあんまり不安がないのですが、これから毒ワインに向けて、アンドレの普段のアンドレらしからぬ行動をアンドレらしく書けるかどうかというのが不安。まあ、原作のキャラらしさというのも、人によってそれぞれ少しずつイメージが違うと思うのですけどね。
アンドレは物理的にはオスカル様一筋ではなかったというのはすでに周知のことですが、毒ワイン周辺でもそうだったと思います? 苦悩のあまり酒(これはまあ、普通にあったでしょうが)や女に走る、というパターンと、そんな気にもならない、というパターンと…。アンドレは元来真面目な性格なのですが、その気になれば徹底的な放埓もできうるキャラだと思うのですわ。その気にならないだけで。なんせ情熱的なラテン系男ですから。違うかな。まあ、これも人によって見方が違うのでしょうけどね。



ジェロのオトコっぷり 投稿者:ラーキー  投稿日:2005/10/31(月) 00:45:12
笙子様

お読みいただき、ありがとうございます。
ジェロのオトコっぷり、いけてましたですか? それが書きたかったの〜。オスカルにがんがん迫るジェロが書きたかったのですわ。でもどうしてもアンドレの存在が邪魔をするのよね…。書いてるうちに、いつの間にかOAの絆物語になっちゃうのです。
アンドレのオトコっぷりは…自信ないっす(^◇^; ただわたしもマリ子様と同様、とんでもない暴挙に及ぶアンドレが好きなので、その路線で行ければいいな。

>ベルばらキャラの「誰ゾのファン」とかよく言いますが、私はこの人のファンだからあの人が嫌いとか、そういうのは無いのです。

わたしもそうですわ。主要なキャラで嫌いなキャラっていうのはないですね。フェルゼンだって、もうすこしイイ子じゃない、ワルなところもあったら魅力的だったのに。ベルのキャラはみんな魅力的な欠点があると前にあもん様が書かれてましたけど、原作フェルゼンはそれがなさすぎるのよね。どこから見てもキレイな貴公子すぎるのですわ。


過激イベント 投稿者:マリ子  投稿日:2005/11/01(火) 01:09:59
笙子さま

いらっしゃいませ♪ 「マリア・テレジアとマリー・アントワネット展」は面白かったですが、何かのついでに行かれるくらいで丁度良いかもです。

ラーキーさまのジェローデル素敵ですね。彼は女を見る眼が高いに大賛成であります。彼は見抜く眼を持っていたと思います。いい男にはいい女、それは鉄則であります。相手を見ればその人がわかるというものですわ。『好きになればその人の内面から見抜いていき、かつ、理解しようとするように身体が出来ているのだわ』 好きになれば・・・身体が出来ている、の箇所、実に笙子さまらしいです。(^ー^) 頭も身体も一体ですが、頭でっかちな恋愛ではなく、いい男は身体でスマートに愛を理解するのですね。
『刺激的イベント』 物語が盛り上がるにはこれ次第と言っても過言ではない。愛する人に、または自分の心に気がつかないだけで愛している人には、女はより過激に、刺激的にして欲しいものです。それあってこその男女の仲ですわ。

>ベルばらキャラの「誰ゾのファン」とかよく言いますが、私はこの人のファンだからあの人が嫌いとか、そういうのは無いのです。

私も同じです。誰のファンと特定して考えたことはないです。誰も魅力的です。ただフェルゼンは魅力薄かもしてませんね。これは彼に、ファンの心をくすぐる魅力的な『刺激的イベント』が足りなかったかもしれません。フェルゼンが魅力的になるには、もっと要素が必要です。例えば、弱さと卑怯さなど、どうでしょう。彼には“不倫”が似合う気がするのですが(独身なのに)アントワネットに心を寄せながらオスカルを誘ってしまう。勿論オスカルが彼を好きな時の話です。そこで何かあって、悩んで・・・・ 妄想爆裂、失礼しました〜


SS書きは楽しいですね  投稿者:マリ子  投稿日:2005/11/01(火) 01:12:46
ラーキーさま

『マリア・テレジアとマリー・アントワネット展』 ご覧になっていましたか。東京の会場も人の入りは多かったです。展示会を見たせいか、マリア・テレジアやハプスブルグ家に関する本を読んだりして浸ってしまいました。アントワネットの手は思いの他小さくて、まさに『保護慾をそそるような』という印象でした。オスカルの手はもっとしっかりしていたと思いますが、スラリとしていて細身の手、長い指というイメージだわ。

JOのツーショットを書く為に設定場面を考える・・ まさにSS書きの楽しいところですね。(^.^) 『オスカルがアンドレのためにジェロに謝罪するという設定』 全く不自然ではありませんわ。オスカルは主人として謝ったのでしょうが、そこにアンドレを庇わずにはいられないオスカルの心が垣間見えて素敵です。そして、どうしてもOAの絆を確認する役回りになってしまうジェロ・・鋭い眼力を持っているだけに気の毒です。

>苦悩のあまり酒(これはまあ、普通にあったでしょうが)や女に走る、というパターンと、そんな気にもならない、というパターンと…。
>アンドレは元来真面目な性格なのですが、その気になれば徹底的な放埓もできうるキャラだと思うのですわ。

ここはもう考え方次第ですね。元来真面目でも、ある水準を越えるとどんな行動に出るかわからないところがアンドレですから・・ 原作のイメージを損なうことなくキャラを書くのは難しいけれども楽しいところでもあります。でも、どんな行動を取ろうとも、常に行動はオスカル絡みというか、オスカルを思うが故に・・・・がアンドレですね。
ベルばらのキャラは皆力的なので誰のファンと決めてしまうのはもったいない(?)ような気がします。フェルゼンだってもう少し悪いところを見せていればもっと人気が出たでしょうね。

[460] 更新です。  投稿者:マリ子  投稿日:2005/10/20(木) 23:46:21
ギャラリーにラーキーさまのサイドストーリー「Passion 3. L'embarras 〜当惑〜」をUPしました。
どうぞご覧ください。

下であもんさまに教えてもらいましたが、昨日はジェロさまの誕生日でした。
一日遅れですが、ジェロさまお誕生日おめでとうございます。


Re: 更新です。 投稿者:ラーキー  投稿日:2005/10/22(土) 01:12:18
マリ子様

アップ作業、お疲れさまです。お忙しい中、お手数をかけました。ありがとうございます。ジェロバージョンとは少し違うオスカルバージョンの壁紙もすてきですね。
ジェロ様のおたんじょうび…わたしも120%忘れてましたわ…(^◇^; わたしもアンドレは覚えているのだけど…どうしてかしら? でもでも、お誕生日は忘れてもジェロ様への愛は本物よ(嘘っぽい)

BBSなんかで具体的に書いてみると、同じジェロ好きとは言いつつマリ子様とちょっとずつジェロのイメージが違うので面白いですね。でも、「昼間あんなにやりあっていたのに、夜はすっかり打って変わった態度でなだめすかすことも」できるジェロはぜひぜひ見てみたいわ。ジェロはこうでなくては! 40万ヒットを踏んだら、そんなリクエストしていい?(殴)彼のシニカルなところや辛らつでストレートな物言いも魅力です。で、そんな彼が実はオスカルに心底メロメロというのがやはりファン最大のつぼなんでしょうね。貴族のぼんがまじ恋に落ちて不器用になる…そんなジェロが好きよ〜。


ジェロの誕生日を忘れた私を叱って 投稿者:ラーキー  投稿日:2005/10/22(土) 01:14:32
あもん様

拙作お読みいただき、ありがとうございます。あもん様の勢いよい書きこみはいつも楽しいですわ。JAバトルは場外乱闘。まさにそうですね。で、ジェロファンとして強調したいのは、場外など完全無視できる立場にいるジェロが場外乱闘してしまうところなのですわ。おそらく多くのジェロファンは、そこにジェロの人間味を感じ取っているのでは。

>「召使い発言」は「でも彼女を幸せに(あくまで一般的意味で)出来るのは私だ。どんなに有利でも君は召使い止まりだ。」とアンドレを完全に打ち負かす必殺トドメの一撃だったのではないかと…

これも賛成です。ショコラシーンのわたしの書き方に納得していただいているということで、うれしいです。ただわたしがいまだに迷っているのは、この必殺トドメの一撃の背後にある、「しかし…」なのですよね。この必殺トドメの一撃を、本当にトドメと思えるほどジェロは単純ではない。で、トドメの一撃を食らわせつつ、その背後にあるジェロの迷いというか不安というか、そういうのをどの程度のものとして書くのが一番しっくりとくるか…いまだに迷っているのですわ(^◇^;



つづきです 投稿者:ラーキー  投稿日:2005/10/22(土) 01:15:14
>普通に見ればジェロりんは貴族のぼんぼん体質丸出しでいけ好かない奴ですが…

これにも反論の余地はないわ…。上で書いたように、貴族のぼんがまじ恋に落ちるところがファンとしてはつぼなんだけど、さらに彼のファンとしては、彼はただの貴族のぼんではない!と思いたいのですよね。オスカル様(わたくしねっからのオスカルファンですので)を愛する以上、それだけの資質を彼も持っていたに違いない、と。たぶんそう思えるか思えないかがファンかアンチジェロかの分岐点かもしれません。こういう思い入れを持って書いているので、JAのバトルはとても微妙なのです。ジェロをいい男として書こうとすればするほど、ジェロにアンドレの存在を認めさせざるを得ないのですよね。彼はとても貴族的な人なので身分制を絶対的なものと考えているのでしょうが、しかしアンドレをたかが平民の従僕とみくびることもできない。このバランスがどうも微妙で。わたしはジェロ好きなので、どうしてもジェロを高く評価して書いてしまう(つまりアンドレをただの従僕ではなく同じ人間として、ライバルとして見ている)傾向にあるのですが、あまりにもその傾向が強すぎるのではないかとときどき不安になるのです。ジェロにはもっと貴族的な考えを持たせた方が自然なのかしらとか…。
だらだら書いちゃったけど、意味不明じゃなかったでしょうか(^^;? 失礼しました〜(逃)


ジェロファンの変遷 投稿者:ラーキー  投稿日:2005/10/22(土) 01:35:45
あみ様

お読みいただき、ありがとうございます。
わたしは小学生の初読み時代からジェロが好きでしたが、ショコラシーンは実はよくわからなかったのですよね。ジェロファンがもっとも注目するのは、やはりわがシルフィード…の献身的なジェロと、オスカルの幸福のためにと身をひく潔いジェロ。それと比べるといかにもタカビーな貴族のぼん丸だしのショコラシーンは、最近になるまでわたし自身あまり考えたくない場面でした。この場面が彼の素の姿というよりは、実に微妙でフクザツな葛藤の末に出てきた屈折した感情表現だと思い至ったとき、アンドレファンにとっては(たぶん)許しがたいこの場面も、ジェロの魅力の一つだと思うようになりました。この場面のジェロの心情が手に取るようにわかっていただけたのなら、とてもうれしいです。でもこの場面のジェロ像にはいまだに迷いがあるのですわ…。

ところで、この連載は今のところジェロ物語になっておりますが、実はジェロ物語ではありません。ジェロとアンドレの情熱物語ってとこでしょうか。これからしばらくアンドレモードに入りますが、アンドレキャラじゃないわたしは、書けるかどうかやや不安なのでした(^^;


皆、魅力的です 投稿者:マリ子  投稿日:2005/10/22(土) 20:37:55
ラーキーさま

続編をありがとうございます! お待ちしていました。今回はオスカルさま登場なので、着替えさせるように壁紙を変えてみました。作品に合わせて背景を選ぶのは楽しいです。ラーキーさまもジェロの誕生日をお忘れでしたか・・(幾分安心した管理人) できれば10/19にUPすれば良かった。(ごめんなさい) でもジェロさまに捧げる愛は本物ですから〜 
『オスカル様を愛する以上、それだけの資質を彼も持っていたに違いない』 ラーキーさまの見解には全く賛成です。『ジェロをいい男として書こうとすればするほど、ジェロにアンドレの存在を認めさせざるを得ない』『彼はとても貴族的な人なので身分制を絶対的なものと考えているのでしょうが、しかしアンドレをたかが平民の従僕とみくびることもできない』 ベルばらの登場人物達はどれも、ただの何々、たかが何々で片付けられないほど重厚です。薄っぺらくないのです。だからこれほどまでに人を惹きつけるのだと思います。ジェロの思考のバランスを考えるとその匙加減が難しいですが、ラーキーさまのジェロはこのバランスが非常に良いと思います。

>ところで、この連載は今のところジェロ物語になっておりますが、実はジェロ物語ではありません。ジェロとアンドレの情熱物語ってとこでしょうか。

はいはい、分かっていますわ〜(^o^) これからアンドレの魅力が炸裂するのですね。今回はその伏線敷きというところでしょうか。アンドレが追い詰められそうな予感、展開にドキドキしています。オスカルとジェロのやり取りも素敵。いつも二人は近衛でこんなふうだったのかしらと想像してしまいました。オスカルの手にキスをするジェロの描写と無意識のうちにアンドレを庇うオスカルが良いです。オスカルに会うために率先したり用事を作ってまでジャルジェ家に来るジェロさまもツボです。
同じジェロ好き同士でイメージを語り合うのは楽しいです。昼間と夜で態度の違うジェロに賛同してくださり嬉しいです。40万の件は勢いで口走ってもので全く自信はありません。(^^;)どうかお手柔らかにお願いします。


続編拝見しました。 投稿者:  投稿日:2005/10/24(月) 14:06:21
マリコさま、皆様こんにちは。
19日はジェロの誕生日だったんですね(^^;
彼は天秤座!天秤座の人は容姿端麗でセンスも良い(中には例外が…)と占いの雑誌で読んだ事があります。ジェロも自分の容姿に自身がありましたよね〜黒木瞳,松嶋菜々子もそうですよね。男性が思い出せない(+_+)
ラーキーさま
ショコラ事件(?_?)の後は原作では婿捜し舞踏会なので何か物足りなさを感じていました。次回はあのシーンなのですよね(^^)オスカルの心情の変化が楽しみです♪
>この連載は今のところジェロ物語になっておりますが…
本当ですか(?_?)ジェロファンのラーキーさまがアンドレの事を書いて下さるとは嬉しい限りです(^^)
↓ず〜と下の話題で恐縮ですが
こちらのサイトが熱烈なジェロ(勿論オスカルも)ファンである事をスッカリ忘れていた私(*_*;
ベルサイトデビューして一年半経ちましたが、熱烈なオスカルファンの方々はジェロやフェルゼンには好意は寄せていてもアンドレに対しては…アンドレファンとしては寂しいですが(><)下克上キャラである事は間違いないし…一巻の目立たない脇役のままだったら私もこんなに嵌る事も無かったのにと思っています。「ブラビリ」「毒殺」オスカルファンの方々は「アンドレ何て事を…」と思ったのでしょうね(+_+)
然し「毒殺」事件の後大人しくなってしまった彼。三部会のハードな勤務中オスカルがソファーに「疲れた〜」と腰を掛けた時、彼は隣ではなく肘掛けに座っている画を見て何とも言えない気持ちになりました。まさかオスカルが膝枕するとは思ってもみなかっつたのでは?彼の謙虚さと強引さを兼備えた所が大好きなのです♪


心情描写を楽しみに・・ 投稿者:マリ子  投稿日:2005/10/25(火) 23:02:33
佑さま

ベルばら登場人物で星座占いをしてみると、どれもぴったり当てはまるようです。山羊座のオスカルと乙女座のアンドレは相性ばっちりではなかったでしょうか。
ラーキーさまはジェロに深い理解をお示しですが、アンドレも大好きな筈です。熱烈OAファンといったところでしょうか。原作ではショコラ事件の後はすぐに舞踏会で、次の出番でジェロさまはふられていますが、そこに至るまではさまざまな葛藤や駆け引きや感情の渦が三者の間にあったはずです。ラーキーさまがそこに至る過程を精密に書いてださることでしょう。

>オスカルの心情の変化が楽しみです♪

オスカルは軍務に忙しく、自分の人生や身を振り返る余裕が無かったかもしれませんね。またアンドレといることが非常に心地良く、そういったことを考える間もなく日々が過ぎていたかもしれません。オスカルの育ちや環境を考えると悩みなしとは思えませんが、オスカルが愛や結婚や女としての人生を真剣に考える場面です。ラーキーさまの細やかな心理描写がどういった心情を描き出してくれるか楽しみです。
こちらのサイトは何かと不遇な役回りのジェロさまを応援していますが、ばりばりアンドレファンの方も大勢いらっしゃいます。勿論オスカルファンも多いです。『熱烈なオスカルファンの方々はジェロやフェルゼン』というよりは、アンドレもジェロも、だと思います。(^.^) 私はオスカルさま大好きですが「ブラビリ」と「毒殺」では「アンドレ何て素敵な事を…」と思いました。
三部会のハードな勤務中の膝枕は良かったですね。私もお気に入りの場面です。オスカルらしい心情の告白とアンドレの涙。その意味を考えると感慨深いです。


Re: 続編拝見しました。  投稿者:ラーキー  投稿日:2005/10/26(水) 21:09:12
佑様

拙作お読みいただき、ありがとうございます。
てんびん座の人は容姿端麗でセンスもよいのですか。まさにジェロにぴったりの星座ですね。ま、理代子先生、そこらへんはしっかり考えて星座を選んでおられると思いますが。

>ショコラ事件(?_?)の後は原作では婿捜し舞踏会なので何か物足りなさを感じていました。次回はあのシーンなのですよね(^^)オスカルの心情の変化が楽しみです♪

今回この連載を書くために原作を読みなおしてみると、
ジェロ登場 → 発砲事件 → ショコラ → 舞踏会宣言と舞踏会 → アンドレヌーベルエロイーズを読む → ディアンヌの結婚話 → 毒ワイン → ジャルママとの会話 → 馬車襲撃
と、ものすごくハイテンポな急展開になっております。ちょっとびっくりするくらい。よくぞこれだけの少ない場面で、あれだけの事件を書けたものだ…(@@)と感心しますです。
わたしはとてもそんな芸当はできないので、あのシーン(ってあのシーンですよね?>なんのこっちゃ)に行きつくまでにはまだまだ時間がかかりそう…。しばらくアンドレに地獄の底でのたうっていただこうかと…(鬼)。
こちらのサイトはアンドレファンの方が多いと思います。ジェロファンといっても、マリ子様をはじめアンドレもジェロも両方好きという両刀使い(?)ですわ。原作至上主義、OA主義が基本で、もちろんわたしもOA至上主義です。アンドレ単体ではなく、オスカルの相棒としてのアンドレが好き、という感じかな。ブラビリも毒ワインも好きな場面ですよ。過激なアンドレ、大好きです。ただ、アンドレキャラじゃないので、自分で書くとなると、書きにくいのよね…(ぶつぶつ)



Andre`♪ 投稿者:mima  投稿日:2005/10/26(水) 23:07:46
佑様の『彼の謙虚さと強引さを兼備えた所が大好きなのです』
アンドレの魅力を一言でズバリ、と表していますね。

子供の頃はオスカルさま♥に憧れまくっておりましたが、年と共にアンドレの色気にクラクラとなっている私です。
謙虚すぎても、強引すぎても男性は魅力を失うものですが、(女性もですけど)アンドレの場合、その割合と行使場所をはずさないのです。
そういう意味ではジェロさんも、謙虚さと強引さを兼備えた人物像ですね。

『心やさしく あたたかい男性』が真に男らしい頼りになる男性なら、アンドレ、ジェロ、アランを虜にするシルフィードの女らしさとは....と自問してみました。
的確な言葉が見つかりません。羅列はできても、一言で表すとなると。
フィロソフィーの世界から、しばらく抜け出せそうもありません。


Re: 更新です。 投稿者:ラーキー  投稿日:2005/10/27(木) 01:13:15
マリ子様

ちょっとよそ様のBBSで小耳にはさんだのですが、アニばらの仏語版のDVDってあるのですね。わたくしアニばらは見るに耐えない派なのですが、オスカルの台詞をフランス語で聞けるとなると、ちょっと食指が動いてしまったわ(でもうちにはDVDがない。トホホ…)パワーさんのサイトでは紹介してなかったようなので、どこで買えるのかよくわからないのですが。
でもそれより、原作仏語版の朗読CDなんてあったらいいのにな。名場面だけ2〜3枚のCDに収めて。CD1枚でもいいわ。そんなのあったら、絶対買うのにな。だってあのOAの声がフランス語で聞けるなんて…(倒)ジェロの口説き場面も(再倒)ああ、誰かそんなCDを発売して…。

>オスカルとジェロのやり取りも素敵。いつも二人は近衛でこんなふうだったのかしらと想像してしまいました。オスカルの手にキスをするジェロの描写と無意識のうちにアンドレを庇うオスカルが良いです。オスカルに会うために率先したり用事を作ってまでジャルジェ家に来るジェロさまもツボです。

わたしが一番書きたかったところで反応していただいて、嬉しいです。励みになりますわ…。ジェロファンとしては、オスカルとジェロの会話は、書いててとても楽しいのです。でもアンドレファンの多いこちらのサイトでは、みなさん引いてしまったかも。掲示板盛り下がってしまったようでスミマセン…(^^; これからもっと盛り下がったらどうしよう…(困)
オスカルに対するときのジェロのイメージはわたしの中ではかなり確立していて、好き勝手に書いておりますが、人によっては違和感があるかもしれません。あと、オスカルがジェロに、結婚を拒絶するのにアンドレは関係ないと言い切るところでひっかかったというご意見もいただきました。オスカルがアンドレのためにジェロの結婚を受け入れられないと自覚したときは、はっきりとジェロにそう言うし、ジェロもそれを受け入れる。そう自覚するまでは、オスカルは中途半端にアンドレのことを持ち出したりはしない、というようなイメージで書いてますが、やっぱり引っかかるのかな…。 
オスカルの心理…あんまり考えてなかったわ(殴)ジェロとアンドレにばっか注目していたもので。こりゃまずい(焦)
膝枕で告白。素敵な場面です。でもわたしは言いたい。なんで、いまごろなのさ? あの準愛の告白的発言は、ジェロ求婚事件の直後に言われるべき台詞だわ! そうしたらアンドレだって、もっともっと嬉しかったでしょうに…


仏語版 投稿者:mima  投稿日:2005/10/27(木) 15:34:20
ラーキー様

何処かのサイトで、仏語版アニばらの名場面音声が聞けるところがありました。聞いたことがあるのだけれど、アドレス紛失.....。(泣)
再発見したら、お知らせしますね。


Re: 更新です。 投稿者:あみ  投稿日:2005/10/27(木) 22:08:35
マリ子さま、皆様こんばんは。

ラーキーさま、

>ところで、この連載は今のところジェロ物語になっておりますが、実はジェロ物語ではありません。ジェロとアンドレの情熱物語ってとこでしょうか。

すっ、すみません、わたしったらとんだはやとちりを・・・。でもこれからアンドレモードですかっ!ますます目が離せなくなりそうですね。3作目も拝読しました。今回は原作には出てこないショコラ事件でのオスカルの心情がつづられていて、オスカル大好きの私はついつい入り込んでしまいました。

>つまらないことで男に負い目を負いたくはなかった。ましてやアンドレに負い目を負わせたくはなかった。

アンドレをかばう為にあとさき考えずに私室にジェローデルを呼び入れたオスカル。いつもは冷静なオスカルがアンドレのこととなると我を忘れてムキになってしまう。ツボです。でもそれはジェローデルにはお見通しなんですよね。だからこそ余計にオスカルを手に入れたい、彼女を幸せに出来るのは自分なのだからという感情が沸いてくるのでしょうか。今後はアンドレの苦悩と情熱が描かれていくのですよね。楽しみです^0^

フランス語版のアニばらDVD、私も小耳にはさんで調べては見たのですが。Amazonのフランス語版で検索すると出てきました。でも引越し貧乏の私にはどうしたって手が出ないのだわ・・・。フランス語を喋るOA、私もとっても興味があります。mimaさまがおっしゃっていた仏語版アニばらの名場面音声が聞けるサイト、是非見てみたいです。



ゆっくり行き着いてくださいませ 投稿者:マリ子  投稿日:2005/10/28(金) 19:12:20
ラーキーさま

ベルばら最大山場であるショコラからワインまでを丁寧な筆致で描いてくださり、いつも深い考察や鋭い洞察、ベルばらに対する愛で掲示板を盛り上げてくださり感謝しています。(^o^) SS書きも楽しいですが、こうして意見を交しながら、皆様の考えや感じ方に触れるのが楽しいです。

>わたしはとてもそんな芸当はできないので、あのシーン(ってあのシーンですよね?>なんのこっちゃ)に行きつくまでにはまだまだ時間がかかりそう…。しばらくアンドレに地獄の底でのたうっていただこうかと…(鬼)。

ベルばらは漫画ですし少女向けということなので、描ける内容にもページ数にも制約があったと思うのです。でも舞台設定や登場人物などは大人の鑑賞に堪えられるものです。『Passion』は原作になぞらえながらも、ラーキーさまの視点や意見が入っていて、原作では急展開で過ぎていった間や心理にじっくり浸れます。『地獄の底でのたうつアンドレ』 良いですわ〜 悩み、葛藤、破壊といった魅力炸裂のアンドレをお願いします。
『結婚を拒絶するのにアンドレは関係ないと言い切るオスカル』ですが、ここは実にオスカルらしいと思いました。原作でもジェロの求婚を断わる場面で「そのような対象として考えたことはなかった」と言い切っています。『オスカルがアンドレのためにジェロの結婚を受け入れられないと自覚したときは、はっきりとジェロにそう言う』 にも賛成です。それがアンドレに対してもジェロに対しても誠実な態度だと思います。それは、この時点のオスカルにアンドレを思う気持ちが無いというのではなく、そういった意識をしなかった故にでしょうが・・ オスカルが自分の心を見つけるのは、この一件がきっかけになったと思います。

『アニばらの仏語版のDVD』があるようですね。以前TVでフランス語版アニばらをちらっと見たことがありますです。アンドレ臨終の場面でしたが、意外と早口でまくし立てていました。でも声は低くてセクシーな声でアニばらの声優さんの声に似ていました。耳ではフランス語を聞きながら、頭の中では「いつからだ! なぜついてきた!」の台詞が駆け巡っていました。『原作仏語版の朗読CD』もよいですねー! 『名場面だけ2〜3枚のCDに収めて』 欲しいです。私はきっとジェロの口説き場面を擦り切れるほど聞くでしょう。


謙虚さと強引さを兼備えた男 投稿者:マリ子  投稿日:2005/10/28(金) 19:16:25
mimaさま

アンドレの魅力は『謙虚さと強引さを兼備えた所』 佑さま、本当に言い当てていますね。

>謙虚すぎても、強引すぎても男性は魅力を失うものですが、(女性もですけど)アンドレの場合、その割合と行使場所をはずさないのです。

謙虚であるべき所と強引に出て欲しい所、アンドレの場合はそれが女性のツボにぴったり合致しているのですわ。ええ、神業と言っていいくらいに。かつ、外見内面とも女性が好ましいう思う全ての要件を兼ね備えていますから、若干強引であろうかと思えるくらいのブラウスやワインであっても、それは非難されるどころか、魅力倍増装置になるわけです。
子供の時と大人になってからの再読では見方感じ方が違うかもしれませんね。私は子供の頃読んだ時はあんなに凛々しかったオスカルが実はこれほど瑞々しい女の感性を備えていたのかと驚いた覚えがあります。もちろん彼女を取り巻く男達の魅力にもクラクラです。
仏語版アニばらの名場面音声が聞けるところが見つかりましたらぜひ教えてくださいませ。


心理劇 投稿者:マリ子  投稿日:2005/10/28(金) 19:19:05
あみさま

ラーキーさまのお話は一連の事件を題材に、それぞれの見地から心理や葛藤を細やかに書き出してくれています。連載も長く続きそうです。どうぞお楽しみに・・!

>アンドレをかばう為にあとさき考えずに私室にジェローデルを呼び入れたオスカル。いつもは冷静なオスカルがアンドレのこととなると我を忘れてムキになってしまう。ツボです。

同じです! こういった言葉に表さずとも行動に出てしまう、本人さえ気づかない心理を書き出した描写って良いですね。そしてオスカルさえ気づかないそれに、気づいてしまうジェローデルも・・ これにどうアンドレが絡んでくるのでしょうか。
ラーキーさまのSSは心理描写が巧みなのでこれからも臨場感あふれる心理劇が堪能できると思います。
フランス語版のアニばらDVD、Amazonで買えるようですね。一度は聞いてみたいですが、手に入れるとなるとどうでしょう。フランス語の勉強になるかしら・・・

[459] お久しぶりです  投稿者:あみ  投稿日:2005/10/20(木) 00:57:40
マリ子様、皆様、お久しぶりです。引越しでしばらくご無沙汰しておりました。しかしネットに接続するのに1ヶ月もかかるなんて思っても見なかったワ。でもでも、ネット落ちしていた間にマリ子さまの新作SSアップ、そしてラーキー様のジェローデル物語続編アップ!2倍得した気分になりました。

マリ子さま、

とてつもなく間の抜けた時期の感想で申し訳ありません。新作SS、一気に読ませていただきました。第3者から語られるOA,私のだーい好きなスタイルです。いたずらっぽい目を輝かせながら採寸を受けるオスカル、アンドレと同じ服にしてと興奮しながら頼むオスカル、彼らのいた幸せなジャルジェ家の日々。目に浮かぶようです。主人公にとってはこれらの思い出が現実にあったからこそ、革命に散っていったオスカル、アンドレ、そして自分を取り巻く移ろいいく現実を思うと余計に切なく、哀しくなるのでしょうか?後編に続くとなっていたので、必死になって探してしまいました。久々のネットで頭がぼけているようです。話は変わりますが、オスカルのうなじ、実はアンドレでさえ、めったに拝めなかったのでは?そう思うとお針子の仕事って結構オイシイのかも。でもドレスを着た美しいオスカルの背中、女の私でも一度見てみたいと思いました。


続・お久しぶりです 投稿者:あみ  投稿日:2005/10/20(木) 01:11:37
ラーキーさま、

ジェローデル物語第2弾、読ませていただきました。山場のショコラシーンですね。ジェローデルの心情が手に取るように綴られていて、どきどきしました。実は初めてベルばらを読んだお子ちゃま時代はジェロのことを全然理解できなくて。。「愛しているから身を引く」というところも「あっさり身をひいちゃうなんて、オスカルのことそんなに好きじゃなかったんだー。」と思ってんですよ。でも今考えていると深いキャラですよね。オスカルを思っていた年月だってアンドレに匹敵するものがあるのかもしれないし、断頭台に上る覚悟でオスカルの信念を尊重するのも生半可な愛では出来ないことでしょうし。ラーキー様のSSでジェロが開拓されていくのを見るのはベルばら世界観が広がってとても楽しいです。

mimaさま、

とんでもない亀レスで申し訳ありません。私の場合、ダンナがイギリス人とは言っても日本に住んでいるので、イギリスの現地情報はあまり分からないのです。。すみません。ただ、イギリスはフランスやイタリアなど他の国に比べると日本のアニメや漫画の浸透度は低い気がします。ダンナの里がイギリスの北のイナカだからかもしれませんが、本屋でマンガ本を見たこともないですし、日本のアニメも、ポケモンはやってましたが、それ以外には他国で知られているメジャーなもの(ハイジとかセーラームーンとか)はやってなかったかな。ロンドンに行けば事情は違うのかもしれません。今度機会があったらリサーチしてみますね。


お帰りなさいませ!  投稿者:マリ子  投稿日:2005/10/20(木) 23:08:00
あみさま

お引越し、無事お済みになったようで何よりです。お疲れは出ませんか? 引越しは思いの他、身体を動かしていますので、疲れが出ないよう充分お気をつけになってください。
「誕生日のドレス」を読んでくださりありがとうございます。第三者の目から見た在りし日のオスカル、アンドレを書くのが好きです。ジェルジェ家と縁の深かったドレス職人の目を通して、オスカルのドレスの秘密を書きながら、彼女の人生に大きな影響を与えたジェルジェ家やオスカルや幼い頃から大人に至るまでのOA二人の絆を書きたかったです。

>主人公にとってはこれらの思い出が現実にあったからこそ、革命に散っていったオスカル、アンドレ、そして自分を取り巻く移ろいいく現実を思うと余計に切なく、哀しくなるのでしょうか?

ベルキャラにない人物を出すときは彼等の人生をOA(またはその他のベルキャラ)にオーバーラップさせるようにしています。OAを描きながら、もう一つの人生も書けたらと思っています。
オスカルのうなじ、意外と盲点でアンドレさえ拝めない聖域かもしれませんね。文中では豊かな金髪を両腕で掻き上げ、背やうなじが露になるところが色っぽいかと思い、入れてみました。できることならアンドレに見せてあげたいです。後編は今書いている途中です。(^^;) テンポよく行きたいと思いながら、間が開いてしまいましたが、続きが書けましたらまた読んでくださいませ。
身を引くジェローデル、我がシルフィードのジェローデル、彼の心情が理解できるのはある程度大人になってからかもしれませんね。表面だけだと、いけ好かない奴かもしれませんが、彼の心情を理解しようとすると、そこにはまた切ないものがあるようです。ラーキーさまがその姿を余すとところなく見せてくださるでしょう。

[458] 花園プチ更新  投稿者:マリ子  投稿日:2005/10/15(土) 23:29:27
秘密の花園に笙子さまが2ページめを作ってくださいました。(^o^)
でも、肝心なところに写真がないのですがー!! 見たい見たい見たい! どんな上玉がいるのか!
お願いしますよ、笙子さま〜
セクシーアンドレ、伊太利亜の言葉に激しく反応しています。

ベルばらkids、今週は「公爵と決闘だと、このばかもの!」のシーンとドレスを着たオスカルでした。
2コマめの「あ、フェルゼン」のオスカルがかわいい!
いつものパワーさんのサイトに行ったらもうUPされていなかったわ。残念。
はやく本になると良いですね。


Re: 花園プチ更新 投稿者:mima  投稿日:2005/10/16(日) 09:03:39
セクシーアンドレ、誰なのでしょう、ワクワク、興味津々。

チョット年がいってますが、(20代ではない、という意味)国営放送の元女性アナ。
アントワネットのイメージです。は、女性にはあまり興味が?
そうですわね。

失礼しましたっ。(----逃)



Re: 花園プチ更新 投稿者:あもん  投稿日:2005/10/18(火) 16:53:36
マリ子さま mimaさま 皆様

公式BBS見ましたか?理代子先生自らベルばら実写版についての感想云々書かれてますね。
Yプロデューサーさん、生きてるうちに撮り直したいってマジかしらん?
笙子さま、皆様の夢のキャストも夢でなくなる?
そのときはキャスティング委員長宜しくです笙子さま!
(気が早い奴・・・)


ベルばら実写 投稿者:マリ子  投稿日:2005/10/18(火) 22:34:24
公式BBS、池田理代子オフィシャルサイトですね。
見ましたです!
あもんさま、いつもホットな情報をありがとうございます。
ベルばら実写は夢のまた夢と思っていましたが、事の運びによっては実現するかも〜?!
プロデューサーさまには、美男研究家の肩書きを持つ、我がサイトが誇る「ベルばら映画キャスティング強化委員長」を、ぜひ俳優選考委員のメンバーに選んでいただきたい。
少ない予算でも(おい!)豪華絢爛で、原作のイメージにぴったんこで、ファンの期待に応えるコスプレ映えのする俳優が紹介できると思います。
そして、今度撮るなら絶対フランス語で!
観終わった後、生きてて良かったと陶然となるような映画をお願いします。

mimaさま
国営放送の元女性アナでアントワネットのイメージ・・ 誰かしら・・うう、わからないわ。
イタリアの放送局には人材が沢山いそうですが・・・ TVを見るのも楽しそう!


Re: 花園プチ更新 投稿者:mima  投稿日:2005/10/19(水) 07:42:04
国営放送の元女性アナは"Alessandra Canale"です。
画像検索でいろいろ出てくるはずです。

夢の実写版、ついに現実化????
おすすめ俳優陣を一般投票で募ってくれないかしら。
脚本は池田先生で、仏語脚本にも(ええ、当然ながら仏語ですよね)、ご本人に目を通していただきたいですね。(英、仏、独、伊とお分かりになるようですから。オフィシャルBBSで、各語で答えられているのを見て、すごいなーっと、ただただ感心するばかりです。)


映画化祈願 投稿者:マリ子  投稿日:2005/10/20(木) 22:48:53
mimaさま

Alessandra Canale ご紹介ありがとうございます。上品で優しそうなアントワネットさまですね。

>おすすめ俳優陣を一般投票で募ってくれないかしら。

めでたくも映画化運びの折にはぜひファンの声を聞いて欲しいですね。でも、かえってごちゃごちゃになるかしら。私は「hanazono」のキャスティングが一番だと思うのですが・・・ ぜひこのキャスティングでベルばら映画を観たいです!
理代子先生は努力して語学を習得されたようですね。いつもパワフルで新しいことにチャレンジする姿勢に教えられます。


花園の奥にとっておきが! 投稿者:マリ子  投稿日:2005/10/22(土) 20:33:36
笙子さま!

私めの絶叫に応えてくださり、写真のUPをありがとうございます!(T▽T)
ぎゃお〜ん、カッコいいよ〜(感涙) 彼はモデルですか? 動かないの?
文句無しの美形で、お年も良いですわね。スーツの決まり具合も絶品。男はこうでなくっちゃ。
こんな従僕が後に控えていたらと思うと・・・・・ たらたらたら・・








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